JP3038222U - 燃料油タンクのゲージ取付構造 - Google Patents

燃料油タンクのゲージ取付構造

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JP3038222U
JP3038222U JP1996012705U JP1270596U JP3038222U JP 3038222 U JP3038222 U JP 3038222U JP 1996012705 U JP1996012705 U JP 1996012705U JP 1270596 U JP1270596 U JP 1270596U JP 3038222 U JP3038222 U JP 3038222U
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Inventor
強 七戸
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株式会社ホクエイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寒冷地の家庭で使用される燃料油ストーブ等
の屋外に設置する燃料油タンクのゲージで、ゲージを取
り付けるときに充分な注意を払わなくとも正確に取り付
けられるゲージの取付構造により、安全で正確な油量を
示す燃料油タンクを提供する。 【解決手段】 ゲージ10にはソケット6より大な径の取
付環16を設け、取付環16はソケット6の外周にかぶせら
れ、取付環16にはその外周から内方向に向かう複数本の
取付螺子17を設け、複数本の取付螺子17の上下方向の高
さを同一とし、取付螺子17の高さに対応するソケット6
外周に環状に凹な締付座7を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、寒冷地の家庭で使用される燃料油ストーブや暖房用ボイラー等の燃 料油タンクで、主に屋外に設置する燃料油タンクのゲージ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような燃料油タンクのゲージは、燃料油タンクの給油口から燃料油を給油 したときタンク内にどの程度の量の燃料油が給油されたかを示したりたり、燃料 油タンクの送油口から燃料油が送油され使われたときタンク内にどの程度の量の 燃料油が残っているかを示すためのものであるが、屋外に設置する燃料油タンク のゲージでは雨水などのタンク内部への侵入を防ぐため密閉構造としている。そ して、そのようなゲージはその突出した構造から運送中の破損を防止するためタ ンクを設置した後に取り付けられている。
【0003】 この種の従来のゲージは、タンク上面の垂直方向を中心軸とする円筒形のソケ ットに取り付けられ、ゲージにはソケットより大な径の取付環を設け、取付環は ソケットの外周にかぶせられ、取付環にはその外周から内方向に向かう複数本の 取付螺子を設けていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような燃料油タンクを設置するのは、燃料油ストーブや暖房用ボイラー を取り付けるときに共に設置するのが主で、燃料油タンクを専門に設置する業者 はほぼ存在しない。そして、ゲージを取り付けるのもストーブが専門のような者 が行うので、充分な注意を払って取り付けているとは言い難い状態である。
【0005】 上記のようなゲージの取付構造は、ゲージをソケットにかぶせて載せた後、複 数本の取付螺子を締め付けるものであるが、ソケット上面にゲージが密着して正 しい位置となり、ソケットの上面にパッキンを当てて密閉構造としている。ソケ ット上面にゲージが密着しているか充分注意しないまま取付螺子を締め付けると 、固定されたソケットに部分接触した取付螺子の先端が回ることによりゲージが 動かされ、ソケット上面にゲージが密着しないことがある。そのため、ソケット 上面にゲージが密着しないと雨水の侵入の原因となって、侵入した雨水が燃料油 ストーブに送られてそれを破損させることがあった。また、ゲージの取り付けが 傾いてその浮子がタンク内面の側壁に接触して作動しないことがあった。
【0006】 そこで本考案は、ゲージを取り付けるときに充分な注意を払わなくとも正確に 取り付けられるゲージの取付構造により、雨水が侵入したりゲージが作動しない ことが無い、安全で正確な油量を示す燃料油タンクを提供することを目的とする 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の燃料油タンクのゲージ取付構造は、燃料油を貯蔵するタンク1の上部 に設けたゲージ10において、ゲージ10はタンク1上面の垂直方向を中心軸とする 円筒形のソケット6に取り付けられ、ゲージ10にはソケット6より大な径の取付 環16を設け、取付環16はソケット6の外周にかぶせられ、取付環16にはその外周 から内方向に向かう複数本の取付螺子17を設け、複数本の取付螺子17の上下方向 の高さを同一とし、取付螺子17の高さに対応するソケット6外周に環状に凹な締 付座7を設けたものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案では、複数本の取付螺子17の上下方向の高さを同一とし、取付螺子17の 高さに対応するソケット6外周に環状に凹な締付座7を設けたから、取付螺子17 がソケットに6接触して回っても締付座7から外れないのでゲージが動かされる ことが無い。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 第1図に示す燃料油タンクは、約500リットルの灯油を貯蔵する家庭用の屋 外に設置されるもので、燃料油を貯蔵する略立方体のタンク1と、その両端に設 けた4本の脚2と、その上部に設けた密閉できるキャップ付きの給油口3と、そ の下部に設けたバルブとストレーナーからなる送油口4と、その上部に設けたエ アー抜き5と、その上部に設けた燃料油の量を計測するゲージ10とからなる。
【0011】 脚2はその下端を束石により設置される地面に固定され、タンク1が地震など で転倒しないようにする。
【0012】 送油口4には燃料油ストーブ等と送油管で連結され、燃料油はその自重により 送油される。
【0013】 エアー抜き5は、中空なパイプでタンク1内と外気とを連通させるものである 。
【0014】 タンク1上面には垂直方向を中心軸とする円筒形のソケット6を設け、ソケッ ト6にゲージ10が取り付けられる。ソケット6はタンク1上面の孔にはめ込まれ 、その取り付け面は雨水が侵入しないよう溶接により固定されている。ソケット 6は中空なパイプでタンク1内と外部と連通している。
【0015】 ゲージ10には垂直方向に長い支持杆11を設け、支持杆11の上部には丸い円板の 取付座11a 固定する。取付座11a の直径はソケット6の外径より大とし、ソケッ ト6の上面に取付座11a が載せられ、支持杆11はソケット6からタンク1内へ挿 入される。
【0016】 支持杆11の下端から上下方向に自由に回転する浮子杆12を設け、浮子杆12の先 端には浮子13を設ける。浮子13は燃料油より低い比重の中空体で、燃料油に浮い て油面高さを検出し、浮子13の上下により浮子杆12が上下に回動する。支持杆11 に添って上下に長く取付座11a の上にまで突出した示標杆14を設け、示標杆14の 上端部はその高さ方向の位置が解るように円板状に大きくなっていて、示標杆14 の下端部は浮子杆12の根元付近と連設されていて浮子杆12の上下回動により示標 杆14が上下動する。つまり、燃料油の油面高さにより示標杆14が上下動して燃料 油の量を示す。
【0017】 取付座11a の下面と上面に取付座11a の径とほぼ同じ大きさのゴムの円板で中 心に孔の開いたパッキン18を設け、上面のパッキン18上に透明なハット形のゲー ジキャップ15を設ける。取付座11a 下面のパッキン18は取付座11a とソケット6 上面の間を密閉し、取付座11a 上面のパッキン18は取付座11a とゲージキャップ 15の間を密閉する。
【0018】 ゲージキャップ15は透明でその内側に示標杆14の上端部が充分に上下動できる 空間を設け、ゲージキャップ15の表面には示標杆14の上端部に対応する位置に目 盛りを設ける。ゲージキャップ15の下端は、取付座11a の径とほぼ同じ大きさの ドーナツ状の平面で、パッキン18に密着するようになっている。
【0019】 ゲージキャップ15下端のドーナツ状平面にかぶさり、取付座11a の直径より大 な内径の筒状の取付環16を設ける。取付環16の内径はソケット6の外径より大き く、ゲージ10を取り付けたとき取付環16はソケット6の外周にかぶせられ、取付 環16の下端はタンク1の上面には接しない。そして取付環16を押し下げると、そ の下のゲージキャップ15や取付座11a およびパッキン18はソケット6上面に密着 する。
【0020】 取付環16にはその筒状の外周から内方向に向かう複数本(実施例では3本)の 取付螺子17を平面視で等間隔に設け、正面視で複数本の取付螺子17の上下方向の 高さは同一とする。取付螺子17は締め込むと内方向に向けて進み出るようになっ ている。
【0021】 ソケット6には、ゲージ10を取り付けたときの取付螺子17の高さに対応する外 周に環状に凹な締付座7を設ける。締付座7は正面視で上側に傾斜面を設け、正 規な位置の取付螺子17が当たる面は垂直面とし、取付螺子17が当たらない下側は 水平面としする。
【0022】 ゲージ10の取付方法は、支持杆11をソケット6からタンク1内へ挿入し、取付 環16をソケット6の外周にかぶせる。支持杆11の取付座11a やゲージキャップ15 および取付環16はその自重によりソケット6上面に載っている。複数本の取付螺 子17を均等に締め込むと、万一ゲージ10が傾いていて取付螺子17の位置が高くな っていても締付座7の上側傾斜面により取付螺子17は正規な位置の締付座7の垂 直面まで落ち込む。
【0023】 このとき、取付螺子17が締付座7の垂直面に接触して回っても締付座7から外 れないので、ゲージ10の取付座11a が浮いて動かされることが無いので、ゲージ 10の取り付けが傾いてその浮子13がタンク1内面の側壁に接触して作動しなかっ たり、ソケット6上面に密着しないで雨水の侵入の原因となることが無く、正確 な油量を示し安全な燃料油タンクを提供できる。
【0024】 以上の実施例では、ゲージキャップ15と取付環16が別々な例を示したが、一体 に成形されたものでも良い。その場合、取付環16とソケット6の間にパッキンを 設けて密閉するようにしても良い。
【0025】
【考案の効果】
本考案によれば、複数本の取付螺子の上下方向の高さを同一とし、取付螺子の 高さに対応するソケット外周に環状に凹な締付座を設け、取付螺子がソケットに 接触して回っても締付座から外れないのでゲージが動かされることが無いから、 ゲージの取り付けが傾いて作動しなかったり雨水の侵入の原因となることが無く 、正確な油量を示し安全な燃料油タンクを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 燃料油タンクのゲージ取付構造の一実施例を
示す正面図である。
【図2】 その側面図である
【図3】 その平面図である
【図4】 図1の一部を切り欠いた要部を示す部分拡大
図である。
【図5】 図4の部分拡大断面図である。
【図6】 図4のゲージを取り除いた図である。
【図7】 図3の部分拡大図である。
【符合の説明】
1 タンク 6 ソケット 7 締付座 10 ゲージ 16 取付環 17 取付螺子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料油を貯蔵するタンクの上部に設けた
    ゲージにおいて、ゲージはタンク上面の垂直方向を中心
    軸とする円筒形のソケットに取り付けられ、ゲージには
    ソケットより大な径の取付環を設け、取付環はソケット
    の外周にかぶせられ、取付環にはその外周から内方向に
    向かう複数本の取付螺子を設け、複数本の取付螺子の上
    下方向の高さを同一とし、取付螺子の高さに対応するソ
    ケット外周に環状に凹な締付座を設けた燃料油タンクの
    ゲージ取付構造。
JP1996012705U 1996-11-28 1996-11-28 燃料油タンクのゲージ取付構造 Expired - Lifetime JP3038222U (ja)

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