JP3043203U

JP3043203U - 多目的抱き枕

Info

Publication number: JP3043203U
Application number: JP1997004966U
Authority: JP
Inventors: 義昭犬山
Original assignee: 株式会社報徳
Priority date: 1997-05-08
Filing date: 1997-05-08
Publication date: 1997-11-18
Anticipated expiration: 2003-05-08

Abstract

(57)【要約】【課題】多目的抱き枕において、丸洗いが出来、抱き
枕としての感触に優れ、更に頭枕用として別に専用のも
のを用意する必要のない抱き枕を提供することを目的と
する。【解決手段】多目的抱き枕において、該抱き枕１は、
抱き枕部２と頭枕部３がそれぞれの端部の接続片４及び
５、６の表面に縫着された図示しないマジックテープを
介して、接離自在に構成される。該抱き枕部２と頭枕部
３の側地９は、ダウンプルーフのツイル織、充填物１０
は真心中空構造の綿よりなり、前記頭枕部の充填物１０
の一部は図示しないポリエチレンパイプで構成される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ベット等用として使用する多目的枕、主として、動物等の形状等を象った抱き枕の改良に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、抱き枕は、側地は木綿地等、充填物は綿、ポリエステル等が使用されており、抱き枕としての感触の悪さ、また洗濯する場合に丸洗いが出来ないと言う問題があった。また、ベット上で就寝する際には、別に頭枕も必要であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、丸洗いが出来、抱き枕としての感触に優れ、更にベット上で就寝する場合にも頭枕として別に専用のものを用意する必要のない抱き枕を提供することを目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

多目的抱き枕において、該抱き枕は、抱き枕部と頭枕部が接離自在に構成され、該抱き枕部と頭枕部の側地はダウンプルーフのツイル織、充填物は真心中空構造の綿よりなり、前記頭枕部の充填物の一部はポリエチレンパイプで構成されることを特徴とする多目的抱き枕を提供することを目的とするものである。

【０００５】また、前記抱き枕部はイルカの胴体を象ったものであり、前記頭枕部はイルカの尻尾を象ったものであることを特徴とする請求項１の多目的抱き枕を提供することを目的とするものである。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、多目的抱き枕の一例として、イルカの形状を象った抱き枕の図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。従って、以下に述べるイルカの胴体部と尻尾部は、それぞれ、請求項１の抱き枕部と頭枕部に相当するものである。

【０００７】図１、図２において、全体を符号１で示す上述の抱き枕は、イルカの形状を象った胴体部２と尻尾部３より構成され、該胴体部２の尻尾側端部には１枚の接続片４が縫着され、該接続片４の上下面の側地９の表面には、図示しないマジックテープが縫着されている。一方、前記イルカの尻尾部３の胴体側端部には２枚の接続片５、６が縫着され、該接続片５、６の裏、表の表面には、図示しないマジックテープが前記の図示しないマジックテープに対応する位置に縫着されている。かくて、これらの図示しないマジックテープの相互の接着により、抱き枕１は、これらの接続片４、５及び６を介して、イルカの胴体部２と尻尾部３が接離可能な構造となっている。尚、前記胴体部２には、アクセサリーとして背鰭７と尾鰭８が縫着されている。

【０００８】前記胴体部２と尻尾部３の側地９は、羽根布団等で使用されるダウンプルーフのツイル織のダウンが吹き出さない生地を使用している。また、枕内部の充填物１０は、掛布団等で使用される真心中空構造の綿（例えば帝人社のウォシロン）を使用し、加えて、尻尾部３の上面部には、図示しないポリエチレンパイプを充填して枕の気持ちの良い感触が味わえる構造となっている。かくて、上述の側地９と充填物１０の選択により、丸洗いをしても、側地９や充填物１０等の品質を損なわず、枕としての機能も低下しない構造となっている。

【０００９】次に、この使用方法について説明する。ベット上で使用する場合、尻尾部３を外して、胴体部２を仮眠等の場合の抱き枕として使用する。本格的に就寝する場合には、外した尻尾部３を頭枕として使用する。また、乗り物等で使用する首枕としても使用できる。また、本考案の抱き枕を使用しない場合には、尻尾部を接着してインテリヤグッツとして使用できる。

【００１０】

【考案の効果】

本考案の抱き枕は、丸洗いをしても側地や充填物のの品質を損なわず、枕としての機能も低下しないという効果がある。また、充填物に適当な材料を選定したので枕としての感触も優れている。更に、従来の抱き枕としての機能に加え、頭枕や首枕やインテリヤグッツとしての機能を含め、多目的に使用することが出来るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施例を示す平面図。

【図２】本実施例を示す立面図。

【符号の説明】

１抱き枕２胴体部３尻尾部４接続片５接続片６接続片７背鰭８尾鰭９側地１０充填物

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】多目的抱き枕において、該抱き枕は、抱
き枕部と頭枕部が接離自在に構成され、該抱き枕部と頭
枕部の側地はダウンプルーフのツイル織、充填物は真心
中空構造の綿よりなり、前記頭枕部の充填物の一部はポ
リエチレンパイプで構成されることを特徴とする多目的
抱き枕。
【請求項２】前記抱き枕部はイルカの胴体を象ったも
のであり、前記頭枕部はイルカの尻尾を象ったものであ
ることを特徴とする請求項１の多目的抱き枕。