JP3044435U - クレーン車用タイヤストッパ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 この考案は、クレーン車をジャッキアップす
るときに、クレーン車の位置固定をするタイヤストッパ
に関するものである。 【解決手段】 タイヤストッパ１及び２に保持具３及び
４を取り付け、さらに支点ピン６で連結する。次に前進
側アイボルト９から金具１０の穴を通り、支点ピン６を
回して更に金具１０を通り後退側アイボルトまでゴムひ
もを結ぶ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はクレーン車のクレーンを使用するとき、クレーン車の足場を安定させ るためクレーン車をジャッキアップする際、タイヤが転がることを防止するタイ ヤストッパに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

１）従来のタイヤストッパは前進側用、後退側用別々に地上に置くだけのも のがほとんどで、このため、ジャッキアップされたクレーン車を降ろすと、 その勢いで地上に置かれたタイヤストッパをはじき飛ばしてしまう。また、 ベルトでタイヤに縛りつけても外れてしまうことがある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

したがって、ジャッキアップされたクレーン車をジャキから降ろすとき飛ばされ たストッパが人に当たるなどして非常に危険だった。 本考案はこれらの欠点を除いて、作業者の危険回避をはかるものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）前進側タイヤストッパ１に前進側タイヤストッパ保持具３をネジ５で 固定する。 （ロ）後退側タイヤストッパ２に後退側タイヤストッパ保持具４をネジ５で 固定する。 （ハ）前進側タイヤストッパ保持具３と後退側タイヤストッパ保持具４に支 点ピン６を入れる穴をもうけ、支点ピン６を入れる。 （ニ）支点ピン６の両端には止め輪用ミゾ７をもうける。 （ホ）支点ピン６が抜けないよう止め輪用ミゾ７に止め輪８を取付ける。 （ヘ）前進側タイヤストッパ１及び後退側タイヤストッパ２にアイボルト９ をもうける （ト）金具１０に穴１１をもうけ、前進側タイヤストッパ１のアイボルト９ から金具１０の穴１１を通り、支点ピン６を経由して再び金具１０の穴１１ を通り後退側タイヤストッパ２のアイボルト９へゴムひも１２をかける。 （チ）金具１０をタイヤ１３にかける。

【０００５】

【作用】

以上の様な構造であるから （イ）２のつタイヤに取り付けていたものが１つのタイヤへ取り付ければ済 むようになる。 （ロ）これまでベルト等のひもでタイヤに締め付けていたものが、ゴムひも をタイヤに引っかけてやればよくなる。 （ハ）前進側と後退側のストッパがバランスして、ジャッキアップ時タイヤ がひとりでに回らなくなる。 （ニ）持ち運びが容易になる。 （ホ）収納がらくになる。

【０００６】

【実施例】

（イ）タイヤストッパ保持具を折り畳み式ではなく、伸縮式としても同じ効 果がある。

【０００７】

【考案の効果】

以上により、作業者の安全が確保できると同時に、作業性の大きな改善もはかれ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図

【図２】本考案の側面図

【図３】本考案の折り畳み図

【図４】本考案実施例の折り畳み図

【符号の説明】

１．前進側タイヤストッパ ２．後退側タイヤストッパ ３．前進側タイヤストッパ保持具 ４．後退側タイヤストッパ保持具 ５．ネジ ６．支点ピン ７．止め輪用ミゾ ８．止め輪 ９．アイボルト １０．金具 １１．金具部通し穴 １２．ゴムひも １３．タイヤ １４．蝶ナット

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【手続補正書】

【提出日】平成９年７月７日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】前進方向側と後退方向側を同時に固定する
   クレーン車用タイヤストッパ