JP3045231B2 - アタッシュケース - Google Patents
アタッシュケースInfo
- Publication number
- JP3045231B2 JP3045231B2 JP9356168A JP35616897A JP3045231B2 JP 3045231 B2 JP3045231 B2 JP 3045231B2 JP 9356168 A JP9356168 A JP 9356168A JP 35616897 A JP35616897 A JP 35616897A JP 3045231 B2 JP3045231 B2 JP 3045231B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- main body
- surface portion
- opening
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアタッシュケースに
関するもので、特に、内側が透視できるようになしたア
タッシュケースに関するものである。
関するもので、特に、内側が透視できるようになしたア
タッシュケースに関するものである。
【0002】鞄の全面または一部を透明材で構成して内
側を透視可能とすると、透明材の内側に各種表示体を重
ねることで鞄の意匠的表現に変化を持たせることができ
る。収納物を、蓋を開けずに確認できる。鞄内に広告や
商品を収納して携行時に宣伝できる。精密機器や危険物
等の商品の説明に際して直接商品に触れないようにして
使用できる等の利点を有している。
側を透視可能とすると、透明材の内側に各種表示体を重
ねることで鞄の意匠的表現に変化を持たせることができ
る。収納物を、蓋を開けずに確認できる。鞄内に広告や
商品を収納して携行時に宣伝できる。精密機器や危険物
等の商品の説明に際して直接商品に触れないようにして
使用できる等の利点を有している。
【0003】そこで、従来、鞄本体を透明合成樹脂材で
一体成形したもの、アクリル樹脂板を糊着して鞄収納部
を構成したもの、鞄構成生地に透明樹脂シートを縫着し
たもの等が提案されている。
一体成形したもの、アクリル樹脂板を糊着して鞄収納部
を構成したもの、鞄構成生地に透明樹脂シートを縫着し
たもの等が提案されている。
【0004】しかし、上記鞄本体を透明合成樹脂材で一
体成形したものは、その成形型を製造するのが煩雑で高
価となるので、多品種少量生産できないという問題点を
有している。また、アクリル樹脂板を糊着して鞄収納部
を構成するものは、アクリル樹脂板の糊着が、切断した
木端面を鏡面仕上げする必要性を有する等の意外と煩雑
で歩留が悪いのと、糊着の具合で強度にばらつきが生ず
ることがあるという問題点を有している。また、透明樹
脂シートを縫着する方法は、製造は容易であるが、保形
性が少なく収納物を保護する機能に欠けると言う課題を
有し、この種の透明部材部位を有した鞄は一部袋物には
使用されるも、ほとんど普及しないでいる。
体成形したものは、その成形型を製造するのが煩雑で高
価となるので、多品種少量生産できないという問題点を
有している。また、アクリル樹脂板を糊着して鞄収納部
を構成するものは、アクリル樹脂板の糊着が、切断した
木端面を鏡面仕上げする必要性を有する等の意外と煩雑
で歩留が悪いのと、糊着の具合で強度にばらつきが生ず
ることがあるという問題点を有している。また、透明樹
脂シートを縫着する方法は、製造は容易であるが、保形
性が少なく収納物を保護する機能に欠けると言う課題を
有し、この種の透明部材部位を有した鞄は一部袋物には
使用されるも、ほとんど普及しないでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
課題を解決すべくなされたもので、透明部材を容易に組
み込むことができる強靭なアタッシュケースを提供する
ことを課題としたものである。
課題を解決すべくなされたもので、透明部材を容易に組
み込むことができる強靭なアタッシュケースを提供する
ことを課題としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本発明の構成は、後面部11と本体側壁部12a,
12bと本体上面部13と本体底面部14とで一面が開
口した箱状の主容体部10を、前面部21と蓋体側壁部
22a,22bと蓋体上面部23と蓋体底面部24とで
一面が上記開口と同じ大きさの開口となした箱状の蓋体
部20を構成し、該主容体部10と蓋体部20とは両者
の開口を合わせて、その本体底面部14と蓋体底面部2
4とを蝶番30,30でヒンジ連結し、該本体上面部1
3と蓋体上面部23とは相互に係止装置40,40で着
脱可能に連結し、本体上面部13には提手90を設けて
なるアタッシュケースにおいて、上記主容体部10と蓋
体部20とは、断面略L字状でその両側辺部位に溝51
を有した枠部材50,50,50・・・と、この枠部材
50,50,50・・・を角部で連結する直角三方継手
具60,60,60・・・と、断面略コの字状でその溝
部71を後面部11または前面部21に向ける開口縁取
枠部材70,70,70・・・と、この開口縁取枠部材
70,70,70・・・及び前記枠部材50,50,5
0・・・を角部で連結する直角三方継手具80,80,
80・・・とで直方体の本体側枠体101と蓋体側枠体
102とを構成し、上記本体側枠体101には、板材か
らなる後面部11と本体側壁部12a,12bと本体上
面部13と本体底面部14とを、夫々の縁部を溝51,
51,51・・・及び溝71,71,71・・・内に嵌
合して取り付け、また、上記蓋体側枠体102には、板
材からなる前面部21と蓋体側壁部22a,22bと蓋
体上面部23と蓋体底面部24とを夫々の縁部を溝5
1,51,51・・・及び溝71,71,71・・・内
に嵌合して取り付け、上記後面部11と前面部21との
いずれか一方または双方は透明板材となし、この透明板
からなる後面部11または前面部21の内面側には一辺
を主容体部10または蓋体部20にヒンジ連結し、この
ヒンジ連結辺と対向する辺を該主容体部10または蓋体
部20に着脱可能に係止した裏当板110を設けたこと
を特徴とする技術的手段を講じたものである。
め、本発明の構成は、後面部11と本体側壁部12a,
12bと本体上面部13と本体底面部14とで一面が開
口した箱状の主容体部10を、前面部21と蓋体側壁部
22a,22bと蓋体上面部23と蓋体底面部24とで
一面が上記開口と同じ大きさの開口となした箱状の蓋体
部20を構成し、該主容体部10と蓋体部20とは両者
の開口を合わせて、その本体底面部14と蓋体底面部2
4とを蝶番30,30でヒンジ連結し、該本体上面部1
3と蓋体上面部23とは相互に係止装置40,40で着
脱可能に連結し、本体上面部13には提手90を設けて
なるアタッシュケースにおいて、上記主容体部10と蓋
体部20とは、断面略L字状でその両側辺部位に溝51
を有した枠部材50,50,50・・・と、この枠部材
50,50,50・・・を角部で連結する直角三方継手
具60,60,60・・・と、断面略コの字状でその溝
部71を後面部11または前面部21に向ける開口縁取
枠部材70,70,70・・・と、この開口縁取枠部材
70,70,70・・・及び前記枠部材50,50,5
0・・・を角部で連結する直角三方継手具80,80,
80・・・とで直方体の本体側枠体101と蓋体側枠体
102とを構成し、上記本体側枠体101には、板材か
らなる後面部11と本体側壁部12a,12bと本体上
面部13と本体底面部14とを、夫々の縁部を溝51,
51,51・・・及び溝71,71,71・・・内に嵌
合して取り付け、また、上記蓋体側枠体102には、板
材からなる前面部21と蓋体側壁部22a,22bと蓋
体上面部23と蓋体底面部24とを夫々の縁部を溝5
1,51,51・・・及び溝71,71,71・・・内
に嵌合して取り付け、上記後面部11と前面部21との
いずれか一方または双方は透明板材となし、この透明板
からなる後面部11または前面部21の内面側には一辺
を主容体部10または蓋体部20にヒンジ連結し、この
ヒンジ連結辺と対向する辺を該主容体部10または蓋体
部20に着脱可能に係止した裏当板110を設けたこと
を特徴とする技術的手段を講じたものである。
【0007】それ故、本発明アタッシュケースは、後面
部11と前面部21とのいずれか一方または双方に透明
板材を使用することで、内側を透視可能となす作用を呈
する。
部11と前面部21とのいずれか一方または双方に透明
板材を使用することで、内側を透視可能となす作用を呈
する。
【0008】そして、この後面部11と前面部21とは
その周縁を、本体側枠体101と蓋体側枠体102との
溝51,51,51・・・及び溝71,71,71・・
・内に嵌合して取り付けてあるので、該本体側枠体10
1と蓋体側枠体102とで補強される作用を呈する。
その周縁を、本体側枠体101と蓋体側枠体102との
溝51,51,51・・・及び溝71,71,71・・
・内に嵌合して取り付けてあるので、該本体側枠体10
1と蓋体側枠体102とで補強される作用を呈する。
【0009】また、上記後面部11と前面部21とを、
本体側枠体101と蓋体側枠体102との溝51,5
1,51・・・及び溝71,71,71・・・内に嵌合
して取り付けてあるので、その木端面は見えず、糊着の
必要性もないので、単にアクリル板等の透明板材を裁断
したものを、そのまま使用できる作用を呈するものであ
る。
本体側枠体101と蓋体側枠体102との溝51,5
1,51・・・及び溝71,71,71・・・内に嵌合
して取り付けてあるので、その木端面は見えず、糊着の
必要性もないので、単にアクリル板等の透明板材を裁断
したものを、そのまま使用できる作用を呈するものであ
る。
【0010】また、裏当板110と後面部11または前
面部21との間に、広告等の適宜表示シートを挟持さ
せ、これを外から見えるようにすることができる作用を
呈するものである。
面部21との間に、広告等の適宜表示シートを挟持さ
せ、これを外から見えるようにすることができる作用を
呈するものである。
【0011】
【発明の実施の態様】次に、本発明の実施の態様を添付
図面にしたがって詳細に説明する。図中、10がアタッ
シュケースの主容体部、20が蓋体部である。該主容体
部10は、後面部11と本体側壁部12a,12bと本
体上面部13と本体底面部14とで一面が開口した箱状
に構成してある。
図面にしたがって詳細に説明する。図中、10がアタッ
シュケースの主容体部、20が蓋体部である。該主容体
部10は、後面部11と本体側壁部12a,12bと本
体上面部13と本体底面部14とで一面が開口した箱状
に構成してある。
【0012】また、上記蓋体部20は、前面部21と蓋
体側壁部22a,22bと蓋体上面部23と蓋体底面部
24とで一面が上記開口と同じ大きさの開口となした箱
状となしてある。なお、この蓋体部20と前記主容体部
10とは同形に構成してもよいが、通常は蓋体部20が
浅い箱状に構成するのが通常である。
体側壁部22a,22bと蓋体上面部23と蓋体底面部
24とで一面が上記開口と同じ大きさの開口となした箱
状となしてある。なお、この蓋体部20と前記主容体部
10とは同形に構成してもよいが、通常は蓋体部20が
浅い箱状に構成するのが通常である。
【0013】そして、上記主容体部10と蓋体部20と
は両者の開口を合わせて、その本体底面部14と蓋体底
面部24とを蝶番30,30でヒンジ連結し、該本体上
面部13と蓋体上面部23とは相互に係止装置40,4
0で着脱可能に連結し、本体上面部13には提手90を
設けてなるのは従来と同じである。
は両者の開口を合わせて、その本体底面部14と蓋体底
面部24とを蝶番30,30でヒンジ連結し、該本体上
面部13と蓋体上面部23とは相互に係止装置40,4
0で着脱可能に連結し、本体上面部13には提手90を
設けてなるのは従来と同じである。
【0014】そして、本発明は、上記主容体部10と蓋
体部20とは、断面略L字状でその両側辺部位に溝51
を有した枠部材50,50,50・・・と、この枠部材
50,50,50・・・を角部で連結する直角三方継手
具60,60,60・・・と、断面略コの字状でその溝
部71を後面部11または前面部21に向ける開口縁取
枠部材70,70,70・・・と、この開口縁取枠部材
70,70,70・・・及び前記枠部材50,50,5
0・・・を角部で連結する直角三方継手具80,80,
80・・・とで直方体の本体側枠体101と蓋体側枠体
102とを構成している。
体部20とは、断面略L字状でその両側辺部位に溝51
を有した枠部材50,50,50・・・と、この枠部材
50,50,50・・・を角部で連結する直角三方継手
具60,60,60・・・と、断面略コの字状でその溝
部71を後面部11または前面部21に向ける開口縁取
枠部材70,70,70・・・と、この開口縁取枠部材
70,70,70・・・及び前記枠部材50,50,5
0・・・を角部で連結する直角三方継手具80,80,
80・・・とで直方体の本体側枠体101と蓋体側枠体
102とを構成している。
【0015】上記枠部材50は、「図2」に示すごとき
断面形状をしている。すなわち、外面の断面形状が略1
/4の円周面52となし、この円周面52の両側部に溝
51,51を設け、該溝51,51の両基端部間は内面
連結面53で連結し、この内面連結面53と上記円周面
52とで中空部Sを構成している。なお、この枠部材5
0はアルミ合金等で型鋼材として用意し、適宜長さに切
断したものを使用すればよい。
断面形状をしている。すなわち、外面の断面形状が略1
/4の円周面52となし、この円周面52の両側部に溝
51,51を設け、該溝51,51の両基端部間は内面
連結面53で連結し、この内面連結面53と上記円周面
52とで中空部Sを構成している。なお、この枠部材5
0はアルミ合金等で型鋼材として用意し、適宜長さに切
断したものを使用すればよい。
【0016】また、上記直角三方継手具60は、上記中
空部S内に嵌入する三本の腕部61,61,61を互い
に直角方向に突設した形状に構成したものが使用でき
る。なお、この直角三方継手具60は合成樹脂材で一体
成形され、差し込んだ前記枠部材50を「図3」に示す
螺子孔54部位で図示しない螺子を使用して螺子止めで
きるようになすことが望ましい。
空部S内に嵌入する三本の腕部61,61,61を互い
に直角方向に突設した形状に構成したものが使用でき
る。なお、この直角三方継手具60は合成樹脂材で一体
成形され、差し込んだ前記枠部材50を「図3」に示す
螺子孔54部位で図示しない螺子を使用して螺子止めで
きるようになすことが望ましい。
【0017】なお、上記直角三方継手具60の各腕部6
1,61,61の連結基端部は直方体となしてもよい
が、本実施態様では外面側が曲面となる略1/4球体
(外面側が1/4球面)となしてある。
1,61,61の連結基端部は直方体となしてもよい
が、本実施態様では外面側が曲面となる略1/4球体
(外面側が1/4球面)となしてある。
【0018】上記直角三方継手具60,60,60・・
・と枠部材50,50,50・・・とを使用すれば、直
方体の本体側枠体101と蓋体側枠体102とを構成で
きるが、この本体側枠体101と蓋体側枠体102とは
一面を開口とするので、この開口部は枠部材50とは形
状の相違する開口縁取枠部材70を使用している。
・と枠部材50,50,50・・・とを使用すれば、直
方体の本体側枠体101と蓋体側枠体102とを構成で
きるが、この本体側枠体101と蓋体側枠体102とは
一面を開口とするので、この開口部は枠部材50とは形
状の相違する開口縁取枠部材70を使用している。
【0019】すなわち、上記開口縁取枠部材70は、断
面略コの字状でその溝部71を後面部11または前面部
21に向けるようになしてある。なお、この開口縁取枠
部材70,70,70・・・は、図示例では、本体側枠
体101と蓋体側枠体102とではその接触面を相互に
食い込むようになすため、「図2」に示すように一方は
断面コの字の連結外面側に凸条72を、他方は同連結外
面側に凹溝73を設けてある。
面略コの字状でその溝部71を後面部11または前面部
21に向けるようになしてある。なお、この開口縁取枠
部材70,70,70・・・は、図示例では、本体側枠
体101と蓋体側枠体102とではその接触面を相互に
食い込むようになすため、「図2」に示すように一方は
断面コの字の連結外面側に凸条72を、他方は同連結外
面側に凹溝73を設けてある。
【0020】上記開口縁取枠部材70を連結する直角三
方継手具80は、角部で二本の開口縁取枠部材70,7
0を直角方向に連結し、さらに、この両開口縁取枠部材
70,70に対して直角方向に前記枠部材50を連結す
るものが使用される。
方継手具80は、角部で二本の開口縁取枠部材70,7
0を直角方向に連結し、さらに、この両開口縁取枠部材
70,70に対して直角方向に前記枠部材50を連結す
るものが使用される。
【0021】すなわち、上記直角三方継手具80は図示
例では、「図6」に最も明らかに示すように、金属板材
を開口縁取枠部材70を挟み込むように略二つ折りした
ものを、二つ折り線とは直交方向の線を軸として両端が
直角方向に向くように折り曲げ、両端で開口縁取枠部材
70,70を挟み込み鋲孔81,81,81・・・を挿
通する図示しない鋲で鋲着して、該開口縁取枠部材7
0,70を直角方向に連結している。
例では、「図6」に最も明らかに示すように、金属板材
を開口縁取枠部材70を挟み込むように略二つ折りした
ものを、二つ折り線とは直交方向の線を軸として両端が
直角方向に向くように折り曲げ、両端で開口縁取枠部材
70,70を挟み込み鋲孔81,81,81・・・を挿
通する図示しない鋲で鋲着して、該開口縁取枠部材7
0,70を直角方向に連結している。
【0022】そして、上記直角三方継手具80は、二つ
折りした内面側のものを延設して前記枠部材50に沿う
連結面82となし、この連結面82に螺子穴83を設
け、この螺子穴83に挿通する図示しない螺子で枠部材
50に螺締されるようになしてある。なお、「図6」で
は省略したが、該直角三方継手具80の連結上面84に
は前記した凸条72と凹溝73に相当するものを設けて
おくことが望ましい。
折りした内面側のものを延設して前記枠部材50に沿う
連結面82となし、この連結面82に螺子穴83を設
け、この螺子穴83に挿通する図示しない螺子で枠部材
50に螺締されるようになしてある。なお、「図6」で
は省略したが、該直角三方継手具80の連結上面84に
は前記した凸条72と凹溝73に相当するものを設けて
おくことが望ましい。
【0023】したがって、上記枠部材50,50,50
・・・と直角三方継手具60,60,60・・・と、開
口縁取枠部材70,70,70・・・と、直角三方継手
具80,80,80・・・とを使用することで直方体の
本体側枠体101と蓋体側枠体102とが構成できる。
すなわち、前記した後面部11と前面部21との夫々の
四辺は枠部材50,50,50,50とを使用し、四つ
角には直角三方継手具60,60,60・・・を使用す
る。
・・・と直角三方継手具60,60,60・・・と、開
口縁取枠部材70,70,70・・・と、直角三方継手
具80,80,80・・・とを使用することで直方体の
本体側枠体101と蓋体側枠体102とが構成できる。
すなわち、前記した後面部11と前面部21との夫々の
四辺は枠部材50,50,50,50とを使用し、四つ
角には直角三方継手具60,60,60・・・を使用す
る。
【0024】そして、主容体部10と蓋体部20との箱
状の深さ方向に向く四つ角部位も前記枠部材50,5
0,50,50を使用し、該主容体部10と蓋体部20
との解雇部に相当する部位は、前記開口縁取枠部材7
0,70,70,70と、直角三方継手具80,80,
80,80を使用して直方体の本体側枠体101と蓋体
側枠体102とが形成されるものである。
状の深さ方向に向く四つ角部位も前記枠部材50,5
0,50,50を使用し、該主容体部10と蓋体部20
との解雇部に相当する部位は、前記開口縁取枠部材7
0,70,70,70と、直角三方継手具80,80,
80,80を使用して直方体の本体側枠体101と蓋体
側枠体102とが形成されるものである。
【0025】そして、上記本体側枠体101には、板材
からなる後面部11と本体側壁部12a,12bと本体
上面部13と本体底面部14とを、夫々の縁部を溝5
1,51,51・・・及び溝71,71,71・・・内
に嵌合して取り付け、また、上記蓋体側枠体102に
は、板材からなる前面部21と蓋体側壁部22a,22
bと蓋体上面部23と蓋体底面部24とを夫々の縁部を
溝51,51,51・・・及び溝71,71,71・・
・内に嵌合して取り付けてある。
からなる後面部11と本体側壁部12a,12bと本体
上面部13と本体底面部14とを、夫々の縁部を溝5
1,51,51・・・及び溝71,71,71・・・内
に嵌合して取り付け、また、上記蓋体側枠体102に
は、板材からなる前面部21と蓋体側壁部22a,22
bと蓋体上面部23と蓋体底面部24とを夫々の縁部を
溝51,51,51・・・及び溝71,71,71・・
・内に嵌合して取り付けてある。
【0026】すなわち、前記のようにして構成した、本
体側枠体101と蓋体側枠体102とは、開口となる一
面を除いた五面が、四方を溝51,51,51・・・ま
たは溝71,71,71・・・で囲まれた方形となる。
したがって、この本体側枠体101と蓋体側枠体102
との五面部位に板材を嵌着することで、共に一面を開口
した箱状の主容体部10と蓋体部20とを構成できるも
のである。
体側枠体101と蓋体側枠体102とは、開口となる一
面を除いた五面が、四方を溝51,51,51・・・ま
たは溝71,71,71・・・で囲まれた方形となる。
したがって、この本体側枠体101と蓋体側枠体102
との五面部位に板材を嵌着することで、共に一面を開口
した箱状の主容体部10と蓋体部20とを構成できるも
のである。
【0027】そして、本発明は上記後面部11と前面部
21とのいずれか一方または双方は透明板材となしてあ
る。この後面部11または前面部21を構成する透明板
材は透明性と保形性(剛性)とからアクリル透明板を使
用することが望ましい。
21とのいずれか一方または双方は透明板材となしてあ
る。この後面部11または前面部21を構成する透明板
材は透明性と保形性(剛性)とからアクリル透明板を使
用することが望ましい。
【0028】さらに本発明は、上記透明板からなる後面
部11または前面部21の内面側には一辺を主容体部1
0または蓋体部20にヒンジ連結し、このヒンジ連結辺
と対向する辺を該主容体部10または蓋体部20に着脱
可能に係止した裏当板110を設けたものである。
部11または前面部21の内面側には一辺を主容体部1
0または蓋体部20にヒンジ連結し、このヒンジ連結辺
と対向する辺を該主容体部10または蓋体部20に着脱
可能に係止した裏当板110を設けたものである。
【0029】アクリル透明板は、透明性、強度共、この
種アタッシュケースに使用するには充分であるが唯一加
工性に劣ることで利用されないでいた。すなわち、透明
アクリル板は切断・糊着は容易ではあるが、鋸歯切断す
るとその木端面は粗面となって体裁が悪く、しかも糊着
ができなくなくなる。そこで、木端面はパフ仕上げ等で
鏡面仕上げしなくてはならず、この煩雑な鏡面仕上げ
が、利用の大きな阻害原因となっていたものである。
種アタッシュケースに使用するには充分であるが唯一加
工性に劣ることで利用されないでいた。すなわち、透明
アクリル板は切断・糊着は容易ではあるが、鋸歯切断す
るとその木端面は粗面となって体裁が悪く、しかも糊着
ができなくなくなる。そこで、木端面はパフ仕上げ等で
鏡面仕上げしなくてはならず、この煩雑な鏡面仕上げ
が、利用の大きな阻害原因となっていたものである。
【0030】しかし、本発明では上記後面部11と前面
部21とのいずれか一方または双方は透明板材となし
て、その四方を溝51,51,51・・・または溝7
1,71,71・・・内に嵌合して取り付けてあるの
で、木端面は露出しないので、単に切断したのみで該木
端の仕上げ処理は不要であるので、従来加工性が悪いと
してアクリル透明板も簡易に利用できるものである。
部21とのいずれか一方または双方は透明板材となし
て、その四方を溝51,51,51・・・または溝7
1,71,71・・・内に嵌合して取り付けてあるの
で、木端面は露出しないので、単に切断したのみで該木
端の仕上げ処理は不要であるので、従来加工性が悪いと
してアクリル透明板も簡易に利用できるものである。
【0031】したがって、本発明は一部部材に透明板を
使用するのみで、従来の製造方法と変わることなく容易
に内部が透視できるアタッシュケースを提供できるもの
である。
使用するのみで、従来の製造方法と変わることなく容易
に内部が透視できるアタッシュケースを提供できるもの
である。
【0032】また、上記裏当板110は、後面部11ま
たは前面部21との間に表示板100を収納するための
もので、該表示板100を適宜交換することで、該後面
部11または前面部21を色々と変化できるようになし
たものである。
たは前面部21との間に表示板100を収納するための
もので、該表示板100を適宜交換することで、該後面
部11または前面部21を色々と変化できるようになし
たものである。
【0033】したがって、この裏当板110は開閉可能
となすことが必要で、一辺をヒンジ連結し、このヒンジ
連結辺と対向する辺を着脱可能に係止してある。なお、
このヒンジ連結及び係止は従来公知な各種手段で行なえ
ばよいが、図示例では、「図5」に示すように、裏当板
110の下辺を可曲連結シート111を介して枠部材5
0に螺子112等で固定し、この可曲連結シート111
が折れ曲がることでヒンジ連結されるようになしてあ
る。
となすことが必要で、一辺をヒンジ連結し、このヒンジ
連結辺と対向する辺を着脱可能に係止してある。なお、
このヒンジ連結及び係止は従来公知な各種手段で行なえ
ばよいが、図示例では、「図5」に示すように、裏当板
110の下辺を可曲連結シート111を介して枠部材5
0に螺子112等で固定し、この可曲連結シート111
が折れ曲がることでヒンジ連結されるようになしてあ
る。
【0034】また、該裏当板110の上辺には指でつま
むツマミ片113が突設してあり、このツマミ片113
と枠部材50とには夫々相互に着脱可能な面状のファス
ナー114の一方を取り付けてなる。
むツマミ片113が突設してあり、このツマミ片113
と枠部材50とには夫々相互に着脱可能な面状のファス
ナー114の一方を取り付けてなる。
【0035】なお、上記裏当板110は適宜材質を使用
すればよいが、透明材とすることで前記表示板100を
収納しない場合は、内側を透視可能となしても無論差し
支えないものである。
すればよいが、透明材とすることで前記表示板100を
収納しない場合は、内側を透視可能となしても無論差し
支えないものである。
【0036】なお、以上の説明で、透明板材は後面部1
1と前面部21とのいずれか一方または双方としたが、
その他の面に透明板材を使用することを妨げるものでは
ない。
1と前面部21とのいずれか一方または双方としたが、
その他の面に透明板材を使用することを妨げるものでは
ない。
【0037】また、前記した蝶番30,30、係止装置
40,40、提手90は従来公知なものを使用すればよ
いが、本実施例では該蝶番30,30に蓋開放角度を所
定角度で止めるストッパー機能を有したものを使用して
いる。すなわち、該蝶番30は、「図7」に示すよう
に、共通の軸31に一辺を枢着した連結板部32,32
に夫々凸条部33,33を軸31と平行に設け、この凸
条部33,33の高さを適宜に設定することで、両凸条
部33,33の上端が「図7」に破線で示すように衝合
するまで蓋体部20を開くことができるようになしてあ
る。
40,40、提手90は従来公知なものを使用すればよ
いが、本実施例では該蝶番30,30に蓋開放角度を所
定角度で止めるストッパー機能を有したものを使用して
いる。すなわち、該蝶番30は、「図7」に示すよう
に、共通の軸31に一辺を枢着した連結板部32,32
に夫々凸条部33,33を軸31と平行に設け、この凸
条部33,33の高さを適宜に設定することで、両凸条
部33,33の上端が「図7」に破線で示すように衝合
するまで蓋体部20を開くことができるようになしてあ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明は上記のごときであるので、適宜
一面または数面が透明板材となすことができ、内部を透
視できるアタッシュケースを提供できるものである。
一面または数面が透明板材となすことができ、内部を透
視できるアタッシュケースを提供できるものである。
【0039】そして、本発明は上記透明板材にアクリル
透明板を使用しても、製造が容易で、透明材を使用して
も前記したように製造工程が複雑化せず、強度低下もな
いアタッシュケースを提供できるものである。
透明板を使用しても、製造が容易で、透明材を使用して
も前記したように製造工程が複雑化せず、強度低下もな
いアタッシュケースを提供できるものである。
【0040】また、本発明は裏当板110を設けたの
で、この裏当板110と、後面部11または前面部21
との間に表示板100を収納することで、該表示板10
0を適宜交換することで、外観上は後面部11または前
面部21を色々と変化できるようになしたアタッシュケ
ースを提供できるものである。
で、この裏当板110と、後面部11または前面部21
との間に表示板100を収納することで、該表示板10
0を適宜交換することで、外観上は後面部11または前
面部21を色々と変化できるようになしたアタッシュケ
ースを提供できるものである。
【0041】なお、上記表示板100は、各種材質の生
地、模様や宣伝表記したシート、必要収納物を記載した
リスト表等と種々の利用目的に合わせたものが使用で
き、その結果利用範囲の広いアタッシュケースを提供で
きるものである。
地、模様や宣伝表記したシート、必要収納物を記載した
リスト表等と種々の利用目的に合わせたものが使用で
き、その結果利用範囲の広いアタッシュケースを提供で
きるものである。
【図1】本発明アタッシュケースの一実施態様正面図で
ある。
ある。
【図2】底部の縦断面図である。
【図3】本発明に使用する枠部材と直角三方継手具との
平面図である。
平面図である。
【図4】本発明アタッシュケースを横に倒した状態での
側面図である。
側面図である。
【図5】左右略半分の部位の縦断面図である。
【図6】本発明に使用するもう一つの直角三方継手具の
斜視図である。
斜視図である。
【図7】本発明に使用する蝶番の一例側面図である。
10 主容体部 11 後面部 12a 本体側壁部 12b 本体側壁部 13 本体上面部 14 本体底面部 20 蓋体部 21 前面部 22a 蓋体側壁部 22b 蓋体側壁部 23 蓋体上面部 24 蓋体底面部 30 蝶番 40 係止装置 90 提手 50 枠部材 51 溝 60 直角三方継手具 70 開口縁取枠部材 71 溝 101 本体側枠体 102 蓋体側枠体 110 裏当板
Claims (1)
- 【請求項1】 後面部(11)と本体側壁部(12a,
12b)と本体上面部(13)と本体底面部(14)と
で一面が開口した箱状の主容体部(10)を、前面部
(21)と蓋体側壁部(22a,22b)と蓋体上面部
(23)と蓋体底面部(24)とで一面が上記開口と同
じ大きさの開口となした箱状の蓋体部(20)を構成
し、該主容体部(10)と蓋体部(20)とは両者の開
口を合わせて、その本体底面部(14)と蓋体底面部
(24)とを蝶番(30,30)でヒンジ連結し、該本
体上面部(13)と蓋体上面部(23)とは相互に係止
装置(40,40)で着脱可能に連結し、本体上面部
(13)には提手(90)を設けてなるアタッシュケー
スにおいて、 上記主容体部(10)と蓋体部(20)とは、断面略L
字状でその両側辺部位に溝(51)を有した枠部材(5
0,50,50・・・)と、この枠部材(50,50,
50・・・)を角部で連結する直角三方継手具(60,
60,60・・・)と、断面略コの字状でその溝(7
1)を後面部(11)または前面部(21)に向ける開
口縁取枠部材(70,70,70・・・)と、この開口
縁取枠部材(70,70,70・・・)及び前記枠部材
(50,50,50・・・)を角部で連結する直角三方
継手具(80,80,80・・・)とで直方体の本体側
枠体(101)と蓋体側枠体(102)とを構成し、 上記本体側枠体(101)には、板材からなる後面部
(11)と本体側壁部(12a,12b)と本体上面部
(13)と本体底面部(14)とを、夫々の縁部を溝
(51,51,51・・・)及び溝(71,71,71
・・・)内に嵌合して取り付け、また、上記蓋体側枠体
(102)には、板材からなる前面部(21)と蓋体側
壁部(22a,22b)と蓋体上面部(23)と蓋体底
面部(24)とを夫々の縁部を溝(51,51,51・
・・)及び溝(71,71,71・・・)内に嵌合して
取り付け、 上記後面部(11)と前面部(21)とのいずれか一方
または双方は透明板材となし、この透明板からなる後面
部(11)または前面部(21)の内面側には一辺を主
容体部(10)または蓋体部(20)にヒンジ連結し、
このヒンジ連結辺と対向する辺を該主容体部(10)ま
たは蓋体部(20)に着脱可能に係止した裏当板(11
0)を設けたことを特徴とするアタッシュケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9356168A JP3045231B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | アタッシュケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9356168A JP3045231B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | アタッシュケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11169217A JPH11169217A (ja) | 1999-06-29 |
JP3045231B2 true JP3045231B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=18447681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9356168A Expired - Fee Related JP3045231B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | アタッシュケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3045231B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP9356168A patent/JP3045231B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11169217A (ja) | 1999-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6142365A (en) | Foldable plastic box | |
USD330161S (en) | Container with hinged lid | |
US5678339A (en) | Integrated picture frame and stand apparatus | |
EP0335258A3 (en) | Display box and foldable blank | |
USD372673S (en) | Storage box | |
USD367379S (en) | Multi-purpose table | |
JPH11192188A (ja) | 携帯用合成樹脂製便器 | |
US6438883B1 (en) | Picture cabinet | |
USD392119S (en) | Toy storage and display box | |
JP3045231B2 (ja) | アタッシュケース | |
USD358583S (en) | Portable computer with an articulating display panel | |
US6045880A (en) | Three-dimensional plastic representation for articles E.G. binders | |
USD262763S (en) | Desk unit or similar article | |
US5081776A (en) | Greeting card structure | |
USD358319S (en) | Eyeglass display hanger | |
USD350479S (en) | Flexible container | |
USD360764S (en) | Merchandising display | |
USD349694S (en) | Portable computer | |
USD428334S (en) | Box | |
JPH0728098Y2 (ja) | 方形物品の展示兼用包装ケース | |
GB2191386A (en) | Improvements in display containers | |
USD360426S (en) | Integrated liquid crystal display projector | |
USD341651S (en) | Foldable portable baseboard heater | |
USD378173S (en) | Voting booth | |
US4009533A (en) | Sample enlarging material display device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |