JP3038041B2 - 血液ポンプ - Google Patents

血液ポンプ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工心肺用血液ポン
プ、心臓代用血液ポンプ、補助心臓、人工心臓等に使用
する血液ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人工心肺用血液ポンプ、心臓代用
血液ポンプ、補助心臓、人工心臓等に使用される血液ポ
ンプとしては、特願平2−44800号で提案されてい
る揺動型ポンプや国際公開公報WO86/04962号
に示すようなポンプが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような血液ポン
プでは、流入口から吸引した流体を揺動子により旋回流
に変換する時に、流体の流れをおよそ90°曲げてい
る。そこで、流れの向きを変えるために揺動子に加わる
負荷が増加し、余分なエネルギ−が必要となり、ポンプ
の効率が低下するという問題がある。
【0004】本発明は上記課題に着目してなされたもの
であり、その目的は揺動子に加わる負荷を低減し、効率
の良い血液ポンプを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下の手段に
よって解決される。すなわち、その手段としての血液ポ
ンプは、略偏平で円筒状のポンプ室と、このポンプ室の
側面の中心部付近に設けられた流入口と、前記ポンプ室
の周面部に設けられた流出口と、前記ポンプ室内に配設
され、ポンプ室の内周面と略同心円状の揺動子と、この
揺動子に揺動運動を与え、前記ポンプ室内の血液に回転
流を起こすための揺動子駆動手段とを具備し、前記流入
口内に揺動子の揺動方向と同方向の回転流を発生させる
回転流発生手段を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明では、回転流発生手段を流入口内に形成
したことにより、流入口内において血液の流れ方向が、
揺動子によって発生する回転流の方向へ変換され、揺動
子に加わる負荷が減少し、その結果、揺動子を駆動する
ために消費されるエネルギ−が低減する。
【0007】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。
【0008】図1及び図2は、本発明に係わる血液ポン
プの第1の実施例を示している。
【0009】図1に示すように、血液ポンプ1はポンプ
ヘッド2と揺動子駆動部3より構成されている。そし
て、ポンプヘッド2と揺動子駆動部3は、着脱ねじ部4
により互いに着脱自在に装着されている。
【0010】ポンプヘッド2は、第1のカバ−5と第2
のカバ−6とで構成され、第1のカバ−5と第2のカバ
−6は、その間にOリング7を介挿して係合部9によっ
て結合されている。そして、第1のカバ−5と第2のカ
バ−6によりポンプ室12が形成されている。
【0011】図1に示すように、第1のカバ−5にはポ
ンプ室12の側面の中心部付近に流入口13が形成さ
れ、第2のカバ−6にはポンプ室12の内周面に接する
ように流出口14が設けられている。そして、流入口1
3内には、後述する揺動子15の揺動運動と同じ向きに
ポンプ室12へ向う螺旋状の案内溝(回転流発生手段)
21が設けられている。
【0012】第2のカバ−6は、その中心に軸部10を
有し、ポンプ室12内において、軸部10に対して弾性
部材よりなる揺動子保持ラバ−16が止めねじ11によ
って固定され、この揺動子保持ラバ−16により円板状
の揺動子15が揺動自在に保持されている。揺動子15
は、鉄等の磁性材料で形成されている。また、揺動子1
5及び揺動子保持ラバ−16も含めて、ポンプ室12の
全ての内面には抗血栓性のコ−ティングが施されてい
る。
【0013】一方、揺動子駆動部3には複数の電磁石1
7が配設されている。そして、揺動子駆動部3の電磁石
17は図2に示すように、外部の制御装置18にケ−ブ
ル19を介して接続され、制御装置18からの信号によ
り駆動制御される。また、流入口13及び流出口14に
は、それぞれカテ−テル20が接続され、これらのカテ
−テル20は、患者の血管に各々接続されている。そし
て、カテ−テル20を通して血液の移送が行われる。
【0014】本実施例の血液ポンプは、例えば肝移植時
のレシピエントの無肝期に、下大静脈および門脈と、左
外頸静脈間のバイパスに用いるポンプシステムとして有
効である。この場合、カテ−テル20は、患者の下大静
脈、門脈、および左外頸静脈に各々接続される。
【0015】次に、上記血液ポンプの動作について説明
する。
【0016】まず、制御装置18より必要とする送液量
を入力することにより、制御装置18から揺動子駆動部
3の電磁石17の駆動信号が出力される。この信号によ
り、電磁石17は回転方向に順次オン・オフを繰り返し
行い、磁性材料で作られた揺動子15を順次吸引する。
それにより揺動子15は、ポンプ室12内で揺動運動を
開始する。揺動子15の揺動運動により、ポンプ室12
内に血液の回転流が生じ、流入口13より血液を吸引す
ると同時に流出口14から血液を吐出する。その際、流
入口13内に形成された螺旋状の案内溝21により、流
入口13からポンプ室12へ入った直後の血流の向き
は、揺動子15によって起こるポンプ室内の回転流の向
きとある程度一致する。
【0017】従って、この血液ポンプでは、螺旋状の案
内溝により吸引流の向きを回転流の方向に変換するた
め、揺動子に与えるエネルギ−を少なくすることができ
る。
【0018】また、弾性部材で形成された揺動子保持ラ
バ−によって揺動子を保持した構造より、揺動子が不用
意にポンプ室内で移動しないので、特に輸送時やセッテ
ィング時にポンプが破損することはなく、ポンプ室内面
の抗血栓性処理にダメ−ジを与えることもない。
【0019】さらに、揺動子保持ラバ−を弾性材料で形
成しているので、揺動運動の抵抗にもならず、揺動型ポ
ンプの欠点である溶血、凝血等がほとんど起こらない。
【0020】図3及び図4は、本発明に係わる血液ポン
プの第2の実施例を示している。
【0021】この第2実施例に示す血液ポンプ1は、揺
動子駆動部3と、この揺動子駆動部3に対して着脱自在
なポンプヘッド2により構成されている。
【0022】ポンプヘッド2は、流入口13が設けられ
た第1のカバ−27と、流出口14が設けられた第2の
カバ−29とを備え、第2のカバ−29は、0リング3
0と押さえリング31により水密的に装着されている。
すなわち、押えリング31は、半円状に2分割された形
状を有し、押えリング31と第2のカバ−29は、第1
のカバ−27を挟み込むように固着されている。また、
第2のカバ−29の他端側には、高伸縮性を有する弾性
膜32が膜押え33によって固定されている。そして、
第1のカバ−27と第2のカバ−29と弾性膜32とに
よりポンプ室12が構成されている。
【0023】一方、揺動子駆動部3にはハウジング35
が設けられ、このハウジング35に対して、2つのボ−
ルベアリングからなる第1の軸受36を介してモ−タ軸
37が回転自在に支持されている。そして、このモ−タ
軸37は図示しないモ−タにより回転される。また、モ
−タ軸37には揺動軸38が角度θの傾きを設けて第2
の軸受39により回転自在に支持され、この揺動軸38
の先端には円板状の揺動子15が固定されている。
【0024】図4に示すように、ポンプヘッド2を揺動
子駆動部3に取り付けた時に、揺動子15は弾性膜32
を伸展しながら密着する。そして、図示しないモ−タを
駆動すると、モ−タ軸37はハウジング35に対し回転
を開始するが、揺動子15は弾性膜32に密着している
ため、その摩擦力により回転することなく揺動運動を行
う。その結果、弾性膜32を介してポンプ室12内の血
液は、上記揺動運動により回転流を生じ、この回転流に
よって血液が流出口14から流出し、流入口13よりポ
ンプ室内に流れ込む。その際、第1実施例と同様に流入
口内に形成された螺旋状の案内溝により吸引流の向きを
回転流の方向に変換するため、揺動子に与えるエネルギ
−を少なくすることができる。
【0025】また、この第2の実施例では、揺動子駆動
部に対して着脱自在な弾性膜を設け、弾性膜に揺動運動
を与えるようにしたので、ポンプヘッド部の構造が非常
に簡単になり、使い捨て部分であるポンプヘッドを安価
に製造できる。また、ポンプ室内に揺動子がないので、
輸送中やセッティング時に揺動子がポンプ室内壁に衝突
し、ダメ−ジを与えることがない。
【0026】図5(a)及び(b)は、本発明の第3の
実施例を示している。
【0027】この第3実施例では、略偏平円筒状のポン
プ室12を有するケ−シング40が設けられ、このケ−
シング40には、ポンプ室12の中心軸の近傍に位置し
て流入口13が形成され、ポンプ室12の円周上に流出
口14が形成されている。そして、ポンプ室12の円周
部は図5(b)に示すように次第にその径が大きくなる
流路12aが形成され、これは流出口14に連なってい
る。つまり、渦巻型のケ−シングが形成されている。
【0028】図5(a)に示すように、ポンプ室12の
内部には揺動運動を行う円板状の揺動子15が設置さ
れ、揺動子15の回転軸41は揺動子15の中央に直角
に取り付けられている。そして、この揺動子15は揺動
機構42に連結されている。
【0029】揺動機構42では、ケ−シング40に一体
形成された本体43に軸受44が設けられ、この軸受4
4は、図示しないモ−タに連結したモ−タ軸45の先端
に設けられた継手部46を回転自在に支持している。ま
た、揺動子15の回転軸41は、モ−タ軸45と同軸上
で本体43に設けられた第1の揺動軸受47と、モ−タ
軸45の継手部46に偏心して設けられた第2の揺動軸
受48にそれぞれ球面対偶で軸支されている。
【0030】また、ポンプ室12内において、ケ−シン
グ40と揺動子15との間にはゴムなどの弾性薄膜より
なる筒状のシ−ル部材49が固定され、このシ−ル部材
49が揺動機構42と揺動子15との間に介在している
ことにより、ポンプ室12と揺動機構42とが隔絶され
ている。なお、ポンプ室12の内面、および揺動子15
の表面には全て抗血栓性のコ−ティングが施されてい
る。
【0031】さらに、ケ−シング40の流入口13に
は、揺動子15の揺動運動と同じ向きにポンプ室12へ
向かう螺旋状の案内溝21が設けられている。この案内
溝21により、流入口13からポンプ室12に吸引され
る血液に、揺動子15によって起こるポンプ室12内の
回転流の方向と同方向の流れが発生する。
【0032】次に、第3実施例の血液ポンプの動作につ
いて説明する。
【0033】図5(a)に示すように揺動子15は、ポ
ンプ室12内において斜めに傾斜している。そして、図
示しないモ−タを駆動することによりモ−タ軸45が回
転すると、モ−タ軸45の継手部46に偏心して設けら
れた第2の揺動軸受48が偏心回転運動を行ない、これ
に球面対偶で軸支された揺動子15の回転軸41もその
回転中心の周りに旋回運動しようとする。また、揺動子
15の回転軸41は、第1の揺動軸受47によりその回
転中心上において球面対偶で軸支されているため、第1
の揺動軸受47を支点として旋回運動をしようとする。
しかし、揺動子15は、シ−ル部材49により回転運動
が抑止され、その結果として揺動子15は第1の揺動軸
受47を支点とした揺動運動を行なう。
【0034】このように揺動子15がケ−シング40内
で揺動運動を行なうと、ポンプ室12内の血液に回転力
が働き、血液は揺動運動と同方向の回転流を発生する。
そして、モ−タの回転数を上げると、揺動子15は揺動
運動の速さを増し、血液に大きな遠心力を発生し、血液
は大きな運動エネルギを持つようになる。大きな運動エ
ネルギを持った血液は、ケ−シング40内の流路12a
を通って流出口14に向かい、流出口14から吐出され
る。そして、血液の流出口14方向への移動に伴い、ケ
−シング40の流入口13近傍の圧力は低下し、流入口
13から血液が吸引される。
【0035】また、流入口13から血液を吸引する際
に、流入口13には揺動子15の揺動運動と同じ向きに
ポンプ室12へ向かう螺旋状の案内溝21が設けられて
いるので、この案内溝21により、流入口13からポン
プ室12へ入った直後の流れの向きは、揺動子15によ
って起こるポンプ室12内の回転流れの向きへ向けら
る。そのため、揺動子15を駆動するために必要なエネ
ルギ−が少なくてすむ。従って、モ−タの消費電力を低
減することができる。
【0036】図6は第3実施例に係わる血液ポンプのケ
−シングの変形例を示している。
【0037】この変形例では、ケ−シング40に2つの
流出口14a,14bが反対方向を向いて互いに平行に
設けられている。従って、このように2つの流出口14
a,14bを設けることによって吐出流量が増加し、同
時に吸引流量を増加させることができる。また、流量を
増加させないポンプの場合には、ポンプを小型化するこ
とができる。
【0038】図7(a)及び(b)は本発明の第4の実
施例を示している。
【0039】この第4実施例では、ケ−シング40の流
入口13内において、ポンプ室12へ近付くにつれてピ
ッチが小さくなる螺旋状の案内溝21aが設けられてい
る。その他の構成は第3の実施例と同一である。
【0040】図7(b)に示すように、この螺旋状の案
内溝21aは、そのピッチがa<b<cとなっている。
このように案内溝21aを形成すると、流入口13に入
った血液は流入路内を進むに従って徐々に流れの向きを
回転方向へ変えていくので、案内溝21a内で血流が受
ける抵抗はより小さくなる。従って、血液の流れが円滑
になり、血液の損傷をより効果的に防止することができ
る。
【0041】図8は、図4に示す血液ポンプの変形例を
示している。
【0042】この変形例では、揺動子駆動部3におい
て、モ−タ50がハウジング35内に収納されている。
また、モ−タ50と別個に形成された回転部材53がハ
ウジング35内に第1の軸受け36によって保持され、
この回転部材53には揺動軸38が所定の傾きを設けて
第2の軸受39により回転自在に支持され、この揺動軸
38の先端には揺動子15が固定されている。そして、
モ−タ軸51が回転部材53の環状凸部53a内に嵌合
され、止めねじ52によって固着されている。その他の
構成は、図4に示す第2実施例と同様である。この変形
例では更にモ−タの交換が容易となる。
【0043】図9は、本発明の第5の実施例を示してい
る。
【0044】この第5の実施例では、血液ポンプの流入
口部分を除く他の部分が上記第1の実施例と同様に形成
されているので、同一の部材には同一の符号を付して、
その説明は省略する。
【0045】図9(a)及び(b)に示すように、この
血液ポンプ1では、回転流発生手段として、第1実施例
における流入口13内に設けられた案内溝21の代わり
に、流入口13の中心軸に対し任意の角度傾くと共に偏
心した渦発生流入部60が設けられている。
【0046】図9(a)に示すように、渦発生流入部6
0は流入口13より小径円筒状に形成され、第1のカバ
−5における流入口13が形成された管状凸部5aの先
端部分に一体的に連結されている。そして、渦発生流入
部60は、流入口13の中心軸に対して半径方向に偏心
して設けられ、さらに、中心軸に対して傾斜している。
渦発生流入部60の傾斜角度は、揺動子15の回転数に
応じて最適に設定される。また、流入口13の中心軸に
対して偏心させて傾斜させる向きは、揺動子15の揺動
運動と同じ向き、すなわち、図9(a)で示すように上
面より見て反時計回りに血液が流入するように設定され
ている。
【0047】従って、血液が渦発生流入部60の開口6
2から流入口13内に流れ込み、流入口13内で反時計
回りの渦が発生する。そして、揺動子15の揺動回転と
同じ向きに渦を巻きながらポンプ室12へ流入する。
【0048】第5の実施例に係わる血液ポンプでは、こ
のように血液の流れを回転流に変えてポンプ室12内に
流入させるため、揺動子15の回転負荷が軽減されて、
揺動子15を回転させるのに必要なエネルギ−が少なく
てすむ。
【0049】図10は、第5の実施例の変形例を示して
いる。
【0050】この変形例は、図10に矢印で示すよう
に、第2のカバ−6に対して第1のカバ−5を回転可能
に構成し、流出口14と渦発生流入部60の相対位置を
変更できるようにしたものである。従って、流出口14
と渦発生流入部60に各々接続されるチュ−ブが絡らま
ないように、適切な相対位置を選択して使用することが
できる。その他の構成及び作用は第5実施例と同様であ
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係わる血液
ポンプでは、回転流発生手段を流入口に形成したことに
より、流入口内において血液の流れ方向を揺動子によっ
て発生する回転流の方向へ変換するため、揺動子に加わ
る負荷が減少し、その結果、ポンプを駆動するために消
費されるエネルギ−を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例に係わる血液ポンプ
の縦断面図である。
【図2】図2は同血液ポンプの使用状態を示す斜視図で
ある。
【図3】図3は本発明の第2実施例に係わる血液ポンプ
のポンプヘッドを示す縦断面図である。
【図4】図4は同血液ポンプの縦断面図である。
【図5】(a)は本発明の第3実施例に係わる血液ポン
プの縦断面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面
図である。
【図6】図6は第3実施例におけるケ−シングの変形例
を示す断面図である。
【図7】(a)は本発明の第4実施例に係わる血液ポン
プの縦断面図、(b)は(a)に示す流入口の拡大断面
図である。
【図8】図8は第2実施例に係わる血液ポンプの変形例
を示す縦断面図である。
【図9】(a)は本発明の第5実施例に係わる血液ポン
プの一部を示す平面図、(b)は同血液ポンプの縦断面
図である。
【図10】図10は第5実施例に係わる血液ポンプの変
形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
12…ポンプ室、13…流入口、14…流出口、15…
揺動子、21,21a…案内溝、60…渦発生流入部。
フロントページの続き (72)発明者 土屋 喜一 東京都港区南青山2−10−16 (72)発明者 壁井 信之 千葉県千葉市宮野木町1551−131 (56)参考文献 特開 平3−73163(JP,A) 特開 平4−2358(JP,A) 特開 平3−106373(JP,A) 特開 平2−149276(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 1/10 530

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略偏平で円筒状のポンプ室と、このポン
    プ室の側面の中心部付近に設けられた流入口と、前記ポ
    ンプ室の周面部に設けられた流出口と、前記ポンプ室内
    に配設され、ポンプ室の内周面と略同心円状の揺動子
    と、この揺動子に揺動運動を与え、前記ポンプ室内の血
    液に回転流を起こすための揺動子駆動手段とを具備した
    血液ポンプにおいて、前記流入口内に揺動子の揺動方向
    と同方向の回転流を発生させる回転流発生手段を設けた
    ことを特徴とする血液ポンプ。
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JP4557532B2 (ja) * 2003-12-01 2010-10-06 根本企画工業株式会社 揺動板ポンプ
JP4898319B2 (ja) * 2006-06-23 2012-03-14 テルモ株式会社 血液ポンプ装置

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