JP3044149U - 植物壁面栽培用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物はこれまで平面での栽培法が主であった
が、発案の原点は、断崖絶壁でも、植物が生息してい
る。その臨場感、立体感を身近かに実現するということ
である。大掛かりな物であれば、例えば高速道路の側壁
の緑化、あるいは家屋の外塀に、小型のものであれば、
室内の、絵画装飾のように草木画として、植物の垂直栽
培を可能ならしめるものとする。従来には、思いも及ば
ない多様な利用方法が期待できるものである。 【解決手段】垂直栽培の最大の問題点である用土の欠落
を図１様の穴の構造で、阻止できたことである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案の技術分野は、植物の栽培の装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

植物栽培は地植え、鉢物、木着け、石着け等を主とした物である。 植物の種類によっては壁面に植生する物もある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

自然界で自生している植物には、断崖絶壁に岩肌に張り着くように植生してい る場面も見受けられが、条件に合った種類の植物だけではない多種植物の植生が が観られる。この臨場感ある景観を身近に実現しようとするものである。本考案 に依り、高速道路の側壁の緑化、家屋の外塀へ採用、軽量小型に作成の場合は、 室内の草木画等と用いることも可能となる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

厚みのある任意板状材料に図１のように傾斜をつけた穴を開ける。穴Ａ点とＢ 点は同一位置もしくはＢ点がＡ点より上になるようにして施水等で用土が流れ落 ちることを阻止する。また、図２のは開閉式とし、水、用土、肥料の補給の要 を担う。図２のは水はけが可能な形状とする。 図１−１との材料はの圧力に耐えられる材質のものとする。 図１−１のと図１−２と額のような枠にして、装置を支える。 尚用いる規模により額内部に補強の策を講じる。 図１−１のは植えこむ植物に適応するものを用いる。

【０００５】

【考案の実施例】

本考案を用いて雪割草、苺の苗を春に植えつけた。苺は花を咲かせ実を着けた 。９ヵ月経過したが、苺は新しい株も増えなお二度目の果実も着け、雪割草は来 春に向け力強い花芽が育っている。また、松やソロ等の常緑樹、雑木類も生育中 である。

【図面の簡単な説明】

【図１】板状のものに穴を開けた断面図である。

【図２】装置の断面図である。

【図３】装置の正面図である。

【符号の説明】 厚みのある板状のもの 用土 穴を開けた厚みのある板状の物 上部枠 下部枠 側部枠 側部枠 Ａ 穴抜け部 Ｂ 穴抜け部

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【手続補正書】

【提出日】平成９年５月２８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 厚みのある任意板状材料に図１のように
   傾斜をつけた穴を開ける。穴Ａ点とＢ点は同一位置もし
   くはＢ点がＡ点より上になるようにすることで施水等で
   用土が流れ落ちることを阻止する。また、図２のは開
   閉式とし、水、用土、肥料の補給の要を担う。図２の
   は水はけが可能な形状を成す、特徴を有するものであ
   る。