JP3043519U - インジケータ - Google Patents

インジケータ

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JP3043519U
JP3043519U JP1997004045U JP404597U JP3043519U JP 3043519 U JP3043519 U JP 3043519U JP 1997004045 U JP1997004045 U JP 1997004045U JP 404597 U JP404597 U JP 404597U JP 3043519 U JP3043519 U JP 3043519U
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JP1997004045U
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一 赤木
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一 赤木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電子的な手段など複雑な機構を一切用いない
で自動車や単車が所定の速度で走行していることを容易
に認識しうるデバイスを提供することである。 【解決手段】 車両のタイヤに設けられ、車両の走行中
に、該車両の外で速度を認識するためのインジケータで
あって、タイヤの側面の所定の場所に設けられた1また
は2以上の速度認識手段1からなることを特徴としてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はインジケータに関する。さらに詳しくは、車両用のタイヤの側部に、 1または2以上設けられた認識手段からなるインジケータに関する。なお、ここ で車両とは、乗用車、トラック、原動機付自転車、自動二輪車、自転車など一般 道を走行するもの、専用のレース場を走行する競争用自動車やオートバイなどを 含む概念である。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
近年のフォーミュラワン(いわゆるF1)のレースなどの自動車レースの人気 が高まり、日本で開催される自動車レースを実際にレース場で観戦する人が増え 、かかるレースの模様を実況している番組の視聴率が高くなっている。
【0003】 このような自動車レースでは、高速、高出力の競争用自動車が最高で時速30 0km/hを超える速度で順位を争っている。自動車レースのファンの関心事の 1つとして、競争用自動車が実際に時速300km/hを超える高速度で走って いることを自分の目で確かめたいということがあげられる。
【0004】 しかしながら、実際にレース場で自動車レースを観戦したとしても、猛烈なス ピードで走っていることは実感できるとしても、競争用自動車がたとえば時速2 00km/h台で走っているのか、あるいは時速300km/hを超える速度で 走っているのかという具体的な走行速度はわからないのである。
【0005】 本考案の目的は、複雑な機構を一切用いないで自動車や単車が所定の速度で走 行していることを容易に認識しうるデバイスを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のインジケータは、車両のタイヤに設けられ、車両の走行中に、該車両 の外で速度を認識するためのインジケータであって、タイヤの側面の所定の場所 に設けられた1または2以上の認識手段からなることを特徴としている。
【0007】 また、前記1または2以上の認識手段は、それぞれタイヤの側面に描かれた文 字、図形および記号から選ばれた少なくとも1種であり、前記所定の場所に設け られた表示層からなるのが好ましい。
【0008】 また、前記1または2以上の認識手段のうちの少なくとも1つが、それぞれ前 記所定の場所において接着剤層を介して設けられた基剤と、該基剤の上に設けら れた表示層からなるのが好ましい。
【0009】 また、前記認識手段が、接着剤層を介して設けられた基剤の上の所定の場所に 設けられた1または2以上の文字、図形および記号から選ばれた少なくとも1種 である表示層であるのが好ましい。
【0010】 また、前記表示層が、タイヤの色に対して目立つ色の顔料を含んでなるのが好 ましい。
【0011】 前記基剤が、紙、木、金属および合成樹脂から選ばれた少なくとも1種である のが好ましい。
【0012】
【考案の実施の形態】
図面を参照しながら本考案のインジケータを詳細に説明する。
【0013】 図1は本考案の一実施の形態にかかわるインジケータの断面説明図、図2〜3 は本考案の他の実施の形態にかかわるインジケータの断面説明図、図4〜5は本 考案のさらに他の実施の形態にかかわるインジケータの断面説明図、図6は本考 案の一実施の形態にかかわるインジケータがタイヤに設けられた状態を示す説明 図、図7は本考案の他の実施の形態にかかわるインジケータがタイヤに設けられ た状態を示す説明図、図8は本考案のさらに他の実施の形態にかかわるインジケ ータが設けられたタイヤを示す説明図、図9は本考案のインジケータに採用され る認識手段の一例を示す平面図、図10は本考案のインジケータに採用される認 識手段の他の一例を示す平面図、図11は本考案のインジケータに採用される認 識手段のさらに他の一例を示す平面図、図12は本考案のインジケータに採用さ れる認識手段のさらに他の一例を示す平面図、図13は本考案のインジケータに 採用される認識手段のさらに他の一例を示す平面図、図14は本考案のインジケ ータに用いられる認識手段のさらに他の一例を示す平面図である。
【0014】 本考案の認識手段1は、直接タイヤ10の側面に描くことによって設けること ができる(図1参照)。このばあい認識手段1の構造は、図1に示されるように 、タイヤ10の側面に設けられ、タイヤ10の色に対して目立つ色を有する顔料 を含む塗料層からなる表示層2から構成される。しかしながら、表示層2は塗料 層に限定されることはなく、タイヤ10の色に対して目立つ色を有する顔料を含 むインキ層や、絵の具の層であってもよい。また、塗料層に夜光塗料を用いれば 夜間でも車両の速度を知ることができる。
【0015】 また、1または2以上の認識手段1をタイヤ10に直接設ける代わりに、接着 剤層αを介してタイヤ10の側面に設けられたフィルムまたはシートなどの基剤 5に設けることができる(図2〜4および図9〜14参照)。このばあい表示層 2(塗料層またはインキ層)は、別々の基剤に設けることもでき(図2〜3参照 )、また共通の基剤に設けることもできる(図4〜5参照)。フィルムまたはシ ートの素材は、紙、木、金属および合成樹脂から選ばれた少なくとも1種である 。基剤5は熱融着によってタイヤの側面に設けることもできる(図5参照)。さ らに基剤5は、一方の面に糊が塗布された剥離紙であってもよい。
【0016】 認識手段1は、タイヤ10の側面上に1個設けてもよいし、複数個設けてもよ い。複数個設けるばあい、タイヤ10の軸心Xを基準として半径方向外側へ延び る直線状に複数個を所定の間隔で設けてもよいし、タイヤ10の軸心Xを中心と する円周上に所定の間隔で、好ましくは等間隔で複数個設けてもよく、本考案に おいてとくに限定されるものではない。
【0017】 たとえば、図6に示された実施の形態のばあい、9個の認識手段1aがタイヤ 10の側面において、それぞれタイヤ10の軸心Xから同一の距離d1だけ離間 し、かつたがいに等間隔に設けられている。認識手段1aは、丸形状に限られる ことはなく、図11〜14に示されるように文字(図11参照)、他の図形(図 13参照)もしくは記号(図14参照)、またはこれらのうちの2種以上の組み 合わせ(図12参照)を採用することもできる。また認識手段1aの個数も9個 に限られることはなく、1個〜8個でもよい。また、9個を超える数の認識手段 を互いに外接するように設けることもできる。
【0018】 また、図7に示された実施の形態のばあい、12個の丸い形状の認識手段1a がタイヤ10の軸心Xからそれぞれ同一の距離d1だけ離間し、かつたがいに等 間隔に設けられており、認識手段1aの内側に、8個のT字状の認識手段1bが それぞれタイヤ10の軸心Xから同一の距離d2だけ離間し、かつたがいに等間 隔に設けられている。
【0019】 さらに、図8に示された実施の形態のばあい、24個の丸い形状の認識手段1 aがタイヤ10の軸心Xからそれぞれ同一の距離d1だけ離間し、かつたがいに 等間隔に設けられており、認識手段1aの内側に、12個の三角形状の認識手段 1bがそれぞれタイヤ10の軸心Xから同一の距離d2だけ離間し、かつたがい に等間隔に設けられており、さらに8個のT字状の認識手段1cがそれぞれタイ ヤ10の軸心Xから同一の距離d3だけ離間し、かつたがいに等間隔に設けられ ている。
【0020】 本考案のインジケータは、図6〜14に示された形態に限られない。たとえば 金属、木および合成樹脂のうちの少なくとも1種からなるプレート上に1または 2以上の認識手段を配列したものをタイヤの側面に接着剤などにより貼り付けた ものであってもよい。このばあいプレートの形状は特定の形状に限定されないが 、正三角形、正方形、正五角形などの正多角形や円形など好みのデザインを用い れば美麗な外観がえられカーアクセサリーとしての機能を有するので好ましい。
【0021】 叙上のように構成される本考案のインジケータを実際に回転させて競争用自動 車の速度200km/hに相当するタイヤの回転数(約1600rpm)で回転 させビデオカメラを介してモニター用のテレビで確認しつつ、録画した。
【0022】 図11に示されるインジケータのばあい、認識手段のT字状の文字9つが静 止して見えた。
【0023】 図14に示されるインジケータのばあい、認識手段のC字状の文字8つが静 止して見えた。
【0024】 図6に示されるインジケータのばあい、認識手段の丸状の記号9つが静止し て見えた。
【0025】
【考案の効果】
本考案によれば、電子的な複雑な機構を用いない、コストが低く、かつシンプ ルな構成の、車両の速度を認識するためのインジケータを提供することができる 。本考案のインジケータによれば、速度車両が特定の速度で走行しているときに 、認識手段の文字、図形または記号、または文字、図形または記号のうちの2種 以上を組み合わせたものが静止した状態で見えるので、レース場で競争用自動車 やオートバイが時速200km/h、300km/hなどの高速で走行している ことが分かる。したがって、レース場において直接またはカメラを介してテレビ の画面上で自分の目で車両の速度を認識できるため、より一層レースを楽しむこ とができる。
【0026】 そのうえ、認識手段の文字、図形または記号として自動車メーカーやタイヤメ ーカーの商標を用いれば広告の手段としても大いに役立つ。
【0027】 また本考案のインジケータは、制限速度で認識手段の文字、図形または記号、 または文字、図形または記号のうちの2種以上を組み合わせたものが静止した状 態で見えるように設定すれば、スピード違反の取り締まりにも用いることができ る。
【0028】 また、本考案のインジケータは、タイヤ側面の保護プレートとしての機能も有 しており、タイヤがコンクリートブロックなどにこすりあっても衝撃を多少吸収 することができる。またインジケータに金属粉などの熱伝導のよいものを混入さ せておくと、放熱効果がえられるため、タイヤと路面との摩擦熱による亀裂また はバーストを防止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態にかかわるインジケータ
の断面説明図である。
【図2】本考案の他の実施の形態にかかわるインジケー
タの断面説明図である。
【図3】本考案の他の実施の形態にかかわるインジケー
タの断面説明図である。
【図4】本考案のさらに他の実施の形態にかかわるイン
ジケータの断面説明図である。
【図5】本考案のさらに他の実施の形態にかかわるイン
ジケータの断面説明図である。
【図6】本考案の一実施の形態にかかわるインジケータ
が設けられたタイヤを示す説明図である。
【図7】本考案の他の実施の形態にかかわるインジケー
タが設けられたタイヤを示す説明図である。
【図8】本考案のさらに他の実施の形態にかかわるイン
ジケータが設けられたタイヤを示す説明図である。
【図9】本考案のインジケータに採用される速度認識手
段の一例を示す平面図である。
【図10】本考案のインジケータに採用される速度認識
手段の他の一例を示す平面図である。
【図11】本考案のインジケータに採用される速度認識
手段のさらに他の一例を示す平面図である。
【図12】本考案のインジケータに採用される速度認識
手段のさらに他の一例を示す平面図である。
【図13】本考案のインジケータに採用される速度認識
手段のさらに他の一例を示す平面図である。
【図14】本考案のインジケータに用いられる速度認識
手段のさらに他の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c 認識手段 2 表示層 5 基剤 10 タイヤ X 軸心 α 接着剤層

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のタイヤに設けられ、車両の走行中
    に、該車両の外で速度を認識するためのインジケータで
    あって、タイヤの側面の所定の場所に設けられた1また
    は2以上の認識手段からなるインジケータ。
  2. 【請求項2】 前記1または2以上の認識手段が、それ
    ぞれタイヤの側面に描かれた文字、図形および記号から
    選ばれた少なくとも1種であり、前記所定の場所に設け
    られた表示層からなる請求項1記載のインジケータ。
  3. 【請求項3】 前記1または2以上の認識手段のうちの
    少なくとも1つが、それぞれ前記所定の場所において接
    着剤層を介して設けられた基剤と、該基剤の上に設けら
    れた表示層からなる請求項2記載のインジケータ。
  4. 【請求項4】 前記認識手段が、接着剤層を介して設け
    られた基剤の上の所定の場所に設けられた1または2以
    上の文字、図形および記号から選ばれた少なくとも1種
    である表示層からなる請求項1記載のインジケータ。
  5. 【請求項5】 前記表示層が、タイヤの色に対して目立
    つ色の顔料を含んでなる請求項2、3または4記載のイ
    ンジケータ。
  6. 【請求項6】 前記基剤が、紙、木、金属および合成樹
    脂から選ばれた少なくとも1種である請求項3、4また
    は5記載のインジケータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020001665A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ

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