JP3037538U - 携帯靴べら - Google Patents

携帯靴べら

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JP3037538U
JP3037538U JP1996011370U JP1137096U JP3037538U JP 3037538 U JP3037538 U JP 3037538U JP 1996011370 U JP1996011370 U JP 1996011370U JP 1137096 U JP1137096 U JP 1137096U JP 3037538 U JP3037538 U JP 3037538U
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shoehorn
portable
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shoe
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JP1996011370U
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哲志 水野
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San Ei Gen FFI Inc
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San Ei Gen FFI Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外出時に必要となることの多い機能を有した携
帯靴べらを提供する。 【解決手段】防水素材等で構成した靴べらに気液体保持
素材(6)を内包させ、これに液体・気体を添加するこ
とによってお手拭き、靴磨き、靴クリーナーやワック
ス、消臭・脱臭剤等の機能を与える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、携帯靴べらに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯靴べらとしては、キーホルダー型のものやコンパクトに折り畳める プラスチック製、金属製のものがよく知られている。又、鏡やほこり取りを組み 合わせたものが市販されている。これらの携帯靴べらを使用するのは主に外出時 になることが多い。
【0003】 例えば、外出時に靴を履いたときに靴の汚れが手についてしまうことがある。 そのすぐ近くに手洗い場があればそこで手を洗えば良いが、近くにないときには 、所持しているハンカチやティッシュペーパー等でふき取らなければならない。 しかし、ハンカチ等を取り出すときに手の汚れがその他の場所、例えば衣服のポ ケットの回りや鞄等についてしまうといった不都合があった。
【0004】 また、外出中に雨降り等にあい靴が汚れてしまうことがある。革靴を履いてい たときにはできるだけ早く汚れをふき取り、つや出し剤やワックス等を塗らなけ れば、靴の艶がなくなり、靴そのものが早く傷んでしまう。従って、ハンカチや ティッシュペーパーでは汚れをふき取るだけしかできず、靴を汚れる前の艶のあ る状態に戻すことはできなかった。
【0005】 さらに、靴を長い間履いていると汗のにおいなどが靴に付いてしまい、外出先 で靴を脱いだときにそのにおいが気になることがあった。消臭用のスプレー等を 持ち歩いていればすぐに不快なにおいを低減させることができるが、その様なス プレーを常に持っていることはないので、靴のにおいはそのままとせざるを得な かった。
【0006】 従来の携帯靴べらには鏡や服のほこり取りといった機能の組み合わされたもの はあったが、用途により、お手拭き、ウェットティッシュペーパー、靴磨き、ク リーナーやワックス、消臭・脱臭剤といった機能を有し、かつ携帯性に優れ使い 捨てができるような携帯靴べらは今までにはなかった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来技術の有する上記のような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、携帯靴べらに気液体保持素材を内包させることによ って、お手拭き、ウェットティッシュペーパー、靴磨き、クリーナーやワックス 、消臭・脱臭剤等の外出時に必要となることの多い機能を有した携帯靴べらを提 供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案者は、靴べらに気液体保持素材を内包させ 、必要に応じて内包されている気液体保持素材を引き出して使用する携帯靴べら を種々検討し、本考案に至った。
【0009】 本考案に係る携帯靴べらの大きさは、常時携帯でき、ポケットに入れてもかさ ばらない大きさがよい。特に制限されるものではないが一辺の長さが4〜10セ ンチ、厚さ1.0センチ以下が好ましい。
【0010】 また、上記携帯靴べらの形状は靴べらとして使いやすいように任意の形状とす ることができる。特に制限されるものではないが、携帯靴べらの靴に差し込む部 分の形状を円形(図1)、三角形(図3)、台形(図4)、四角形(図5)にす ると靴べらとして使用しやすい。また、開封を容易にするために図2のように開 封用の切れ込み(2)を入れても良い。
【0011】 そして、本考案に係る携帯靴べらを構成する素材(1)は特に限定されないが 、例えば防水加工紙、硬質合成樹脂布、塩化ビニル、プラスチック及びアルミシ ート等の防水素材を用いれば、液体を保持させた気液体保持素材(6)を内包す ることができる。また、和紙等の紙類、木綿布等の布類、合成繊維のメッシュ等 の通気性又は通水性を有する素材も用いることができる。
【0012】 さらに、防水素材で形成した携帯靴べらの一部又は全部に小穴(5)を開ける か(図8)、あるいは図6のように携帯靴べらの一部に通気性又は通水性を有す る素材で構成された部分(3)を設け、その部分を防水素材(4)で覆っておき (図7)、適時覆いの防水素材(4)を取り除けるようにすることもできる。
【0013】 本考案で気液体保持素材(6)とは、液体又は気体の保持又は吸着が可能な素 材であれば特に限定はなく、例えばティッシュペーパー、紙製タオル、紙ナプキ ン、ろ紙、和紙、画用紙、厚紙等の紙類、布、皮革、木材、セルロースシート、 スチロールシート、合成繊維布、脱脂綿、ガーゼ等があげられる。あるいは活性 炭、脱臭剤、除湿剤、防虫剤、芳香剤等も利用できる。
【0014】 気液体保持素材(6)に添加できる液体は、特に限定するものではないが、水 、洗浄剤、消毒液、除菌液、消臭液、芳香液、靴のつや出し剤、靴磨き剤等があ げられ、気体としては、例えば気液体保持素材(6)に燻蒸処理を施したもので もよいし、香木のようにもともと香りを有するものでも良い。
【0015】 上記の気液体保持素材(6)やこれに添加するものによってお手拭き、ウェッ トティッシュペーパー、靴磨き、クリーナーやワックス、消臭・脱臭剤等の機能 を有した便利な携帯靴べらを提供することができる。
【0016】
【実施例】
以下に本考案の携帯靴べらの実施例を図面を参照して説明する。
【0017】 実施例1 靴べらを構成する素材(1)として塩化ビニルを5センチ×8センチの大きさ の袋状になるように切り、その一辺を残してヒートシールし、そのヒートシール されていない一辺から袋の中に気液体保持素材(6)として紙ナプキンを完全に 袋の中に入るように折り畳んで入れて、水を5ミリリットル添加したあとヒート シールで密封し携帯靴べらを得た。この時、携帯靴べらの靴に差し込む部分を円 形とした(図1)。
【0018】 携帯靴べらを利用して靴を履いた(図12)後、靴を履くときに手が汚れてし まった時に、靴べらを開封し(図9)、内包されている紙ナプキンを引き出しお 手拭きとして利用した。開封後の携帯靴べらは引き続き靴べらとして利用できた 。
【0019】 実施例2 靴べらを構成する素材(1)としてアルミシートを4センチ×7センチの大き さの袋状になるように切り、その一辺を残してヒートシールで密着させアルコー ルで消毒し、その袋の中に気液体保持素材(6)として消毒済の紙ナプキンが完 全に袋の中に入るように折り畳んで入れて除菌液を5ミリリットル添加し、ヒー トシールで密封して携帯靴べらを得た。この時携帯靴べらの靴に差し込む部分の 形状を三角形とした(図3)。
【0020】 靴を履くときに手が汚れてしまった時に、携帯靴べらを開封して(図10)内 包されている除菌液の添加されている紙ナプキンを引き出して手を拭いて、その 場で簡単に手の除菌ができた。改めて靴を履くときには、開封後の携帯靴べらを 利用できた。
【0021】 実施例3 靴べらを構成する素材(1)としてシート状のプラスチックを4センチ×7セ ンチの大きさの袋状になるように切り、その一辺を残してヒートシールで密着さ せ、その中に気液体保持素材(6)として靴のつや出し剤を4ミリリットル添加 した合成繊維布を完全に袋の中に入るように折り畳んで入れてヒートシールで密 封し、携帯靴べらを得た。この時携帯靴べらの靴に差し込む部分の形状を台形と した(図4)。
【0022】 靴を履くときに靴の汚れに気付いたので、携帯靴べらを開封し(図11)、内 包されている靴のつや出し剤を添加した合成繊維布を引き出し、靴の汚れを拭き 取った。開封後の携帯靴べらは、靴べらとして利用できた。
【0023】 実施例4 靴べらを構成する素材(1)として通気性を有する合成繊維布を5センチ×7 センチの袋状になるように切り、その中に気液体保持素材(6)として3.5セ ンチ×5.5センチ、厚さ3ミリメートルの大きさの板状に加工した活性炭を内 包させて合成繊維布の四辺をヒートシールで密着させた。この時携帯靴べらの靴 に差し込む部分の形状を四角形とした(図5)。
【0024】 靴を脱いだときに靴のにおいが気になったので、携帯靴べらを靴の中に入れて おいた。携帯靴べらに内包されている活性炭が靴の内部のにおいを吸着し、次に 靴を履くときには靴のにおいが低減されていた。しかも脱いだ靴の中に靴べらが 既にあるので、靴を履くときに靴べらを探す必要がなく、また、自分の靴を見つ けるための目印ともなり便利であった。
【0025】 実施例5 靴べらを構成する素材(1)として硬質合成樹脂布を4センチ×6センチの袋 状になるように切り、その一面に直径2センチの大きさの穴を開け、その部分に 袋の内側からガーゼを貼り、通気孔(3)とし(図6)、その部分が完全に隠れ るよう通気孔のない硬質合成樹脂布の覆い(4)を、何度も貼ったり剥がしたり できる糊で接着した。その袋の中に気液体保持素材(6)として脱臭液4ミリリ ットルを添加した脱脂綿を入れ密封し、携帯靴べらを得た。この時の携帯靴べら の靴に差し込む部分の形状を円形とした(図7)。
【0026】 靴を脱いだときに靴のにおいが気になった時に、携帯靴べらの通気孔(3)の 覆い(4)を剥がして靴の中に入れておくと、脱脂綿に添加されている脱臭液が 通気孔(3)から発散され、靴の内部のにおいを消し、次に靴を履くときには靴 のにおいが低減された。脱いだ靴の中に靴べらが既にあるので、靴を履くときに 靴べらを探す必要がなく、また、自分の靴を見つけるための目印ともなり便利で あった。靴を履いた後、携帯靴べらの通気孔(3)に再び覆い(4)を貼り付け て密封しておけば、再度利用することができた。
【0027】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されており、その結果、気液体保持素材(6)を内 包した靴べらを常時携帯可能な大きさにすることにより、手や靴が汚れたときに はすぐにその場で拭き取ることができ、また、靴のにおいを低減させることがで きるといった効果を有するものとなった。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯靴べらの靴に差し込む部分の形状を円形と
した表面図。
【図2】携帯靴べらに開封用の切り込みを入れた表面
図。
【図3】携帯靴べらの靴に差し込む部分の形状を三角形
とした表面図。
【図4】携帯靴べらの靴に差し込む部分の形状を台形と
した表面図。
【図5】携帯靴べらの靴に差し込む部分の形状を四角形
とした表面図。
【図6】携帯靴べらの表面に通気孔(3)を設けたもの
の表面図。
【図7】携帯靴べらの通気孔(3)を防水素材で覆い、
密封したものの表面図。
【図8】携帯靴べらに小穴(5)を開けたものの表面
図。
【図9】図1の携帯靴べらを開封したときの状態図。
【図10】図3の携帯靴べらを開封したときの状態図。
【図11】図4の携帯靴べらを開封したときの状態図。
【図12】靴べらとしての使用状態図。
【符号の説明】
1 靴べらを構成する素材 2 開封用の切り込み 3 通気孔 4 通気孔(3)の覆い 5 小穴 6 気液体保持素材 7 使用者の足 8 携帯靴べら 9 靴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】気液体保持素材を内包する携帯靴べら
  2. 【請求項2】靴べらを構成する素材の一部又は全部が通
    気性又は通水性を有する請求項1記載の携帯靴べら
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