JP3035073U - 凹凸面反射式デジタル情報表示プレート - Google Patents

凹凸面反射式デジタル情報表示プレート

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JP3035073U JP1996008165U JP816596U JP3035073U JP 3035073 U JP3035073 U JP 3035073U JP 1996008165 U JP1996008165 U JP 1996008165U JP 816596 U JP816596 U JP 816596U JP 3035073 U JP3035073 U JP 3035073U
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貞彦 坪川
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貞彦 坪川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、ナンバプレートのナンバに対応する
表示部を凹面及び凸面の組み合わせ群からなる簡単な情
報表示部としてプレートに形成し、これに赤外線等の光
を照射してその反射光を光学的に検知することによって
ナンバプレートの情報を容易に、且つ確実に確認,判定
するための凹凸面反射式デジタル情報表示プレートを提
供する。 【解決手段】 プレート1に形成される凹面2及び凸面
3の組み合わせ群からなる情報表示部4に赤外線が照射
して生ずる反射光が収斂光及び拡散光となる特性を生か
してデジタル情報を光学的に検知せしめるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば、自動車のナンバプレートに表示されるナンバ等の情報や定 期券およびチケット類などが有している情報を光学的にデジタル情報として表示 し、前記自動車に関する情報や定期券およびチケット類などが有している情報を 機械装置で容易に、且つ確実に判定するに好適な凹凸面反射式デジタル情報表示 プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、多数台走行している自動車をある目的をもって確認する場合には従来 技術ではマイクロ波や超音波等のドップラー効果を利用するほか、特に有効な手 段としてカメラ撮影による手段が採用されていた。この場合、自動車そのものの 撮影も意味があるが、そのナンバプレートを撮影することによりその自動車のす べてを確認することが可能になる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
カメラ撮影により自動車を確認,判定する手段は勿論有効であるが、多数台走 行している自動車のすべてを正確に撮影することは困難であり、且つ確認判定が 正確にできない問題点がある。
【0004】 一方、自動車には必ずナンバプレートが固設され、ナンバプレートを検知する ことにより自動車の内容が正確に把握される。その場合、ナンバプレートをその まま撮影し、映像データとして解析する方法もあるが、その替りに、その表示内 容をデジタル情報として光学的に識別し得る情報表示部をナンバプレートに一体 的に設けることが可能であれば前記情報表示部を例えばビデオ方式により電気的 に検出することによりナンバプレートの内容が明確になり、その自動車に関する 情報を容易に、且つ正確に確認,判定することができる。なお、この場合、前記 情報表示部は、簡単に、且つ低コストで形成し得るものであり、耐久性があり、 更にその検知が低コストで作成可能のものであることが要請される。
【0005】 本考案は、以上の事情に鑑みて創案されたものであり、簡単に、且つ低コスト で形成され、その検知が比較的容易にできるようにするためにデジタル情報を光 学的に表示し得る凹凸面反射式デジタル情報表示プレートを提供することを目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために、照射された光線を収斂光及び拡散光 として反射することによってデジタル情報を表示するための滑らかな表面をなす 凹面及び凸面の組み合わせ群を光学的に機械装置に検知させるためのデジタル情 報表示部として備える凹凸面反射式デジタル情報表示プレートを構成するもので ある。更に具体的に、前記凹面及び凸面の組み合わせ群が自動車のナンバプレー ト上に設けられ、それ等の凹凸面が、照射された光線を収斂光及び拡散光として 反射することによって前記ナンバプレートが目視者に対して表示している文字, 数字,記号,色種別などを光学的に機械装置に検知させるためにデジタル化して 表示するためのデジタル情報表示部を形成することを特徴とする。また、前記凹 面及び凸面の組み合わせ群が定期券の表側又は裏側に設けられ、それ等の凹凸面 が、照射された光線を収斂光及び拡散光として反射することによって前記定期券 が有している情報を光学的に機械装置に検知させるためにデジタル化して表示す るためのデジタル情報表示部を形成することを特徴とする。また、前記凹面及び 凸面の組み合わせ群が入退場チェックの身分証明用のチケット類の上に設けられ 、それ等の凹凸面が、照射された光線を収斂光及び拡散光として反射することに よって前記チケット類が有している情報を光学的に機械装置に検知させるために デジタル化して表示するためのデジタル情報表示部を形成することを特徴とする 。更にまた、前記凹面及び凸面が、赤外線を良く反射するために、金,銀,白金 またはアルミニウム等のいずれかを素材とし、またはそれ等のいずれかをメッキ してあることを特徴とするものである。
【0007】 例えば、自動車のナンバプレートの周縁にナンバプレートに表示されたナンバ 情報に対応する凹面及び凸面の組み合わせ群からなる情報表示部を形成する。こ の凹面及び凸面に光を照射すると凹面からは収斂光が反射され、凸面からは拡散 光が反射される。従って、これ等の反射光を受光することによって、凹面からの 反射を面で検知し、凸面からの反射を点で検知し、他の光源からの光線の反射や 凹凸面以外からの反射と明確に区別してプレート上の凹凸面の存在状態を検知す ることができる。凹凸面を一定の基準にしたがって配置しておけば、光学的にそ の反射光を二進法のデジタル情報として検知できる。これにより前記ナンバプレ ートに表示している内容を確実に確認することができる。
【0008】 また、光学的にカメラで捕捉しているデジタル情報をリアルタイムでコンピュ ータが判断を下すタイミングや保存して後から判断するために一旦静止映像デー タとして撮影して置くシャッターチャンスを決める方法としては、機械装置によ り自動的に凹面からの収斂光の焦点位置や凸面からの拡散光の感光度の適否を判 断して行なうことができる。また、凹凸面の組み合わせ群の映像としての大きさ が最適な瞬間を検出して決定することがあるから、凹凸面の面のカーブや凹凸面 自体の大きさ及び相互の配置間隔等は、光線照射及び情報読取装置側の条件に合 わせて調整することが必要である。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の凹凸面反射式デジタル情報表示プレートの実施の形態を図面を 参照して詳述する。なお、以下の実施の形態では、プレートとして自動車に固設 されるナンバプレートを採用し、該ナンバプレートに形成されているナンバをデ ジタル化して表示するものとする。勿論、これ以外のもの、例えば、大は看板レ ベルのものから小は切符やそれ以下のレベルのものまで様々な情報表示にも本考 案は適用される。なお、本例の以下の説明では凹凸面反射式デジタル情報表示プ レートにおけるデジタル情報表示部の凹凸面を円形のものとしているが、円形以 外の様々な形状,例えば、バーコード状の凹凸面にも適用される。また、デジタ ル表示方式として本例では4ビット方式を採用しているが、勿論これに限るもの ではなく、8ビット方式やその他の伝送符号方式にも適用される。
【0010】 図1は本考案のプレート1を示す。前記のようにプレート1はナンバプレート のため運輸関連官庁から支給されるものである。図示のようにプレート1の中央 部の一定位置にはA,B,C,D,E,F,G,H等からなるナンバが形成され る。なお、前記符号の具体的としては、Aは「大宮」,Bは5,Cは3,Dはす ,Eは1,Fは2,Gは3,Hは4のごときものが挙げられる。
【0011】 プレート1の周縁には凹面2(○印で表示されている)及び凸面3(◎印で表 示されている)からなる多数個の凹凸部が情報表示部4として形成される。本例 では情報表示部4はX欄,Y欄,Z欄に形成される。この凹面2及び凸面3の組 み合わせ群が図2に示すように、例えば数字などの1つのまとまった情報を形成 する。本例では4ビット方式により情報表示部4を表示しているが、勿論、前記 したようにこれに限定するものではなく、多ビット方式やその他の伝送符号方式 により表示するものでもよい。
【0012】 本例では、図1におけるX欄の二列の横列の上列が第1ビット,下列が第2ビ ットを表わし、Y欄の二列の横列の上列が第3ビット,下列が第4ビットを夫々 表示している。なお、1つの枠内には第1ビットから第4ビットまで夫々3個の 凹面2又は凸面3が形成されているが、これは読み取り精度を確実になるためで 、1個又は2個であってもよく、また、3個以上あってもよい。
【0013】 一方、X欄とY欄との間のZ欄の部分は、図の最も左側の縦列が第1ビットを 表わし、その次の縦列が第2ビットを表わし、図の右側の左寄りの縦列が第3ビ ットを表わし最も右側の列が第4ビットを表わしている。なお、Z欄の場合も前 記と同様に3個の凹面2又は凸面3により1つのビットを表示しているが、前記 と同様に読み取り精度を向上するためである。
【0014】 以上のように、X欄とY欄及びZ欄に表示してある4ビット方式の凹凸面の組 み合わせ群からなる情報表示部4により前記のナンバを表示することができる。 凹面2及び凸面3によりデジタル情報を表示するには例えば、凹面2を1,凸面 3を0に対応させるか、凹面2をON,凸面3をOFFに相当するように適宜区 別すればよい。即ち、図1における凹面2を1とし凸面3を0とした場合、図1 の2列目のデジタル表示第2列6のように第1ビットから第4ビットまでが○◎ ○○で表示されているものは、図2で示すように1011に相当し、この符号列 から数字を検知することができる。また、ナンバプレート上の文字は比較的限定 されるため、数字との対応一覧表等を利用することにより4ビット方式でも文字 変換が可能である。なお、例えば、8ビット方式を採用すれば、数字以外の多く の文字や記号を表示することができる。以上により凹面2及び凸面3を組み合わ せた情報表示部4によりナンバプレートのナンバA,B,C,D,E,F,G, Hに相当するデジタル表示を行なうことができる。
【0015】 ナンバプレートは自動車の数だけあり、そのナンバは自動車ごとに異なるが、 前記の凹面2及び凸面3の組み合わせ群からなる情報表示部4によりそれ等のナ ンバを正確に表示することができる。また、前記したように凹面2及び凸面3は 簡単にプレス成形することができるためプレート1はきわめて安価に実施できる 。また、図1において、プレート1の四隅の●印は前記凹面2及び凸面3の位置 を判定するための基準点5並びに光学的にナンバプレートの存在を検知する識別 マークとして便宜的に設けられるものであり、例えば、凹凸の複合形など、他の 凹凸面と区別し易い特殊な構造にしておくことも有益である。
【0016】
【考案の効果】
1)本考案の請求項1乃至4に記載の凹凸面反射式デジタル情報表示プレート によれば、光学的にデジタル情報を表示することができるため、機械装置により 容易に、且つ確実に情報検知が行なわれる。そのため、自動車のナンバプレート 情報の読み取りを始め、非接触式の定期券や入退場提示チケット等の読み取りに も適用される。 2)本考案の請求項5に記載の凹凸面反射式デジタル情報表示プレートによれ ば、情報表示部に照射される光が赤外線からなるため、人の目視活動の邪魔にな らず、且つ凹凸面からの反射を確実のものにすることができる。
【提出日】平成8年9月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 本例では、図1におけるX欄の二列の横列の上列が第1ビット,下列が第2ビ ットを表わし、Y欄の二列の横列の上列が第3ビット,下列が第4ビットを夫々 表示している。なお、1つの枠内には第1ビットから第4ビットまで夫々3個の 凹面2又は凸面3が形成されているが、これは読み取り精度を確実にるためで 、1個又は2個であってもよく、また、3個以上あってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプレートの全体構造を示す平面図。
【図2】凹面及び凸面の組み合わせ群からなる情報表示
部の凹面及び凸面と情報伝達符号との関連の一例をわか
り易く示す模式図。
【符号の説明】
1 プレート 2 凹面 3 凸面 4 情報表示部(X,Y,Z) 5 基準点(識別マーク) 6 デジタル表示第2列

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照射された光線を収斂光及び拡散光とし
    て反射することによってデジタル情報を表示するための
    滑らかな表面をなす凹面及び凸面の組み合わせ群を光学
    的に機械装置に検知させるためのデジタル情報表示部と
    して備えていることを特徴とする凹凸面反射式デジタル
    情報表示プレート。
  2. 【請求項2】 前記凹面及び凸面の組み合わせ群が自動
    車のナンバプレート上に設けられ、それ等の凹凸面が、
    照射された光線を収斂光及び拡散光として反射すること
    によって前記ナンバプレートが目視者に対して表示して
    いる文字,数字,記号,色種別などを光学的に機械装置
    に検知させるためにデジタル化して表示するためのデジ
    タル情報表示部を形成していることを特徴とする請求項
    1に記載の凹凸面反射式デジタル情報表示プレート。
  3. 【請求項3】 前記凹面及び凸面の組み合わせ群が定期
    券の表側又は裏側に設けられ、それ等の凹凸面が、照射
    された光線を収斂光及び拡散光として反射することによ
    って前記定期券が有している情報を光学的に機械装置に
    検知させるためにデジタル化して表示するためのデジタ
    ル情報表示部を形成していることを特徴とする請求項1
    に記載の凹凸面反射式デジタル情報表示プレート。
  4. 【請求項4】 前記凹面及び凸面の組み合わせ群が入退
    場チェックの身分証明用のチケット類の上に設けられ、
    それ等の凹凸面が、照射された光線を収斂光及び拡散光
    として反射することによって前記チケット類が有してい
    る情報を光学的に機械装置に検知させるためにデジタル
    化して表示するためのデジタル情報表示部を形成してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の凹凸面反射式デジ
    タル情報表示プレート。
  5. 【請求項5】 前記凹面及び凸面が、赤外線を良く反射
    するために、金,銀,白金またはアルミニウム等のいず
    れかを素材とし、またはそれ等のいずれかをメッキして
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか
    に記載の凹凸面反射式デジタル情報表示プレート。
JP1996008165U 1996-07-29 1996-07-29 凹凸面反射式デジタル情報表示プレート Expired - Lifetime JP3035073U (ja)

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