JP3040105U

JP3040105U - 変形自在な化学発光体

Info

Publication number: JP3040105U
Application number: JP1997000752U
Authority: JP
Inventors: 正彦藤田
Original assignee: 日本化学発光株式会社
Priority date: 1997-01-31
Filing date: 1997-01-31
Publication date: 1997-08-15
Anticipated expiration: 2003-01-31
Also published as: US5938313A

Abstract

(57)【要約】【課題】第１の課題は、光の放射方向に変化を与え
て、インテリア性及び演出効果の向上が図れ、且つ設置
場所へ安定状態で且つ手間をかけることなく容易に設置
出来る変形自在な化学発光体を提供する。【解決手段】内部に中空室３を有する軟質で透光性の
ある細長な発光体本体２の中空室３に化学発光液５を充
填し、且つ中空室３内に化学発光薬液６を封入したアン
プル７を収納し、発光体本体２に所定以上の外部力で塑
性変形する形状保持材８を発光体本体２の長手方向に沿
って設けた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、アクセサリー・照明灯・識別灯・非常灯等として使用され、形状を自在に変形させることが出来る変形自在な化学発光体に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の化学発光体は、内部に中空室を有する軟質で透光性のある細長な発光体本体の該中空室に化学発光液を充填し、且つ中空室内に化学発光液と反応して化学発光反応を起こす化学発光薬液を封入したアンプルを収納した構造であり、発光体本体を変形させた状態で保持される形状保持材を何ら設けておらず、発光体本体は細長な形状の状態のままで使用している。このため、従来の化学発光体では発光体本体を手で折曲してアンプルを破壊し、アンプル内の化学発光薬液と化学発光液との化学発光反応により発光する光が、発光体本体の軸心を中心とした放射状に放射される単調な放射である。又、従来の化学発光体は細長な形状の状態のままで使用されるので、化学発光体を設置場所に設置する場合に設置しにくく、スタンドやひも等を用いて設置しなければならなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案が解決しようとする第１の課題は、従来のこれらの問題点を解消し、光の放射方向に変化を与えて、インテリア性及び演出効果の向上が図れ、且つ設置場所へ安定状態で且つ手間をかけることなく容易に設置出来る変形自在な化学発光体を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

かかる課題を解決した本考案の構成は、１）内部に中空室を有する軟質で透光性のある細長な発光体本体の該中空室に化学発光液を充填し、且つ前記中空室内に前記化学発光液と反応して化学発光反応を起こす化学発光薬液を封入したアンプルを収納し、前記発光体本体に所定以上の外部力で塑性変形する形状保持材を前記発光体本体の長手方向に沿って設け、前記発光体本体を変形状態で保持できるようにしたことを特徴とする変形自在な化学発光体２）形状保持材を収容する収容空間を発光体本体の中央部に該発光体本体の長手方向に沿って設け、同収容空間内に前記形状保持材を収納した前記１）記載の変形自在な化学発光体３）形状保持材を収容する収容空間を発光体本体の両側端部に該発光体の長手方向に沿って設け、各収容空間内に前記形状保持材をそれぞれ収納した前記１）記載の変形自在な化学発光体４）形状保持材を収容する収容空間を発光体本体の一方の側端部に該発光体本体の長手方向に沿って設け、同収容空間内に前記形状保持材を収納した前記１）記載の変形自在な化学発光体５）形状保持材を化学発光液を充填した中空室内に収納した前記１）記載の変形自在な化学発光体６）形状保持材として塑性変形可能な金属棒を用いた前記１）〜５）いずれか記載の変形自在な化学発光体７）形状保持材の表面に樹脂製の不透明な膜を被着した前記１）〜６）いずれか記載の変形自在な化学発光体８）膜の色を発光体本体の色と同一色とした前記７）記載の変形自在な化学発光体９）中空室の数を複数設け、各中空室内の化学発光液と化学発光薬液との化学発光色が２種類以上である前記１）〜８）いずれか記載の変形自在な化学発光体１０）中空室を発光体本体の長手方向に設け、長手方向の中空室内に化学発光液との化学発光反応の発光色が異なる化学発光薬液を封入したアンプルを複数収納した前記１）〜９）いずれか記載の変形自在な化学発光体１１）アンプル間の中空室内に該中空室内を仕切る仕切物を設け、各アンプル内の化学発光薬液の混合を防いで同一中空室内で各発光色を独立的に発光させる前記１０）記載の変形自在な化学発光体にある。

【０００５】

【作用】

本考案は、中空室内に化学発光薬液を封入したアンプルと化学発光液とを収納しているので、使用者は中空室内を折曲させるように発光体本体を折曲させるか、又は中空室の部分の発光体本体の外部を押す等して中をアンプルを破壊し、化学発光液と化学発光薬液とを混合させ、化学発光反応により中空室内から光を発光させる。発光状態の化学発光体は、設置場所に適した形状に手で変形させたり、使用状況に応じた形状に変化させる。変形した化学発光体は形状保持材によって変形した状態のまま保持される。又化学発光体の形状を変形させることで、光の放射方向に変化を与えており、演出効果及びインテリア性が高くなる。中空室が複数の場合、使用者は、発光させたい部分の中空室内を折曲させ若しくは発光体本体を押すなどして中のアンプルを破壊し、化学発光液と化学発光薬液とを混合させ、化学発光反応により発光させたい部分の中空室を発光させる。一度に発光させる中空室の数を増すことで発光面積を変え発光量を簡単に増すことが出来、又一つの中空室を発光させこの発光量が低下すれば次の中空室を発光させるというように逐次中空室を発光させていけば、連続発光時間を長くすることが出来る。更に発光させずに残った中空室は日にちを変えた別の日に使用することも出来る。このように使用目的に応じて使用出来、又経済的なものとなる。

【０００６】各中空室内の化学発光色が全て同一であれば、同一化学発光色の発光量の調整、発光面積の調整が行え、又同一化学発光色での連続発光時間を長くすることが出来る。各中空室内の化学発光色が異なっていれば、１つの化学発光体でそれぞれ異なった化学発光色を目的に応じて発光させることが出来、又異なった化学発光色の組合せによる化学発光色を発光させて識別力を向上させたり又美観的なものとしたり、更には異なる化学発光色を逐次発光させていくことで連続発光時間を長くすることが出来る。各中空室内の化学発光色が２種以上で且つ少なくとも同一種の発光色を２つ以上の中空室より発光させたものであれば、この２つ以上の中空室より発光される化学発光色を発光頻度の高いもの又は多くの発光量・発光面積を必要とするものにすれば、使用目的に合せて使い易いものとなる。複数のアンプルを同一の中空室内に収容し、各中空室内の各アンプル間に仕切物を設けて中空室内を複数仕切った化学発光体では、仕切物が各アンプル内に封入した化学発光薬液同士が互いに混ざり合うことを防ぐので、同一中空室内で複数の発光色を独立的に発光させることが出来る。

【０００７】

【考案の実施の形態】

形状保持材として、一般的に真鍮・銅線・綱線が用いられる。又これらは、外見上の見栄えを良くするために形状保持材の表面には樹脂製の膜を被着することが望ましい。この膜は一般的に発光体本体の色に近い色又は同一色が主に用いられるが中空室から発光する色に応じてカラー色とする場合もある。形状保持材は発光体本体内に発光体本体の長手方向に沿って設けた収容空間内に収納させることが一般的であるが、中空室内に収納する場合や、発光体本体内の肉厚内に埋設する場合もある。化学発光反応により発光する中空室は発光体本体内に１つ設ける場合と、複数設ける場合とがあり、後者の複数設ける場合は、発光体本体の長手方向に一列に設ける場合と、発光体本体の長手方向と直交方向へ並設する場合と、発光体本体内に多行多列に設ける場合とがある。各中空室内の発光色の色は同一色とする場合と、全て異色とする場合と、少なくとも同一種色の色を２個以上の中空室より発光させる場合とがある。仕切物の形状としては、円柱状，コイン状，球状，逆円錐台等が主に用いられる。又これらの仕切物の素材として一般的にポリエチレンや金属製のものが用いられる。

【０００８】

【実施例】

以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図１は実施例１の化学発光体の正面図、図２は図１でのＡ−Ａ断面図、図３は実施例１での化学発光体を螺旋状に折曲した状態を示す平面図、図４は実施例１での化学発光体を螺旋状に折曲した状態を示す正面図、図５は実施例１での化学発光体をＳ字状に折曲した状態を示す平面図、図６は実施例１での化学発光体をリング状に折曲した状態を示す平面図、図７は実施例２の化学発光体の内部構造を示す断面図、図８は実施例３の化学発光体の内部構造を示す断面図、図９は実施例４の化学発光体の内部構造を示す断面図、図１０は実施例５の化学発光体の内部構造を示す断面図、図１１は実施例６の化学発光体の内部構造を示す断面図、図１２は実施例７の化学発光体の内部構造を示す断面図、図１３は実施例８の化学発光体の正面図、図１４は実施例９の化学発光体の正面図、図１５は実施例１０の化学発光体の正面図、図１６は実施例１１の化学発光体の正面図、図１７は実施例１２の化学発光体の正面図、図１８は実施例１２の化学発光体での仕切物を示す斜視図、図１９は仕切物の他の形状を示す斜視図、図２０は仕切物の他の形状を示す斜視図である。

【０００９】；実施例１（図１〜６参照）図１〜６中１は化学発光体、２は軟質で透光性のある縦の長さ約３０ｃｍ・横の長さ２ｃｍ・厚さ５ｍｍ程の縦長な発光体本体、３は中空室、５は化学発光液、６は化学発光薬液、７は同化学発光薬液６を封入したアンプル、８は真鍮を素材とした長さ約３０ｃｍ弱・直径３ｍｍ程の形状保持材、９は同形状支持材８の表面に被着した樹脂製で白色の膜、１０は形状保持材８を収容する収容空間、１１Ｇは発光色が緑である緑発光部である。図１〜６に示す実施例１の化学発光体１は、発光体本体２の中央に発光体本体２の長手方向に沿って長く設けた収容空間１０内に形状保持材８を収納し、収容空間１０をはさんで発光体本体２の両側端部の位置にそれぞれ収容空間１０とほぼ同一長さの中空室３を並設した形成である。各中空室内３には、化学発光薬液６を封入したアンプル７と化学発光液５とを充填している。この化学発光体１を発光させるには、発光させる中空室３を折曲して中のアンプル７を破壊して、アンプル７内の化学発光薬液６と化学発光液５とを混合させ化学反応により中空室３内を緑色に発光させる。その後、化学発光体１は図３，４に示すように螺旋状に曲げたり、Ｓ字状（図５参照）・又はリング状（図６参照）に曲げる等して設置場所に設置し易い形状としたり、光の放射方向に変化を与えて外観の美しいものとする。化学発光体１の形状は、形状保持材８によって変化した形状がそのまま保持されている。化学発光体１の形状は何回でも変化させることが出来る。形状保持材８は、真鍮を用いているが、形状保持材８の表面に樹脂製で白色の膜９を被着し、真鍮の色を隠しているので、発光色の色及び化学発光体１の外観を損なうことがなく、且つ膜９に反射して発光色が鮮やかに発光するものとなり、外観が美しいものとなる。化学発光体１の形状を変化させて保持することで、従来のように棒状の化学発光体から軸心を中心とした放射状に単調に発光が放射させることがなく、光の放射方向に変化が加わり、放射方向が一定でなくなり、光による演出効果及びインテリア性が向上する。

【００１０】；実施例２（図７参照）図７中１５は化学発光体である。図７に示す実施例２の化学発光体１５は発光体本体２の一方の側端部に中空室３を設け、他方の側端部に形状保持材８を収容する収容空間１０を設け、その収容空間１０内に形状保持材８を収納した構成である。その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例１と同じである。

【００１１】；実施例３（図８参照）図８中１７は化学発光体である。図８に示す実施例３の化学発光体１７は、形状保持材８を収容する収容空間を設けず、形状保持材８を中空室３内に収納した例である。又形状保持材８には膜９を被着していない。その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例１と同じである。

【００１２】；実施例４（図９参照）図９中１９は化学発光体である。図９に示す実施例４の化学発光体１９は形状保持材８を収容する収容空間１０を発光体本体２の中央位置に設け、この収容空間１０内に形状保持材８を収納した構造であり、又形状保持材８の表面に膜９を被着している。その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例１と同じである。

【００１３】；実施例５（図１０参照）図１０中２１は化学発光体である。図１０に示す実施例５の化学発光体２１は発光体本体２の中央に中空室３を設け、中空室３をはさんだ両側端部に形状保持材８を収容する収容空間１０をそれぞれ設け、各収容空間１０内に形状保持材８を収納した例である。その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例１と同じである。

【００１４】；実施例６（図１１参照）図１１中２３は化学発光体である。図１１に示す実施例６の化学発光体２３は発光体本体２の中央に形状保持材８を収容する収容空間１０を設け、発光体本体２の両側端部にそれぞれ中空室３を設けた例である。中空室３は収容空間１０より径が大きく、又形状保持材の表面には膜９を被着していない。その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例１と同じである。

【００１５】；実施例７（図１２参照）図１２中２５は化学発光体である。図１２に示す実施例７の化学発光体２５は発光体本体２の両側端部にそれぞれ形状保持材８を収容する収容空間１０を設け、且つ各収容空間１０内に形状保持材８を収納し、収容空間１０の間に中空室３を３つ設けた例である。その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例１と同じである。

【００１６】；実施例８（図１３参照）図１３中２７は化学発光体、２８Ａは発光色が赤色となる赤発光部、２９Ｂは発光色が青色となる青発光部である。図１３に示す実施例８の化学発光体２７は実施例１の化学発光体１と同一構造であるが、図１３の図面上左側の中空室３を赤発光部２８Ａとし、右側の中空室３を青発光部２９Ｂとした例である。このため、演出効果及び識別力が向上する化学発光体２７となる。その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例１と同じである。

【００１７】；実施例９（図１４参照）図１４中３１は化学発光体である。図１４に示す実施例９の化学発光体３１は前記実施例１の化学発光体１の各中空室３をそれぞれ上下に２分割した構造と同一構造の例である。４つの中空室３それぞれは発光色が緑色となる緑発光部１１Ｇとなる。その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例１と同じである。

【００１８】；実施例１０（図１５参照）図１５中３３は化学発光体である。図１５に示す実施例１０の化学発光体３３は、前記実施例９の化学発光体３１と同一構造であり、分割された４つの中空室３は、図面上右上と左下の中空室３を青発光部２９Ｂとし、残り２つの中空室３を緑発光部１１Ｇとした例である。中空室３の数及び発光色を２色とすることで演出効果及び識別力の向上を図っている。その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例９と同じである。

【００１９】；実施例１１（図１６参照）図１６中３５は化学発光体、３６は発光色が橙色となる橙発光部である。図１６に示す実施例１１の化学発光体３５は前記実施例９に示す化学発光体３１と同一構造であるが、図１６の図面上における右上の中空室３を緑発光部１１Ｇとし、左上の中空室を橙発光部３６Ｄとし、右下の中空室３を赤発光部２８Ａとし、左下の中空室３を青発光部２９Ｂとした。中空室３の数及び発光色を４色とすることで演出効果及び識別の向上を図っている。その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例９と同じである。

【００２０】；実施例１２（図１７参照）図１７中３８は同一の中空室３内にアンプル７を複数収容した化学発光体、３９は中空室３内の各アンプル７間に介在させて中空室３を複数仕切る円柱状で且つポリエチレン製の仕切物である。図１７に示す実施例１２の化学発光体３８は、前記実施例１の化学発光体１の各中空室３内にアンプル７を２つづつ収容し、各アンプル７間の中空室３内に仕切物３９を介在させて、中空室３を上下２つに仕切った構造である。各アンプル７内に封入した化学発光薬液６は仕切物によって同一中空室３内に収容した他のアンプル７の化学発光薬液６と混ざり合うことがなく、同一中空室３内で異なる発光色を独立的に発光させることが出来る。化学発光体３８は図１７の図面上における右の中空室３の上側の仕切り部分を緑発光部１１Ｇとし、その下側の仕切り部分を赤発光部２８Ａとし、左の中空室３の上側の仕切り部分を橙発光部３６Ｄとし、その下側の仕切り部分を青発光部２９Ｂとした。各発光色を混合させず独立的に発光させることで、演出効果及び識別力の向上を図っている。その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例１と同じである。

【００２１】；他の仕切物の例（図１９，２０参照）図１９，２０に示すは他の仕切物３９の例であり、図１９に示す仕切物３９の形状は球状である。又図２０に示す仕切り物３９の形状は逆円錐台状である。

【００２２】

【考案の効果】

本考案によれば、形状保持材により形を自在に変形させてその形状で保持出来るので、従来のように直線的な軸心を中心とした放射状に光を放射させる単調なものとならず、光の放射方向に変化が加わり、光による演出効果及びインテリア性が向上するものとなった、又、物品や身体や服や台等設置場所に応じた最適な形状に変化させることで安定させた状態に設置出来、取扱い性に優れるものとなった。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１の化学発光体の正面図である。

【図２】図１でのＡ−Ａ断面図である。

【図３】実施例１での化学発光体を螺旋状に折曲した状
態を示す平面図である。

【図４】実施例１での化学発光体を螺旋状に折曲した状
態を示す正面図である。

【図５】実施例１での化学発光体をＳ字状に折曲した状
態を示す平面図である。

【図６】実施例１での化学発光体をリング状に折曲した
状態を示す平面図である。

【図７】実施例２の化学発光体の内部構造を示す断面図
である。

【図８】実施例３の化学発光体の内部構造を示す断面図
である。

【図９】実施例４の化学発光体の内部構造を示す断面図
である。

【図１０】実施例５の化学発光体の内部構造を示す断面
図である。

【図１１】実施例６の化学発光体の内部構造を示す断面
図である。

【図１２】実施例７の化学発光体の内部構造を示す断面
図である。

【図１３】実施例８の化学発光体の正面図である。

【図１４】実施例９の化学発光体の正面図である。

【図１５】実施例１０の化学発光体の正面図である。

【図１６】実施例１１の化学発光体の正面図である。

【図１７】実施例１２の化学発光体の正面図である。

【図１８】実施例１２の化学発光体での仕切物を示す斜
視図である。

【図１９】仕切物の他の形状を示す斜視図である。

【図２０】仕切物の他の形状を示す斜視図である。

【符号の説明】

１化学発光体２発光体本体３中空室４欠番５化学発光液６化学発光薬液７アンプル８形状保持材９膜１０収容空間１１Ｇ縁発光部１２欠番１３欠番１４欠番１５化学発光体１６欠番１７化学発光体１８欠番１９化学発光体２０欠番２１化学発光体２２欠番２３化学発光体２４欠番２５化学発光体２６欠番２７化学発光体２８Ａ赤発光部２９Ｂ青発光部３０欠番３１化学発光体３２欠番３３化学発光体３４欠番３５化学発光体３６Ｄ橙発光部３７欠番３８化学発光体３９仕切物

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】内部に中空室を有する軟質で透光性のあ
る細長な発光体本体の該中空室に化学発光液を充填し、
且つ前記中空室内に前記化学発光液と反応して化学発光
反応を起こす化学発光薬液を封入したアンプルを収納
し、前記発光体本体に所定以上の外部力で塑性変形する
形状保持材を前記発光体本体の長手方向に沿って設け、
前記発光体本体を変形状態で保持できるようにしたこと
を特徴とする変形自在な化学発光体。
【請求項２】形状保持材を収容する収容空間を発光体
本体の中央部に該発光体本体の長手方向に沿って設け、
同収容空間内に前記形状保持材を収納した請求項１記載
の変形自在な化学発光体。
【請求項３】形状保持材を収容する収容空間を発光体
本体の両側端部に該発光体の長手方向に沿って設け、各
収容空間内に前記形状保持材をそれぞれ収納した請求項
１記載の変形自在な化学発光体。
【請求項４】形状保持材を収容する収容空間を発光体
本体の一方の側端部に該発光体本体の長手方向に沿って
設け、同収容空間内に前記形状保持材を収納した請求項
１記載の変形自在な化学発光体。
【請求項５】形状保持材を化学発光液を充填した中空
室内に収納した請求項１記載の変形自在な化学発光体。
【請求項６】形状保持材として塑性変形可能な金属棒
を用いた請求項１〜５いずれか記載の変形自在な化学発
光体。
【請求項７】形状保持材の表面に樹脂製の不透明な膜
を被着した請求項１〜６いずれか記載の変形自在な化学
発光体。
【請求項８】膜の色を発光体本体の色と同一色とした
請求項７記載の変形自在な化学発光体。
【請求項９】中空室の数を複数設け、各中空室内の化
学発光液と化学発光薬液との化学発光色が２種類以上で
ある請求項１〜８いずれか記載の変形自在な化学発光
体。
【請求項１０】中空室を発光体本体の長手方向に設
け、長手方向の中空室内に化学発光液との化学発光反応
の発光色が異なる化学発光薬液を封入したアンプルを複
数収納した請求項１〜９いずれか記載の変形自在な化学
発光体。
【請求項１１】アンプル間の中空室内に該中空室内を
仕切る仕切物を設け、各アンプル内の化学発光薬液の混
合を防いで同一中空室内で各発光色を独立的に発光させ
る請求項１０記載の変形自在な化学発光体。