JP3036343U - 手足首巻装用保健具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】保温性を有するとともに身体にこもった悪気の
放散に奏効し、更に手足首部の血管が集中する部位に血
行促進と適度のマッサージ効果を与える保健具を得るこ
とを目的とする。 【構成】前記の目的を達成するため本考案は、絹糸をメ
リヤス編、ゴム糸添加編等により、伸縮性を与えた帯状
に編成するとともに、これを手足首に嵌装できるような
環状成形体３を構成させ、または前記帯状編成体１の端
部に接着テープ、マジックテープ（登録商標）等の接着
手段２を形成させたものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は手首、足首等身体のツボの集中する部分に使用する、保健用包帯の改 良に係るものである。

【０００２】

【従来の技術】

古来より伝承されている、正絹が、保温、ツボマッサージ等の効果に加えてツ ボ集中部の邪気除去にも奏効するという点に着目し、これをメリヤス編等の手段 により適度の伸縮性を有する紐状に成形させて足指に巻装するようにした保健具 は、先に本出願人により実用新案登録第３０２３９１９号として提案されている 。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は前案の正絹固有の特性と、メリヤス編による付加効果とを利用し、こ れを多数の毛細血管が走っておりまた心臓より遠く離れているため血液渋滞によ る健康のバランスを崩し易い、足首、手首部分の圧締用健康具に応用したもので ある。

【０００４】

【課題を解決しようとするための手段】

前記の課題を解決するため本考案の手足首部巻装用保健具は、メリヤス編、ゴ ム糸添加等の手段により、適度の伸縮性を賦与させた絹糸編帯状体本体を環状に 成形し、または帯状成形体の端部に接着テープ、イガ状接合体（通称マジックテ ープ）等の接合体を取付け、手足首部に巻装後接合体部分で接着させるようにし た手足首部巻装用装用保健具に係るものである。

【０００５】

【考案実施の形態】

図１（Ａ）は本考案の第１実施例を示し、メリヤス編、ゴム糸添加編等の手段 により、適度の伸縮性を賦与した絹糸編帯状体１を環状に成形して成る環状成形 体３を示し、使用時にはこれを其のま手首又は足首に嵌装すればよい。

【０００６】 図１（Ｂ）及び（Ｃ）は本考案の第２実施例の平面図及び正面図で、伸縮性を 賦与した絹糸編帯状成形体１の端部に接着テープ、マジックテープ等の接着手段 ２を設けて成り使用時に成形体１を手首、足首等に巻付けた後、接着手段２によ り端部を接着して固締するようになっている。

【０００７】

【考案の効果】

本考案の手足首取付用保健具を所定位置に装着すれば、該部のツボを刺激し、 気血の流れを促進するとともに、体中より所謂毒素、邪気と称される欝気を発散 させて体調を整える等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】において、（Ａ）は本考案手足首巻装用保健具
の環状成形体、（Ｂ）及び（Ｃ）は本考案帯状成形体の
平面図及び正面図、（Ｄ）及び（Ｅ）は本考案品を手首
及び足首に着用した図。

【符号の説明】

１ 絹糸編帯状体 ２ 接着手段 ３ 環状成形体

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】メリヤス編、ゴム糸添加編等の手段によ
   り、適度の伸縮性を賦与した絹糸編帯状体を、環状に成
   形させて成る手足首巻装用保健具。
2. 【請求項２】メリヤス編、ゴム糸添加編等の手段によ
   り、適度の伸縮性を賦与した絹糸編帯状体１の端部に、
   接着テープ、マジックテープ等の接着手段２を設けて成
   る手足首巻装用保健具。