JP3034872U - 机上に載置したコンピュータまたは机上に載置したコンピュータのディスプレイの固定装置 - Google Patents

机上に載置したコンピュータまたは机上に載置したコンピュータのディスプレイの固定装置

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JP3034872U
JP3034872U JP1996009050U JP905096U JP3034872U JP 3034872 U JP3034872 U JP 3034872U JP 1996009050 U JP1996009050 U JP 1996009050U JP 905096 U JP905096 U JP 905096U JP 3034872 U JP3034872 U JP 3034872U
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desk
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JP1996009050U
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秀夫 竹中
高士 山中
秀起 百済
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Nichias Corp
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Nichias Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 机上に載置した重量あるコンピュータまたは
コンピュータのディスプレイを、地震等の際に机から転
落しないように固定する装置を提供する。 【解決手段】 机の天板1上に、機器本体a1とその上
に持受台5を介して首振り自在に置かれたディスプレイ
2とから成るコンピュータAを載置し、ディスプレイ
2をベルト7,8により機器本体側に保持させ、ディ
スプレイa2を機器本体と天板との間に挟み込ませたL
字形基板3a,3bにピストン形油圧ダンパCにて連結
する。 【効果】 ベルト7,8によりディスプレイを機器本体
側に固く保持できる。また、ピストン形油圧ダンパCに
より、ディスプレイの見る方向を自在に変えられる機能
を保ちながら、持受台が地震動により破損するのを防止
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、机上に載置した重量あるコンピュータまたはコンピュータのディス プレイを地震動の際、机から移動、転落しないように保持しておくのに適した固 定装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の机上載置物の固定装置として、載置物をベルトや金具などによ り机側に固定する手段が知られている。 上記ベルトや金具を用いた机上載置物の固定手段は、それなりの効果を有する 。しかし、コンピュータのように、機器本体とディスプレイとの2つの部分とか ら成り、ディスプレイを見る方向を変えられるように関節構造をもった持受台を 介して機器本体上に置いて使用する載置物の場合には、問題がある。前記ディス プレイは重心が機器本体より高い位置におかれ、かつ持受台を支点とする前側部 分より重く、重心が前面側に片寄っていて不安定状態にあることから、持受台を 介してディスプレイを機器本体側にベルトで保持するようにしても、地震等によ り強い振動を受けた際、ディスプレイの重量と重心により共振状態となり、持受 台の関節構造部分が破損し、機器本体から転落する危険性がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記問題に鑑み、本考案者等は、機器本体上に持受台を介して置かれたディス プレイをベルト掛け手段により機器本体または机側に固定状態に保持することが でき、かつ地震等に際し、ディスプレイが機器本体から転落しないように構成し た机上載置コンピュータの固定装置を先に提出した実願平8−1352号におい て提案している。
【0004】 図4に、前記先願に係る机上載置コンピュータの固定装置の構成概要(机への ベルト掛け手段は省略)を示す。 図4において、1は机の天板、2は支持脚である。a1はコンピュータAを構 成している機器本体、a2は機器本体の上の持受台5を介して首振り自在に置か れたディスプレイ、a3はキーボードである。3a,3bは機器本体a1の左右両 側で天板とのあいだに挟み込ませたL字形の基板である。
【0005】 機器本体a1上には、一端を折り曲げて補強リブとした金属製受板部材4が置 かれ、その上に持受台5が載置されている。受板部材4の左右両側部位には、L 字形係合部材6a,6bがネジまたは溶接等により固設されている。
【0006】 前記一対の基板3a,3bには、機器本体a1上の持受台5を押え付ける状態 で機器本体を跨ぐようにした2本のバックル付きベルト7,8(バックルは示し てない)が掛け渡され、それにより持受台5は機器本体a1に固く保持されてい る。また、前記一対の係合部材6a,6bには、ディスプレイa2を跨ぐように してバックル付きベルト9(バックルは示してない)が掛け渡され、それにより ディスプレイa2は機器本体側に固く保持されている。
【0007】 前記受板部材4には、ディスプレイa2の前側部位を支える高さ調整自在な支 持具Bが立設されている。前記支持具Bは、前記受板部材4に下端部を溶接で固 定したボルト10と、そのボルト上端部に螺着した座板付きナット11とから成 り、これをディスプレイa2の前側下面に当て付けることにより、ディスプレイ の転倒を防止できるようになっている。
【0008】 上記構成によれば、ベルト7,8により持受台5を、またベルト9により、デ ィスプレイa2を機器本体a1に保持するため、ディスプレイa2を機器本体a1側 に安定よく保持することができ、また、地震等により強い振動を受けても、前記 支持具Bにより、ディスプレイが機器本体a1から転落するのを防止することが できる。 しかしながら、前記構成にあっては、ディスプレイ自体が支持具Bによって支 持されるため、ディスプレイの見る方向(仰角)は固定されてしまい、その方向 を変える場合は、支持具Bのナット11をゆるめて支持具Bの高さを再設定する ことになり、面倒な手数を要する。
【0009】 本考案は、上記問題に鑑みてなされたものであって、上記構成の机上載置コン ピュータの固定装置において、機器本体上のディスプレイを機器本体側にベルト で固く保持することができ、しかもディスプレイの見る方向を簡単に変えられる 機能を保ちながら、地震等に際し、地震動による共振状態の発生を回避すること ができ、ディスプレイの持受台の破損を未然に防止し、かつディスプレイが転落 することがないようにした固定装置を提供することを主たる目的としている。
【0010】 また、本考案はコンピュータの機器本体とディスプレイを別々に配置する場合 にディスプレイを机上に安定して保持することができ、しかもディスプレイの見 る方向を簡単に変えられる機能を保ちながら、地震等に際し、地震動による共振 状態の発生を回避することができ、ディスプレイの持受台の破損を未然に防止し 、かつディスプレイが転落することがないようにした固定装置を提供することを 目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、机板上に、機器本体とその上に持受台を介して首振り自在に置かれ たディスプレイとから成るコンピュータを載置し、少なくとも前記持受台をベル ト掛け手段により機器本体側に保持させて成る机上載置コンピュータの固定装置 において、前記ディスプレイを機器本体側または机板側に固設した基板とをピス トン形ダンパにて連結したことを要旨としている。
【0012】 また、本考案は、机板上に置かれた受板部材の上にコンピュータのディスプレ イを持受台を介して載置して持受台を受板部材に固定すると共に、ディスプレイ をピストン形ダンパによって受板部材と連結したことを要旨としている。
【0013】
【考案の実施の形態】 図1〜図2に、本考案の机上載置コンピュータの固定装置の好ましい実施の形 態を示す。 同図に示した固定装置では、机の天板1上に機器本体a1とその上に持受台5 を介して首振り自在に置かれたディスプレイa2とから成るコンピュータAを載 置し、機器本体a1と机板との間に挟み込ませた一対のL字形基板3a,3bに 、持受台5を押え付ける状態で機器本体a1を跨ぐように掛け渡したベルト7, 8により、持受台5を機器本体側に固く保持し、また、ディスプレイa2を前記 基板3a,3bにピストン形油圧ダンパCにて連結して構成する。
【0014】
【実施例】
図1〜図2に、本考案の一実施例を示す。なお、図4と同一または類似する部 材には同じ符号が付されている。 図1〜図2において、1は机の天板、2は支持脚である。Aは机上に載置され たコンピュータ、a1は機器本体、a2はキーボードである。3a,3bは機器本 体a1の左右両側で天板とのあいだに挿入されたL字形の一対の基板であり、こ の基板3a,3bには、機器本体a1上の持受台5を押え付ける状態で機器本体 を跨ぐようにした2本のバックル付きベルト7,8が掛け渡され、それより持受 台5は機器本体a1に固く保持されている。
【0015】 前記ディスプレイa2の前面に寄った左右側面部位には、板片12がそれぞれ 接着等の手段にて固着され、各板片12と前記一対の基板3a,3bとにピスト ン形油圧ダンパCがその両端で枢支されている。
【0016】 前記構成によれば、図4に示した先願考案と同様に、持受台5がベルト7,8 により機器本体a1に固く保持されるため、機器本体a1上に持受台5を介して置 かれているディスプレイa2を安定よく保持することができる。
【0017】 加えて、前記構成によれば、ディスプレイa2をピストン形油圧ダンパCで支 持しているので、ディスプレイの見る方向を自在に変えられる機能を保ちながら 、地震等に際しては、地震動による持受台の破損を防止することができる。
【0018】 図3に、机上に載置したコンピュータのディスプレイを固定する場合の実施例 を示す。 図3において、1は机の天板、a2はコンピュータのディスプレイであり、デ ィスプレイa2は天板上に置いた金属製受板部材4の上に持受台5を介して首振 り自在に載置されている。前記ディスプレイa2を支持する持受台5は、受板部 材4にネジ13で固定した抑え板部材14により固く保持されている。一方、デ ィスプレイa2の後部には、バックル付きベルト15が巻き付けられ、そのベル ト15がディスプレイ側面にあたるベルト部分に取り付けた留め金具16と前記 受板部材4とにピストン形油圧ダンパCがその両端で枢支されている。
【0019】 本実施例の場合でも、前記実施例と同様に、机の天板上に持受台5を介して置 かれているディスプレイa2を安定よく保持することができる。また、ディスプ レイa2をピストン形油圧ダンパCで支持しているので、ディスプレイの見る向 きを自在に変えられる機能を保ちながら、地震等に際しては、地震動による持受 台の破損を防止することができる。
【0020】
【考案の効果】
以上、詳述したように、本考案によれば、机上に載置した重量あるコンピュー タを、地震等の際に、机から転落しないように保持することができるばかりでな く、ディスプレイの見る方向を自在に変えられる機能を保ちながら、地震等に際 し、地震動による共振状態の発生を回避することができ、ディスプレイの持受台 の破損、それによるディスプレイの転落を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す机上載置コンピュータ
の固定装置の斜視図である。
【図2】机板上に載置した状態のコンピュータの側面図
である。
【図3】本考案の他の実施例を示すディスプレイの固定
装置の斜視図である。
【図4】先願考案に係る机上載置コンピュータの固定装
置の斜視図である。
【符号の説明】
1 机の天板 2 支持脚 A コンピュータ a1 機器本体 a2 ディスプレイ 3a,3b L字形基板 4 受板部材 5 持受台 6a,6b 係合部材 7,8,9 ベルト B 高さ調整自在支持具 10 ボルト 11 ナット C ピストン形油圧ダンパ 12 板片 13 ネジ 14 抑え板部材 15 バックル付きベルト 16 留め金具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机板上に、機器本体とその上に持受台を
    介して首振り自在に置かれたディスプレイとから成るコ
    ンピュータを載置し、少なくとも持受台をベルト掛け手
    段により機器本体側に保持させて成る机上載置コンピュ
    ータの固定装置において、前記ディスプレイを機器本体
    側または机板側に固定した基板にピストン形ダンパにて
    連結したことを特徴とする机上に載置したコンピュータ
    の固定装置。
  2. 【請求項2】 前記機器本体と机板との間に挟み込ませ
    たL字形の基板をベルト掛け部材とピストン形ダンパの
    連結部材とに共用した請求項1に記載の机上に載置した
    コンピュータの固定装置。
  3. 【請求項3】 机板上に置かれた受板部材の上にコンピ
    ュータのディスプレイを持受台を介して載置して持受台
    を受板部材に固定すると共に、ディスプレイをピストン
    形ダンパによって受板部材と連結したことを特徴とする
    机上に載置したコンピュータのディスプレイの固定装
    置。
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