JP3041244U - Oa機器用原稿ホルダー - Google Patents

Oa機器用原稿ホルダー

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JP3041244U
JP3041244U JP1997001426U JP142697U JP3041244U JP 3041244 U JP3041244 U JP 3041244U JP 1997001426 U JP1997001426 U JP 1997001426U JP 142697 U JP142697 U JP 142697U JP 3041244 U JP3041244 U JP 3041244U
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JP
Japan
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clip
rod
attached
equipment
holder
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Application number
JP1997001426U
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English (en)
Inventor
正俊 山路
Original Assignee
ベロス株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の0A機器用原稿ホルダーは、構造が複雑
で製造コストが高く、また大掛かりでセットのやり直し
が煩わしく、その有効利用がはかられていないという点
を改善すると共に、その取扱性を向上させる。 【解決手段】屈曲自在な杆体1の一端に固定具(吸盤
2)を取り付けると共に、他端に原稿挟持用のクリップ
3を取り付け、OA機器用原稿ホルダーを形成した。上
記クリップ3は、一対の挟持片3a,3bを互いに揺動
可能に杆体1を介して連結すると共に、その間に互いの
先端を接合する方向に付勢するばね3cを設けたものと
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ワードプロセッサーやパーソナルコンピュータなどのOffice Automation 機器(以下、OA機器と称する)を使用する際に、入 力データやメモ書きなどの原稿を作業し易い位置に保持するための原稿ホルダー に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の原稿ホルダーとしては、実開昭62−123134号公報に示 されるものがあった。これは、図4に示すようにOA機器のディスプレイ14が 載置される基台13に伸縮かつ回動可能な支柱10を立設し、この支柱10の先 端に横方向に回動し得る腕11を介して平板状のホルダー本体12を取り付けた ものである。
【0003】 そして、上記ホルダー本体12の前面に原稿(図示せず)を保持し、この原稿 とディスプレイ14とを見比べながらキーボード15などの操作が行えるように したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の原稿ホルダーは、平板なホルダー本体を転倒しないように保持 するために大きな基台を有しており、またこのホルダー本体を保持した支柱には 、その保持角度を自由に調節できるような角度調節機構を設けなくてはならず、 大掛かりでコストが高くなるという問題点があった。
【0005】 また、嵩高いことからその移動やセットのやり直しが簡単に行えず、多くの場 合、一度対象とするOA機器にセットすると、そのまま放置されていた。そのた め、必要としない際には、このホルダー本体がOA機器を操作する際の邪魔にな ったり、あるいはこの原稿ホルダーを複数のOA機器で共用し、使用しない際に は他の箇所で有効に活用するということが、なされていないという問題点があっ た。
【0006】 本考案は、上記従来のOA機器用原稿ホルダーが有していた問題点の解決を課 題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案のうち請求項1記載の考案は、OA機器 用原稿ホルダーを、屈曲自在な杆体の一端に固定具を取り付けると共に、他端に 原稿挟持用のクリップを取り付けたものとし、このクリップは、一対の挟持片が 上記杆体を中心軸として互いに揺動可能に連結されると共に、互いの先端を接合 する方向にばねで付勢されたものとし、固定具でOA機器、あるいはその近傍の 所望の位置に取り付けられ、杆体の屈曲により、クリップに挟持された原稿を所 望の位置に保持するようにした。
【0008】 請求項2記載の考案は、上記請求項1記載のOA機器用原稿ホルダーにおいて 、クリップに磁石を添設したことを特徴とする。
【0009】 請求項3記載の考案は、上記請求項1または請求項2記載のOA機器用原稿ホ ルダーにおいて、杆体の一端に取り付けられた固定具を吸盤としたことを特徴と する。
【0010】 請求項4記載の考案は、上記請求項1または請求項2記載のOA機器用原稿ホ ルダーにおいて、杆体の一端に取り付けられた固定具を磁石としたことを特徴と する。
【0011】 請求項5記載の考案は、上記請求項1または請求項2記載のOA機器用原稿ホ ルダーにおいて、杆体の一端に取り付けられた固定具をクリップとしたことを特 徴とする。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
【0013】 図1は、本考案のOA機器用原稿ホルダーを示した斜視図である。図示したよ うにこのOA機器用原稿ホルダーは、主として杆体1と、この杆体1の一端に取 り付けられた固定具である吸盤2と、杆体1の他端に取り付けられたクリップ3 とからなる。
【0014】 上記杆体1は、アルミニウムなどの柔らかい材質で形成された金属杆の表面を 塩化ビニルなどの樹脂で被覆したものであり、自由な形状に屈曲可能なものであ る。
【0015】 上記吸盤2は、ポリ塩化ビニルなどの常温で柔軟性を有する素材で形成されて おり、凹面状の吸着面2aの裏面側に凸部2bを一体形成している。また、この 凸部2bには上記杆体1が回動可能に貫通するようにその外径とほぼ等しい内径 を有する取付孔2cが横方向に貫通して設けられている。
【0016】 上記クリップ3は、合成樹脂や金属などで形成された一対の挟持片3a,3b を、上記杆体1を中心として互いに揺動可能なようにこの杆体1を介して連結し 、両挟持片3a,3b間に介在させたキックばね3cで、それぞれの先端(図1 において右下側)同士を接合する方向に付勢したものである。
【0017】 上記構成を有する本考案のOA機器用原稿ホルダーは、図2に示すようにワー ドプロセッサーやパーソナルコンピュータなどの表示装置の本体キャビネット5 に吸盤2を吸着させることにより、取り付けられ、クリップ3に原稿4やメモな どを挟んで使用に供されるものである。そして、この時、本考案のOA機器用原 稿ホルダーでは、杆体1が、その一端で吸盤2の凸部2aに回動自在に取り付け られており、またこの杆体1自体が屈曲可能であるため、杆体1の他端側のクリ ップ3に挟まれた原稿4やメモなどを、OA機器のキーボード6などを操作し易 い所望の位置に容易に移動させることができる。
【0018】 また、吸盤2のOA機器への吸着位置を変えたり、あるいは吸盤2をOA機器 近傍の他の箇所に吸着させることにより、原稿ホルダー自体の取付位置を変える ことも容易に行える。
【0019】 以上のようにして、本考案のOA機器用原稿ホルダーは、ワードプロセッサー やパーソナルコンピュータなどのOA機器を使用する際に、必要な入力データな どの資料を所望の位置に保持するために使用されるものである。
【0020】 なお、上記ではクリップ3で原稿4を挟持する例を示したが、図示したように クリップ3の側面に磁石3dを添設しておけば、ゼムクリップなどの金属具で止 められた紙片を、この金属具を磁石3dで吸着することにより、容易に着脱でき 、その取扱性を一層向上させることができる。
【0021】 また、上記では杆体1としてアルミニウムなどの金属杆を用いたものを例示し たが、この杆体1は屈曲可能なものであれば良く、可撓性を有する合成樹脂材料 で形成されたものや、あるいは金属帯片を螺旋状に巻回して形成したフレキシブ ル管状のものであっても良い。
【0022】 さらにまた、図示した例ではキックばね3cで先端が接合する方向に付勢され たクリップ3を例示したが、このクリップ3は、挟持片3a,3bの先端同士が 接合する方向にばねで付勢されていれば良く、板ばねや巻きばねで同様に付勢さ れたものであっても良い。
【0023】 図3は、本考案の他の実施形態を示しており、この場合は、杆体1の一端に取 り付けられる固定具を、他端に取り付けられた原稿挟持用のクリップ3と同様の クリップ7としたものであり、この場合は、クリップ7をOA機器の突起部や近 傍の適宜個所に取り付け使用される。なお、このクリップ7を他方側のクリップ 3と大きさを変えたり、あるいはその幅を変えることとすれば、使用方向を逆に することにより、種々の使用条件にも対応できることとなり、一層望ましい。
【0024】 また、固定具として磁石を用いても良く、この場合は、OA機器近傍のスチー ルデスク等に吸着して使用することができる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のうち、請求項1記載の考案は、屈曲自在な杆体の 一端に固定具を取り付けると共に、他端に原稿挟持用のクリップを取り付けるこ とにより、OA機器用原稿ホルダーを構成しているので、構成が簡単で、コスト 低廉に製造できると共に、嵩張らず、軽量で持ち運びも容易で、複数のOA機器 で共用し、その有効利用がはかられるという効果を奏する。また、杆体が自在に 屈曲できるので、使用時の位置調節の自由度が高く、かつOA機器などから取り 外した際には、杆体を屈曲してコンパクトに収納することができ、邪魔になるこ とがないという効果を奏する。
【0026】 請求項2記載の考案は、クリップに磁力でも吸着可能なように磁石を添設する ことにより、上記請求項1記載の考案の効果に加えて一層その取扱性の向上がは かられるという効果を奏する。
【0027】 請求項3記載の考案は、固定具を吸盤とすることにより、サイズや形状などが 異なったどのようなOA機器であっても所望の位置に容易に取り付けることがで きると共に、不要の際には、容易に取り外すことができ、上記請求項1または請 求項2記載の考案の効果に加え、OA機器に対する機種対応性に優れると共に、 その取扱性も向上するという効果がある。
【0028】 請求項4記載の考案は、固定具を磁石とすることにより、その着脱が容易とな り、上記請求項1または請求項2記載の考案の効果に加え、その取扱性が向上す るという効果を奏する。
【0029】 さらに、請求項5記載の考案は、固定具を他方側のクリップと同様のクリップ とすることにより、使用時の方向性がなくなり、上記請求項1または請求項2記 載の考案の効果に加え、一層、その取扱性が向上する。また、片側のクリップの 大きさや幅を他方側のものと変えることにより、適宜、使用に適した方のクリッ プを利用することができ、使用条件に対する対応度も向上するという効果もある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るOA機器用原稿ホルダーの実施形
態を示す斜視図である。
【図2】図1に示したOA機器用原稿ホルダーの使用状
態の斜視図である。
【図3】本考案の他の実施形態を示す斜視図である。
【図4】従来例の使用状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 杆体 2 吸盤 2a 吸着面 2b 凸部 2c 取付孔 3,7 クリップ 3a,3b 挟持片 3c キックばね 3d 磁石

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲自在な杆体の一端に固定具が取り付
    けられると共に、他端に原稿挟持用のクリップが取り付
    けられ、 上記クリップは、一対の挟持片が上記杆体を中心軸とし
    て互いに揺動可能に連結されると共に、互いの先端を接
    合する方向にばねで付勢されたものであり、 固定具でOA機器、あるいはその近傍の所望の位置に取
    り付けられ、杆体の屈曲により、クリップに挟持された
    原稿が所望の位置に保持されるようになされたことを特
    徴とするOA機器用原稿ホルダー。
  2. 【請求項2】 クリップに磁石が添設されたことを特徴
    とする請求項1記載のOA機器用原稿ホルダー。
  3. 【請求項3】 杆体の一端に取り付けられた固定具が、
    吸盤であることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のOA機器用原稿ホルダー。
  4. 【請求項4】 杆体の一端に取り付けられた固定具が、
    磁石であることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のOA機器用原稿ホルダー。
  5. 【請求項5】 杆体の一端に取り付けられた固定具が、
    クリップであることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載のOA機器用原稿ホルダー。
JP1997001426U 1997-03-07 1997-03-07 Oa機器用原稿ホルダー Expired - Lifetime JP3041244U (ja)

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