JP3038270U - シェード回転式照明器具 - Google Patents

シェード回転式照明器具

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JP3038270U JP1996012786U JP1278696U JP3038270U JP 3038270 U JP3038270 U JP 3038270U JP 1996012786 U JP1996012786 U JP 1996012786U JP 1278696 U JP1278696 U JP 1278696U JP 3038270 U JP3038270 U JP 3038270U
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JP1996012786U
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鍵治 丹羽
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鍵治 丹羽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成により日本古来の和紙に描かれた
描写物を白熱電球等の点状光源により照らし出すととも
に、前記点状光源の熱により発生する上昇気流を利用し
て前記描写物を回転させるシェード回転式照明器具を提
供する。 【解決手段】 最上部に点状光源を装着したスタンド1
1と、前記点状光源に直接下端を挟着する挟着部を有
し、前記挟着部より前記点状光源の直上へと先端が延び
る棒状の支柱を有する支持部材18と、和紙からなる略
円筒状の表示部3を有し、前記表示部3の一開口部に設
けられ前記表示部3の中心軸位置で前記支持部材18の
支柱に回転自在に支持され垂直方向の上昇気流が発生す
ると前記表示部3とともに回転する風車5を有するシェ
ード2とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、シェード回転式照明器具に関するものであり、特に、スタンドの点 状光源を点灯させると、前記点状光源を取り巻くシェードが回転するシェード回 転式照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、照明器具には、天井取付式及び卓上式の室内用照明器具、街灯、宣 伝広告塔等の屋外用照明器具がある。
【0003】 卓上式の室内用照明器具の中には、装飾用照明器具のようにデスクワーク等の 照明としては充分な照度は得られないがインテリアとして各種色彩の光を放つも のがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のように、室内用照明器具である装飾用照明器具及び屋外用照明 器具である宣伝広告塔は、複数の光源の点灯間隔、照度等を電気的に制御したり 、グラスファイバー等で複数の光源に分割したりする等、構造が複雑であり、照 明器具全体が高価なものになっていた。また、このような手法による調光は、鮮 やかな光を放つ等、一方では装飾物としては優れているが、他方では極めて機械 的であり、人の心を和ませるような情緒に欠けていた。
【0005】 そこで、本考案は、簡易な構成により日本古来の和紙に描かれた描写物を白熱 電球等の点状光源により照らし出すとともに、前記点状光源の熱により発生する 上昇気流を利用して前記描写物を回転させるシェード回転式照明器具の提供を課 題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案にかかるシェード回転式照明器具は、最上部に点状光源を装着したス タンドと、前記点状光源に直接下端を挟着する挟着部を有し、前記挟着部より前 記点状光源の直上へと先端が延びる棒状の支柱を有する支持部材と、和紙からな る略円筒状の表示部を有し、前記表示部の一開口部に設けられ前記表示部の中心 軸位置で前記支持部材の支柱に回転自在に支持され垂直方向の上昇気流が発生す ると前記表示部とともに回転する風車を有するシェードとを備えたものである。
【0007】 ここで、スタンドの形状には、最上部に点状光源を装着していさえすれば、特 に限定されるものではない。また、点状光源には、白熱電球が使用できる。
【0008】 したがって、この考案のシェード回転式照明器具によれば、複雑な電気的な制 御回路及び高価なグラスファイバー等を使用することなく、点状光源から発生す る熱により生じる上昇気流を利用するという簡易な構成でありながら、前記点状 光源により照らしだされる表示部を有するシェードを回転させることができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について説明をする。図1は本考案の一実施形態であ るシェード回転式照明器具を示す斜視図、図2は図1のシェード回転式照明器具 のX−X断面を示す断面図である。
【0010】 図1及び図2に示すように、本実施形態のシェード回転式照明器具1は、照明 手段であるスタンド11と、このスタンド11の発光部分を覆うシェード2とで 略全体が構成されている。
【0011】 シェード2は、略円筒状の表示部3と、前記表示部3の上端の開口部に設けら れた風車5とを備えている。
【0012】 風車5は、図4に示すように、円板状のケント紙等からなり、中央には、下面 より上方に向かって凹状のガイド部材6を備えている。図4は本考案の一実施形 態であるシェード回転式照明器具の風車を示す平面図である。
【0013】 ガイド部材6の周囲には、中央より外周方向に向かって湾曲して切り込まれ、 この切込部分の両端を結ぶ直線を軸に裏面方向に所定角度で折り曲げ形成された 羽根5aが複数設けられている。これら複数の羽根5aは風車5の中央を中心に 、中央より外周方向に向かって放射状に略等間隔で形成されている。また、風車 5の外周近傍は、所定間隔で切り込まれ隣接する糊代5bが形成されている。
【0014】 表示部3は、和紙からなり高さ略20cm、直径略10cm程度の略円筒状をして いる。表示部3の外周面には、絵柄等が記載してある。表示部3の上端及び下端 の各々の開口部周囲には、ケント紙等からなるリング状の補強部材3aが裏面よ り各々に貼設されており、表示部3の形状を円筒状に保持している。また、表示 部3には、上端の開口部の周囲に前記風車5が外周近傍の糊代5bを裏面に折り 曲げられ固着されている。さらに、糊代5bの上には、表示部3及び風車5の継 ぎ目である風車5の外周近傍を覆って、風車5の外周に沿って紙テープ7が貼設 され保護している。また、同様に、表示部3の下端の開口部の周囲にも、紙テー プ4が貼設されており、保護している。
【0015】 スタンド11は、図3に示すように、最上部に点状光源である電球17を装着 した照明器具である。図3は本考案の一実施形態であるシェード回転式照明器具 のシェードを除去した状態を示す斜視図である。
【0016】 スタンド11は、下方より基台12、柱部材15、ソケット16、電球17の 順で略全体が構成されている。
【0017】 基台12は、縦が略5cm、横が略10cm、高さが略1.5cm程度の直方体をし ており、表面は布で被覆されており、厚さ方向の下面にはキルティング等の保護 シート13が貼設してある。基台12の厚さ方向の上面の略中央には、略直方体 の柱部材15が立設されている。
【0018】 柱部材15は、縦が略2.5cm、横が略5cm、高さが略7.5cm程度の直方体 であり、表面は基台12の場合と同様に布で被覆されている。そして、柱部材1 5は、長手方向の下面を基台12の厚さ方向の上面の略中央に固着させた状態で 立設している。さらに、柱部材15の長手方向の上面には、ソケット16が装着 されている。
【0019】 ソケット16は、碍子からなり電球17を装着する略円筒状の装着部16aと 、前記装着部16aの下端に略中央を垂設され長手方向両側に各々に留孔16d が形成されたフランジ16cとを備えている。つまり、ソケット16はフランジ 16cを柱部材15の長手方向の上面に当接させ留孔16dに捩子等を挿通させ 柱部材15の上端に螺子留めされている。また、装着部16aの内部には、雌捩 子を螺刻され電極を備えた装着穴16bが設けられており、装着穴16bには、 消費電力が約25Wの電球17が螺着されている。装着穴16b内の電極には、 2芯のコード14が一端の電極を繋がれており、コード14は、ソケット16、 柱部材15、基台12の内部を順に通過して基台12の幅方向の側面より外部へ と引き出されている。このコード14を電源へと繋げば、スタンド11の最上部 に設けられた点状光源である電球17を点灯させることができる。
【0020】 さらに、電球17には、前記シェード2を支持する支持部材18が設けられて いる。図5の(a)は本考案の一実施形態であるシェード回転式照明器具の支持 部材を示す斜視図、(b)は本考案の一実施形態であるシェード回転式照明器具 の支持部材を示す平面図である。
【0021】 支持部材18は、金属等の耐熱性のバネ材からなり、電球17よりも若干直径 の小さいリング状のリング部材18aを2つ40°乃至60°の角度で固着させ て形成した挟着部と、これら2つのリング部材18aが固着された部分に一端を 固着された棒状の支柱18bとで構成されている。そして、図3に示すように、 前記電球17を2つのリング部材18aで挟着して、支柱18bを電球17の直 上へと立設させている。
【0022】 そして、シェード2は、支柱18bの先端に、風車5のガイド部材6を当接さ せて支持させることで、図1に示すように、電球17を覆うとともに、電球17 の周囲を回転自在に支持される。このとき、電球17を点灯させれば、電球17 の周囲の空気は熱せられ、熱せられた空気は体積膨張により密度が小さくなり上 昇気流を発生する。そして、この上昇気流は、風車5を下面より略垂直に直撃し 、羽根5a部分を通過することで回転させる。これに伴って表示部3も回転し、 表示部3に描かれた絵柄は、裏面より電球17に照らし出された状態で回転する 。そのため、表示部3からは情緒溢れる絵柄等が展開される。また、この時の回 転速度は、10〜11回転/分程度となり、ゆったりとした時間の流れにマッチ し、より一層情緒豊かな室内装飾物となる。
【0023】 このように、本実施形態のシェード回転式照明器具1は、最上部に点状光源で ある電球17を装着したスタンド11と、前記電球17に直接下端を挟着する2 つのリング部材18aからなる挟着部を有し、前記挟着部より前記電球17の直 上へと先端が延びる棒状の支柱18bを有する支持部材18と、和紙からなる略 円筒状の表示部3を有し、前記表示部3の一開口部に設けられ前記表示部3の中 心軸位置で前記支持部材18の支柱18bに回転自在に支持され垂直方向の上昇 気流が発生すると前記表示部3とともに回転する風車5を有するシェード2とを 備えたものである。
【0024】 したがって、本実施形態のシェード回転式照明器具は、複雑な電気的な制御回 路及び高価なグラスファイバー等を使用することなく、電球17からなる点状光 源により二次的に発生する熱により生じる上昇気流を利用するという簡易な構成 でありながら、前記電球17により照らし出される表示部3を回転させることが できる。このため、和紙からなる表示部3に描かれた絵柄等は電球17により照 らしだされた状態で回転し、情緒溢れる室内照明となる。
【0025】 しかも、所定の消費電力約25W程度であり、このような大きさ及び形状のシ ェード2の回転速度は、10〜11回転/分程度となり、ゆったりとした時間の 流れにマッチし、より一層情緒豊かな室内装飾物となる。また、表示部3に記載 される文字絵柄等を宣伝広告とすれば、室内の宣伝広告用として使用することが できる。特に、宣伝広告が記載される表示部3が回転するので人目を引き宣伝効 果が大きい。
【0026】 なお、スタンド11の形状は、最上部に電球17のような点状光源を装着して いさえすれば、特に限定されるものではなく、その他の形状にしても構わない。 また、点状光源には、電球17のような白熱電球が他の光源に比べ放熱量が多く 、上昇気流が増大するので、好ましい。しかし、本実施形態のシェード回転式照 明器具1であれば、約25W程度の白熱電球を使用した方が、回転数が10〜1 1回転/分程度となり、情緒溢れる室内装飾物となり好ましい。
【0027】 また、シェード回転式照明器具1の構造は、必ずしも室内用装飾照明器具とす る必要はなく、その他に、室内に設置する宣伝広告用として用いても構わない。 特に、宣伝広告が記載される表示部3が回転するので人目を引き宣伝効果が大き い。また、全体の大きさも特に限定されるものではない。
【0028】
【考案の効果】
以上のように、この考案のシェード回転式照明器具は、点状光源から発生する 熱により生じる上昇気流を利用するという簡易な構成でありながら、前記点状光 源により照らしだされる表示部を回転させることができるので、表示部に文字絵 柄等を記載しておけば、和紙に描かれた文字絵柄等が点状光源により照らし出さ れた状態で回転し、情緒溢れる室内照明となる。しかも、所定の消費電力の点状 光源を選定することによって、表示部の回転数を調節すれば、より一層情緒が増 す。また、表示部に記載される文字絵柄等を宣伝広告とすれば、室内の宣伝広告 用として使用することができる。特に、宣伝広告が記載される表示部が回転する ので人目を引き宣伝効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態であるシェード回転式照明
器具を示す斜視図である。
【図2】図1のシェード回転式照明器具のX−X断面を
示す断面図である。
【図3】本考案の一実施形態であるシェード回転式照明
器具のシェードを除去した状態を示す斜視図である。
【図4】本考案の一実施形態であるシェード回転式照明
器具の風車を示す平面図である。
【図5】(a)は本考案の一実施形態であるシェード回
転式照明器具の支持部材を示す斜視図、(b)は本考案
の一実施形態であるシェード回転式照明器具の支持部材
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 シェード回転式照明器具 2 シェード 3 表示部 5 風車 5a 羽根 6 ガイド部材 11 スタンド 16 ソケット 17 電球 18 支持部材 18a リング部材 18b 支柱

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最上部に点状光源を装着したスタンド
    と、 前記点状光源に直接下端を挟着する挟着部を有し、前記
    挟着部より前記点状光源の直上へと先端が延びる棒状の
    支柱を有する支持部材と、 和紙からなる略円筒状の表示部を有し、前記表示部の一
    端の開口部に設けられ前記表示部の中心軸位置で前記支
    持部材の支柱に回転自在に支持され垂直方向の上昇気流
    が発生すると前記表示部とともに回転する風車を有する
    シェードとを具備することを特徴とするシェード回転式
    照明器具。
JP1996012786U 1996-11-29 1996-11-29 シェード回転式照明器具 Expired - Lifetime JP3038270U (ja)

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