JP3045208U - ビタミン・ミネラル状態判断表 - Google Patents
ビタミン・ミネラル状態判断表Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この考案は、老化制御等に有用なビタミン・
ミネラルの過不足を目視できることを目的としたもので
ある。 【解決手段】 血液の老化指標に係るビタミン・ミネラ
ルの指標物質の項目を順次横軸に表わし、前記指標物質
の項目に対応するビタミン・ミネラルの量を縦軸にとっ
て標準値を示し、グラフ化したことを特徴とするビタミ
ン・ミネラル状態判断表。血液の老化指標に係るビタミ
ン・ミネラルの指標物質の項目を順次横軸に表わし、前
記指標物質の項目に対応するビタミン・ミネラルの量を
縦軸にとって、各ビタミン・ミネラル量の過不足度合い
として標準値及び下限標準値と、上限標準値を表示した
ことを特徴とするビタミン・ミネラル状態判断表。
ミネラルの過不足を目視できることを目的としたもので
ある。 【解決手段】 血液の老化指標に係るビタミン・ミネラ
ルの指標物質の項目を順次横軸に表わし、前記指標物質
の項目に対応するビタミン・ミネラルの量を縦軸にとっ
て標準値を示し、グラフ化したことを特徴とするビタミ
ン・ミネラル状態判断表。血液の老化指標に係るビタミ
ン・ミネラルの指標物質の項目を順次横軸に表わし、前
記指標物質の項目に対応するビタミン・ミネラルの量を
縦軸にとって、各ビタミン・ミネラル量の過不足度合い
として標準値及び下限標準値と、上限標準値を表示した
ことを特徴とするビタミン・ミネラル状態判断表。
Description
【0001】
この考案は、血液の老化指標に係る各種ビタミン・ミネラルの指標物質の項目 と、これに対応するビタミン・ミネラルの量をグラフ化し、測定値との照合によ って、被験者のビタミン・ミネラルの過不足を知る為に用いることを目的とした ビタミン・ミネラル状態判断表に関する。
【0002】
従来健康診断などにおいて特定ビタミン(例えばビタミンA、B1、B2、C など)の量を測定したり、ミネラル(例えば鉄)の量を測定することがあるが、 その過不足について判断することが少なく、判断しても摂取食物について単なる アドバイスをするに止っていた。
【0003】 また臨床検査などで病気発見、病気治療のために血液中の指標物質を測定し、 当該物質の標準値に対する多寡により診断、治療が行われていた。
【0004】
前記従来の方法によれば、健康状態又は病気の把握により、対症療法的診断、 治療に効力を発揮しているが、老化の程度を総合的に分析することができないの みならず、老化制御のについての指標を与えることができないなどの問題点があ った。また対症療法の場合には、当該病状による治療については比較的的確に対 応し、治療できるが、老化制御や成人病の予防に発病前に対処できない問題点が あった。特に総合的に判断し得るような指標表又はグラフの如き提案はなかった 。
【0005】
然るにこの考案は、老化に関係のある各種指標物質について、血液中に夫々含 まれるビタミン・ミネラルの標準値過不足度合いを表示すると共に、測定後の各 種指標物質をグラフ化することにより、老化制御の判断を容易にして、前記従来 の問題点を解決したのである。
【0006】 即ちこの考案は血液の老化指標に係るビタミン・ミネラルの指標物質の項目を 順次横軸に表わし、前記指標物質の項目に対応するビタミン・ミネラルの量を縦 軸にとって標準値を示し、グラフ化したことを特徴とするビタミン・ミネラル状 態判断表である。また血液の老化指標に係るビタミン・ミネラルの指標物質の項 目を順次横軸に表わし、前記指標物質の項目に対応するビタミン・ミネラルの量 を縦軸にとって、各ビタミン・ミネラル量の過不足度合いとして標準値及び下限 標準値と、上限標準値を表示したことを特徴とするビタミン・ミネラル状態判断 表である。更に指標物質は、ビタミンとしてビタミンA、ビタミンB1、ビタミ ンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC、ビタミンE、カロ チン、ニコチン酸、ビオチン、イノシトールとし、ミネラルとしてナトリウム、 カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、イオウ、ケイソ、アルミ、鉄、亜 鉛、銅、マンガン、ホウ素、モリブデン、コバルト、クロム、ヨウ素、フッ素、 セレン、バナジウムを指標としたことを特徴とするビタミン・ミネラル状態判断 表である。
【0007】 この考案は、被験者の血液中の各種指標物質を測定し、その量をこの考案のビ タミン・ミネラル状態判断表上にグラフ化すれば夫々の標準値との過不足が明瞭 となる。そこで数段階の解析により、治療法の修正、効果の確認および老化制御 の実態を量的に把握することができる。
【0008】
この考案は血液の老化指標に係る各種ビタミン・ミネラルの指標物質の項目と 、これに対応するビタミン・ミネラルの量をグラフ化し、被験者の血液の測定値 との照合によって、ビタミン・ミネラルの過不足を既知できるようにしたビタミ ン・ミネラル状態判断表である。
【0009】
この考案は、ビタミン・ミネラル量1を縦軸2とし、ビタミン・ミネラルの指 標物質の項目3を横軸4とし、かつ標準値5と、標準上限6および標準下限7に 着色、鎖線表示その他によって見易い区画8、9として判断表10を形成したも のである。
【0010】 前記判断表10を使用するには、被験者の血液測定により得た数値を、前記判 断表10上へ棒グラフ11として表せば、標準値との関係でビタミン・ミネラル の過不足を既知することができる。指標物質とその項目は表1の通りである。こ の判断表の使用例は次の通りである。
【0011】
【表1】
【0012】 (使用例) この例における指標物質は次の通りである。
【0013】 1.水溶性ビタミン:ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミ ンB6、ビタミンB12、ニコチン酸、ビオチン、イノシトール。
【0014】 2.脂溶性ビタミン:ビタミンE、ビタミンA、カロチン。
【0015】 3.ミネラル:Ca、Mg、Na、K、P。
【0016】 4.微量ミネラル:Fe、Zn、Mn、Se、Cr、Cu、Mo、I、F、B、 S、Si、Al、Co、V。
【0017】 次はビタミン・ミネラル状態判断葉の解析と使い方を説明する。
【0018】 ビタミン・ミネラル状態判断表(図1)の作成は次の順序による。
【0019】 (1)被験者の測定値−正常値の平均値=被験者データ。
【0020】 (2)標準値=0とする。
【0021】 (3)被験者データによって、棒グラフを作成する。
【0022】 標準域、安全域、異常域の判断は図2の通りである。
【0023】 ビタミンとミネラルの過不足状態は成人病と深い関係があり、さらに老化とも 密着している。従ってビタミン・ミネラル状態判断表によって、成人病になる可 能性と老化度を5段階に分け、これによって成人病の予防と老化制御を段階に応 じて対応する。
【0024】 (1)第一段階: ビタミン・ミネラルが時々低い状態である。相対摂取不足が主な原因である。 できるだけ十分にビタミン・ミネラルを補助することが必要である。
【0025】 (2)第二段階: ビタミン・ミネラルの不足状態が一年以上継続して、体に軽い損傷が出ている が、明確な機能障害はまだ出ていない。ある微量ミネラルの不足が特徴である。 同時に脂溶性ビタミンが高くなるかもしれない。できるだけ多量にビタミン・ミ ネラルを補助することが必要である。
【0026】 (3)第三段階: 短い期間(三ヶ月)で、急に一つ又は一つ以上のミネラルが高くなって、他の ミネラルとビタミンがかなり(非常に)低くなる。食事以外に過度のミネラルが 体内に入ることである。多量のビタミンの補助が必要である。
【0027】 (4)第四段階: ミネラルの不足状態が長期的に継続して、ある程度、あるいは明確な欠乏症状 がでている。ビタミンのほうも低下の傾向がある。つまり半病人の状態である。 長期的の有機ミネラルとビタミンの補助が必要である。
【0028】 (5)第五段階: ビタミンとミネラルの不足、特に微量ミネラルの欠乏によって、成人病と病的 老化を促進している。この時は有機ミネラルとビタミンの補助と治療が必要であ る。
【0029】 前記のように、被験者を状態によって第一段階乃至第五段階に分析して適切に 治療することにより急速に改善することができる。各治療段階において定期的( 例えば10日毎)にビタミン・ミネラル量を測定し、判断表上に棒グラフとして 記入すれば、治療効果を目視によりたしかめることができるので、治療段階を適 切に対処させることができる。
【0030】
この考案の判断表は、被験者の血液の測定より得た情報をグラフとして書き込 むことにより、被験者のビタミン・ミネラルの総合的過不足を判断し、解析して 適切な治療を行う有力な情報とし得る効果がある。
【図1】この考案の実施例の判断表に、測定より得た情
報をグラフ化した状態の平面図。
報をグラフ化した状態の平面図。
【図2】同じく解析図。
1 ビタミン・ミネラル量 2 縦軸 3 指標物質の項目 4 横軸 5 標準値 6 標準上限 7 標準下限 8、9 区画 10 判断表 11 棒グラフ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項3】 請求項1又は2記載の指標物質は、ビタ
ミンとしてビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、
ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC、ビ
タミンE、カロチン、ニコチン酸、ビオチン、イノシト
ールとし、ミネラルとしてナトリウム、カリウム、カル
シウム、マグネシウム、リン、イオウ、ケイソ、アル
ミ、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ホウ素、モリブデン、コ
バルト、クロム、ヨウ素、フッ素、セレン、バナジウム
を指標としたことを特徴とするビタミン・ミネラル状態
判断表。 ─────────────────────────────────────────────────────
ミンとしてビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、
ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC、ビ
タミンE、カロチン、ニコチン酸、ビオチン、イノシト
ールとし、ミネラルとしてナトリウム、カリウム、カル
シウム、マグネシウム、リン、イオウ、ケイソ、アル
ミ、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ホウ素、モリブデン、コ
バルト、クロム、ヨウ素、フッ素、セレン、バナジウム
を指標としたことを特徴とするビタミン・ミネラル状態
判断表。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (3)
- 【請求項1】 血液の老化指標に係るビタミン・ミネラ
ルの指標物質の項目を順次横軸に表わし、前記指標物質
の項目に対応するビタミン・ミネラルの量を縦軸にとっ
て標準値を示し、グラフ化したことを特徴とするビタミ
ン・ミネラル状態判断表。 - 【請求項2】 血液の老化指標に係るビタミン・ミネラ
ルの指標物質の項目を順次横軸に表わし、前記指標物質
の項目に対応するビタミン・ミネラルの量を縦軸にとっ
て、各ビタミン・ミネラル量の過不足度合いとして標準
値及び下限標準値と、上限標準値を表示したことを特徴
とするビタミン・ミネラル状態判断表。 - 【請求項3】 指標物質は、ビタミンとしてビタミン
A、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタ
ミンB12、葉酸、ビタミンC、ビタミンE、カロチ
ン、ニコチン酸、ビオチン、イノシトールとし、ミネラ
ルとしてナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシ
ウム、リン、イオウ、ケイソ、アルミ、鉄、亜鉛、銅、
マンガン、ホウ素、モリブデン、コバルト、クロム、ヨ
ウ素、フッ素、セレン、バナジウムを指標としたことを
特徴とするビタミン・ミネラル状態判断表。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011066U JP3045208U (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | ビタミン・ミネラル状態判断表 |
JP2530897A JPH10187264A (ja) | 1996-10-30 | 1997-02-07 | ビタミン・ミネラル状態判断表およびこれを用いた判断方法 |
CA 2218146 CA2218146C (en) | 1996-10-30 | 1997-10-14 | Table for assessing vitamin mineral profile and method for assessing vitamin mineral profile |
CN 97121550 CN1181526A (zh) | 1996-10-30 | 1997-10-29 | 维生素和矿物质分布状况评价表及使用该表进行评价的方法 |
DE69732017T DE69732017D1 (de) | 1996-10-30 | 1997-10-30 | Tabelle und Verfahren zur Beurteilung von Vitamin-Mineral Profildaten |
AU43645/97A AU740046B2 (en) | 1996-10-30 | 1997-10-30 | Table for assessing vitamin mineral profile and method for assessing vitamin mineral profile |
EP19970308698 EP0840127B1 (en) | 1996-10-30 | 1997-10-30 | Table and method for assessing vitamin mineral profile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011066U JP3045208U (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | ビタミン・ミネラル状態判断表 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3045208U true JP3045208U (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=43179600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996011066U Expired - Lifetime JP3045208U (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | ビタミン・ミネラル状態判断表 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3045208U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004089654A (ja) * | 2002-09-01 | 2004-03-25 | Mikio Kuno | 生活習慣病曲線並びに生活習慣病チェックリスト |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP1996011066U patent/JP3045208U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004089654A (ja) * | 2002-09-01 | 2004-03-25 | Mikio Kuno | 生活習慣病曲線並びに生活習慣病チェックリスト |
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