JP3035355U - 毛管偏平芯活用の適冷療養シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 この考案は適冷睡眠療法としてビニール製枕の発明が寝
具界を圧倒しているが、現実において真夏日の３０℃を
越すと適冷でないと言う欠点があった。之を解決する特
許願３３８３０２号は１００ミクロンの丈夫な薄膜で１
▲トン▼の耐圧試験に合格したが内容の硫酸ナトリウム
水化剤の透浸性と結晶は如何なる樹脂膜も薄膜では耐久
性はなく特に接着部は剥がれ、一年保たないものであっ
た。 【目的】 そこで浸透性を弱める為に高吸水剤を海綿芯
に浸透し保持させ、その保水性を芯にあたえるものであ
って冷媒剤の結晶が体温で溶出水を奪い取り合いをさせ
る。 【構成】柔軟牲シート１内の冷媒剤２から体温で溶け出
る水２”を毛管作用の偏平芯３に粘着させた高吸水剤４
に吸取らせピンホールやガスバリヤ性の如何に係わらず
漏れ出ないようにしたことを特徴とする考案である。

Description

【考案の詳細な説明】

この考案は適冷睡眠療法として睡眠学界において高齢化の対策に挙国一致で完 成すべき問題と重視、目下検討中であり、民間としても放任出来ず社会貢献事業 として全国的に安価に提供すべく、量産設備のある各専門メーカーに分権し、完 全な製品として広く普及せしめる為の分権出願である。

【産業上の利用分野】

既に数年前よりビニール膜製の適冷睡眠枕は広く普及されているが、真夏日の 気温が３０℃を越すと冷たく感じないと云う欠点があった、それを根本的に改良 出願の発明が特許願第３３８３０２号常時適冷療養マットで、薄く丈夫な樹脂重 合膜１００ミクロン程の薄膜で耐バリヤ性、耐ピンホール性耐突刺性を備えるが 内容の冷媒剤２の浸透力が、強く結晶と融解の繰返しは、年中適冷を耐久保持は 極めて至難であつた。

【従来の技術】

シート１は断熱樹脂袋の為、薄膜にする程冷たく感じるが耐圧耐針耐ピンホー ル等の重合膜製とするが未だ充分でない。実質的には３年間使用出来るを基準と すれば２００ミクロンの厚さを要し肌に馴染む柔軟性膜１はカスバリヤ性に乏し く硬質では、皺部に折れ損のピンホールが生じる問題点がつた。

【発明を解決しようとする課題】

本考案は冷媒剤３の結晶の溶出水２”をコロイド化するか若しくは粘性を付与 し、膜面やピンホールから漏出しないように、冷媒剤２からの溶解水２”を高吸 水剤３に吸取らせる。

【発明を解決する為の手段】

１ 海綿等の偏平芯２に冷媒剤３を侵漬させ毛管作用させる、 ２ 毛管芯２と冷媒剤４とが相互に溶出水２”を吸取らせる。 ３ 毛管作用の偏平芯２は均等に患部をやさしく適冷を保つ、

【作用効果】

以上詳記するように構成することにより １ 海綿偏平芯１は如何なる角度の患部にぴつたり密着し冷媒剤３が体温で溶 け出る水２”を高吸水剤３が吸取り、 ２．毛管作用で偏平状に広がり、患部を隈なく適冷出来る、或いはコロイト化 し、樹脂膜のピンホールやガスバリヤ性の如何に係わらず漏水防止が出来ると云 う効果がある。 ３ シート１の片面５の粘着６は患部に貼付け易くした。 以上のように本願は民間の高齢化対策として社会貢献と業界にも協力させて広 く普及させる為の分割出願である。

【図面の簡単な説明】

【図 １】柔軟性シートの斜視図と、円内断側面の説明
図

【図 ２】シート内の冷媒剤と毛管作用芯の水分の争奪
説明図説明図

【図 ３】嬰児用適冷枕、適冷水嚢、適冷湿布に応用の
装着図 １−柔軟性シート ２−冷媒剤層 ２”−溶
出水 ３−毛管作用の偏平芯 ４−高吸水剤層 ５−偏平片面 ６−粘着剤層

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成８年１月３０日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】柔軟性療養シート１内の冷媒剤２の冷却不
   足に於いて １ 海綿等の毛管偏平芯３に高吸水剤４を含浸膠着さ
   せ、 ２ 冷媒剤２と芯３とが排出水２”を吸取り合うよう備
   え、 ３ 偏平芯３の片面４に粘着剤５を必要に応じ塗布す
   る。