JP3044219B1 - 子供用衣類 - Google Patents

子供用衣類

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JP3044219B1
JP3044219B1 JP11125201A JP12520199A JP3044219B1 JP 3044219 B1 JP3044219 B1 JP 3044219B1 JP 11125201 A JP11125201 A JP 11125201A JP 12520199 A JP12520199 A JP 12520199A JP 3044219 B1 JP3044219 B1 JP 3044219B1
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Abstract

【要約】 【課題】 衣類を通して母子のコミュニケーションをは
かり、衣類の折り畳み方や衣類の脱ぎ方等を教える。 【解決手段】 前身頃、後身頃の一部、および上着の袖
あるいはズボンの裾の一部に、折り畳む順序で、絵柄や
文字を含む模様が関連づけて付され、折り畳まれた各段
階で、模様が一体化、連続化、あるいは1つの関連した
模様を形成するように構成されている。また、前身頃、
袖の夫々の一部に、絵柄や文字を含む模様を関連づけて
付し、衣類を着た状態で、関連づけた模様を一体化、連
続化あるいは1つの関連した模様を形成させる動作で、
衣類を脱ぐ動作あるいは/および衣類のボタン止め動作
が行える態勢になるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パジャマ等の子供
用衣類に関し、特に、衣類を通して幼児と母親等の保護
者とのコミュニケーションが取れるようにして子供の知
育促進を図り、かつ、コミュニケーションを通して遊び
ながら子供自身で衣類を畳めるしつけが行えるように
し、子供自身にも自分一人で出来る達成感や満足感を与
えることが出来るようにするものである。
【0002】
【従来の技術】近時、子供と母親等の保護者(以下、母
親と略す)とのコミュニケーションが乏しくなりがち
で、コミュニケーションが不足すると、子供に衣類の脱
ぎ着等の基本的な動作を教える機会も少なく、知育促進
の面で問題になっている。また、基本的な動作と共に子
供の仕付けもなおざりになりがちである。子供の仕付け
は、保護者が一方的に押し付けても子供は嫌がるだけで
あり、特に幼児に対する仕付けは非常に難しいが、幼児
期に身につけておくことが必要あるいは好ましい場合も
多い。例えば、子供が脱いだ衣類を子供自身で畳むよう
な仕付けは、子供が面倒がると共に何度も繰り返し行わ
なければ身につかず、また、母親も子供自身でさせるよ
りは母親がした方が早いために、衣類を畳む習慣を子供
につけることは非常に難しい。
【0003】従来、子供用衣類には、子供が好む可愛い
動物や花等の絵柄や、キャラクターデザイン、文字等が
付されている場合が多い。これらの模様や文字は主とし
てデザイン上の観点から付されており、目立つ部分、例
えば、前身頃の正面や袖等に付されているだけで、離れ
た位置にある絵柄や文字等の模様を意図的に関連づけた
ものは殆ど提供されていない。よって、衣類に付されて
いる模様を見て、単に、模様に関して子供と話をするこ
とはできるが、それ以上の衣類の畳み方や、衣類の脱ぎ
着の仕方を衣類を通して教えるようには工夫されていな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した問題
に鑑みてなされたもので、衣類を通して子供とのコミュ
ニケーションを図れるようにして知育を促進し、かつ、
母子のコミュニケーションを取りながら、子供と母親と
が楽しく遊びながら、子供に衣類の畳み方や脱ぎ着の仕
方を教えることができる子供用衣類を提供することを課
題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、前身頃、後身頃の一部、および上着の袖
あるいはズボンの裾の一部に、折り畳む順序で、絵柄や
文字を含む模様が関連づけて付され、折り畳まれた各段
階で、模様が一体化、連続化、あるいは1つの関連した
模様を形成するように構成されていることを特徴とする
子供用衣類を提供している。
【0006】上記折り畳む順序で関連づけている絵柄あ
るいは/および文字からなる模様は、折り畳む各段階で
絵柄の一部が重なり、重なった部分で絵柄が順次変化す
るものである。よって、模様を付す位置は折り畳んだ状
態で重なって1つの模様が完成する位置に設けている。
上記絵柄とは、動物、花、星等の1つの図形やストライ
プ等の線状の模様を含み、上記文字は平がな、漢字、英
文字、数字等を含むものである。例えば、前身頃正面に
動物の模様を付し、右袖および左袖の背面側に動物の顔
の上半分の模様を付し、左袖および左袖を前身頃側に折
り畳むと前身頃の動物の顔の上半分に重なるようにして
いる。
【0007】また、上記重ねて完成させる模様を重ねた
部分で順次変化させることが好ましく、このように折り
畳むと模様が変化していくと、より楽しく会話を弾ませ
ることできる。例えば、前身頃正面に動物の模様を付
し、右袖背面に動物の元気な顔の上半分の模様を付すと
共に、左袖背面に動物の眠たそうな顔の上半分の模様を
付しておき、右袖を前身頃に折り畳むと顔の上半分が重
なって元気な顔となり、左袖を折り畳むと顔の上半分が
重なって眠たそうな顔となるようにしている。
【0008】さらに、上記折り畳む順序で関連づけてい
る模様は、折り畳んで重ね合わせる位置に同一の絵柄を
付し、絵合わせを行うことにより順次折り畳まれるよう
にしている。特に、同一の模様や文字を合わせる絵合わ
せや文字合わせは単純に出来るため、幼児等の年少者を
対象とする場合には好ましい。例えば、ズボンの左右の
膝部分に同一の模様を付しておき、この同一の模様を合
わせることによりズボンを折り畳めるようにしている。
【0009】さらにまた、上記折り畳む順序で関連づけ
ている模様は、折り畳んだ状態で形成される模様によ
り、ストーリーが順次展開していく模様としている。こ
のストーリーを展開させていく模様は、同一模様を絵合
わせする場合よりも想像力や観察力を要するため、絵合
わせよりも年長の子供を対象とすることが好ましい。例
えば、前身頃正面に寒そうにしている動物を付し、右袖
背面にズボンの絵柄を付すと共に、左袖背面にコートの
絵柄を付しておき、前身頃に右袖を折り畳むとズボンを
はいた動物の絵柄となり、ついで、左袖を折り畳むとコ
ートを着た動物となり、寒そうにしている動物に折り畳
む順序で順次衣服が着せられていくようにしている。
【0010】上記した折り畳んで重ねることにより絵合
わせ的に1つの模様が一体的に完成する模様と、ストー
リーを段階的に展開させていく模様とを、組み合わせて
衣類に付してもよい。この折り畳む順序で関連づけた模
様を付している衣類は、2歳〜7歳程度(身長90cm
〜130cm程度)の子供を対象としており、よって、
適用する年齢に応じて、関連づける模様を、単純なもの
から、想像性や観察力を要するものに変えることが好ま
しい。
【0011】折り畳む順序は、上記関連づけた模様に従
って、前身頃あるいは後身頃に対して、左右いずれかの
一方の袖部が折り畳まれ、次いで、左右いずれか他方の
袖部が折り畳まれ、ついで、上下に折り畳まれるように
構成している。
【0012】あるいは、上記関連づけた模様に従って、
前身頃あるいは後身頃に対して、左右いずれかの一方の
袖部が折り畳まれ、次いで、左右いずれか他方の袖部が
折り畳まれ、ついで、身頃の左右両側が前身頃側あるい
は後身頃側に横方向に折り畳まれ、ついで、上下に折り
畳まれるように構成している。
【0013】さらに、上記関連づけた模様に従って、ズ
ボンの左右脚部が重なるように折り畳まれ、次いで、上
下に2つ折りに折り畳まれるようにしている。
【0014】上記前身頃あるいは後身頃の一部にポケッ
トを設け、このポケットに付した模様と、このポケット
に収容するように折り畳む部分に付した模様を関連づけ
てもよい。例えば、右袖の袖口と前身頃の左胸の部分に
設けた横向き開口のポケットとを同一の模様とし、模様
を合わせるように左袖を折り畳んで、その袖口をポケッ
トに入れるようにしている。また、後身頃の下部中央に
大きなポケットを設けておき、このポケットの模様と同
一の模様を後身頃の左右側部に設けておくと、左右両側
より3つ折りした後に上下に折り畳み、この折り畳み部
分の模様とポケットの模様を絵合わせするようにポケッ
トに収容できるようにしている。上記ポケットに挿入す
る場合、ポケットと挿入部分との絵柄を同一とせずに、
関連づけた模様あるいは文字としても良いことは言うま
でもない。
【0015】このように折り畳む順序で模様を関連づけ
て付しておくと、母親と子供は衣類に付された模様を見
ながらコミュニケーションを図ることが出来ると共に、
模様に従って楽しみながら子供自身で衣類を折り畳むこ
とができる。また、子供自身も一人で衣類を折り畳むこ
とができた達成感と満足感とを得ることができる。
【0016】さらに、本発明は、前身頃、袖の夫々の一
部に、絵柄や文字を含む模様を関連づけて付し、衣類を
着た状態で、関連づけた模様を一体化、連続化あるいは
1つの関連した模様を形成する動作で、衣類を脱ぐ動作
あるいは/および衣類のボタン止め動作が行える態勢に
なるようにしている子供用衣類を提供している。
【0017】例えば、右袖の袖口と前身頃の左下部とに
同一の模様を付すと共に、左袖の袖口と前身頃の右下部
とに同一の模様を付し、模様を合わせするように右腕を
左下に、左腕を右下にして手をクロスさせ、この状態で
衣類を頭より脱ぐことが出来るようにしている。また、
前身頃中央全開で、全開部にボタン止めがある場合、ボ
タンの色と、このボタンに対応するボタンホールの横に
同一の色の絵を付し、ボタンの掛け違いがなくボタンを
止めることが出来るようにしている。あるいは、ボタン
位置と対応するボタンホールとを同一の色の縞模様で連
続させると共にボタン位置に応じて色を代えておくと、
模様を連続させるようにすることでボタンの掛け違いが
なくボタン止めが出来るようにしている。
【0018】上記子供用衣類としては、上着とズボンと
からなるパジャマに好適に用いられる。しかしながら、
パジャマに限定されず、アウター用のTシャツ等の上着
とズボン等のボトムにも適用することができ、また、イ
ンナー用のシャツやパンツにも適用できる。
【0019】また、上記前後身頃や袖に付する模様や文
字は、生地を染色、プリントして設けることが好ましい
が、アップリケ等の後付けで設けてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図3は第1実施形態を示
し、上着とズボンとからなるパジャマに適用したもので
ある。
【0021】上着1は丸首のTシャツタイプであり、ズ
ボン2は長ズボンからなる。上着1の前身頃1aの中央
部に模様A、後身頃1bの下部に模様B、上部の左側部
に模様C、左袖1cの後上腕部に模様D、右袖1dの後
上腕部に模様Eを付している。また、ズボン2の前身頃
側の左右両側脚部2a、2bの膝下部分に模様F、G、
後身頃側の右下に模様H、ウエスト側上端に模様Iを付
している。これらの模様A〜Iは生地を染色して付して
いるが、それ以外の適宜な方法で模様を付しても良いこ
とは言うまでもない。
【0022】上着1の模様A〜Eは折り畳む順序でスト
ーリーが展開するように関連づけた模様としており、具
体的には、図示のように、目覚まし時計に両手両足を付
けた「めざましくん」を主題とし、この「めざましく
ん」が朝起きた時に靴が脱げた状態とし、靴を履けた状
態で折り畳みが終了できるように模様A〜Eを順次関連
づけている。ズボン2の模様F〜Hも「めざましくん」
を主題とした模様で、同一模様を絵合わせして折り畳む
ようにしている。
【0023】即ち、上着1の前身頃中央部の模様Aは
「めざましくん」の右脚の靴が脱げた状態の模様として
いる。後身頃1bの下部の模様Bは脱げた靴の模様とし
ている。後身頃1bの上部の左側部の模様Dは靴を履い
た「めざましくん」の模様としている。左袖1cの後上
腕部の模様Eは12時を指している「めざましくん」の
笑った顔上半分の模様としている。右袖1dの後上腕部
の模様Fは3時をさしている片目を閉じた「めざましく
ん」の顔上半分の模様としている。
【0024】上記模様A〜Eを付した上着1を子供が脱
いだ後、子供と母親とは、模様A〜Eを見てコミュニケ
ーションを取りながら楽しく遊びながら、図2に示すよ
うに、上着1を順次折り畳んでいく。
【0025】まず、上着1の前身頃1aから左右の袖1
c、1dを広げた状態とする。この時、「めざましく
ん」は靴が脱げた状態であるため、「めざましくんは元
気が良すぎて靴ぬげちゃったね」と会話する。次に、図
2(A)に示すように、左袖1cを前身頃1a側に折り
畳ませて、模様Eを模様Aに重ね、模様Aの「めざまし
くん」の顔の上半分に模様Eの12時を指す笑った顔上
半分を重ねる。このように、模様Aに模様Eを重ねる
と、「めざましくん」は12時をさすと共に、顔が笑っ
た状態に変化する。このとき、「笑っためざましくん
は、何時かな」と話して、時間の見方を教えることがで
きる。ついで、図2(B)に示すように、右袖1dを前
身頃1a側に折り畳ませて、模様Eの上に模様Fを重ね
る。時計は3時を指しているので、「大きい針が上と、
小さい針が横にあるから…」と子供に質問し、時計の見
方が子供に理解できたかを確認できる。このように、左
右の袖を折りながら、時計の針の見方を教えることがで
き、袖の折り畳みの仕付けと時計の見方を教えることの
両方ができ、衣類を通して子供の知育促進を図ることが
できる。
【0026】左右の袖1c、1dを前身頃に折り畳んだ
後、「脱げた靴はどこかな」と話ながら、図2(C)に
示すように、前身頃の下部を上部に重ねるように2つ折
りさせ、後身頃1bの模様Bが現れるのをみて「脱げた
靴があるよ」と会話する。最後に図2(D)に示すよう
に、横方向に2つ折りして「靴を履いて入るめざましく
ん登場」と話す。このように、折り畳む順序でストーリ
ーが展開するように関連づけた模様A〜Eを見ながら、
母親は子供と会話を楽しみながら子供と一緒に上着を折
り畳んでいくことができる。
【0027】また、パジャマのズボン2の方では、前身
頃側の左右両側脚部2a、2bの膝下部分の模様FとG
は同一の「めざましくん」の模様を付し、後身頃側の右
下の模様Hとウエスト側上端の模様Iも同一の「めざま
しくん」の靴の模様を付している。このように、ズボン
2では同一の模様を絵合わせすることにより、ズボン2
が順次折り畳まれるようにしている。
【0028】このズボン2の方も、図3(A)に示す状
態から、「めざましくんを合わせて2つ折りして」と言
いながら図3(B)のように模様FとGが合うように、
左右の脚部を重ね合わせて折り畳ませる。ついで、「め
ざましくんの靴を合わせよう」と言いながら模様HとI
とが合うように上下に重ねて2つ折りさせて、図3
(C)に示す状態とする。
【0029】上記のように、子供に折り畳ませてもよい
し、最初は話ながら母親が見本を示して折り畳むと、次
には、子供は母親が話した口調を物まねしながら、一人
で楽しみながら折り畳んでいくこともでき、一人ででき
る満足感や達成感を得ることができる。これを繰り返す
ことにより、上着1とズボン2を脱いだ後には、自分で
折り畳む習慣が身につくようになり、子供とコミュニケ
ーションをとりながら、押し付けるのではなく、楽しみ
ながら、子供の知育促進や仕付けを行うことができる。
【0030】図4および図5は第2実施形態を示し、第
1実施形態と同様に上着1とズボン2とからなるパジャ
マに適用している。上着1の前身頃1aの上部中央部に
模様A、下部に模様B、後身頃1bの右下部に模様C、
左下部に模様D、左袖1cの後上腕部に模様E、右袖1
dの後上腕部に模様Fを付している。また、ズボン2の
前身頃側の左右両側脚部2a、2bの膝下部分に模様
G、Hを付している。
【0031】上記上着1の模様A〜Fは「何着よう?」
ということをテーマとしており、前身頃上部中央の裸の
「くまさん」に何を着せたらよいかを段階的に想像させ
るように関連づけた模様としている。即ち、模様Bには
「くまさん」に着せる長袖上着、半袖上着、長ズボン、
半ズボンおよびコートを描いている。模様Cはコートを
着た「くまさん」からなり、模様Dは半袖Tシャツと半
ズボンを履いた「くまさん」からなる。模様Eは汗をか
いている裸の「くまさん」であり、模様Fはブルブル震
えている裸の「くまさん」である。
【0032】折り畳み順序は図5(A)から(D)に示
す通りで、左右の袖を広げた状態から「くまさん、今日
は何を着よう? 」と話ながら、模様Bを示し「Tシャ
ツ、コート、ジーンズ、…」と衣類の種類を教える。
「袖を折ってごらん」と言って図5(A)に示すように
左袖1cを前身頃1aに重なるように折り畳ませると、
左袖裏側の模様Eが現れる。「汗をかいているね、くま
さん。暑いのかな」と話ながら、(B)に示すように右
袖1dを前身頃に重なるように折り畳ませると、右袖裏
側の模様Fが現れる。「あれれ、ブルブルくまさん、寒
いのかな…」と会話する。次に、「くまさん、今日は寒
いからコートを着ようか」と話ながら、図5(C)に示
すように、前身頃の右側を中央部に折り畳ませ、模様C
を前側に出して「冬のくまさん登場」とし、ついで、左
側を中央部に折り畳ませて後身頃の模様Dを前側に出し
て「夏のくまさん登場」と話す。最後に、図5(D)に
示すように、2つ折りして、「できあがり」とする。
【0033】上記のように、模様を見ながら、暑さと寒
さとで着用する衣類を関連づけて折り畳むようにしてお
り、その際に、暑さ、寒さの季節の話や、暑い時に着る
衣類、寒い時に着る衣類の話等をして、子供とコミュニ
ケーションを図り、知育を促進することができ、しか
も、上着を楽しみながら折り畳む習慣を身に付けさせる
ことができる。
【0034】ズボン2には、その前身頃の左右両側脚部
2a、2Bの膝下に同一模様G、Hの靴下を付してい
る。パンツ2を折り畳む時は、「靴下同士を合わせて、
2つに折って、また、2つに折って、できあがり」と話
ながら、第1実施形態と同様に折り畳んでいる。
【0035】図6および図7は第3実施形態を示し、第
1、第2実施形態と同様に、上着1と長ズボン2とから
なるパジャマに適用し、関連づける模様の主題は「プレ
ゼント」とし、プレゼントのボックスが折り畳むと一部
重なってボックスの蓋が空いたり、閉じたり、リボンが
付いたりと、重なった絵柄が順次変化していくようにし
ている。
【0036】即ち、上着1の前身頃1aの上部中央部に
模様A、後身頃1bの下部中央に模様B、右下部に模様
C、左下部に模様D、左袖1cの後上腕部に模様E、右
袖1dの後上腕部に模様Fを付している。また、ズボン
2の前身頃側の左右両側脚部2a、2bの膝下部分に模
様G、Hを付している。
【0037】前身頃中央の模様Aはボックスの蓋が開い
ておもちゃのプレゼントがあふれている模様であり、か
つ、下部にはPresentの英文をいれている。 模様Bはお
もちゃのくまさんとピノキオが飛び出している模様、模
様Cは蓋が閉じてリボンがかかったボックスの右半分、
模様Dは蓋が閉じてリボンがかかったボックスの左半
分、模様Eはボックスが蓋が閉じた上半分、模様Fはボ
ックスの蓋が開いた上半分である。
【0038】折り畳み順序は図7(A)から(D)に示
す通りで、左右の袖を広げた状態から、(A)に示すよ
うに、左袖1cを前身頃に折り畳ませて「ふたがしまっ
たり」と話ながら、(B)に示すように、右袖1dを前
身頃に折り畳ませて「ふたがあいたり」と会話する。な
お、右袖1dを先に折り畳ませて「ふたがあいたり」と
した後に、左袖1cを折り畳ませて「ふたがしまった
り」と逆にすることもできる。ついで、(C)に示すよ
うに、前身頃1Cの左右両側を前側に折り畳ませて「た
てに折るとリボンがついたね」と話し、最後に(D)に
示すように、上下方向に2つ折りして、「くまさんと、
ピノキオが箱から飛び出してきたね」と会話する。この
ように、折り畳んで重ね合わせると、プレゼントの蓋の
形状が順次変化していくため、子供に興味を持たせるこ
とができ、折り畳んでいく楽しみを子供に感じさせるこ
とができる。
【0039】図8(A)乃至(C)に示す第4実施形態
は、半袖の上着1と半ズボン2との組み合わせからなる
パシャマに適用したものである。上着1の前身頃中央の
模様Aは左側に犬、右側に猫を配し、左袖1cの前側の
模様Bは魚、右袖1dの前側の模様Cは骨としている。
また、後身頃1bの中央の模様Dは右側が猫、左側が犬
とし、左袖1cの裏側の模様Eは魚、右袖1dの裏側の
模様Fは骨としている。
【0040】この上着1では、前身頃側1aに左右の袖
1c、1dを折り畳んでも良く、あるいは、後身頃1b
に左右の袖1c、1dを折り畳んでも良いようにしてい
る。即ち、図8(A)に示すように、「猫には魚だね」
と話ながら左袖1cを折り畳ませ、次いで「犬には骨だ
ね」と話ながら右袖1dを折り畳ませる。一方、図8
(B)に示すように、後身頃1bに左右の袖1c、1d
を折り畳ませる場合も同様となる。
【0041】このように、犬に骨、猫に魚と関連づけた
模様を身頃1a、1bと袖1c、1dとに付すことによ
り、子供は想像力や観察力を養うことができ、子供との
コミュニケーションを図りながら、知育を促進させるこ
とができる。
【0042】図9(A)(B)(C)は第5実施形態の
パジャマのズボン2からなる。前身頃の右側脚部2aの
膝下の模様Hを「りんご」の文字とりんごの絵柄とし、
左側脚部2bの膝下の模様Iを「ごりら」の文字とごり
らの絵柄とし、後身頃の左側脚部2cの膝下の模様Jを
「らっぱ」の文字とらっぱの絵柄とし、ウエスト位置の
模様Kを「ぱん」の文字と絵柄とする。この場合、しり
とりを遊びをしながら、「りんご」→「ごりら」→「ら
っぱ」→「ぱん」の順序で折り畳ませることが出来ると
共に、ひらがなと絵柄を対応させているため、ひらがな
をしり取り遊びしながら、楽しく覚えさせて知育の促進
を図ることができる。
【0043】図10および図11は第6実施形態のアウ
ターの上着1からなり、前身頃1aの中央が全開し、ボ
タン5a〜5dで止めるようにしている。前身頃の左胸
に当たる部分にポケット3を設け、このポケット3の横
縞模様Aと、右袖口4の横縞模様Bを同じ模様としてい
る。また、後身頃1bの下部中央に大きなポケット6を
設けていると共に、その両側部に同一の縦模様C、Dを
付している。
【0044】上記上着1は図11(A)〜(F)に示す
ように折り畳ませている。まず、(A)に示すように、
同一の模様AとBを絵合わせさせて、ポケット3に右袖
口が入るように右袖を前身頃に折り畳ませる。ついで、
左袖も前身頃に折り畳ませて、その後、(B)(C)に
示すように、前身頃の左右両側を前側に折り畳ませて背
面側左右の同一模様CとDとが前側で連続させるように
畳ませる。この状態で、背面側は(C)に示すようにポ
ケット5が下部に位置している。次に(D)に示すよう
に、ポケット5の上部を上下に2つ折りさせてた後、
(E)(F)に示すように、ポケット5の内部に挿入し
ている。このように、折り畳んだ上着1をポケットに収
めるようにしているため、子供はポケットに収まるよう
に、きっちりと折り畳むようになる。
【0045】図12は第7実施形態を示し、第6実施形
態と同様に、前身頃1aの中央が全開し、上下4段のボ
タン5a〜5dで止めるようにしている。そのうちの下
3段に当たる位置には、前身頃1aの左右にまたがって
横方向に伸びるシーソからなるライン7a〜7cを入
れ、これらライン7a〜7cの色を全て違えており、ラ
イン7aは黄色、7bは赤色、7cは青としている。か
つ、シーソからなるライン7b〜7dの各両端には重さ
を比較できる模様を付して、重さが違うとシーソが傾く
ことが分かるように模様としている。かつ、ライン7a
〜7cにはボタンを閉じる順番で下の方から、、
の数字を入れている。また、上下両端のボタン5aと5
dのボタンホール8aと8bとは大きくして、最初にボ
タンをかける最下段を目立せると共に、ボタンがかけに
くい最上段のボタンを止め易くしている。
【0046】さらに、左右の袖1cと1dには、前身頃
のシーソに乗っている動物と対応する動物の絵柄を付
し、シーソの右にネズミが乗っていると、左袖にネズミ
の絵柄Aを付し、シーソの左に象が乗っていると、右袖
に象の絵柄Bを付している。
【0047】上記上着1では、上着1を着用した後、ラ
イン7a〜7cを合わせることによりボタンの掛け違い
をなく、ボタン5a〜5dを掛けさせることができる。
かつ、ボタン掛ける順序に数字を付しているので、数字
の順序を覚えさせながら、ボタンを下からかけさせてい
ることができる。また、シーソにより、重さの軽重につ
いて母子で会話をすることができる。また、衣類に付し
た模様により子供にボタンかけの楽しみながらさせるこ
とができ、子供にも一人でボタンかけができる満足感や
達成感を味合わせることができる。
【0048】さらに、上着を脱いだ後、前身頃1aの絵
柄と袖1c、1dの絵柄を絵合わせで合わせることによ
り、袖を前身頃に折り畳ませ、上着の片付けを教えるこ
ともできる。
【0049】図13および図14は第8実施形態のアウ
ター用のTシャツタイプの上着1からなり、前身頃1a
の下部と左右の袖1d、1cに上着1が脱げる態勢とな
れるように模様を関連づけて付している。即ち、左袖1
cの袖口と前身頃1aの右下部とに同一の青い水玉模様
AとBを付すと共に、右袖1dの袖口と前身頃1aの左
下部とに同一の赤い星模様CとDを付している。また、
丸首の首回り10は一人で脱ぎ着がし易いようにネック
ゴムを通した構成としている。さらに、前身頃中央部に
は上段に動物の顔の模様E、下段に上段の動物の足から
なる模様Fを付して、母子の会話で子供の観察力や洞察
力を養うようにしている。
【0050】図14に示すように、同一の模様AとB、
CとDとを絵合わせするように右腕を左下に、左腕を右
下にして手をクロスさせる。この状態で衣類を頭より脱
ぐ態勢となれるようにし、子供が一人で上着の脱ぎ着の
仕方を覚えさせることができる。
【0051】なお、第4実施形態から第8実施形態につ
いては、母子の会話は省略しているが、いずれも、母子
の間で、模様と関連した会話をしてコミュニケーション
を図りながら、衣類の折り畳み、ボタンの掛け方、衣類
の脱ぎ方を子供に教えて、子供が一人で行えるように習
慣つけることができる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、パジャマ等の子供用衣類において、前身頃、
後身頃、袖の所要箇所に折り畳み順序で関連づけた模様
を付しているため、この模様を見て母子の間で会話を弾
ませ、コミュニケーションを図りながら知育を図り、か
つ、子供に衣類を順序よく折り畳ませて、子供に楽しさ
を与えながら、衣類を脱いだ後は折り畳む習慣を身に付
けさせることができる。
【0053】また、前身頃、袖の夫々の一部に、絵柄や
文字を含む模様を関連づけて付し、衣類を着た状態で、
関連づけた模様を一体化、連続化あるいは1つの関連し
た模様を形成する動作をさせることにより、衣類を脱ぐ
動作あるいは衣類のボタン止めを行えるようにしている
ため、子供が一人で衣服の脱ぎ着を行えるようにするこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態を示し、(A)は正面図、
(B)は背面図である。
【図2】 (A)〜(D)は第1実施形態の上着の折り
畳み順序を示す図面である。
【図3】 (A)〜(C)は第1実施形態のズボンの折
り畳み順序を示す図面である。
【図4】 第2実施形態を示し、(A)は正面図、
(B)は背面図である。
【図5】 (A)〜(D)は第2実施形態の上着の折り
畳み順序を示す図面である。
【図6】 第3実施形態を示し、(A)は正面図、
(B)は背面図である。
【図7】 (A)〜(D)は第3実施形態の上着の折り
畳み順序を示す図面である。
【図8】 第4実施形態を示し、(A)は上着の正面
図、(B)は上着の背面図、(C)はズボンの正面図で
ある。
【図9】 (A)〜(C)は第5実施形態のズボンの折
り畳み順序を示す図面である。
【図10】 第6実施形態を示し、(A)は上着の正面
図、(B)は上着の背面図である。
【図11】 (A)〜(F)は第6実施形態の折り畳み
方を示す図面である。
【図12】 第7実施形態の上着の正面図である。
【図13】 第8実施形態の上着の正面図である。
【図14】 第8実施形態の上着の脱ぎ方を示す図面で
ある。
【符号の説明】 1 上着 1a 前身頃 1b 後身頃 1c,1d 袖 2 ズボン A〜H 模様
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // A41B 17/00 A41B 17/00 Z A41D 10/00 A41D 10/00 Z (56)参考文献 実開 昭56−123812(JP,U) 実開 平8−291409(JP,U) 実開 昭62−203216(JP,U) 登録実用新案3004405(JP,U) 登録実用新案3054443(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A41D 27/08,27/20 A41D 11/00,10/00 A41B 17/00 A63H 33/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前身頃、後身頃の一部、および上着の袖
    あるいはズボンの裾の一部に、折り畳む順序で、絵柄や
    文字を含む模様が関連づけて付され、折り畳まれた各段
    階で、模様が一体化、連続化、あるいは1つの関連した
    模様を形成するように構成されていることを特徴とする
    子供用衣類。
  2. 【請求項2】 上記折り畳む順序で関連づけている模様
    は、折り畳む各段階で絵柄の一部が重なり、重なった部
    分で絵柄が順次変化するものである請求項1に記載の子
    供用衣類。
  3. 【請求項3】 上記折り畳む順序で関連づけている模様
    は、重ね合わせる位置に同一の絵柄を付し、絵合わせを
    行うことにより順次折り畳まれるようにしている請求項
    1に記載の子供用衣類。
  4. 【請求項4】 上記折り畳む順序で関連づけている模様
    は、折り畳んだ状態で形成される模様により、ストーリ
    ーが順次展開していく模様としている請求項1に記載の
    子供用衣類。
  5. 【請求項5】 上記関連づけた模様に従って、前身頃あ
    るいは後身頃に対して、左右いずれかの一方の袖部が折
    り畳まれ、次いで、左右いずれか他方の袖部が折り畳ま
    れ、ついで、上下に折り畳まれるように構成している請
    求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の子供用衣
    類。
  6. 【請求項6】 上記関連づけた模様に従って、前身頃あ
    るいは後身頃に対して、左右いずれかの一方の袖部が折
    り畳まれ、次いで、左右いずれか他方の袖部が折り畳ま
    れ、ついで、身頃の左右両側が前身頃側あるいは後身頃
    側に横方向に折り畳まれ、ついで、上下に折り畳まれる
    ように構成している請求項1乃至請求項4のいずれか1
    項に記載の子供用衣類。
  7. 【請求項7】 上記関連づけた模様に従って、ズボンの
    左右脚部が重なるように折り畳まれ、次いで、上下に2
    つ折りに折り畳まれるようにしている請求項1乃至請求
    項4のいずれか1項に記載の子供用衣類。
  8. 【請求項8】 上記前身頃あるいは後身頃の一部にポケ
    ットを設け、このポケットに付した模様と、このポケッ
    トに収容するように折り畳む部分に付した模様を関連づ
    けている請求項1に記載の子供用衣類。
  9. 【請求項9】 前身頃、袖の夫々の一部に、絵柄や文字
    を含む模様を関連づけて付し、衣類を着た状態で、関連
    づけた模様を一体化、連続化あるいは1つの関連した模
    様を形成させる動作で、衣類を脱ぐ動作あるいは/およ
    び衣類のボタン止め動作が行える態勢になるようにして
    いる子供用衣類。
  10. 【請求項10】 右袖の袖口と前身頃の左下部とに同一
    の模様を付すと共に、左袖の袖口と前身頃の右した部と
    に同一の模様を付し、模様を合わせするように右腕を左
    下に、左腕を右下にして手をクロスさせ、この状態で衣
    類を頭より脱ぐことが出来るようにしている請求項9に
    記載の子供用衣類。
  11. 【請求項11】 上着とズボンとからなるパジャマに適
    用している請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記
    載の子供用衣類。
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