JP3038185U - 頭髪保護用キャップ - Google Patents

頭髪保護用キャップ

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JP3038185U
JP3038185U JP1996012133U JP1213396U JP3038185U JP 3038185 U JP3038185 U JP 3038185U JP 1996012133 U JP1996012133 U JP 1996012133U JP 1213396 U JP1213396 U JP 1213396U JP 3038185 U JP3038185 U JP 3038185U
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JP
Japan
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hair
cap
bag body
opening
cloth
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996012133U
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English (en)
Inventor
玉枝 渡邊
Original Assignee
タルゴコスメティックジャポン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 速やかに髪を収納することができるよう
にするとともに、一度収納した髪がばらけてしまうこと
を防止する頭髪保護用キャップを提供する。 【解決手段】 幅方向に沿う一側部にそのほぼ全長に亘
って開口する開口部を備え、この開口部に対して深さ方
向よりも幅方向が長い他端側が先細りの細長い袋体から
なり、この開口部の少なくとも一端側は人間の頭部を収
容可能な大きさを有するとともに袋体の両端に着脱自在
な係着部を設けた頭髪保護用キャップとした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、頭髪保護用キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、入浴等で洗髪をした場合は、バスタオル等で髪の水分を吸収させ、その 後ドライヤ等を用いて熱風で髪を乾かすことが一般的である。
【0003】 この場合、髪を乾かす場所へ移動するまでの間や入浴後の多少の時間を過ごす 間、髪の湿度を保ちながら髪を保護しさらに衣服が濡れないように頭部全体をタ オル等で巻き付けるようにすることが多い。
【0004】 ここで、頭部にタオル等を巻き付ける場合は、最初に髪を束ねこの髪自体を頭 部の中心部分で巻き、これを覆うようにしてタオル等で頭部全体を覆うことが通 常行われている。
【0005】 一方、頭部全体をタオル等で巻き付ける場合とは異なり、髪を内部に収納して 頭からかぶるようにした製品が多数市場に流通している。 そして、髪を内部に収納する場合は、中を中空状とした円錐形状からなるタオ ル地等で作成されたキャップ等に髪を束ねて収納し、頭部にこのキャップ本体を かぶるようにするものが存在する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、タオル等で頭部全体を覆う場合は、その都度髪を束ねなければならず 、さらに束ねた髪をねじりながら頭部の中心部分でとぐろ状に巻くという動作を 必要とし手間を要する。
【0007】 また、他の動作中にタオル等の結び目がはだけてしまいまとめた髪がばらける ということも考えられる。 次に、キャップに髪を収納する場合は、髪を全てキャップの中に収納するまで に手間を要し、一度に収納しようとする場合は、タオル等で頭部全体を覆う場合 と同様に髪を束ねさらにこの髪をねじって一つにまとめるという動作が必要であ る。
【0008】 さらに、キャップは、頭部からずれ落ちないようにするため通常ゴム等をキャ ップの開口円周部分に縫い込む場合が多いが、複数回繰り返して使用するとこの ゴム等の弾性力が失われてしまい、使用することができなくなる場合もある。
【0009】 一方、髪が特に長い場合は、髪を束ねるまでに時間がかかり、その間に髪の湿 度が失われてしまったり、髪を無理にねじりあげるため髪同士が摺動されこの摩 擦により髪質を痛める原因となるとともに衣服等を濡らしてしまうことも考えら れる。
【0010】 さらに、冬場の気温が低い場合は、髪の温度が急激に失われ風邪を引く原因と もなってしまう。 本考案は、前記事項に鑑み改良を加えたものである。
【0011】 すなわち、速やかに髪を収納することができるようにするとともに、一度収納 した髪がばらけてしまうことを防止する頭髪保護用キャップを提供することを技 術的課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る第1の特徴は、幅方向に沿う一側部にそのほぼ全長に亘って開口 する開口部を備え、この開口部に対して深さ方向よりも幅方向が長い他端側が先 細りの細長い袋体からなり、前記開口部の少なくとも一端側は人間の頭部を収容 可能な大きさを有するとともに前記袋体の両端に着脱自在な係着部を設けた頭髪 保護用キャップとしたことである。
【0013】 ここで、この袋体は、一側部のほぼ全長に亘って開口する開口部を備えている 以上、袋体と観念される全てのものが含まれる。 次に、本考案に係る第2の特徴は、この細長い袋体が、布地である頭髪保護用 キャップとしたことである。
【0014】 ここで、布地としては、メリヤスやニット、不織布等の布を観念できる全ての ものが含まれる。 さらに、本考案に係る第3の特徴は、この細長い袋体が、布地を接着してなる 頭髪保護用キャップとしたことである。 ここで、接着の方法は、布地を逢着したり融着する等の接着と観念できる全ての 方法が含まれる。
【0015】 次に、本考案に係る第4の特徴は、この細長い袋体が、布地を一体成型してな る頭髪保護用キャップとしたことである。 また、本考案に係る第5の特徴は、細長い袋体の一端にボタンを取り付け、他 端にホックを取り付けた係着部を有する頭髪保護用キャップとしたことである。
【0016】 さらに、本考案に係る第6の特徴は、細長い袋体の一端にフックを取り付け、 他端にループを取り付けた係着部を有する頭髪保護用キャップとしたことである 。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、本実施の形態に係る頭髪保護用キャップ1を図1〜2に基づいて具体的 に説明する。
【0018】 本実施の形態に係る頭髪保護用キャップ1は、図1が示すようにキャップ1の 長手方向に沿う下側が全長に亘って開口した開口部5を有しており、このキャッ プ1をかぶるようにして開口部5の一端側に頭部を収納し、他端にかけて髪を収 納する構造となっている。
【0019】 そして、このキャップ1は、布地からできていて頭部を収納する一端側から髪 を収納する他端側にかけて先を細くした袋体である。 次に、このキャップ1を作成する方法は、図2が示すようにこの布地の先端部 に多少の湾曲部を有する一辺を底辺2として、この底辺2の端同士を結ぶように 一端から上方に続き頂点で再び底辺2の他端へと続く山形形状の辺3、4からな る布片を用いる。
【0020】 そして、このような形状の布片を左右対称として2つ作成し、辺3、4をそれ ぞれ縫い合わせ先を細くした細長い袋体としたものである。 但し、2つの布片を縫い合わせるものに限らず、この袋体を一体として製造す ることもできる。
【0021】 さらに、開口部5を形成する布の端部がばらけることを防止するためこの袋体 の底辺2部分の布地を2つ折りにして縫い合わせている。 そして、このキャップ1の底辺2と辺3とが交差する一端にボタン6を取り付 けさらに底辺2と辺4とが交差する他端にホック7を設けている。
【0022】 一方、ボタン6やホック7とは異なり、底辺2と辺3とが交差する一端に多数 のフックを植え付けた部位を設け、底辺2と辺4とが交差する他端に多数のルー プを植え付けた部位を設けてそれぞれ設けたフックとループを噛み合わせて係着 するものでも良い。
【0023】 また、このキャップ1の山形を形成する一辺3は、頭部が十分収納可能な所定 の深さを有し、後頭部の形状に合わせるように底辺2からほぼ垂直に上部へと続 き頂点部分が丸みを帯びた形状となっている。
【0024】 そして、一辺3の深さは、約20cmから25cm程度であり、大人の後頭部 が全て収納できる深さとなっている。 また、山形を形成する他辺4は、ある程度の長さを有する髪を収納可能なよう に緩やかに湾曲しながら底辺2に向かう傾斜させた形状である。
【0025】 そして、他辺4の長さは、約30cmから45cm程度であり、長い髪を充分 収納できるようになっている。 ところで、このキャップ1は布地をベースとしているが、この布地はある程度 の通気性、保湿性、吸湿性及び吸水性並びにはっ水性が要求される。
【0026】 しかし、このような性質は布地の種類や特徴によって異なり、全ての性質を満 足する布地はなく、加工のし易さや髪質に適しかつ髪の水分を十分吸収するに最 も良い布地を選択して製造することが好ましい。
【0027】 また、この布地には、地合が平らで丈夫な組織であり、摩擦に強く製織が容易 で応用範囲が広い平織や平織に比べて糸の密度が多くでき、糸間の隙間が少なく 地合を密に厚くすることができる柔軟でしわがよりにくい綾織を使用することが できる。
【0028】 また、糸の屈曲が少なく表面は平滑で、糸が密に並べられ地は厚く最も柔軟な 朱子織及び編み目の編成が横方向で、伸縮が横方向に大きく柔軟でかさ高がある 横メリヤス並びに編み目の編成が縦方向で、組織が安定しておりほどけにくくラ ンができない縦メリヤス、さらに、すかし地に編んだ紋飾編み地であるレース、 不織布等を使用することもできる。
【0029】 次に、この頭髪保護用キャップの装着の方法を図3〜6に基づいて具体的に説 明する。 最初に図3が示すようにボタンを取り付けた一端側を後頭部のうなじの中央に 合わせ、髪を顔面の前にたらした状態で髪の生え際にそってかぶるようにして頭 部をキャップの中に入れる。
【0030】 そして、図4が示すようにホックのついている他端を左右どちらかの腕の指で 支持しながら髪をキャップ1の中に収納する。 ここで、開口部5が十分な広さを有するためわざわざ髪を一つにまとめなくて も髪を簡単に収納することができる。
【0031】 次に、図5が示すように額のすぐ前方でキャップ1本体を押さえながらそこを 始点としてホック7を付けた他端までを左右どちらかにねじる。 したがって、髪がキャップ1に包まれた状態でねじられるため髪同士が摺動さ れることが押さえられ髪質を痛めることがない。
【0032】 最後に図6が示すようにこのキャップのねじった部分を後頭部側に折り返しボ タン6をホック7に掛けて装着を終了する。 したがって、このホック7とボタン6によってキャップ1の両端同士が十分に 係着されるためキャップ1がはだけて髪がばらけてしまうことがない。
【0033】
【考案の効果】
本考案の頭髪保護用キャップによれば、速やかに髪を収納することができ、衣 服等を濡らすことがなく、さらに、一度収納した髪がばらけてしまうことを防止 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る頭髪保護用キャップの斜視
【図2】本実施の形態に係る頭髪保護用キャップの布片
の正面図
【図3】本実施の形態に係る頭髪保護用キャップの使用
説明図
【図4】本実施の形態に係る頭髪保護用キャップの使用
説明図
【図5】本実施の形態に係る頭髪保護用キャップの動作
説明図
【図6】本実施の形態に係る頭髪保護用キャップの動作
説明図
【符号の説明】
1 ・・・キャップ 2 ・・・底辺 3 ・・・山形辺 4 ・・・山形辺 5 ・・・開口部 6 ・・・ボタン 7 ・・・ホック 8 ・・・布片

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】幅方向に沿う一側部にそのほぼ全長に亘っ
    て開口する開口部を備え、この開口部に対して深さ方向
    よりも幅方向が長い他端側が先細りの細長い袋体からな
    り、 前記開口部の少なくとも一端側は人間の頭部を収容可能
    な大きさを有するとともに前記袋体の両端に着脱自在な
    係着部を設けた頭髪保護用キャップ。
  2. 【請求項2】前記細長い袋体は、布地である請求項1記
    載の頭髪保護用キャップ。
  3. 【請求項3】前記細長い袋体は、布地を接着してなる請
    求項1または請求項2記載の頭髪保護用キャップ。
  4. 【請求項4】前記細長い袋体は、布地を一体成型してな
    る請求項1または請求項2記載の頭髪保護用キャップ。
  5. 【請求項5】前記細長い袋体の一端にボタンを取り付
    け、他端にホックを取り付けた係着部を有する請求項1
    ないし請求項4記載の頭髪保護用キャップ。
  6. 【請求項6】前記細長い袋体の一端にフックを取り付
    け、他端にループを取り付けた係着部を有する請求項1
    ないし請求項4記載の頭髪保護用キャップ。
JP1996012133U 1996-11-27 1996-11-27 頭髪保護用キャップ Expired - Lifetime JP3038185U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06121950A (ja) * 1992-10-12 1994-05-06 Nippon Steel Corp 塗装鋼板製造設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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