JP3040417U - クリップ付き携帯用ライター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライター及びタバコをポケット内に入れた時
仕事中にライターが移動してタバコを粉末としたり、ま
たライターを紛失する等の不都合があった。 【解決手段】 弾力を有した捲回片２と、この捲回片２
から下向きに延出させた脚片１でクリップ体３を形成
し、このクリップ体３をライター本体Ａの胴部ａに、捲
回片２の弾力を利用してクリップ体を着脱可能に止着す
るようにした構成。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は携帯用ライター本体に着脱可能にしたクリップ設け、ライター本体を 安定させて携帯できるようにしたクリップ付き携帯用ライターに関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に携帯用ライターは市販され、多く出回っている。

【０００３】 しかしこの常に携帯するライターでクリップを備えたものは今までに全く存在 しない。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

前記したように、従来では、クリップを備えた携帯用ライターが存在しないた め、一般にこのライターを携帯する場合はタバコと共に雑然とポケットに入れて いる。そのため、仕事等をしているとポケット内を移動してポケットを傷めたり 、またタバコを粉にしたりする等の不都合があったり、更には紛失することも多 くあった。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、斯様な実情に鑑み、この課題に対処するため、弾力を有する捲回部 と、この捲回部から下向きに延出させた脚片でクリップ体を成形し、更に、この クリップ体の前記捲回部は、この弾力を利用してライター本体の胴部に止着でき るようにして、ポケットに入れたライター本体をクリップ体によって、ポケット の縁部に挾んで挾持し、安定して携帯できるようにしたクリップ付き携帯ライタ ーを提供するものである。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案は、携帯用ライター本体を安定して携帯できるように、ライター本体に クリップ体を装着して、これをポケットの縁部に挾着するクリップ付きライター を提供するもので、そのクリップ付きライターの実施例を図に基いて具体的に説 明する。

【０００７】 図１、図２の実施例で、１は脚片で、この脚片１の一端には横方向に延出させ た弾力を有して、後記ライター本体Ａに適合させた捲回片２を設けてクリップ体 ３を形成する。

【０００８】 また脚片１は長手方向にして内側に向けて僅かに湾曲１ａさせて補強を施して ある。

【０００９】 更に、前記捲回片２は、前記ライター本体Ａの胴部ａに抱着可能となるように 弾力を有するように折曲げて成形し、この捲回片２の弾力を利用してライター本 体に止着させる。

【００１０】 図３は、クリップの別の実施例で、弾力を有するゴム材等による環状の捲回帯 １２を成形し、この捲回帯１２の一部に、脚片１１の一端に折返して設けた係合 部１１ａを挾んで係止してクリップ体１３を形成し、このクリップ体１３の前記 環状の捲回帯１２は拡開させて捲回体１２の弾力を利用してライター本体Ａの胴 部ａに着脱可能に嵌着させて使用するものである。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は前記した構成からなるように、ライター本体の胴部の上部側に着脱可 能としたクリップ体を設けることで、ライター本体とクリップ本体によってポケ ット等の縁部に挾持することで、ライター本体は安定させて携帯でき、従来のよ うにポケット内を移動することがないのでポケットを傷める事がなく、しかもラ イター本体と同時にポケット内に入れたタバコを粉末にするような心配もない、 更に、紛失の恐れもない等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るクリップ付きライターの側面図で
ある。

【図２】クリップ体の斜視図である。

【図３】クリップ体の別の実施例の斜視図である。

【符号の説明】

１、１１ 脚片 ２ 捲回片 ３、１３ クリップ体 １２ 捲回帯 Ａ ライター本体 ａ 胴部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 弾力を有する捲回部そこの捲回部から下
   向きに延出させた脚片でクリップ体を成形し、更に、こ
   のクリップ体の前記捲回部は、この弾力を利用してライ
   ター本体の胴部に止着する事を特徴としてクリップ付き
   携帯用ライター。