JP3036437B2 - 無停止型磁気ディスク装置システム - Google Patents

無停止型磁気ディスク装置システム

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JP3036437B2 JP8175739A JP17573996A JP3036437B2 JP 3036437 B2 JP3036437 B2 JP 3036437B2 JP 8175739 A JP8175739 A JP 8175739A JP 17573996 A JP17573996 A JP 17573996A JP 3036437 B2 JP3036437 B2 JP 3036437B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無停止型磁気ディ
スク装置システムに関し、特に磁気ディスク装置に特別
な機能を必要としない無停止型磁気ディスク装置システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無停止型磁気ディスク装
置システムは、計算機などに接続されている複数の磁気
ディスク装置において、それらの信頼性を向上させるた
めに用いられている。
【0003】従来の無停止型磁気ディスク装置システム
の一例が、特開平4−315238号公報に記載されて
いる。この公報に記載されたアクセス径路閉塞方式で
は、サブシステムコントローラ配下に、複数の磁気ディ
スク装置を制御するためのディスク制御アダプタを複数
台いもづる式に接続し、それらのディスク制御アダプタ
は全ての磁気ディスク装置を制御可能であり、ディスク
制御アダプタの障害時には、サブシステムコントローラ
からの障害ディスク制御アダプタへの経路を閉塞し、他
のディスク制御アダプタから目的の磁気ディスク装置へ
アクセスできるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の無停止型磁気ディスク装置システムでは、既存
の磁気ディスク装置だけで信頼性を向上させることが考
慮されていないため、磁気ディスク装置に特別な機能を
持たせる必要があるとともに、既存の計算機で使用して
いた磁気ディスク装置をリプレースする必要がある。
【0005】従って、本発明は前述した事情に鑑みてな
されたものであり、信頼性に関する特別な機能を持たな
い磁気ディスク装置を使用して性能を犠牲にせずに信頼
性を向上させることができる無停止型磁気ディスク装置
システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明は、複数の磁気ディスク装置と、ホストコ
ンピュータと、をポイントツーポイント(Point-to-poi
nt)の交換機を経由して複数のパスにより接続した磁気
ディスク装置システムにおいて、前記ホストコンピュー
タは、チャネル接続部と、前記チャネル接続部から前記
交換機へのチャネル、及び前記交換機から前記磁気ディ
スク装置へのチャネルよりなる、前記チャネル接続部か
ら前記磁気ディスク装置へのパスを管理するパス管理部
と、パスキャッシュ領域と、前記パスキャッシュ領域を
管理するためのパスキャッシュ管理部と、を備え、前記
ホストコンピュータからある磁気ディスク装置に対して
I/O要求を発行したときにチャネルに障害が発生した
場合、他の磁気ディスク装置に対するチャネルを使用し
て磁気ディスク装置へのI/O要求を継続するととも
に、前記ホストコンピュータから磁気ディスク装置への
I/O要求発行時、前記パス管理部は、チャネルの状態
を調べ、該チャネルが使用中の場合、前記パスキャッシ
ュ管理部に対して前記磁気ディスク装置へのI/O要求
を渡し、前記パスキャッシュ管理部は、受け取った磁気
ディスク装置へのI/O要求を前記パスキャッシュ領域
にプールし、前記パス管理部に対して、前記磁気ディス
ク装置に対するI/O要求をプールしたことを通知し
前記チャネルを使用していた磁気ディスク装置へのI/
O要求が終了した場合、前記パス管理部がこれを認識し
て、前記パスキャッシュ管理部にその旨を通知し、前記
通知を受けたパスキャッシュ管理部は、前記パスキャッ
シュ領域に前記チャネルに対するI/O要求がプールさ
れている場合、前記I/O要求を前記パスキャッシュ領
域から取り出して前記磁気ディスク装置に発行する。
【0007】また、本発明の無停止型磁気ディスク装置
システムは、前記パス管理部が、前記磁気ディスク装置
へのパスとして通常時使用する正系パスと、正系パスの
障害時に使用する副系パスを管理し、前記ホストコンピ
ュータと前記磁気ディスク装置とのデータの送受信中
に、前記磁気ディスク装置の正系パスをなすチャネルで
障害が発生した場合、前記パス管理部は、該障害を検出
して、前記磁気ディスク装置へのI/O要求を保留する
とともに、前記磁気ディスク装置の副系パスを調べ、前
記磁気ディスク装置の副系パスに登録されているチャネ
ルを前記磁気ディスク装置の正系パスに設定登録すると
ともに、前記磁気ディスク装置の副系パスに登録されて
いるチャネル情報を副系パスから削除し、保留されてい
た前記磁気ディスク装置に対するI/O要求を新たに正
系パスに設定されたチャネル経由で前記磁気ディスク装
置に発行する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0009】図1を参照すると、本発明の無停止型磁気
ディスク装置システムは、その第1の実施の形態におい
て、複数の磁気ディスク装置11、12とホストコンピ
ュータ5とポイントツーポイント(Point-to-point)の
交換機8を経由して複数のパスにより接続した磁気ディ
スク装置システムにおいて、ある磁気ディスク装置への
チャネル障害時に、他の磁気ディスク装置に使用される
チャネルを使用する。
【0010】より具体的には、ある磁気ディスク装置へ
のチャネル障害時にその磁気ディスク装置へのパスを切
り替えるパス切り替え手段(パス管理部1、チャネル接
続部4、チャネル6、7および交換機8)と、磁気ディ
スク装置へのチャネルが他の磁気ディスク装置により使
用中の場合にI/O要求をプールするパスキャッシュ手
段(パス管理部1、パスキャッシュ領域2およびパスキ
ャッシュ管理部3)と、を備える。
【0011】また、図3を参照すると、本発明の無停止
型磁気ディスク装置システムは、その第2の実施の形態
において、磁気ディスク装置へのチャネル障害時に、他
の磁気ディスク装置に使用されていないチャネルを使用
する。
【0012】より具体的には、磁気ディスク装置へのチ
ャネル障害時に、磁気ディスク装置へのパスを切り替え
るパス切り替え手段(パス管理部1、チャネル接続部
4、チャネル6、7、13および交換機8)と、磁気デ
ィスク装置へのチャネルが他の磁気ディスク装置により
使用中の場合にI/O要求をプールするパスキャッシュ
手段(パス管理部1、パスキャッシュ領域2およびパス
キャッシュ管理部3)と、を備える。
【0013】なお、ホストコンピュータ5のパス管理部
1には、1つの磁気ディスク装置に対して複数のアクセ
スパスの情報が登録されており、チャネル障害時にパス
管理部1に登録されている残りのアクセスパスを使用す
る。
【0014】また、磁気ディスク装置へのチャネルが他
の磁気ディスク装置により使用中の場合には、ホストコ
ンピュータ5のパスキャッシュ管理部3がI/O要求を
パスキャッシュ領域2にプールし、チャネルが使用可能
状態になったときに再送する。
【0015】
【実施例】次に、前述した本発明の実施の形態をより具
体的に説明するために、本発明の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0016】
【実施例1】図1は、本発明の無停止型磁気ディスク装
置システムの第1の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0017】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
は、磁気ディスク装置11、12と、交換機8と、交換
機8と磁気ディスク装置11とを結ぶチャネル9と、交
換機8と磁気ディスク装置12とを結ぶチャネル10
と、ホストコンピュータ5と、ホストコンピュータ5の
チャネル接続部4と交換機8とを結ぶチャネル6、7
と、を含む。
【0018】交換機8は、ポイントツーポイント(Poin
t-to-point)の交換機であり、入口と出口のチャネルを
指定することにより、目的の接続装置にアクセス可能と
なる。
【0019】ホストコンピュータ5は、チャネル接続部
4と、チャネル接続部4から交換機8へのチャネル、お
よび交換機8から磁気ディスク装置11、12へのチャ
ネル、すなわちチャネル接続部4から磁気ディスク装置
11、12へのパスを管理するパス管理部1と、磁気デ
ィスク装置システムのパス縮退運転時の性能低下を防ぐ
ための領域であるパスキャッシュ領域2と、パスキャッ
シュ領域2を管理するためのパスキャッシュ管理部3
と、を含む。
【0020】パス管理部1およびパスキャッシュ管理部
3は、ホストコンピュータ5上で動作するオペレーティ
ングシステム(OS)上の機能で実現され、パスキャッ
シュ領域2は、ホストコンピュータ5に含まれる主記憶
装置の一部を用いて実現される。
【0021】パス管理部1は、パスを管理する機能以外
に、パスの状態管理、すなわちパスが使用中か使用中で
ないかを管理する。なお、パス管理部1においては、通
常使用するパスを「正系パス」と呼び、正系パスの障害
時に使用するパスを「副系パス」と呼ぶ。
【0022】なお、ホストコンピュータ5のOS上で動
作するプログラムが、磁気ディスク装置へのアクセスを
指示した場合には、目的の磁気ディスク装置へのパスの
問い合わせがパス管理部1に対して行われ、対象となる
パスが使用中でない場合にはチャネル接続部4に対して
データが発行され、対象となるパスが使用中の場合には
パスキャッシュ管理部3に対してデータが発行される。
パスキャッシュ管理部3は、受け取ったデータをパスキ
ャッシュ領域2にプールする。
【0023】次に、図1を参照して本発明の第1の実施
例の動作を説明する。
【0024】磁気ディスク装置11の正系パスとしてチ
ャネル6を使用し、磁気ディスク装置12の正系パスと
してチャネル7を使用し、磁気ディスク装置11の副系
パスとしてチャネル7を使用し、磁気ディスク装置12
の副系パスとしてチャネル6を使用するものとし、これ
らの情報をパス管理部1で管理する。
【0025】本実施例の磁気ディスク装置システムにお
いて、一切の障害が発生していない場合には、磁気ディ
スク装置11へのデータの発行/受信にはチャネル6が
使用され、磁気ディスク装置12へのデータの発行/受
信にはチャネル7が使用される。
【0026】ホストコンピュータ5と磁気ディスク装置
11とのデータの送受信中に、チャネル6で障害が発生
した場合には、パス管理部1はその障害を検出した後、
障害の引金となった磁気ディスク装置11へのI/O要
求を保留し、かつホストコンピュータ5上のOSからの
磁気ディスク装置11に対するI/O要求を抑止する。
【0027】次に、磁気ディスク装置11に対する副系
パスを調べる。その結果、磁気ディスク装置11の副系
パスにはチャネル7を使用することが分かる。次に、磁
気ディスク装置11の正系パスにチャネル7を登録し、
磁気ディスク装置11の副系パスに登録されているチャ
ネル7の情報を削除する。以上の結果、パス管理部1の
情報は、図2に示したようになる。すなわち、図2に示
すように、パス管理部1における磁気ディスク装置11
に対する情報は、正系パスがチャネル6からチャネル7
に変更され、副系パスは設定されていない状態となる。
【0028】その後、ホストコンピュータ5上のOSか
らの磁気ディスク装置11に対するI/O要求の抑止を
中止し、保留されていた磁気ディスク装置11に対する
I/O要求を再開する。このとき、保留されていたI/
O要求は、図2に示したパス管理部1の情報により、チ
ャネル7を使用して磁気ディスク装置11に発行され
る。すなわち、チャネル6が障害により使用不可能な状
態に陥っても、磁気ディスク装置11へのアクセスが中
断されることはない。
【0029】なお、図2に示したパス管理部1の情報に
基づいて磁気ディスク装置11と磁気ディスク装置12
にアクセスされる状態の磁気ディスク装置システムは、
一種の縮退状態である。すなわち、磁気ディスク装置1
1と磁気ディスク装置12へのデータの送受信は、磁気
ディスク装置11の正系パスと磁気ディスク装置12の
正系パスが共にチャネル7であるため、チャネル7を共
有することになる。
【0030】このような状態において、ホストコンピュ
ータ5上で動作するOSから、磁気ディスク装置11と
磁気ディスク装置12へのI/O要求が同時に行われた
場合には、いずれかのI/O要求が終了するまでの間、
目的とする磁気ディスク装置は使用可能な状態であるに
も拘わらず他方のI/O要求は行えないという状態が発
生する。
【0031】本実施例においては、このような性能低下
を防ぐために、パスキャッシュ管理部3がパスキャッシ
ュ領域2を使用する。
【0032】すなわち、図2に示したパス管理部1の状
態で、磁気ディスク装置11と磁気ディスク装置12に
対してホストコンピュータ5のOS上で動作するユーザ
プログラムからI/O要求が発行された場合には、パス
管理部1は、チャネル7の状態を調べ、使用中でないこ
とを確認した後、磁気ディスク装置11へのI/O要求
を行う。
【0033】次に、磁気ディスク装置12へのI/O要
求を処理する前に、チャネル7の状態を調べる。このと
き、チャネル7の状態は、磁気ディスク装置11へのI
/O要求のために使用中となっているため、パスキャッ
シュ管理部3に磁気ディスク装置12へのI/O要求を
渡す。パスキャッシュ管理部3は、受け取った磁気ディ
スク装置12へのI/O要求をパスキャッシュ領域2に
プールする。その後、パス管理部1に、磁気ディスク装
置11に対するI/O要求をプールしたことを通知す
る。
【0034】その後、磁気ディスク装置11に対するI
/O要求が終了したとする。パス管理部1は、それを認
識した後、パスキャッシュ管理部3にチャネル7を使用
していたI/O要求が終了したことを通知する。通知を
受けたパスキャッシュ管理部3は、パスキャッシュ領域
2においてチャネル7に対するI/O要求がプールされ
ているかどうかを調べる。このとき、パスキャッシュ領
域2には、磁気ディスク装置12に対するI/O要求が
プールされているため、それをパスキャッシュ領域2か
ら取り出し、磁気ディスク装置12に発行する。
【0035】以上の処理により、複数の磁気ディスク装
置によるチャネル共有時の性能低下を防ぐことが可能に
なる。
【0036】
【実施例2】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図3は、本発明の無停止型磁気ディスク装置シス
テムの第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【0037】図3を参照すると、本発明の第2の実施例
は、基本的に前述した第1の実施例と同様の構成を備え
るが、チャネル接続部4と交換機8とを結ぶチャネル1
3を有する点、パス管理部1が磁気ディスク装置11、
12に対する副系パスを2個持つ点で異なっている。
【0038】次に、図3を参照して本発明の第2の実施
例の動作を説明する。
【0039】磁気ディスク装置11の正系パスとしてチ
ャネル6を使用し、磁気ディスク装置12の正系パスと
してチャネル7を使用し、磁気ディスク装置11、12
の副系パス1としてチャネル13を使用し、磁気ディス
ク11の副系パス2としてチャネル7を使用し、磁気デ
ィスク装置12の副系パス2としてチャネル6を使用す
るものとし、これらの情報をパス管理部1で管理する。
【0040】本実施例の磁気ディスク装置システムにお
いて、一切の障害が発生していない場合には、磁気ディ
スク装置11へのデータの発行/受信にはチャネル6が
使用され、磁気ディスク装置12へのデータの発行/受
信にはチャネル7が使用される。
【0041】ホストコンピュータ5と磁気ディスク装置
11とのデータの送受信中に、チャネル6で障害が発生
した場合には、パス管理部1はその障害を検出した後、
障害の引金となった磁気ディスク装置11へのI/O要
求を保留し、かつホストコンピュータ5上のOSからの
磁気ディスク装置11に対するI/O要求を抑止する。
【0042】次に、磁気ディスク装置11に対する副系
パスを調べる。その結果、磁気ディスク装置11の副系
パスにはチャネル13を使用することが分かる。次に、
磁気ディスク装置11の正系パスにチャネル13を登録
し、磁気ディスク装置11の副系パス1に登録されてい
るチャネル13の情報を削除する。次に、磁気ディスク
装置11の副系パス2に登録されているチャネル7の情
報を削除し、磁気ディスク装置11の副系パス1にチャ
ネル7の情報を登録する。以上の結果、パス管理部1の
情報は、図4に示したようになる。すなわち、図4に示
すように、パス管理部1における磁気ディスク装置11
に対する情報は、正系パスがチャネル6からチャネル1
3に変更され、副系パス1がチャネル13からチャネル
7に変更され、副系パス2は設定されていない状態とな
る。
【0043】その後、ホストコンピュータ5上のOSか
らの磁気ディスク装置11に対するI/O要求の抑止を
中止し、保留されていた磁気ディスク装置11に対する
I/O要求を再開する。このとき、保留されていたI/
O要求は、図4に示したパス管理部1の情報により、チ
ャネル13を使用して磁気ディスク装置11に発行され
る。すなわち、チャネル6が障害により使用不可能な状
態に陥っても、磁気ディスク装置11へのアクセスが中
断されることはない。さらに、チャネル13は、磁気デ
ィスク装置11に対するI/O要求のみに使用されるた
め、磁気ディスク装置システムの性能を低下させない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁気ディスク装置とホストコンピュータとを直接接続す
るのではなく、ポイントツーポイントの交換機を経由し
て接続することにより、チャネルを余分に持つことがで
きるため、従来の磁気ディスク装置システムでは得られ
なかった信頼性を実現することができる。
【0045】また、本発明によれば、パス縮退運転時に
はパスキャッシュ管理部がパスキャッシュ領域に一時的
にI/O要求をプールし、複数の磁気ディスク装置によ
って共有されているチャネルが使用可能な状態になった
ときにI/O要求が発行されるようにするため、パス縮
退運転時でも磁気ディスク装置システムの性能低下を防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無停止型磁気ディスク装置システムの
第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したパス管理部1の別の状態(チャネ
ル障害時における状態)を示す図である。
【図3】本発明の無停止型磁気ディスク装置システムの
第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示したパス管理部1の別の状態(チャネ
ル障害時における状態)を示す図である。
【符号の説明】
1 パス管理部 2 パスキャッシュ領域 3 パスキャッシュ管理部 4 チャネル接続部 5 ホストコンピュータ 6、7 チャネル 8 交換機 9、10 チャネル 11、12 磁気ディスク装置 13 チャネル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の磁気ディスク装置と、ホストコンピ
    ュータと、をポイントツーポイント(Point-to-point)
    の交換機を経由して複数のパスにより接続した磁気ディ
    スク装置システムにおいて前記ホストコンピュータは、チャネル接続部と、 前記チャネル接続部から前記交換機へのチャネル、及び
    前記交換機から前記磁気ディスク装置へのチャネルより
    なる、前記チャネル接続部から前記磁気ディスク装置へ
    のパスを管理するパス管理部と、 パスキャッシュ領域と、 前記パスキャッシュ領域を管理するためのパスキャッシ
    ュ管理部と、 を備え 、 前記ホストコンピュータからある磁気ディスク装置に対
    してI/O要求を発行したときにチャネルに障害が発生
    した場合、他の磁気ディスク装置に対するチャネルを使
    用して磁気ディスク装置へのI/O要求を継続するとと
    もに、 前記ホストコンピュータから磁気ディスク装置へのI/
    O要求発行時、前記パス管理部は、チャネルの状態を調
    べ、該チャネルが使用中の場合、前記パスキャッシュ管
    理部に対して前記磁気ディスク装置へのI/O要求を渡
    し、 前記パスキャッシュ管理部は、受け取った磁気ディスク
    装置へのI/O要求を前記パスキャッシュ領域にプール
    し、前記パス管理部に対して、前記磁気ディスク装置に
    対するI/O要求をプールしたことを通知し前記チャネルを使用していた磁気ディスク装置へのI/
    O要求が終了した場合、前記パス管理部がこれを認識し
    て、前記パスキャッシュ管理部にその旨を通知し、前記
    通知を受けたパスキャッシュ管理部は、前記パスキャッ
    シュ領域に前記チャネルに対するI/O要求がプールさ
    れている場合、前記I/O要求を前記パスキャッシュ領
    域から取り出して前記磁気ディスク装置に発行する、
    とを特徴とする無停止型磁気ディスク装置システム。
  2. 【請求項2】前記パス管理部が、前記磁気ディスク装置
    へのパスとして通常時使用する正系 パスと、正系パスの
    障害時に使用する副系パスを管理し前記ホストコンピュータと前記磁気ディスク装置とのデ
    ータの送受信中に、前記磁気ディスク装置の正系パスを
    なすチャネルで障害が発生した場合、前記パス管理部
    は、該障害を検出して、前記磁気ディスク装置へのI/
    O要求を保留するとともに、前記磁気ディスク装置の副
    系パスを調べ、前記磁気ディスク装置の副系パスに登録
    されているチャネルを前記磁気ディスク装置の正系パス
    に設定登録するとともに、前記磁気ディスク装置の副系
    パスに登録されているチャネル情報を副系パスから削除
    保留されていた前記磁気ディスク装置に対するI/O要
    求を新たに正系パスに設定されたチャネル経由で前記磁
    気ディスク装置に発行する、 ことを特徴とする請求項1
    記載の無停止型磁気ディスク装置システム。
  3. 【請求項3】前記パス管理部が、前記各磁気ディスク装
    置に対する副系パスを複数有する、ことを特徴とする請
    求項記載の無停止型磁気ディスク装置システム。
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