JP3037183B2 - ハードディスク装置管理方式および方法 - Google Patents

ハードディスク装置管理方式および方法

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JP3037183B2
JP3037183B2 JP9037434A JP3743497A JP3037183B2 JP 3037183 B2 JP3037183 B2 JP 3037183B2 JP 9037434 A JP9037434 A JP 9037434A JP 3743497 A JP3743497 A JP 3743497A JP 3037183 B2 JP3037183 B2 JP 3037183B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク装
置管理方式および方法に関し、特にそのパーティション
管理情報のハードディスク装置管理方式および方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図9および図10を用いて従来技術を説
明する。
【0003】図9は従来のハードディスク装置管理方式
を説明するためのハードディスク装置の構成を示す図、
図10は従来のハードディスク装置管理方式のシステム
管理領域を示す図である。
【0004】従来のハードディスク装置の領域は、図9
に示すように、大きく2つに分けることができる。1つ
は利用者が実際に使用するデータが格納される領域であ
るユーザ領域2bで、もう1つはオペレーティングシス
テムがハードディスク装置を管理するための情報が格納
されている領域であるシステム管理領域1bである。こ
のシステム管理領域1bは、図10に示すように、ブー
トレコード領域3bと、パーティション管理情報領域4
bと、その他システム情報領域5bと、未使用領域7b
とから成る構造になっており、パーティション管理情報
はパーティション管理情報領域4bに含まれる。
【0005】従来、ハードディスク装置のパーティショ
ンに対して、「パーティションの作成」、「パーティシ
ョンの削除」、「パーティションの状態変更」の3つの
操作を行うことができる。これらの操作が行われると図
2のパーティション管理情報領域4bに格納されている
パーティション管理情報が更新される。
【0006】システム管理領域1bには、このパーティ
ション管理情報が1つしかないため、一旦パーティショ
ンを削除した場合はそのパーティションを元に戻すこと
が不可能であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のハード
ディスク装置管理方式では、パーティション管理情報が
一つしかないため、誤操作等によってパーティションを
削除してしまった場合にそのパーティションを元どおり
に復旧することができないという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、情報処
理装置に実装されたハードディスク装置のパーティショ
ンを誤操作等によって削除してしまった場合に、そのパ
ーティションを復旧することができるハードディスク装
置管理方式を提供することにある。
【0009】具体的には、図2に示すように従来のシス
テム管理領域にもう一つのパーティション管理情報を持
つために新たにパーティション管理情報の複製領域を設
けることによって、本発明のハードディスク装置管理方
式を提供する。
【0010】そのため、1.本発明のハードディスク装
置管理方法は、情報処理装置に実装されたハードディス
ク装置のパーティション管理情報の複製をハードディス
ク装置に有し、ハードディスク装置に対しパーティショ
ンの「作成」、または「状態変更」の操作が行われた場
合、ハードディスク装置のパーティション管理情報領域
に格納されているパーティション管理情報を更新し、そ
の後パーティション管理情報の内容と同一となるように
パーティション管理情報領域に格納されているパーティ
ション管理情報の内容をハードディスク装置のパーティ
ション管理情報複製領域にコピーし、ハードディスクに
対しパーティションの「削除」の操作が行われた場合
は、ハードディスク装置のパーティション管理情報領域
に格納されているパーティション管理情報のみを更新
し、パーティションの「復旧」の操作があった場合、ハ
ードディスク装置のパーティション管理情報複製領域に
格納されているパーティション管理情報複製の内容をハ
ードディスクのパーティション管理情報領域にコピーす
ることを特徴とする。
【0011】2.本発明のハードディスク装置管理方式
は、情報処理装置に実装されたハードディスク装置のパ
ーティション管理情報の複製をハードディスク装置に有
し、ハードディスク装置からパーティション管理情報を
読み取るパーティション管理情報読み取り手段と、パー
ティション管理情報複製を読み取るパーティション管理
情報複製読み取り手段と、ハードディスク装置における
パーティションの「作成」、または「削除」、または
「状態変更」、または「復旧」の指示を行う入力手段
と、この入力手段から与えられる情報をハードディスク
装置に書き込むパーティション管理情報書き込み手段お
よびパーティション管理情報複製書き込み手段と、入力
手段から与えられたハードディスク装置への操作が「作
成」であった場合にハードディスク装置にパーティショ
ンを作成するパーティション作成手段と、入力手段から
与えられたハードディスク装置への操作が「状態変更」
であった場合にハードディスクに存在するパーティショ
ンの状態変更を行うパーティション状態変更手段と、入
力手段から与えられたハードディスク装置への操作が
「削除」であった場合にハードディスク装置に存在する
パーティションを削除するパーティション削除手段と、
入力手段から与えられたハードディスク装置への操作が
「復旧」であった場合にパーティション管理情報をパー
ティション管理情報複製を参照して復旧を行うパーティ
ション復旧手段と、パーティション作成手段においてハ
ードディスク装置にパーティションを作成するための空
き領域がない場合、または、パーティション状態変更手
段においてハードディスク装置にパーティションが存在
しない場合、または、パーティション削除手段において
ハードディスク装置にパーティションが存在しない場
合、または、パーティション復旧手段において復旧可能
なパーティションが存在しない場合に、オペレータに通
知する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0012】3.本発明のハードディスク装置管理方法
は、ハードディスク装置のパーティション管理情報領域
およびパーティション管理情報複製領域よりパーティシ
ョン管理情報およびパーティション管理情報複製をそれ
ぞれ読み取り記憶装置に格納する第1のステップと、入
力手段によってハードディスク装置に対しパーティショ
ンの「作成」、または「状態変更」、または「削除」、
または「復旧」の指示を行う第2のステップと、第2の
ステップによる指示がパーティションの「作成」であっ
た場合、パーティションの「作成」を行う第3のステッ
プと、第2のステップによる指示がパーティションの
「状態変更」であった場合、パーティションの「状態変
更」を行う第4のステップと、第2のステップによる指
示がパーティションの「削除」であった場合、パーティ
ションの「削除]を行う第5のステップと、第2のステ
ップによる指示がパーティションの「復旧」であった場
合、パーティションの「復旧」を行う第6のステップ
と、ハードディスク装置に対しパーティションの「作
成」の操作が行われた場合に、作成可能な空き領域が存
在するか否かを調べる第7のステップと、出力手段によ
って第7のステップの結果を通知する第8のステップ
と、パーティション作成手段によって記憶装置に格納さ
れているパーティション管理情報を更新する第9のステ
ップと、パーティション作成手段によって記憶装置に格
納されているパーティション管理情報の内容を記憶装置
に格納されているパーティション管理情報複製にコピー
する第10のステップと、パーティション管理情報書き
込み手段によってハードディスク装置のパーティション
管理情報領域に記憶装置に格納されているパーティショ
ン管理情報を書き込む第11のステップと、パーティシ
ョン管理情報複製書き込み手段によってハードディスク
装置のパーティション管理情報複製領域に記憶装置に格
納されているパーティション管理情報複製を書き込む第
12のステップと、ハードディスク装置に対しパーティ
ションの「状態変更」の操作が行われた場合に、ハード
ディスク装置に少なくとも1つのパーティションが存在
するか否かを調べる第13のステップと、出力手段によ
って第13のステップの結果を通知する第14のステッ
プと、パーティション状態変更手段によって記憶装置に
格納されているパーティション管理情報を更新する第1
5のステップと、パーティション状態変更手段によって
記憶装置に格納されているパーティション管理情報の内
容を記憶装置に格納されているパーティション管理情報
複製にコピーする第16のステップと、パーティション
管理情報書き込み手段によってハードディスク装置のパ
ーティション管理情報領域に記憶装置に格納されている
パーティション管理情報を書き込む第17のステップ
と、パーティション管理情報複製書き込み手段によって
ハードディスク装置のパーティション管理情報複製領域
に記憶装置に格納されているパーティション管理情報複
製を書き込む第18のステップと、ハードディスク装置
に対しパーティションの「削除」の操作が行われた場合
に、ハードディスク装置に少なくとも1つのパーティシ
ョンが存在するか否かを調べる第19のステップと、出
力手段によって第19のステップの結果を通知する第2
0のステップと、パーティション削除手段によって記憶
装置に格納されているパーティション管理情報を更新す
る第21のステップと、パーティション管理情報書き込
み手段によってハードディスク装置のパーティション管
理情報領域に記憶装置に格納されているパーティション
管理情報を書き込む第22のステップと、ハードディス
ク装置に対しパーティションの「復旧」の操作が行われ
た場合に、パーティション復旧手段によって記憶装置に
格納されているパーティション管理情報と記憶装置に格
納されているパーティション管理情報複製とを比較し差
違があるか否かを調べる第23のステップと、差違がな
かった場合は、出力手段によって第23のステップの結
果を通知する第24のステップと、差違があった場合、
パーティション復旧手段によって記憶装置に格納されて
いるパーティション管理情報複製の内容を記憶装置に格
納されているパーティション管理情報にコピーする第2
5のステップと、パーティション管理情報書き込み手段
によってハードディスク装置のパーティション管理情報
領域に記憶装置に格納されているパーティション管理情
報を書き込む第26のステップとを有することを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明のハードディスク装置管理方
式を説明するためのハードディスク装置の構成を示す
図、図2は本発明のハードディスク装置管理方式のシス
テム管理領域を示す図、図3は本発明のハードディスク
管理方式の一実施の形態を示す構成図である。
【0015】本発明のハードディスク装置の領域は、従
来のものと同様に図1に示すように、大きく2つに分け
ることができる。1つは利用者が実際に使用するデータ
が格納される領域であるユーザ領域2aで、もう1つは
オペレーティングシステムがハードディスク装置を管理
するための情報が格納されている領域であるシステム管
理領域1aである。このシステム管理領域1aは、図2
に示すように、オペレーティングシステムが起動するた
めの情報が格納されているブートレコード領域3aと、
パーティション管理情報領域4aと、その他システム情
報領域5aと、パーティション管理情報複製領域6と、
未使用領域7aとから成る構造になっている。
【0016】図3を参照すると、本実施の形態のハード
ディスク管理方式は、情報処理装置に実装されたハード
ディスク装置11にパーティション管理情報を複製した
領域(図2の6)を有し、ハードディスク装置11から
パーティション管理情報を読み取るパーティション管理
情報読み取り手段14およびパーティション管理情報複
製を読み取るパーティション管理情報複製読み取り手段
15と、ハードディスク装置11におけるパーティショ
ンの「作成」、または「削除」、または「状態変更」、
または「復旧」の指示を行う入力手段17と、この入力
手段17から与えられる情報をハードディスク装置11
に書き込むパーティション管理情報書き込み手段12お
よびパーティション管理情報複製書き込み手段13と、
入力手段17から与えられたハードディスク装置11へ
の操作が「作成」であった場合にハードディスク装置1
1にパーティションを作成するパーティション作成手段
18と、入力手段17から与えられたハードディスク装
置11への操作が「状態変更」であった場合にハードデ
ィスク装置11に存在するパーティションの状態変更を
行うパーティション状態変更手段19と、入力手段17
から与えられたハードディスク装置11への操作が「削
除」であった場合にハードディスク装置11に存在する
パーティションを削除するパーティション削除手段20
と、入力手段17から与えられたハードディスク装置1
1への操作が「復旧」であった場合にパーティション管
理情報とパーティション管理情報複製を参照して復旧を
行うパーティション復旧手段21と、パーティション作
成手段18においてハードディスク装置11にパーティ
ションを作成するための空き領域がない場合、または、
パーティション状態変更手段19においてハードディス
ク装置11にパーティションが存在しない場合、また
は、パーティション削除手段20においてハードディス
ク装置11にパーティションが存在しない場合、また
は、パーティション復旧手段21において復旧可能なパ
ーティションが存在しない場合に、オペレータに通知す
る出力手段22と、情報を格納する記憶装置16とを備
えている。
【0017】次に、本発明の実施の形態の動作について
図3〜図8を参照して詳細に説明する。図4〜図8は本
実施の形態の制御動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【0018】図4のおいて、本実施の形態が実行される
と、ハードディスク装置11のパーティション管理情報
領域よりパーティション管理情報読み取り手段14およ
びパーティション管理情報複製読み取り手段15によっ
てパーティション管理情報とパーティション管理情報複
製を読み取り、記憶装置16に格納する(ステップ40
1)。そして、入力手段17によってハードディスク装
置11に対しパーティションの「作成」、または「状態
変更」、または「削除」、または「復旧」の指示を行う
(ステップ402)。これにより、「パーティションの
作成」(ステップ403)または「パーティションの削
除」(ステップ404)または「パーティションの状態
変更」(ステップ405)または「パーティションの復
旧」(ステップ406)の操作を行う。以下は、各々の
操作の説明である。
【0019】「パーティションの作成」の場合、図5が
その制御動作の流れを示すフローチャートである。ま
ず、ハードディスク装置11に作成可能な空き領域が存
在するか否かを調べ(ステップ501)、存在しない場
合は(ステップ501,無)、出力手段22によってそ
の旨を通知し(ステップ506)、処理を終了する。空
き領域が存在した場合(ステップ501,有)、パーテ
ィション作成手段18によって記憶装置16に格納され
ているパーティション管理情報を更新し(ステップ50
2)、記憶装置16に格納されているパーティション管
理情報の内容を記憶装置16に格納されているパーティ
ション管理情報複製にコピーする(ステップ503)。
そして、パーティション管理情報書き込み手段12によ
ってハードディスク装置11のパーティション管理情報
領域に記憶装置16に格納されているパーティション管
理情報を書き込み(ステップ504)、パーティション
管理情報複製書き込み手段13によってハードディスク
装置11のパーティション管理情報複製領域に記憶装置
16に格納されているパーティション管理情報複製を書
き込み(ステップ505)、処理を終了する。
【0020】「パーティションの状態変更」の場合、図
6がその制御動作の流れを示すフローチャートである。
まず、ハードディスク装置11に少なくとも1つのパー
ティションが存在するか否かを調べ(ステップ60
1)、存在しない場合は(ステップ601,無)、その
旨を出力手段22によって通知し(ステップ606)、
処理を終了する。少なくとも1つのパーティションが存
在した場合(ステップ601,有)、パーティション状
態変更手段19によって記憶装置16に格納されている
パーティション管理情報を更新し(ステップ602)、
記憶装置16に格納されているパーティション管理情報
の内容を記憶装置16に格納されているパーティション
管理情報複製にコピーする(ステップ603)。そし
て、パーティション管理情報書き込み手段12によって
ハードディスク装置11のパーティション管理情報領域
に記憶装置16に格納されているパーティション管理情
報を書き込み(ステップ604)、パーティション管理
情報複製書き込み手段13によってハードディスク装置
11のパーティション管理情報複製領域に記憶装置16
に格納されているパーティション管理情報複製を書き込
み(ステップ605)、処理を終了する。
【0021】「パーティションの削除」の場合、図7が
その制御動作の流れ示すフローチャートである。まず、
ハードディスク装置11に少なくとも1つのパーティシ
ョンが存在するか否かを調べ(ステップ701)、存在
しない場合は(ステップ701,無)、その旨を出力手
段22によって通知し(ステップ704)、処理を終了
する。少なくとも1つのパーティションが存在した場合
(ステップ701,有)、パーティション削除手段20
によって記憶装置16に格納されているパーティション
管理情報のみを更新する(ステップ702)。そして、
パーティション管理情報書き込み手段12によってハー
ドディスク装置11のパーティション管理情報領域に記
憶装置16に格納されているパーティション管理情報を
書き込み(ステップ703)、処理を終了する。
【0022】「パーティションの復旧」の場合、図8が
その制御動作の流れを示すフローチャートである。ま
ず、パーティション復旧手段21によって記憶装置16
に格納されているパーティション管理情報と記憶装置1
6に格納されているパーティション管理情報複製を比較
する。比較した結果、差違がなかった場合(ステップ8
01,無)、復旧可能なパーティションがないことを出
力手段22によって通知し(ステップ804)、処理を
終了する。差違があった場合(ステップ801,有)、
パーティション復旧手段21によって記憶装置16に格
納されているパーティション管理情報複製の内容を記憶
装置16に格納されているパーティション管理情報にコ
ピーする(ステップ802)。パーティション管理情報
書き込み手段12によってハードディスク装置11のパ
ーティション管理情報領域に記憶装置16に格納されて
いるパーティション管理情報を書き込み(ステップ80
3)、処理を終了する。
【0023】
【発明の効果】本発明の効果は、従来、ハードディスク
装置のパーティションを誤操作等により削除してしまっ
た場合、そのパーティションを復旧させることが不可能
であったが、本発明によるハードディスク装置にパーテ
ィション管理情報複製領域を有することにより、パーテ
ィションを削除する前のパーティション管理情報を持つ
ことができ、パーティションを復旧させたい場合はパー
ティション管理情報複製領域に格納されている情報をパ
ーティション管理情報領域にコピーし元に戻すことによ
り、パーティションを削除してしまってもそのパーティ
ションを復旧させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハードディスク装置管理方式を説明す
るためのハードディスク装置の構成を示す図である。
【図2】本発明のハードディスク装置管理方式のシステ
ム管理領域を示す図である。
【図3】本発明のハードディスク管理方式の一実施の形
態を示す構成図である。
【図4】本実施の形態の制御動作のメイン処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】本実施の形態の制御動作の「パーティションの
作成」処理を示すフローチャートである。
【図6】本実施の形態の制御動作の「パーティションの
状態変更」処理を示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態の制御動作の「パーティションの
削除」処理を示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態の制御動作の「パーティションの
復旧」処理を示すフローチャートである。
【図9】従来のハードディスク装置管理方式を説明する
ためのハードディスク装置の構成を示す図である。
【図10】従来のハードディスク装置管理方式のシステ
ム管理領域を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b システム管理領域 2a,2b ユーザ領域 3a,3b ブートレコード領域 4a,4b パーティション管理情報領域 5a,5b その他システム情報領域 6 パーティション管理情報複製領域 7a,7b 未使用領域 11 ハードディスク装置 12 パーティション管理情報書き込み手段 13 パーティション管理情報複製書き込み手段 14 パーティション管理情報読み取り手段 15 パーティション管理情報複製読み取り手段 16 記憶装置 17 入力手段 18 パーティション作成手段 19 パーティション状態変更手段 20 パーティション削除手段 21 パーティション復旧手段 22 出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−116249(JP,A) 特開 平5−61753(JP,A) 特開 平6−168080(JP,A) アスキー出版局編著,”標準MS−D OSハンドブック”,初版,株式会社ア スキー,1984年7月,p.342〜p.347 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置に実装されたハードディス
    ク装置のパーティション管理情報の複製を前記ハードデ
    ィスク装置に有し、前記ハードディスク装置に対しパー
    ティションの「作成」、または「状態変更」の操作が行
    われた場合、前記ハードディスク装置のパーティション
    管理情報領域に格納されているパーティション管理情報
    を更新し、その後前記パーティション管理情報の内容と
    同一となるように前記パーティション管理情報領域に格
    納されているパーティション管理情報の内容を前記ハー
    ドディスク装置のパーティション管理情報複製領域にコ
    ピーし、前記ハードディスクに対しパーティションの
    「削除」の操作が行われた場合は、前記ハードディスク
    装置のパーティション管理情報領域に格納されているパ
    ーティション管理情報のみを更新し、前記パーティショ
    ンの「復旧」の操作があった場合、前記ハードディスク
    装置のパーティション管理情報複製領域に格納されてい
    るパーティション管理情報複製の内容を前記ハードディ
    スクのパーティション管理情報領域にコピーすることを
    特徴とするハードディスク装置管理方法
  2. 【請求項2】 情報処理装置に実装されたハードディス
    ク装置のパーティション管理情報の複製を前記ハードデ
    ィスク装置に有し、前記ハードディスク装置からパーテ
    ィション管理情報を読み取るパーティション管理情報読
    み取り手段と、前記パーティション管理情報複製を読み
    取るパーティション管理情報複製読み取り手段と、前記
    ハードディスク装置におけるパーティションの「作
    成」、または「削除」、または「状態変更」、または
    「復旧」の指示を行う入力手段と、この入力手段から与
    えられる情報を前記ハードディスク装置に書き込むパー
    ティション管理情報書き込み手段およびパーティション
    管理情報複製書き込み手段と、前記入力手段から与えら
    れた前記ハードディスク装置への操作が「作成」であっ
    た場合に前記ハードディスク装置にパーティションを作
    成するパーティション作成手段と、前記入力手段から与
    えられた前記ハードディスク装置への操作が「状態変
    更」であった場合に前記ハードディスクに存在するパー
    ティションの状態変更を行うパーティション状態変更手
    段と、前記入力手段から与えられた前記ハードディスク
    装置への操作が「削除」であった場合に前記ハードディ
    スク装置に存在するパーティションを削除するパーティ
    ション削除手段と、前記入力手段から与えられた前記ハ
    ードディスク装置への操作が「復旧」であった場合に前
    記パーティション管理情報を前記パーティション管理情
    報複製を参照して復旧を行うパーティション復旧手段
    と、前記パーティション作成手段において前記ハードデ
    ィスク装置にパーティションを作成するための空き領域
    がない場合、または、前記パーティション状態変更手段
    において前記ハードディスク装置にパーティションが存
    在しない場合、または、前記パーティション削除手段に
    おいて前記ハードディスク装置にパーティションが存在
    しない場合、または、前記パーティション復旧手段にお
    いて復旧可能なパーティションが存在しない場合に、オ
    ペレータに通知する出力手段とを備えることを特徴とす
    るハードディスク装置管理方式。
  3. 【請求項3】 ハードディスク装置のパーティション管
    理情報領域およびパーティション管理情報複製領域より
    パーティション管理情報およびパーティション管理情報
    複製をそれぞれ読み取り記憶装置に格納する第1のステ
    ップと、入力手段によって前記ハードディスク装置に対
    しパーティションの「作成」、または「状態変更」、ま
    たは「削除」、または「復旧」の指示を行う第2のステ
    ップと、前記第2のステップによる指示がパーティショ
    ンの「作成」であった場合、パーティションの「作成」
    を行う第3のステップと、前記第2のステップによる指
    示がパーティションの「状態変更」であった場合、パー
    ティションの「状態変更」を行う第4のステップと、前
    記第2のステップによる指示がパーティションの「削
    除」であった場合、パーティションの「削除]を行う第
    5のステップと、前記第2のステップによる指示がパー
    ティションの「復旧」であった場合、パーティションの
    「復旧」を行う第6のステップと、前記ハードディスク
    装置に対しパーティションの「作成」の操作が行われた
    場合に、作成可能な空き領域が存在するか否かを調べる
    第7のステップと、出力手段によって前記第7のステッ
    プの結果を通知する第8のステップと、パーティション
    作成手段によって前記記憶装置に格納されているパーテ
    ィション管理情報を更新する第9のステップと、前記パ
    ーティション作成手段によって前記記憶装置に格納され
    ているパーティション管理情報の内容を前記記憶装置に
    格納されているパーティション管理情報複製にコピーす
    る第10のステップと、パーティション管理情報書き込
    み手段によって前記ハードディスク装置のパーティショ
    ン管理情報領域に前記記憶装置に格納されているパーテ
    ィション管理情報を書き込む第11のステップと、パー
    ティション管理情報複製書き込み手段によって前記ハー
    ドディスク装置のパーティション管理情報複製領域に前
    記記憶装置に格納されているパーティション管理情報複
    製を書き込む第12のステップと、前記ハードディスク
    装置に対しパーティションの「状態変更」の操作が行わ
    れた場合に、前記ハードディスク装置に少なくとも1つ
    のパーティションが存在するか否かを調べる第13のス
    テップと、前記出力手段によって前記第13のステップ
    の結果を通知する第14のステップと、パーティション
    状態変更手段によって前記記憶装置に格納されているパ
    ーティション管理情報を更新する第15のステップと、
    前記パーティション状態変更手段によって前記記憶装置
    に格納されているパーティション管理情報の内容を前記
    記憶装置に格納されているパーティション管理情報複製
    にコピーする第16のステップと、前記パーティション
    管理情報書き込み手段によって前記ハードディスク装置
    のパーティション管理情報領域に前記記憶装置に格納さ
    れているパーティション管理情報を書き込む第17のス
    テップと、前記パーティション管理情報複製書き込み手
    段によって前記ハードディスク装置のパーティション管
    理情報複製領域に前記記憶装置に格納されているパーテ
    ィション管理情報複製を書き込む第18のステップと、
    前記ハードディスク装置に対しパーティションの「削
    除」の操作が行われた場合に、前記ハードディスク装置
    に少なくとも1つのパーティションが存在するか否かを
    調べる第19のステップと、前記出力手段によって前記
    第19のステップの結果を通知する第20のステップ
    と、パーティション削除手段によって前記記憶装置に格
    納されているパーティション管理情報を更新する第21
    のステップと、前記パーティション管理情報書き込み手
    段によって前記ハードディスク装置のパーティション管
    理情報領域に前記記憶装置に格納されているパーティシ
    ョン管理情報を書き込む第22のステップと、前記ハー
    ドディスク装置に対しパーティションの「復旧」の操作
    が行われた場合に、パーティション復旧手段によって前
    記記憶装置に格納されているパーティション管理情報と
    前記記憶装置に格納されているパーティション管理情報
    複製とを比較し差違があるか否かを調べる第23のステ
    ップと、差違がなかった場合は、前記出力手段によって
    前記第23のステップの結果を通知する第24のステッ
    プと、差違があった場合、パーティション復旧手段によ
    って前記記憶装置に格納されているパーティション管理
    情報複製の内容を前記記憶装置に格納されているパーテ
    ィション管理情報にコピーする第25のステップと、前
    記パーティション管理情報書き込み手段によって前記ハ
    ードディスク装置のパーティション管理情報領域に前記
    記憶装置に格納されているパーティション管理情報を書
    き込む第26のステップとを有することを特徴とするハ
    ードディスク装置管理方法
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