JP3045572B2 - セル式無線電話装置の信号通信の信頼性を増強する方法と装置 - Google Patents

セル式無線電話装置の信号通信の信頼性を増強する方法と装置

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JP3045572B2 JP3206016A JP20601691A JP3045572B2 JP 3045572 B2 JP3045572 B2 JP 3045572B2 JP 3206016 A JP3206016 A JP 3206016A JP 20601691 A JP20601691 A JP 20601691A JP 3045572 B2 JP3045572 B2 JP 3045572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動ステーションと基
地ステーションとの間の信号通信の信頼性が増強され
る、セル式移動無線電話装置に関する。さらに詳細にい
えば、本発明は、セル式移動無線電話装置のダイナミッ
ク/アダプティブ・チャンネル割り当て規則またはチャ
ンネル再利用計画が、移動ステーションに対し信号通信
の信頼性を増強するために、隣接する基地ステーション
に対しそれらに割り当てられていない特定のチャンネル
を利用することを可能にするように一時的に変更され
る、方法と装置に関する。本発明は、FDMAや、TD
MAまたはCDMAを用いた装置で実施することができ
る。
【0002】
【従来の技術】セル式移動無線電話装置において、1つ
の無線チャンネルに設定された接続を有する移動ステー
ションが、1つの基地ステーションが受け持つ1つのセ
ルから他の基地ステーションが受け持つ他のセルへ移動
する時、この設定された接続を保持できることが重要で
ある。また、この無線チャンネルがより大きな相互干渉
を受ける時、1つの無線チャンネルに設定された接続の
中の移動ステーションが、同じセルの中のこの設定され
た接続を保持できることが好ましい。移動ステーション
が1つのセルから他のセルへ移動する時、移動ステーシ
ョンが設定された接続を保持できる手続きが受け渡し動
作である。
【0003】従来のセル式装置では、複数個の周波数を
用いたFDMA(周波数分割多重アクセス)およびTD
MA(時分割多重アクセス)のいずれを用いても、多数
個の通信チャンネルを有する基地ステーションの受け持
ち範囲内に多数個の移動ステーションを有することがで
きる。CDMA(コード分割多重アクセス)では、予め
定められた時間スロットを有しない1つの広い無線周波
数帯域が、全部の移動ステーションによって共有され
る。この周波数帯域の中で、複数個の移動ステーション
が、異なるコードに従い、特定の移動ステーションに対
応する各搬送波を周波数移動することにより、複数個の
チャンネルにわたって同時に送信することができる。し
たがって、FDMAでは各チャンネルは異なる周波数に
割り当てられ、TDMAでは1つの周波数での送信に対
し対応する1個または複数個の時間スロットに割り当て
られ、およびCDMAでは各チャンネルは異なるコード
に割り当てられる。これらの通信チャンネルは、典型的
には、隣接する基地ステーション受け持ち領域に関し
て、特有である。
【0004】セル式移動無線電話装置は、しばしば、ど
の通信チャンネルが対応する基地ステーションを通して
特定のセルの中の移動ステーションによって用いられる
べきであるかを決定するために、ある種のチャンネル利
用計画またはチャンネル割り当て計画を必要とする。例
えば、FDMA装置は典型的には周波数再利用計画を有
する。この周波数再利用計画は、隣接するセルに割り当
てられた周波数の再利用に関し制限を加える。周波数再
利用計画では、チャンネルが共通であることによる混信
という問題点を避けるために、隣接するセルでは、同じ
周波数を用いないようにする。TDMA装置は、典型的
には、周波数/時間スロット再利用計画を有し、この周
波数/時間スロット再利用計画は、隣接するセルに割り
当てられた周波数および時間スロットの組み合わせの再
利用に関し制限を加える。TDMA装置において、周波
数に関する時間スロットの再利用計画は、チャンネルが
共通であることによる混信の問題点を避けるために、隣
接するセルが同じ周波数の同じ時間スロットを使うこと
を排除する。
【0005】再利用計画によりチャンネルの割り当てを
固定する代りに、ある種のセル式装置では、通信チャン
ネルの割り当てをダイナミックに、またはアダプティブ
に行なう。すべてのチャンネルが、すべてのセルに対
し、通常のトラフィックに従って割り当てられるべき共
通の資源になる。それにもかかわらず、隣接するセルま
たは近傍のセルでは同じチャンネルを用いることは、混
信による問題点を避けるために、排除されなければなら
ない。
【0006】受け渡し命令伝撻のようなメッセージ信号
通信は、通常、移動ステーションと、この移動ステーシ
ョンと設定された接続を有する基地ステーションとの間
の通信により、実行される。よく知られているアナログ
・セル式ネットワークでは、基地ステーションは移動ス
テーションの呼出し接続の信号強度を持続的に監視し、
そしてもしこの信号強度が特定の閾値より小さいと判定
されるならば、中央スイッチング制御装置が受け渡し手
続きを開始するであろう。目標基地ステーションと付随
するチャンネルがこの移動ステーションに対して決定さ
れ、そして移動ステーションは、目標基地ステーション
のこの選定されたチャンネルに同調するように命令され
るであろう。けれども、この命令はもとの基地ステーシ
ョンによって送られ、そしてもし移動ステーションがこ
の基地ステーションの受け持ち領域を既に去っているな
らば、またはこのメッセージが混信により隠されるなら
ば、受け渡しは不成功となり、したがって、呼出し接続
の切断が起こるであろう。
【0007】1989年3月7日付スペア名の米国特許
第4,811,380号はこの問題点を解決する提案を
行ない、呼出し切断を保護するセル式無線電話装置を開
示している。この開示された装置は、もし基地ステーシ
ョンによって送られた受け渡し命令が移動ステーション
によって受け取られないならば、移動ステーションは呼
出し接続が失われたことを判定するように動作する。移
動ステーションは、基地ステーションに付随する制御チ
ャンネルを通して最高の信号強度のえられる接続を捜し
て、制御チャンネルを走査する。この基地ステーション
は受け渡しのための目標基地ステーションとして最も可
能性の高いものであり、そしてスイッチ制御装置は呼出
しの再接続を要求するであろう。その後、移動ステーシ
ョンは、目標基地ステーションから新しい周波数のトラ
フィック・チャンネルに割り当てられる。この手続き
は、それがこのような装置に用いることができる前に、
TACS、IS−3、およびIS−54のような現在用
いられているセル式スタンダードの変更を必要とする。
【0008】
【発明が解決しようする課題】本発明の全体的な目的
は、基地ステーションと移動ステーションとの間の信号
通信でより大きな信頼性を有するセル式電話装置をうる
ことである。
【0009】本発明のまた別の目的は、基地ステーショ
ンと移動ステーションとの間の信号通信により大きな信
頼性を有し、しかし一方、適用可能なスタンダードによ
り現在設置されているまたは計画されている多くの装置
と互換性を有する、セル式移動無線装置をうることであ
る。
【0010】本発明のまた別の目的は、地上装置によっ
て送られた受け渡し命令が移動ステーションによって正
しく受け取られ、そしてそれにより、呼出し接続の受け
渡しが確実に成功する、セル式電話装置をうることであ
る。
【0011】本発明のさらに別の目的は、下記説明と添
付図面とにより明らかになるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】基地ステーションによっ
て送られる受け渡し命令のようなメッセージが、セル式
電話装置の中の移動ステーションによって、正確にかつ
正しく受け取られることが重要である。セル式呼出し接
続の中で起こりうる、特に、受け渡し動作の持続中に起
こりうる、通信品質の可能な悪条件の下でも、このよう
なメッセージを受信できることが重要である。受け渡し
信号通信、およびその他のメッセージの信号通信は、必
然的に、音声よりはさらに信頼できる方式で通信されな
ければならない。それは、呼出し接続が失われること、
または呼出し接続の取り扱いのさいの障害は、呼出し接
続の中での音声に対する妨害よりも、セル式加入者およ
びオペレータにとって深刻な問題である。
【0013】したがって、本発明は、現在の呼出し接続
が悪い無線特性を有する時、セル式装置の中でメッセー
ジをより大きな信頼性をもって信号通信することができ
る方法と装置をうることを目標としている。本発明の1
つの特定の実施例では、もし基地ステーションと移動ス
テーションとの間で通信される受け渡し命令のようなメ
ッセージが、移動ステーションによって正しく受け取ら
れないならば、これらのメッセージを確実に受信するた
めに、また別の信号通信路が設定されるであろう。この
また別の信号通信路は、基地ステーションに付随しかつ
よりよい無線特性を有する通信チャンネルを通して、メ
ッセージを繰り返すことによってえられる。例えば、F
DMA装置では、新しい基地ステーションによってこの
メッセージの通信のために選定されたチャンネルは、現
在の接続によって用いられている周波数と同じ周波数を
用いるであろう。TDMA装置では、新しい基地ステー
ションによってメッセージの通信のために選定されたチ
ャンネルは、現在の接続によって用いられているのと同
じ周波数の同じ時間の中であるであろう。CDMA装置
では、新しい基地ステーションによってメッセージの通
信のために選定されたチャンネルは、現在の接続によっ
て用いられているのと同じ方法のコードを有しているで
あろう。この種の信号通信はセル式装置の最初のチャン
ネル割り当て計画を破ることがあるが、呼出し接続を切
断させないためには、許容することができる。
【0014】本発明のまた別の実施例は、基地ステーシ
ョンと移動ステーションとの間の特別の受け渡し信号通
信に関するものである。けれども、受け渡し命令が独自
の通信チャンネルを通してもととの基地ステーションに
よって送信され、そしてこの受け渡し命令が認知される
時、出合う1つの典型的な問題点は、目標基地ステーシ
ョンがあまりに遠いために、または誤りによって選定さ
れたために、目標基地ステーションとの新しい呼出し接
続が設定されないことである。この場合、本発明では、
目標基地ステーションを通しての新しいチャンネルと通
信しようとしている移動ステーションがもとの基地ステ
ーションに復帰するように、もとの基地ステーションに
命令することができる。復帰の間、移動ステーションに
よって用いられるこの新しいチャンネルは試みられた目
標基地ステーションに付随するものであり、そしてもと
の基地ステーションに付随するものではない。このよう
に、セル式装置のチャンネル割り当て計画は、もとの基
地ステーションがこの新しいチャンネルを通して命令を
送ることができることにより、一時的に破られる。
【0015】本発明のさらに別の実施例は、呼出し接続
のもとの基地ステーションに通常は付随する独自のチャ
ンネルで、目標基地ステーションから移動ステーション
へ受け渡し命令が送信されることを有する。この状態
は、移動ステーションがもとの基地ステーションによっ
て送られた受け渡し命令を受け取らなく、そして認知に
失敗した時に起こる。この場合には、目標基地ステーシ
ョンと移動ステーションとの間に起こる信号通信の妨害
を避けるために、もとの基地ステーションの送信器を、
使われている独自のチャンネルから一時的にオフの状態
にスイッチする、または異なるチャンネルにスイッチす
る、ことが好都合である。さらに、新しいチャンネルへ
の受け渡しが実行されるがしかし接続が設定されない場
合、もとの基地ステーションへ復帰するための受け渡し
命令が、前記のように、通常はもとの基地ステーション
に付随しない新しいチャンネルで、もとの基地ステーシ
ョンによってえられる。この場合には、もとの基地ステ
ーションと移動ステーションとの間の信号通信を乱すこ
とを避けるために、目標基地ステーションからの送信
を、目標基地ステーションに通常付随する新しいチャン
ネルから、オフ状態へ、またはもとの基地ステーション
に通常付随する独自のチャンネルへ、一時的にスイッチ
することは利点がある。
【0016】本発明のさらに別の実施例は、時としてダ
イナミック・チャンネル割り当てと呼ばれる、アダプテ
ィブ・チャンネル割当を用いたセル式装置における受け
渡し信号通信に関するものである。このような装置で
は、固定されたチャンネル計画は存在しなく、そして割
り当てのために選定される通信チャンネル、すなわち、
FDMA装置における周波数、またはTDMA装置にお
ける周波数/時間スロットの組み合わせは、最低の障害
レベルを有するこれらのチャンネルである。従来は、受
け渡し命令はこのような装置の中のもとの基地ステーシ
ョンによって与えられる。本発明により、受け渡し命令
は、もとの基地ステーションをまず通して命令を送った
後、またはもとの基地ステーションを通して命令を最初
に送ることなく直接に、のいずれかで目標基地ステーシ
ョンによって送信される。受け渡し命令を目標基地ステ
ーションで送信するための1つの理由は、目標基地ステ
ーションが、通常、もとの基地ステーションよりも移動
ステーションに対しより低い経路損失を有するからであ
る。
【0017】
【実施例】図1はセル式移動無線装置における10個の
セル、C1〜C10、を示す。実際の装置では、本発明
による方法と装置は、10個以上のセルを有するセル式
移動無線装置で実施される。けれども、本発明を説明す
るという目的のためには、10個のセルで十分であると
思われる。
【0018】これらのセルC1〜C10のおのおのに対
し、それぞれ、セルと同じ番号の基地ステーションB1
〜B10が存在する。図1に示された基地ステーション
はセルの中央付近に配置され、そして全方向アンテナを
有している。けれども、隣接するセルの基地ステーショ
ンをセルの境界の近傍に配置し、そして当業者にはよく
知られている方向性アンテナをそなえることができる。
【0019】図1にはまた10個の移動ステーションM
1〜M10が示されている。これらの移動ステーション
は1つのセルの中で移動することができ、および1つの
セルから別のセルへ移動することもできる。実際の場合
には、本発明による方法と装置は、10個以上の移動ス
テーションを有するセル式移動無線装置で実施される。
特に通常は、基地ステーションの数よりははるかに多数
の移動ステーションが存在する。けれども、本発明を説
明する目的のためには、10個の移動ステーションの場
合で十分であると思われる。
【0020】図1の装置はまた移動スイッチング・セン
タMSCを有する。この移動スイッチング・センタは、
示されている10個の基地ステーションとケーブルで接
続される。移動スイッチング・センタはまた、ケーブル
によって、ISDN設備を有する固定された公共スイッ
チング電話ネットワーク、または同等な固定されたネッ
トワークに接続される。移動スイッチング・センタから
基地ステーションへのケーブルの全部および固定された
ネットワークへのケーブルは、図面には示されていな
い。
【0021】図示されている移動スイッチング・センタ
の他に、図1に示されたものとは別の基地ステーション
にケーブルによって接続されたまた別の移動スイッチン
グ・センタが存在することもできる。基地ステーション
と移動ステーションとの間の通信手段として、ケーブル
の代りに、他の手段、例えば、固定された無線結合を用
いることができる。
【0022】図1に示されたセル式移動無線装置は、複
数個の無線チャンネルを通信用に有する。この装置は、
例えば音声のようなアナログ情報や、ディジタル化され
たアナログ情報、ディジタル化された音声、および純粋
のディジタル情報に対して設計することができる。この
装置により、同じ装置の中または他の装置の中の1つの
移動ステーションと、また別の移動ステーションとの間
に設定された通信チャンネルに対して、またはセル式移
動無線装置に接続された固定されたネットワークの中の
一定の電話または端末に対して、ターム接続が用いられ
る。したがって、1つの接続は、2人の人が相互に話す
ことができるコールとして定めることができるが、しか
しまた、コンピュータがデータを交換するデータ通信チ
ャンネルを指すこともある。さらに、通信チャンネル、
または単にチャンネルは、移動ステーションと基地ステ
ーションとの間の特定の信号路として定義される。チャ
ンネルは、それに限定されるわけではないが、FDMA
方式では特定の周波数を有することができ、TDMA方
式では特定の時間スロットまたは1組の時間スロットを
有することができ、CDMA方式では特定のコーディン
グを有することができる。
【0023】図2は、本発明に従って動作するセル式移
動無線装置に用いることができるディジタルTMDA方
式の移動ステーションが示されている。移動ステーショ
ンはIS−54スタンダードに従って動作し、ここで制
御チャンネルはアナログであるが、音声/トラフィック
・チャンネルはディジタルである。音声コーダ101
は、マイクロホンで発生したアナログ信号をビット・デ
ータの流れに変換する。好ましい実施例では、ビット・
データの流れは、TDMA原理に従い、データ・パッケ
ージに分割される。高速関連制御チャンネル(FACC
H)発生器102は、基地装置と移動ステーションとの
間の制御および管理メッセージの通信のために用いら
れ、および移動ステーションと基地装置との間のメッセ
ージのために用いられる。FACCHメッセージは、そ
れが送信される時にはいつでも、ユーザ・フレーム(音
声/データ)を置き換える。低速関連制御チャンネル
(SACCH)発生器103により、基地ステーション
と移動ステーションの間およびその逆の間で、信号メッ
セージの交換のための連続チャンネルがえられる。一定
の数のビット、例えば、12個のビットが、メッセージ
・トレインの各時間スロットに対するSACCHに割り
当てられる。チャンネル・コーダ104は、エラー検出
および訂正を実行するように入ってくるデータを操作す
るために、それぞれ、音声コーダ101、FACCH発
生器102、およびSACCH発生器103に接続され
る。チャンネル・コーダ104によって用いられる技術
は、音声コードの中の重要なデータ・ビットを保護する
たたみ込み符号化と巡回冗長検査(CRC)であり、そ
こでは音声コーダ・フレームの中の認知しうる有意ビッ
ト、例えば、12ビットが、7ビット検査を計算するた
めに用いられる。
【0024】2バースト・インタリーバ106が、音声
コーダ101とFACCH発生器102とにそれぞれ結
びついた、チャンネル・コーダ104に接続される。イ
ンタリーバ106はマイクロプロセッサ制御装置130
によって制御され、したがって、適切な時刻に、特定の
音声チャンネルを通しての利用者情報はFACCHを通
しての装置管理メッセージで置き換えられる。移動ステ
ーションによって送信されるべきデータは、2個の異な
る時間スロットにわたって、インタリーブされる。1個
の送信ワードを構成する260個のデータ・ビットは2
個の等しい部分に分割され、そして2個の引き続く時間
スロットに割り当てられる。レーリ・フェーディング効
果は、この方式で小さくなるであろう。2バースト・イ
ンタリーバ106の出力はモジュロ2加算器107の入
力に供給され、したがって、送信されたデータは、擬似
ランダム・ビット・ストリームの論理的モジュロ2加算
によって、ビット毎に暗号化される。
【0025】SACCH発生器103に結び付いたチャ
ンネル・コーダ104の出力は、22バースト・インタ
リーバ108に接続される。22バースト・インタリー
バ108は、おのおのが12ビットの情報で構成される
22個の時間スロットにわたり、SACCHを通して送
信されるインタリーブ・データに対して動作可能であ
る。
【0026】移動ステーションはさらに、この移動ステ
ーションと結び付けられるべきである適切な同期ワード
およびDVCCを供給するための、同期ワード・DVC
C発生器を有する。同期ワードは、時間スロット同期お
よひ識別のために用いられる28ビット・ワードであ
る。各時間スロットに対して1つずつで、3個の異なる
スロット識別子が定められる。DVCC(ディジタル検
証カラー・コード)は、正しいチャンネルが確実に復号
化されるために、基地ステーションから移動ステーショ
ンへ送られるおよびその逆に送られる、8ビット・コー
ドである。
【0027】バースト発生器110は、移動ステーショ
ンによって送信されるべきメッセージ・バーストを発生
するためにそなえられる。バースト発生器110は、モ
ジュロ2加算器107の出力と、インタリーバ108の
出力と、同期ワード/DVCC発生器109の出力と、
等化器114の出力と、制御チャンネル・メッセージ発
生器132の出力とに接続される。データ(260ビッ
ト)と、SACCH(12ビット)と、同期ワード(2
8ビット)と、コード化されたDVCC(12ビット)
と、12デリミッタ・ビットとを有する合計で324ビ
ットのメッセージ・バーストは、スタンダードEIA/
TIA IS−54によって指定された時間スロット書
式に従って集積される。マイクロプロセッサ130の選
択的制御の下で、2つの異なる形式のメッセージ・バー
スト、すなわち、制御チャンネル・メッセージ発生器1
32からの制御チャンネル・メッセージ・バーストおよ
び音声/トラフィック・メッセージ・バーストが、バー
スト発生器110によって発生される。制御チャンネル
・メッセージは、音声/トラフィック・バーストの中で
通常発生される音声データおよびSACCHを置き換え
る。
【0028】1個の時間スロットに等価であるバースト
の送信は、他の2個の時間スロットの送信と同期がとら
れ、そして等化器114によってえられるタイミングに
従って調整される。時間分散により、信号の品質を改良
するために、適応性のある等化法がえられる。コリレー
タは受信されたビット・ストリームのタイミングに調整
する。フレーム・タイミングに関して、基地ステーショ
ンはマスタであり、そして移動ステーションはスレーブ
である。等化器114は入ってくるタイミングを検出
し、そしてバースト発生器110を同期させる。等化器
114はまた、識別の目的のために、同期ワードおよび
DVCCを検査するように動作することができる。
【0029】20msフレーム・カウンタ111が、バ
ースト発生器110と等化器114との間に接続され
る。フレーム・カウンタ111は、送信されたフレーム
毎に一回、20ms毎に移動ステーションによって用い
られる暗号化コードを更新する。開示された実施例にお
いて、3個の時間スロットが1フレームを作り上げてい
ることがわかるであろう。けれども、本発明は、フレー
ム当り任意に与えられた数の時間スロットを用いるセル
式移動無線装置に同じように適用することができる。移
動ステーションによって用いられる暗号化コードを生ず
るために、暗号化装置112がそなえられる。擬似ラン
ダム・アルゴリズムを用いることが好ましい。暗号化装
置112は、加入者のおのおのに対して、独自のキーに
よって制御される。暗号化装置112は、暗号化コード
を更新するシーケンサで構成される。
【0030】送信されるべきバーストはバースト発生器
110によって作られ、そしてRF変調器122へ進め
られる。RF変調器122が動作することにより、π/
4・DQPSK(π/4シフテッド・ディフェレンシャ
リ・エンコーデッド・クォドラチャ・フェーズ・シフト
・キーイング)法によって搬送波周波数を変調すること
ができる。この技術を用いることは、情報が差別的に符
号化される、すなわち、2ビット記号が4個の可能な位
相の変化、±π/4および±3π/4、として送信され
ることを意味する。RF変調器122に供給される送信
器搬送波周波数は、選定された送信チャンネルに従っ
て、送信周波数合成装置124によって発生される。搬
送波周波数がアンテナによって送信される前に、搬送波
が電力増幅器123によって増幅され、そしてタイム・
スイッチ134を通してアンテナに接続される。搬送波
周波数のRF電力放射レベルは、マイクロプロセッサ制
御装置130による命令に基づいて選定される。タイム
・スイッチ134は、TDMA装置の中のマイクロプロ
セッサ制御装置130によって動作して、送信時間スロ
ットと同期して電力増幅器123を移動ステーション・
アンテナと接続し、および受信時間スロットと同期して
受信器126をアンテナと接続する。
【0031】受信器搬送波周波数は、受信周波数合成装
置125により、選定された受信チャンネルに従って発
生される。入ってくる無線周波数信号が受信器126に
よって受信される。この受信された信号の強度は、信号
レベル計129によって測定される。それから、この受
信された信号の強度値がマイクロプロセッサ制御装置に
送られる。受信周波数合成装置125からの受信器搬送
波周波数と受信器126からの無線周波数信号とを受け
取るRF復調器127は、無線周波数搬送波信号を復調
し、そして中間周波数を生ずる。それから、この中間周
波数信号がIF復調器128によって復調され、もとの
π/4・DQPSK・変調ディジタル情報を回復する。
【0032】IF復調器128によりえられる回復され
たディジタル情報は、等化器114に供給される。記号
検出器115は、等化器114からのディジタル・デー
タの受信された2ビット記号書式を単一ビット・データ
・ストリームへ変換する。次に、記号検出器115は3
個の異なる出力を生ずる。任意の音声データ/FACC
Hが、モジュロ2加算器107と2バースト・デインタ
リーバ116に送られる。音声データ/FACCHデー
タが、受信されたデータの2個の引き続くフレームから
の情報を集めそしてそれを再配列することにより、これ
らの成分によって再構成される。制御チャンネル・メッ
セージが制御メッセージ検出器133に送られ、そして
この制御メッセージ検出器133は、検出された制御チ
ャンネル情報をマイクロプロセッサ制御装置130に送
る。記号検出器115はSACCHデータを22バース
ト・デインタリーバ117に送る。この22バースト・
デインタリーバ117は、22個の引き続くフレームに
わたって広がっているSACCHデータを集め、そして
それを再配列する。
【0033】2バースト・デインタリーバ116は2チ
ャンネル・デコーダ118に接続され、そしてそれに音
声データ/FACCHデータを供給する。たたみ込み的
に符号化されたデータが、コード化の逆転原理を用い
て、復号化される。受信された巡回冗長検査(CRC)
ビットが、なんらかのエラーが生じたかどうかを判定す
るために検査される。さらに、FACCHチャンネル・
デコーダは、音声チャンネルと任意のFACCH情報と
の間の区別を検出し、そしてそれに従ってデコーダに指
示をする。音声デコーダ119は、チャンネル・デコー
ダ118から受け取った音声データを、音声コーダ・ア
ルゴリズム(VSELP)に従って処理し、そして受け
取られた音声信号を生ずる。このアナログ信号は、最終
的に、フィルタ作用技術によって強調される。高速関連
制御チャンネルのメッセージがFACCH検出器120
によって検出され、そしてこの情報がマイクロプロセッ
サ制御装置130に転送される。
【0034】22バースト・デインタリーバ117の出
力は、分離したチャンネル・デコーダ118に送られ
る。低速関連制御チャンネルのメッセージはSACCH
検出器121によって検出され、そしてこの情報がマイ
クロプロセッサ制御装置130に転送される。
【0035】マイクロプロセッサ制御装置130は、移
動ステーション可動度と基地ステーション通信とを制御
し、そしてまた端末キーボード入力および表示出力13
1を処理する。マイクロプロセッサ制御装置130によ
る決定は、受け取られたメッセージと行なわれた測定と
に従って実行される。キーボードおよび表示装置131
は、利用者と基地ステーションとの間の情報交換を可能
にする。
【0036】図3は、本発明に従って動作するセル式移
動無線装置に用いることができる、ディジタルTDMA
形の基地ステーションを示す。基地ステーションは多数
個の部分装置を有しているが、それらは図2に示されそ
してそこで説明された、移動ステーションの部分装置の
構造と機能に関し実質的に同じである。このような同等
の部分装置には、図3において、移動ステーションの説
明で用いたのと同じ参照番号が付けられているが、区別
のためにプライム(′)記号がつけられている。
【0037】けれども、移動ステーションと基地ステー
ションとの間には、小さな違いがある。例えば、基地ス
テーションは2個の受信用アンテナと1個の送信用アン
テナを有する。これらの受信用アンテナのそれぞれに、
受信器126′と、RF復調器127′と、IF復調器
128′とが付随する。さらに、基地ステーションは、
移動ステーションで用いられていた、利用者キーボード
および表示装置131を有しない。
【0038】セル式装置を設計するさいの1つの重要な
目標は、高度のトラフィック容量をうることである。換
言すれば、このセル式装置を利用するこどかできる1平
方キロメートル当りの加入者の数が大きく、一方、許容
可能なレベルのサービスの質と音声の品質とが保持でき
ることが好ましい。異なるチャンネルが各セルにどのよ
うに割り当てられるかの例が、およびこれらのチャンネ
ルの利用がどのように限定されるかの例が次に説明され
るであろう。
【0039】基地ステーションの受け持ち領域の大きさ
は、主として、無線送信器の出力と、用いられる周波数
帯域と、アンテナ塔の高さおよび位置と、用いられるア
ンテナの種類と、受け持ち領域の地形と、無線受信器の
感度とに応じて定まる。従来の装置では、最も効率的な
受け持ち領域は、高い位置のアンテナと大出力との組み
合わせでえられる。基地ステーションの送信器の出力を
調整することによって、受け持ち領域を必要に応じてさ
らに調整することができる。
【0040】1つの装置によって用いられるチャンネル
の組の全体のうちの一部分である部分組が、セルのおの
おのに割り当てられる。異なる組のチャンネルが、近傍
のセルに常に割り当てられなければならない。それは、
受け持ち領域を無線で完全にカバーするために、セルは
しばしば相互に重なり合うからである。さらに、これら
の同じチャンネルを用いることにより、これらの重なり
合う領域において、チャンネルが共通であることによる
相互干渉が起こる。したがって、同じチャンネルの部分
組を用いた2つのセルの間の距離は、常に大幅なものに
保持されなければならない。この距離は繰り返し距離と
呼ばれ、そしてこれらの同じチャンネルを異なるセルで
用いる動作は、チャンネル再利用と呼ばれる。1つの例
として、FDMA装置では、チャンネル再利用は周波数
再利用である。隣接するセルに割り当てられるチャンネ
ル再利用に関する制限は、チャンネル再利用計画といわ
れる。
【0041】基地ステーションのおのおのによって用い
られるチャンネルの選定は、送信周波数合成装置12
4′およびマイクロプロセッサ130′によって実行さ
れる。マイクロプロセッサ130′が動作することによ
り、基地ステーションによって用いられるべきチャンネ
ルを選定することができ、およびもし必要ならばこれら
のチャンネルを変更することができる。
【0042】図4は、TDMA装置で実施される本発明
による受け渡し技術が、移動スイッチング・センタの位
置関係から流れ図形式で示される。
【0043】流れ図の最初は、段階401である。段階
401では、呼出し接続が移動ステーションともとの基
地ステーションとの間で進行中であると仮定される。段
階402において、移動ステーションによる呼出し接続
が、新しいセルへ渡されるべきであるかどうかに関する
判定が行なわれる。受け渡しが必要であるかどうかの判
定は、よく知られているいずれかの受け渡し技術を用い
ることによって実行される。例えば、もとの基地ステー
ションに付随するマイクロプロセッサ制御装置130′
が、移動ステーションともとの基地ステーションとの間
の呼出し接続からの信号強度が呼出し接続を持続するに
は不十分であることを示す情報を、信号レベル計12
9′から受け取ることがある。その場合、マイクロプロ
セッサ制御装置130′は、受け渡しが必要であること
を示すために、MSCに信号を送る。もし受け渡しが必
要でないならば、動作は段階401に戻る。
【0044】もし受け渡しが必要であるならば、段階4
02から段階403へ処理が進む。段階403では、呼
出し接続の受け渡しを受け取ることができる目標基地ス
テーションと、付随するチャンネルとが指示される。も
しもとの基地ステーションによって受け渡しが要求され
たならば、MSCは、近傍の基地ステーションに、移動
ステーションから受け取った信号強度の測定結果を送る
ことを要求する。信号強度の結果はセルのおのおのにお
いて常に利用することができるので、これらは直ちにM
SCに送られ、そして最適の結果が決定される。最適の
目標基地ステーションを選定する基準は、信号強度の結
果が、受け渡しを要求しているもとの基地ステーション
から受け取られる結果よりも大幅に良くなければならな
いことである。MSCは目標基地ステーションを決定
し、そしてこの目標基地ステーションに付随する使われ
ていない音声チャンネルを捜す。もしすべての音声チャ
ンネルがその時刻に使用中であるならば、次に最良であ
る目標基地ステーションが用いられる。
【0045】処理は段階404に進む。段階404で
は、MSCはもとの基地ステーションに、最新に用いら
れた音声/トラフィック・チャンネルに関する受け渡し
命令を送信することを指示する。この命令は、通常は、
進行中である呼出し接続を有する音声チャンネルに送ら
れるであろう。本発明を説明するだけの目的のために、
TDMA装置の場合について、もとの基地ステーション
との呼出し接続のために用いられるチャンネルは、独自
の周波数F1と独自の時間スロットT1に付随するもの
であると仮定されるであろう。明らかに、FDMAやC
DMAのような他の装置に従って、同様な実施例を説明
することができる。
【0046】段階405において、MSCは、周波数F
1/時間スロットT1に付随する音声/トラフィック・
チャンネルにより、移動ステーションによって受け渡し
命令が受け取られたかどうかを判定する。移動ステーシ
ョンは、典型的には、もとの基地ステーションに、受け
渡し命令が受け取られたことを知らせるであろう。もし
受け渡し命令が移動ステーションによって受け取られる
ならば、移動ステーションは、新しいチャンネルを、目
標基地ステーションに付随する新しい周波数F2と新し
い時間スロットT2に同調させるであろう。この時点に
おいて、MSCは、呼出し接続の受け渡しが成功したか
どうかを段階406で判定する。従来は、目標基地ステ
ーションが、MSCに、移動ステーションが目標基地ス
テーションに付随する新しい周波数F2と新しい時間ス
ロットT2に同調していることを知らせるであろう。呼
出し接続の受け渡しが成功すると、処理段階は段階40
1に戻る。
【0047】もし段階405において、周波数F1およ
び時間スロットT1に付随するもとの基地ステーション
・チャンネルにより、受け渡し命令が移動ステーション
によって受け取られなかったとMSCが判定するなら
ば、処理は段階408に進む。装置のチャンネル再利用
計画に反して、目標基地ステーションに付随すべき新し
いチャンネルは、もとの基地ステーションによる利用の
ために通常確保された周波数F1および時間スロットT
1によるものである。このことは、MSCから目標基地
ステーションへの信号に従って、実行される。目標基地
ステーションのマイクロプロセッサ制御装置130′
は、次に、送信周波数合成装置124′にチャンネル周
波数を変更することを命令する。よく知られている技術
を用いて、目標基地ステーションの時間スロットT1
は、移動ステーションが基地ステーションに同期してい
たのと丁度同じように、移動ステーションに同期する。
目標基地ステーションの周波数F1に関する時間スロッ
トT2およびT3は抑制されなければならない。
【0048】段階408において、MSCはもとの基地
ステーションに、周波数F1での時間スロットT1の利
用を、一時的に中断することを命令する。この時間スロ
ットT1の期間中、もとの基地ステーションの送信周波
数合成装置124′は、付随するマイクロプロセッサ制
御装置によってオフになるように命令される。このスイ
ッチにより、もとの基地ステーションに本来付随してい
た周波数F1と時間スロットT1に新規に付随するチャ
ンネルで目標基地ステーションから送られるべき受け渡
し命令と、混信することが避けられる。段階409にお
いて、MSCは、周波数F1および時間スロットT1を
用いる新規なチャンネルで、受け渡し命令を移動ステー
ションへ送信するように、目標基地ステーションに命令
する。したがって、装置のチャンネル再利用計画の違反
が起こる。移動ステーションが周波数F1および時間ス
ロットT1を通して新規なチャンネルから受け渡し命令
を受け取ると仮定して、段階410で呼出し接続が目標
基地ステーションに受け渡されるであろう。
【0049】もし段階406において、最初の受け渡し
の試みが成功しないとMSCが判定するならば、処理は
段階412に進む。段階412において、MSCは、段
階403において決定された目標基地ステーションに、
その付随する周波数F2およひ時間スロットT2での送
信を中断するように命令する。目標基地ステーションの
送信周波数合成装置124′は一時的にオフになるであ
ろう。
【0050】処理は段階413に進む。段階413で
は、MSCは、もとの基地ステーションに、周波数F2
および時間スロットT2を通して新規のチャンネルで、
移動ステーションに復帰命令を送信することを命令す
る。この復帰命令が移動ステーションによって受信され
ると仮定されるならば、移動ステーションともとの基地
ステーションとの間に呼出し接続が再び設定されるであ
ろう。動作のこの時点において、処理は段階401に戻
るであろう。
【0051】本発明は受け渡し命令に限定されるのでは
なく、移動ステーションに多数個のメッセージを確実に
送信するのに用いることができることは、当業者には理
解されるであろう。受け渡し命令の利用は、ここでは、
メッセージ命令の実際的な例として使われたが、この命
令の移動ステーションによる受信は、呼出し接続を維持
するために重要である。したがって、本発明により、受
け渡し動作を高い確率で成功させることができ、そして
全体的にいえば、本発明により、基地ステーションと移
動ステーションとの間の信号通信をさらによく成功させ
ることができ、したがって、より信頼性の高い動作をう
ることができる。本発明のまた別の応用例は、移動ステ
ーションと誤動作基地ステーションとの間の進行中呼出
し接続を保持することである。この場合、近傍の基地ス
テーションに割り当てられたチャンネルでの近傍の基地
ステーションへの移動ステーションの受渡しが起こりう
るまで、MSCは、誤動作基地ステーションに割り当て
られたチャンネル、例えばFDMA装置における周波
数、を一時的に用いることによって、誤動作基地ステー
ションの進行中呼出し接続を保持することを、近傍の基
地ステーションに命令する。チャンネル割り当て計画に
対するこのような変更は受け渡し命令に関係するだけで
なく、またすべての信号通信およびすべてのトラフィッ
クに関係する。
【0052】本発明の特定の実施例が説明されたが、本
発明はこの特定の実施例に限定されるのではなく、多く
の変更のなしうることは、当業者には理解されるはずで
ある。特に、本発明は、アナログ装置、またはディジタ
ル装置、またはアナログ/ディジタル組み合わせ装置で
もって実施できることがわかるはずである。本発明は、
FDMAや、TDMAや、またはCDMAを用いた装置
で実施することができる。したがって、装置の種類に応
じて、基地ステーションと移動ステーションとの間のチ
ャンネルは、完全無線周波数、無線周波数の時間スロッ
ト、着目しているステーション間無線信号通信のために
適切であるコードまたはその一部分を占有/構成するこ
とができる。本発明は、特許請求の範囲内に入る任意の
およびすべての変更を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】セルと、移動スイッチング・センタと、基地ス
テーションと、移動ステーションとを有するセル式電話
装置の図。
【図2】本発明に従って用いられるディジタル移動ステ
ーションのブロック線図。
【図3】本発明に従って用いられるディジタルTDMA
基地ステーションのブロック線図。
【図4】本発明に従って移動スイッチング・センタによ
って受け渡し動作を信号通信するための方法を示す流れ
図。
【符号の説明】
フロントページの続き (72)発明者 ヤン エリック オーケ スタイナー ダーリン スウェーデン国ヤールファーラ,サニン グスベーゲン 152 (72)発明者 ハラルド カリン スウェーデン国ソレンツナ,クソルンス ベーゲン 40 (56)参考文献 特開 平3−186025(JP,A) 特開 平3−128536(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル式無線電話装置において移動局(M
    3)と第1の基地局(B1)との第2の基地局(B5)
    に対する呼出し接続の受渡しを達成する方法であって、
    前記セル式無線電話装置は、前記第1の基地局(B1)
    と前記第2の基地局(B5)と通信する移動切換えセン
    タ(MSC)を有し、第1のセル(C1)の前記第1の
    基地局(B1)の周波数およびチャネルが隣接セル(C
    5)の前記第2の基地局(B5)のそれらと異なる所定
    のチャネル計画を有する前記方法は、 受渡し命令を前記第2の基地局(B5)から前記移動局
    (M3)に前記受渡し命令の送信時のみ前記所定のチャ
    ネル計画に反して第1の所定のチャネルに基づいて送信
    する送信段階であって、前記第1の所定のチャネルは、
    移動局(M3,M4,M6,M7)に信号を送信する前
    記受渡し命令時に前記第1の基地局(B1)に通常割り
    当てられ、前記第2の基地局(B5)に前記所定のチャ
    ネル計画に従って通常割り当てられず、前記受渡し命令
    は、前記第1の基地局(B1)から発生し、前記移動切
    換えセンタ(MSC)を経て前記第2の基地局(B5)
    と通信する前記送信段階と、 前記移動局(M3)は、前記第2の基地局(B5)から
    の前記受渡し命令に従って前記第2の基地局(B5)に
    無線信号を送信する段階と、 を含むことを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、前記第1
    の所定のチャネルに基づいて前記第1の基地局(B1)
    からの信号の送信が禁止されると共に、前記第1の所定
    のチャネルに基づいて前記受渡し命令が前記第2の基地
    局(B5)から送信される段階をさらに含むことを特徴
    とする前記方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法において、前記移動
    局(M3)から前記受渡し命令を受けた前記第1の基地
    局(B1)への確認に応答して、前記第1の基地局(B
    1)から前記第2の基地局(B5)への前記呼出し接続
    を受渡す段階をさらに含むことを特徴とする前記方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法において、前記第1
    の所定のチャネルと異なり、前記受渡し命令時に前記第
    2の基地局(B5)に通常割り当てられる第2の所定の
    チャネルに基づいて、前記第1の基地局(B1)から前
    記移動局(M3)に復帰命令を送信する送信段階であっ
    て、前記復帰命令は、前記移動局(M3)に指令して、
    前記移動局(M3)が前記第1の所定のチャネルに基づ
    き前記受渡し命令を受けること、および前記移動局(M
    3)と前記第2の基地局(B5)との間の前記呼出し接
    続の確立に不成功であることに応答して前記移動局(M
    3)と前記第1の基地局(B1)と間に前記呼出し接続
    を再確立する前記送信段階をさらに含むことを特徴とす
    る前記方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の方法において、前記禁止
    段階は、前記第1の所定のチャネルに基づいて前記第1
    の基地局(B1)から信号が前記第1の基地局(B1)
    の無線送信器により送信されるのを阻止する段階を含む
    ことを特徴する前記方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の方法において、前記第1
    の所定のチャネルに基づいて前記第1の基地局(B1)
    から信号を送信するのを禁止する前記段階は、前記第1
    の基地局(B1)に関連する無線送信器を前記第1の所
    定のチャネルと異なるチャネルに切換えることを含む前
    記方法。
  7. 【請求項7】 セル式移動無線通信装置において、移動
    局(M3)と第1のセル無線範囲領域(C1)に関連す
    る第1の基地局(B1)との間の、第2のセル無線包囲
    領域(C5)に関連する第2の基地局(B5)に対する
    呼出し接続の受渡しを達成する方法であって、前記セル
    式移動無線通信装置は、前記第1のセル無線範囲領域
    (C1)の前記第1の基地局(B1)の周波数およびチ
    ャネルが前記第2のセル無線範囲領域(C5)の前記第
    2の基地局(B5)のそれらと異なる第1の所定の計画
    を有する前記方法は、 前記移動局(M3)と前記第1の基地局(B1)との前
    記呼出し接続が前記第2の基地局(B5)の受渡しを必
    要とするかを決定する段階と、 第1の受渡し命令時に前記第1の所定の計画に従って前
    記第1の基地局(B1)に通常割り当てられる第1のチ
    ャネルに基づいて前記第1の基地局(B1)から前記移
    動局(M3)に前記第1の受渡し命令を送信する段階
    と、 前記移動局(M3)が前記第1の基地局(B1)から前
    記第1のチャネルで前記第1の受渡し命令を受けないと
    き、前記受渡し命令の送信時のみ前記第1の所定の計画
    に反して前記第1のチャネルで前記第2の基地局(B
    5)から前記移動局(M3)に第2の受渡し命令を送信
    する段階とを含むことを特徴する前記方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法において、前記移動
    局(M3)が前記第1のチャネルで前記第2の受渡し命
    令を受けることに応答して前記移動局(M3)と前記第
    1の基地局(B1)との間の前記第2の基地局(B5)
    に対する前記呼出し接続を受渡す段階をさらに含むこと
    を特徴とする前記方法。
  9. 【請求項9】 セル式移動無線通信装置において、移動
    局(M3)と第1のセル無線範囲領域(C1)に関連す
    る第1の基地局(B1)との間の、第2のセル無線範囲
    領域(C5)に関連する第2の基地局(B5)に対する
    呼出し接続の受渡しを達成する方法であって、 前記移動局(M3)と前記第1の基地局(B1)との前
    記呼出し接続が前記第2の基地局(B5)の受渡しを必
    要とするかを決定する段階と、 第1の受渡し命令時に前記第1の基地局(B1)に通常
    割り当てられる第1のチャネルに基づいて前記第1の基
    地局(B1)から前記移動局(M3)に前記第1の受渡
    し命令を送信する段階と、 前記移動局(M3)が前記第1の基地局(B1)から前
    記第1のチャネルで前記第1の受渡し命令を受けないと
    き、前記第1の基地局(B1)に通常割り当てられる前
    記第1のチャネルで前記受渡し命令の送信時のみ所定の
    チャネル計画に反する前記移動局(M3)に対して前記
    第2の基地局(B5)から第2の受渡し命令を送信する
    段階と、 前記移動局(M3)は、前記第1のチャネルで前記第1
    の受渡し命令を受け、前記第2の基地局(B5)に通常
    関連する第2のチャネルで前記移動局(M3)と前記第
    2の基地局(B5)の前記呼出し接続を確立することは
    不成功であり、さらに、 前記第2の基地局(B5)に通常関連する前記第2のチ
    ャネルで前記第2の基地局(B5)からの送信を非作動
    にする段階と、 前記移動局(M3)に指令し、前記移動局(M3)と前
    記第1の基地局(B1)との間の前記呼出し接続を再確
    立する前記第2のチャネルで前記第1の基地局(B1)
    から前記移動局(M3)に復帰命令を送信する段階を含
    むこと特徴とする前記方法。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の方法であって、前記第
    2の基地局(B5)に関連する無線送信器を切り離す段
    階であって、前記第2の基地局(B5)が前記第1の基
    地局(B1)を妨害するのを回避するために前記第2の
    チャネルを提供し、前記移動局(M3)が前記移動局
    (M3)と前記第2の基地局(B5)との間の前記呼出
    し接続を確立することに不成功であることに応答して前
    記第2のチャネルを使用する前記切離し段階をさらに含
    むことを特徴する前記方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの移動局(M3)と、
    第1のセル無線範囲領域(C1)に関連する第1の基地
    局(B1)と、第2のセル無線範囲領域(C5)に関連
    する第2の基地局(B5)と、移動切換えセンタ(MS
    C)とを有するセル式無線電話装置であって、前記第1
    のセル無線範囲領域(C1)の前記第1の基地局(B
    1)の周波数およびチャネルが前記第2のセル無線範囲
    領域(C5)の前記第2の基地局(B5)のそれらと異
    なる所定のチャネル計画を有する前記セル式無線電話装
    置は、 前記移動局(M3)と前記第1の基地局(B1)との間
    の能動的呼出し接続が前記第2の基地局(B5)への受
    渡しを要求するかを決定する決定手段と、 前記所定のチャネル計画に従って、および前記決定手段
    が受渡しが必要であるとの決定をすることに応答して、
    前記第1の基地局(B1)に関連する第1のチャネルで
    前記第1の基地局(B1)から前記移動局(M3)に第
    1の受渡し命令を送信する第1の送信手段と、 前記移動局(M3)が前記第1のチャネルで前記第1の
    基地局(B1)から前記第1の受渡し命令を受けていな
    いとき、前記第1の受渡し命令の送信時のみ前記所定の
    チャネル計画に反して前記第1のチャネルで前記第2の
    基地局(B5)から前記移動局(M3)に第2の受渡し
    命令を送信する第2の送信手段と、 を含むことを特徴する前記電話装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の電話装置であって、
    前記移動局(M3)が前記第1のチャネルで前記第2の
    基地局(B5)から送信された前記第2の受渡し命令を
    受けることに応答して、前記移動局(M3)と前記第1
    の基地局(B1)との間の前記第2の基地局(B5)に
    対する前記呼出し接続を受け渡す受渡し手段をさらに含
    むことを特徴とする前記電話装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の電話装置であって、
    前記第2の基地局(B5)に関連する無線送信器を切離
    す切換え手段であって、前記第2の基地局(B5)によ
    る第2のチャネルの使用が前記第1の基地局(B1)に
    よる前記第2のチャネルの使用を阻止するのを回避する
    ために前記第2のチャネルを提供し、前記移動局(M
    3)と前記第1の基地局(B1)との間の通信を再確立
    するために前記第1の基地局(B1)は、前記移動局
    (M3)に復帰命令を送る前記切換え手段をさらに含む
    ことを特徴とする前記電話装置。
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