JP3046022U - 椅子・テーブル脚用の接床キャップ - Google Patents

椅子・テーブル脚用の接床キャップ

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Publication number
JP3046022U
JP3046022U JP1997007477U JP747797U JP3046022U JP 3046022 U JP3046022 U JP 3046022U JP 1997007477 U JP1997007477 U JP 1997007477U JP 747797 U JP747797 U JP 747797U JP 3046022 U JP3046022 U JP 3046022U
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JP
Japan
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floor
flooring
cap
felt
carpet
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997007477U
Other languages
English (en)
Inventor
憲二 国本
Original Assignee
株式会社ソーゴ
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/002Chair or stool bases

Landscapes

  • Legs For Furniture In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フローリングやカーペットに優しく、耐久性
に優れる椅子・テーブル脚用の接床キャップを提供す
る。 【解決手段】 エラストマー製のキャップ本体3の底部
3aの下面に、フェルトによる接床板4を一体にインサ
ート成形してある。フェルトによる接床板4はフローリ
ングやカーペットに対し滑り性を確保できてキャップ本
体3の底部3aの擦り切れ防止に役立ち、フローリング
やカーペットの傷付きも防止できる。とくにフェルトに
よる接床板4は砂粒やヘアーピン等のような固い物を踏
んでも局部的に凹むため、フローリング側に傷を付ける
ことがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、フローリングやカーペットの傷付きを防止するために、椅子やテー ブルの脚の下端に被せ付ける接床キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の接床キャップは、俗にゴムキャップと称され、一般に、高い弾性と引 張強さをもつエラストマーで成形されたものが多い。これは椅子やテーブルの脚 の下端に嵌め込み易く、嵌め込み後は外れにくく、緩衝性にも優れるからである 。しかし、エラストマーのみからなる接床キャップは、頻繁にフローリング上で 擦れるに伴い摩耗して薄くなり、擦り切れやすい。 そこで、最近では、エラストマー製の接床キャップの下面に、補強目的でフッ 素樹脂製の接床板を一体にインサート成形したものが出現している(文献不詳) 。これによれば、フローリングやカーペットに対し滑り性を確保できるため、擦 り切れを防ぎ、耐摩耗性も向上できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、エラストマー製の接床キャップの下面に一体成形したフッ素樹脂製 の接床板は、上記利点を有する反面、その材質上固いため、砂粒やヘアーピンな どのような小さくて固い物を踏みつけると、フローリング側に傷が付き、本来の 傷付き防止機能が低下するという問題があった。
【0004】 そこで本考案の目的は、上記問題点を解決するためになされたもので、フロー リングやカーペット上での滑り性を確保できて接床キャップの擦り切れ防止を図 れ、しかもフローリングやカーペットに対して優しく、傷を付けることがない椅 子・テーブル脚用の接床キャップを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案の椅子・テーブル脚用の接床キャップは、エラストマー製の有底筒形の キャップ本体3の底部3aの下面に、フェルトからなる接床板4を一体にインサ ート成形したものである。
【0006】
【作用】
フェルトからなる接床板4は、フローリングやカーペットに対し滑り性を確保 でき、緩衝性もあって優しい。また、かかる接床板4は軟弾性を有し、砂粒やヘ アーピンなどのような固い物を踏み付けても局部的に凹むため、フローリング側 に傷を付けることがない。 フェルトからなる接床板4はエラストマー製のキャップ本体3の下面に対しイ ンサート成形することによって、接着剤で付ける場合よりも強固に一体接合され るので、剥がれることがなく、耐用性に優れる。キャップ本体3の成形と同時に 接合一体化できるので、加工工数も少なくて有利である。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の一実施例を図1および図2に基づき説明する。各図において、1は椅 子あるいはテーブルの脚、2は本案の接床キャップで、椅子あるいはテーブルの 脚1の下端に被せ付けられる。接床キャップ2は、エラストマーを成形材料とし 、脚1の断面形状に対応する断面円形や多角形の有底筒状に成形されたキャップ 本体3と、このキャップ本体3の成形と同時に、その底部3aの下面に重合状態 に一体にインサート成形されたフェルトからなる接床板4とからなる。 キャップ本体3の成形材料であるエラストマーとしては、例えば、ポリオレフ ィン系、スチレン系、塩化ビニル系などの熱可塑性エラストマーを用いる。接床 板4を構成するフェルトは、羊毛、あるいはその他の獣毛や合成繊維などの繊維 を原料とし、湿気、熱、圧力を加えて繊維をからみ合わせ、縮絨させてシート状 にしたものである。
【0008】
【考案の効果】
本考案によれば、エラストマー製のキャップ本体3の底部3aの下面に、フェ ルトからなる接床板4を一体にインサート成形するという簡単な手段で、フロー リングやカーペットに対し滑り性を確保できるため、キャップ本体3の底部3a の擦り切れを防止でき、フローリングやカーペットの傷付きもよく防止できる。 とくにフェルトによる接床板4は、砂粒やヘアーピン等のような固い物を踏みつ けても凹むため、フローリング側に傷を付けることがなく、またキャップ本体3 の底部3aにインサート成形により強固に一体接合できて耐用性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の接床キャップを椅子・テーブルの脚
下端に装着した状態で示す縦断正面図である。
【図2】図1に示す接床キャップと椅子・テーブルの脚
下端とを分離状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
1 椅子・テーブルの脚 2 接床キャップ 3 キャップ本体 4 接床板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子やテーブルの脚1の下端に被せ付け
    る接床キャップであって、エラストマー製の有底筒形の
    キャップ本体3の底部3aの下面に、フェルトからなる
    接床板4を一体にインサート成形してある椅子・テーブ
    ル脚用の接床キャップ。
JP1997007477U 1997-08-06 1997-08-06 椅子・テーブル脚用の接床キャップ Expired - Lifetime JP3046022U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016030078A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 株式会社日本ロックサービス 家具脚用キャップ

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