JP3042290U - 時計バンドのクッション構造 - Google Patents

時計バンドのクッション構造

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JP3042290U
JP3042290U JP1997003129U JP312997U JP3042290U JP 3042290 U JP3042290 U JP 3042290U JP 1997003129 U JP1997003129 U JP 1997003129U JP 312997 U JP312997 U JP 312997U JP 3042290 U JP3042290 U JP 3042290U
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JP
Japan
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band
watch
watch case
cushion
wrist
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Application number
JP1997003129U
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English (en)
Inventor
統和 池田
Original Assignee
株式会社バンビ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は外部からの衝撃に対して時計ケース
や手首の受けるショックを緩衝するとともに汗の滞留に
よる不快感を解消するようにした時計バンドを新規に提
供することを目的とするものである。 【構成】 本考案はウレタン樹脂製を含む平帯状のバン
ドの時計側取付部の内面に空気孔を挟んでクッション板
を突出し形成したことを特徴とする時計バンドのクッシ
ョン構造にある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はバンドにクッションを付与する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ウレタン樹脂を含む平帯状の時計バンドは一端の時計ケース取付側にばね棒を 通すばね棒支持孔を設けて時計ケース取付用のばね棒を挿通して時計ケースを取 付け支持してきたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような時計ケースの取付けは着用すると時計ケースが手首 に密着して汗の滞留により不快となり、これをさけるために緩めに装着すると時 計ケースが手首廻りを移動して安定しないことになるほか、いずれの場合も時計 ケースに外部から衝撃が加わると時計ケース自体と手首に大きなショックを与え るという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はウレタン樹脂製を含む平帯状のバンドの時計ケース取付部の内面に空 気孔を挟んでクッション板を突出し形成するようにして、かかる課題を解決する ようにしたのである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下図面に基づいて説明する。
【0006】 図1および図2に示すように時計バンド成形のため上下動接合する上型1と下 型2の成形部内にばね棒支持孔3形成用のピン4とクッション板9を突出し形成 するための楕円板5をそれぞれ成形部外に移動退避可能にセットして接合する上 下型の成形部内にウレタン樹脂などの成形材を注入し、該成形材の固化後にピン 4と楕円板5を成形部外に退避させて上下型を離して図3に示す平帯状の時計バ ンド6を成形するのである。なお図3は剣先側の一半バンドを示すものであるが 、美錠側の他半バンドも美錠10取付用の孔をばね棒支持孔3と同じようにして追 加形成するほかは同様にして形成される。
【0007】 時計バンド6,6は時計ケース7の取付側にばね棒支持孔3と楕円形の空気孔 8を挟んで内面下にクッション板9を突出し形成することとなる。
【0008】 時計バンド6,6をばね棒を用いて時計ケース7に取付けて手首廻りに着用す ると、図4に示すように内面のクッション板9,9の突出しにより時計ケース7 が手首上で浮き支えられ、クッション板9,9の手首への当接により時計ケース 7の姿勢は安定する。もし時計ケース7に外部から衝撃が加わったときにはクッ ション板9,9が凹んで衝撃を吸収するので、時計ケース7および手首へのショ ックは緩和解消することとなる。なお図1乃至図4は時計バンド6の取付け部分 が時計ケース7の取付部内に覆われる形式の時計バンド6,6と時計ケース7に て示しているが、一般の時計バンド6,6の取付け部分が表出する形式のもので あっても作用は同じである。
【0009】 図5(a)(b)はクッション板をバンド内面に複数個並設した例を示し、(a)は大 小の円形の空気孔8aを挟んでクッション板9aを並設し、(b)は台形の空気孔8bを 挟んでクッション板9bを並設したものである。時計ケース7を安定して浮き支え 、耐衝撃性を向上する点は前例に同じである。
【0010】 図6はバンドの内面全長に亘って空気孔8cを挟んで多数のクッション板9cを突 出し並設した例を示すものである。かくすることにより着用時に手首に当接する どの部分においてもクッション性が発揮され手首へのフィット感,安定感が向上 し、さらに突出したクッション板9cの線的接触となるため汗の滞留を防止するこ とができる。
【0011】 なお以上は美錠式の時計バンドを示す図について説明してきたが、本考案は勿 論美錠式以外の中留、例えば観音開き形の中留等を用いるタイプの時計バンドに も応用することができるものである。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上のようにして、バンドの時計ケース取付部の内面に空気孔を挟ん でクッション板を突出し形成したので、クッション板の支えにより時計ケースが 安定して浮き支えされることとなり、耐衝撃性を向上して時計ケースおよび手首 を優しく保護することができるほか、時計ケースが手首廻りをむやみに移動する ことなくして汗溜まりの不快感を解消することができるという効果を生ずる。
【0013】 バンドの内面全長に多数のクッション板を突出し形成するときは、手首への当 たりがやわらかくなるとともにバンド全長に亘って汗溜まりを防止することがで きるという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 接合した上下型の成形部内においてバンドを
形成する状態を示す部分断面図である。
【図2】 同、ばね棒支持孔形成用のピンとクッション
板を突出し形成するための楕円板の移動退避の状態を示
す部分斜視図である。
【図3】 時計バンド(剣先側)の側面図と裏面(内
面)図である。
【図4】 時計バンドを時計ケースに取付け、手首に装
着した状態を示す側面図である。
【図5】 他のクッション構造を示すもので、(a)は大
小の円形の空気孔を挟んでクッション板を並設した例を
示す部分側面図、(b)は台形の空気孔を挟んでクッショ
ン板を並設した例を示す部分側面図である。
【図6】 バンドの内面全長に亘って空気孔を挟んで多
数のクッション板を並設した例を示す側面図である。
【符号の説明】
1は上型 2は下型 3はばね棒支持孔 4はピン 5は楕円板 6は時計バンド 7は時計ケース 8,8a,8b,8cは空気孔 9,9a,9b,9cはクッション板 10は美錠

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウレタン樹脂製を含む平帯状のバンドの
    時計ケース取付部の内面に空気孔を挟んでクッション板
    を突出し形成したことを特徴とする時計バンドのクッシ
    ョン構造。
  2. 【請求項2】 バンドの時計ケース取付部の内面にクッ
    ション板を複数個突出し並設する請求項1に記載の構
    造。
  3. 【請求項3】 バンドの内面全長に多数のクッション板
    を突出し並設する請求項1記載の構造。
JP1997003129U 1997-04-08 1997-04-08 時計バンドのクッション構造 Expired - Lifetime JP3042290U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012213621A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Rolex Sa 快適パッドを有するブレスレット

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51102192A (ja) * 1975-03-06 1976-09-09 Mitsumitenii Kk Itonokasurizomehoho
JPS5352784A (en) * 1976-10-22 1978-05-13 Fujichiyuu Senkou Kk Method of tie yarn dyeing

Patent Citations (2)

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