JP3041826U - 位 牌 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 荘厳さと品格に加え、優美さと気品をそな
え、かつ故人を忍ぶのに相応しい漆加工位牌を得る。 【解決手段】 位牌の一部に、任意の絵模様から成る蒔
絵４を極細沈金入り手法で施す。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、一部に蒔絵を施して成る漆加工位牌に関する。

【０００２】

【従来の技術】

仏具としての位牌であって、漆加工したものの場合、札板の周囲に金粉で縁ど りをしたり、台座の部分に彫刻を施して荘厳さと品格をそなえるようにしたもの が公知である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、上記公知の位牌にあっては、伝統的な荘厳さと品格はそなえているが 、一見したとき画一的な印象が強く、個性的な優美さと気品にかける嫌いがある 。 本考案は、荘厳さと品格に加えて優美さと気品をそなえた位牌を提供するのが 目的ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案に係る位牌の構成は次のとおりである。 １．一部に蒔絵を施して成る漆加工位牌。 ２．極細沈金入り手法で蒔絵を施して成る前記１記載の漆加工位牌。

【０００５】

【作用】

上記考案において、蒔絵の手法及び絵模様は任意である。又、その色彩も任意 である。蒔絵の位置は、位牌の札板の正面の上部分と下部分、或いは台座の部分 、或いは正面の縁どり部分であってもよい。 蒔絵は、伝統的な手法で絵模様をつけることにより、荘厳さと品格に加えて、 優美さと気品をそなえるように製作する。

【０００６】

【実施例】

図１は、本考案に係る位牌の正面図であって、符号の１は位牌本体、２は札板 、３は台座、４は蒔絵であって、実施例の蒔絵４は極細沈金入り手法で絵模様を 現している。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は以上のように、漆加工位牌において、その一部に蒔絵を施したことに より、荘厳さと品格に加えて、優美さと気品がそなわり、又、この蒔絵の絵模様 を故人が生前に好んだ花模様等とすることにより、ふたつとない位牌が得られ、 又、故人を忍ぶことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る位牌の正面図。

【符号の説明】

１ 位牌本体 ２ 札板 ３ 台座 ４ 蒔絵

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 一部に蒔絵を施して成る漆加工位牌。
2. 【請求項２】 極細沈金入り手法で蒔絵を施して成る請
   求項１記載の漆加工位牌。