JP3034184B2 - バルーンカテーテル及びステント供給装置 - Google Patents

バルーンカテーテル及びステント供給装置

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JP3034184B2
JP3034184B2 JP9274695A JP9274695A JP3034184B2 JP 3034184 B2 JP3034184 B2 JP 3034184B2 JP 9274695 A JP9274695 A JP 9274695A JP 9274695 A JP9274695 A JP 9274695A JP 3034184 B2 JP3034184 B2 JP 3034184B2
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シュナイダー・(オイローペ)・ゲーエムベーハー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルーンカテーテルに
関し、このバルーンカテーテルは、基端及び先端を有す
る管状のシャフトと、該管状のシャフトの先端付近に設
けられた細長い拡張バルーンと、バルーンの部分の膨張
を阻止するように、上記管状のシャフトに固定された手
段とを備える。
【0002】本発明はまた、バルーンで膨張可能なステ
ント用のステント供給装置に関し、このステント供給装
置は、バルーンカテーテルを備え、該バルーンカテーテ
ルは、基端及び先端を有する管状のシャフトと、該管状
のシャフトの先端付近に設けられた細長い拡張バルーン
とを具備する。
【0003】
【従来の技術】バルーンカテーテル技術は、一定の長さ
のバルーンを使用し、従って、バルーンカテーテル技術
を必要とする多数の医学的な処置は、異なる長さのバル
ーンを有する幾つかのカテーテルに依存する必要があ
る。例えば、ある処置が、異なるサイズの2つのバルー
ンを必要とする場合には、バルーンカテーテルを交換す
るか、使用可能な1つの長さのバルーンを順次作用させ
る必要がある。バルーンカテーテルの交換は、経費のか
かることであり、一方、使用可能なバルーンの長さを順
次作用させることは、時間がかかり、また、患者を傷つ
けたり、不十分な拡張につながる、潜在的に危険な操作
である。
【0004】また、バルーンカテーテルは、血管の機能
を維持するために、ステントと呼ばれるバルーンで膨張
可能な人工装具を搬送して適用するための機構として、
一般に使用される器具である。バルーンの長さは、ステ
ントの不適切な膨張、あるいは、血管に対する損傷を避
けるために、ステントの長さの関数として選択しなけれ
ばならない。これはまた、ステントを適正且つ安全に付
与するために、複数のバルーンカテーテルを必要とする
ので、経費がかかる可能性がある。
【0005】米国特許第5,246,421号は、調節
可能な長さのバルーンを有するバルーンカテーテルの使
用を許容する、生体の通路の閉塞領域の治療法を参照し
ている。従って、上記米国特許は、調節可能なシースを
外部から操縦し、治療操作の間に、本来の位置にあるカ
テーテルの拡張バルーンの部分を部分的に包囲してこれ
を収容する、バルーンカテーテルの使用を教示してい
る。バルーンを膨張させる前に、シースを前後に摺動さ
せて、バルーンの部分の所定の長さを露出する、外部的
な操作により、種々のバルーン長さを得ることができ
る。カテーテル本体は、細長い管と、その両方のネック
部分を上記細長い管の軸方向に隔置された2つの箇所に
取り付けられたバルーンとを備えることができ、上記カ
テーテルはまた、管腔を形成するカテーテル本体を備え
ることができ、バルーンは、そのような本体を、閉止端
を有する一体型のワンピースのアセンブリとして終端さ
せる。上記米国特許は、該米国特許に開示される技術
は、オーバーワイヤ型のカテーテル(ワイヤの周囲に設
けられるカテーテル)、及び、固定ワイヤ型のカテーテ
ルを含む、事実上総てのカテーテル構造に適合するよう
に、変更することができることを述べている。バルーン
の膨張時及びその膨張後に、シースのクリープを防止し
て、最初に選択したよりも以上のバルーンをカバーする
ために、バルーンが膨張する前に、例えば、クランプ装
置を用いて、シースの位置を確実に固定することができ
る。シースが外部的に操作されるというだけで、カテー
テルの構造がかなり複雑になり、シースが閉塞する危険
性が生ずる。また、この装置は、比較的煩雑であり、カ
テーテルのシャフトの周囲でシースを外部から操作する
ことによって、要素が重なるために、剛性が高く、これ
らのことは、曲がりくねったあるいは狭い血管の処置に
関して、何等かの困難性を生ずることがある。また、シ
ースとカテーテルのシースとの間の摩擦の問題が生ずる
ことがあり、これも、シースの外部からの操作を困難に
する。上記米国特許には、移動するシース、及び、その
結果生ずる可変長さのバルーンカテーテルが、ステント
の供給に関するバルーンの長さの要件に合致する装置と
して、実現可能であることを全く示唆していない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、融通
性が高く、簡単に製造でき、容易に使用できるバルーン
カテーテルを提供することにより、上述の如き従来技術
の欠点及び制約を解消することである。
【0007】本発明の別の目的は、これも融通性が高
く、簡単に製造でき、容易に使用できるステント供給装
置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】バルーンカテーテルの基
本的な用途、すなわち、狭窄部の拡張に関しても、ある
いは、バルーンで膨張可能なステントのステントの供給
に関しても、モノレール(MONORAIL:商品名)
として知られ、迅速に効率的且つ広く実施されている技
術の利点を完全に利用しながら、バルーンの長さを変更
することは、極めて簡単且つ容易である。狭窄部の拡
張、あるいは、患者の血管の中へのステントの供給に関
して、バルーンカテーテルの導入、引き抜き又は使用の
間に、バルーンの部分の膨張を阻止するための手段を、
外部から操縦することはない。バルーンカテーテルの構
造は、簡単なままであり、管状のシャフトと共に重ね合
わされる要素をたくさん消費することがない。また、要
素の運動を生じさせる摩擦がない。
【0009】実際には、狭窄部を拡張する目的のため
に、医師は、狭窄部を拡張する前に、標準的なバルーン
カテーテルを簡単に変更するか、あるいは、最初の長さ
のバルーンで最初の拡張を行い、次に、通常のように、
ガイドワイヤに沿って、バルーンカテーテルを引き抜
き、バルーンの部分の膨張を阻止するための手段を管状
のシャフトに取り付けることにより、バルーンの作用長
さを変更し、次に、通常のように、バルーンカテーテル
をガイドワイヤの周囲に通し、より短い長さのバルーン
で処置を行うべき狭窄部に迅速に到達することができ
る。ステントを供給する目的のためには、医師は、ステ
ントを拡張された狭窄部の中に供給するために、標準的
なバルーンカテーテルを変更するか、あるいは、使用可
能な拡張バルーンで狭窄部の拡張を行い、次に、バルー
ンカテーテルをガイドワイヤに沿って引き抜き、バルー
ンの部分の膨張を阻止するための手段をカテーテルのシ
ャフトに取り付け、収縮した状態のステントを適正なバ
ルーンの部分に取り付け、次に、通常のように、ステン
トが装着されたバルーンカテーテルをガイドワイヤの周
囲に通し、患者の血管の必要とされる箇所すなわち部位
に到達し、バルーンを膨張させることにより、ステント
を膨張させることができる。
【0010】バルーンの部分の膨張を阻止するための手
段は、取り外し可能にあるいは永続的に、管状のシャフ
トに取り付けることができる。取り外し可能な手段は、
医師によるバルーン長さの選択を許容し、膨張阻止手段
を交換して、標準的なバルーン長さに基づき、医師の要
件を満たすことを可能とする。永続的に取り付けられた
手段は、異なる膨張阻止手段を有する標準的なサイズの
バルーンを具備する一連のバルーンカテーテルを装着す
ることにより、バルーンのサイズの数を減少することを
可能とする。
【0011】膨張阻止手段が、基端及び先端を有するス
リーブを備え、上記基端及び先端の一方が、バルーン付
近の管状のシャフトの部分を包囲し、上記基端及び先端
の他方が、バルーンの一部を包囲する場合には、膨張阻
止手段は、極めて経済的に実現することができ、また、
上記スリーブは、標準的なサイズのバルーンを有する一
連のバルーンカテーテルに関して、永続的にあるいは取
り外し可能に、管状の本体に取り付けることができ、例
えば、異なる長さの1組のスリーブを設けて、異なる長
さのバルーンの部分の膨張を阻止することができる。
【0012】スリーブの簡単で、効率的且つ廉価な取り
付けは、ラッチ手段によって達成され、上記ラッチ手段
は、キャッチ手段と協働して、スリーブの一端部を、こ
の一端部によって包囲される管状のシャフトの部分に取
り付ける。ステントを膨張させるために特に必要とされ
る極めて高い圧力に起因するバルーンの破断によって生
ずることのある、流体のジェットすなわち噴流から血管
の壁部を保護するために、バルーンの一部を包囲するた
めの、弾性を有するバルーンジャケット手段が設けられ
る。このジャケット手段は、基端及び先端を有してお
り、これら基端及び先端の一方は、管状のシャフトに取
り付けられ、また、上記基端及び先端の他方は、バルー
ンの部分の膨張を阻止するための手段に取り付けられ
る。このようにすると、弾性を有するジャケット手段
は、バルーンの破断により生ずるジェットを緩和し、血
管の壁部を保護する。ジャケット手段はまた、バルーン
の皮膚すなわち膜を、鋭利なエッジを有するステントに
よって生ずることのある破断から保護する。バルーンが
収縮する時には、ジャケット手段は、バルーンの折り畳
みを助ける。
【0013】上記及び他の目的は、本発明の種々の実施
例を単に例として概略的に示す図面を参照して、以下の
詳細な記載を読むことにより、容易に理解されよう。
【0014】
【実施例】図1に示すステント供給装置は、例えば、冠
状動脈の如き生体の血管の中で、バルーンで膨張可能な
ステント2を取り扱うようになされた、バルーンカテー
テル1を備えている。このバルーンカテーテルは、基端
(図示せず)、及び、先端4を有する、管状のシャフト
3を備えている。基端6及び先端7を有する細長い拡張
バルーン(膨張した状態で示されている)5、管状のシ
ャフト3の先端4付近に設けられている。バルーン5
は、当業界において一般的な態様で、管状のシャフトに
取り付けられている。
【0015】管状のシャフト3は、バルーンを膨張させ
るための流体供給管腔21と、ガイドワイヤ管腔8とを
備えており、該ガイドワイヤ管腔8は、バルーン5の先
端側に設けられた、ガイドワイヤ10用の入口9と、管
状のシャフト3の基端(図示せず)の先端側に設けられ
た、ガイドワイヤ10用の出口11とを有している。
【0016】バルーン部分の膨張を阻止するための手段
が、バルーン5の基端側に設けられたガイドワイヤ10
用の出口11の先端側で、管状のシャフト3に取り付け
られている。バルーン部分の膨張を阻止するためのその
ような手段は、管状のシャフト3に設けられた、非膨張
性すなわち非伸張性のスリーブ12を備えており、この
非膨張性のスリーブ12は、基端13、及び、先端14
を有している。スリーブ12の先端14は、バルーン5
の基端6の一部15を包囲して、バルーンの膨張を阻止
している。
【0017】スリーブ12の基端13は、管状のシャフ
ト3の一部を包囲している。スリーブの基端13は、管
状のシャフト3の対応する円形の溝17に係合する円形
の収縮部16(図3)を備え、スリーブ12の基端を管
状のシャフト3に対して、堅固に且つ取り外し可能に取
り付けている。従って、バルーンを膨張させる間、並び
に、カテーテル1を生体の血管に挿入したり該血管から
引き抜く間に、スリーブ12が移動することは防止され
る。
【0018】弾性を有するバルーンジャケット18が、
バルーン5の一部を包囲している。上記バルーンジャケ
ット18は、例えば接着により、スリーブ12の先端1
4に取り付けられた基端19と、バルーン5の先端7の
位置において、管状のシャフト3の先端を弾性的に締め
付ける先端20とを有している。
【0019】バルーンで膨張可能なステント2は、バル
ーンで膨張可能なステントをバルーンで供給するために
当業界で一般に知られている態様で、バルーンジャケッ
ト18に設けられている。
【0020】スリーブ12をバルーンカテーテル1に装
着するためには、バルーンカテーテルの先端の周囲にス
リーブを係合させ、収縮部16が溝17の中にパチンと
嵌まるまで、上記スリーブをカテーテル及びバルーンに
沿って摺動させるだけで良い。これとは反対の操作を行
うことにより、スリーブを取り外すことができる。
【0021】図2に示すバルーンカテーテル31は、基
端(図示せず)、及び、先端33を有する、管状のシャ
フト32を備えている。基端35及び先端36を有する
細長い拡張バルーン(膨張した状態で示されている)3
4が、管状のシャフト32の先端33付近に設けられ、
通常の態様で接着されている。
【0022】管状のシャフト32は、バルーン34用の
膨張管腔37と、ガイドワイヤ管腔38とを備えてお
り、該ガイドワイヤ管腔は、バルーン34の先端側に設
けられた、ガイドワイヤ40用の入口39と、管状のシ
ャフト32の基端(図示せず)よりも先端側に設けられ
た、ガイドワイヤ40用の出口とを有している。
【0023】バルーン部分の膨張を阻止するための手段
が、管状のシャフト32に取り付けられており、この手
段は、ガイドワイヤ40用の出口41の基端側で且つバ
ルーン34の先端側に位置している。バルーン部分の膨
張を阻止するための上記手段は、管状のシャフト32に
設けられた非膨張性すなわち非伸張性のスリーブ42を
備えており、このスリーブ42は、基端43及び先端4
4を有している。スリーブ42の基端43は、バルーン
34の先端36の一部45を包囲し、上記バルーンの膨
張を阻止する。スリーブ42の先端44は、管状のシャ
フト32の一部を包囲している。スリーブ42の先端4
4は、管状のシャフト32の対応する円形の溝47に係
合する円形の収縮部(これも図3に示されている)46
を備えており、これにより、管状のシャフト32に対し
てスリーブ42の先端を堅固に且つ取り外し可能に取り
付けている。従って、バルーンを膨張させる間、並び
に、生体の血管の中にバルーンカテーテル31を挿入し
たり、生体の血管からバルーンカテーテル31を引き抜
いたりする間に、上記スリーブの移動は阻止される。
【0024】図1のステント供給装置に関しては、管状
のシャフト32の先端の周囲にスリーブ42を係合さ
せ、収縮部46が円形の溝47にパチンと嵌まるまで、
上記スリーブを管状のシャフト及びバルーン34の先端
36に沿って摺動させるだけで、スリーブ42をバルー
ンカテーテル31に装着することができる。これとは反
対の運動を行わせることにより、スリーブを取り外すこ
とができる。
【0025】本発明の範囲から逸脱することなく、種々
の変形例を考えることができる。
【0026】例えば、図1のステント供給装置は、バル
ーンジャケットを備えるかあるいは備えずに、狭窄部を
拡張するためのバルーンカテーテルとして使用すること
ができる。同様に、図2のバルーンカテーテルは、バル
ーンジャケットを追加するかあるいは追加することな
く、ステント供給装置として使用することができる。
【0027】図1に示すバルーンジャケット18は、別
の態様で、管状のシャフト3に取り付けることができ、
例えば、その先端20を、バルーン5の先端7の位置で
接着し、その基端19を、バルーン5の基端6の位置
で、管状のシャフト3の先端を弾性的に締め付けるよう
にすることができる。
【0028】他のキャッチ手段の組み合わせを用いて、
図1及び図2に示す収縮部16(46)、及び、溝17
(47)と置き換え、スリーブ12(42)の一端部を
管状のシャフト3(32)に取り付けることができる。
例えば、図4に示すように、スリーブ12(42)の円
形の溝51と協働する円形のリブ50を、管状のシャフ
ト3(32)に設けることができる。あるいは、図5に
示すように、管状のシャフト3(32)に丸い円形のリ
ブ52を形成し、該リブに対応する形状を有していて該
リブと協働するエンボス部(拡張部)53を、スリーブ
12(42)に設けることもできる。更に、スリーブの
位置を選択可能とするために、1つのリブと協働する2
又はそれ以上の溝を設けることもできる。また、管状の
シャフト、並びに、スリーブの対応する端部に、互いに
嵌合するネジ部を設けることもできる。更に、スリーブ
12(42)を締め付けるベルト(図6)54を用い、
スリーブを管状のシャフト3(32)の対応する溝55
の中へ変形させることもできる。
【0029】スリーブを管状のシャフトに対して永続的
に取り付ける必要がある場合には、スリーブの対応する
部分を接着又は溶接することにより、そのような永続的
な取り付けを行うことができる。
【0030】バルーンの部分の膨張を阻止するための手
段は、スリーブ以外の形態とすることもでき、例えば、
ガイドワイヤ用の出口が、バルーンよりも基端側にある
場合には、そのような出口よりも先端側にクランプを設
け、また、ガイドワイヤ用の出口が、バルーンよりも先
端側にある場合には、そのような出口よりも基端側にク
ランプを設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化するステント供給装置の断面図
である。
【図2】本発明を具体化するバルーンカテーテルの断面
図である。
【図3】図1のステント供給装置、あるいは、図2のバ
ルーンカテーテルを詳細に示す断面図である。
【図4】図3の細部の変形例を示す断面図である。
【図5】図3の細部の別の変形例を示す断面図である。
【図6】図3の細部の更に別の変形例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1、31 バルーンカテーテル 3、32 管状のシャフト 5、34 拡張バルーン 8、38 ガイドワイヤ管腔 9、39 入口 10、40 ガイドワイヤ 11、41 出口 12、42 スリーブ(バルーン膨張阻止手段) 13、43 基端 14、44 先端 16、46、50、52、54 ラッチ手段 17、47、51、53、55 キャッチ手段 18 バルーンジャケット

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルーンカテーテル(1、31)にし
    て、基端及び先端を有する管状のシャフト(3、32)
    と、先端及び基端を有すると共に、前記管状のシャフト
    の先端付近に取り付けられた、細長い拡張バルーン
    (5、34)と、バルーンの部分の膨張を阻止するよう
    に、前記管状のシャフト(3、32)に固定された手段
    (12、42)とを備えたバルーンカテーテルにおい
    て、 前記管状のシャフト(3、32)は、ガイドワイヤ管腔
    (8、38)を具備しており、該ガイドワイヤ管腔は、
    前記バルーン(5、34)の先端側に設けられる、ガイ
    ドワイヤ(10、40)用の入口(9、39)と、前記
    管状のシャフト(3、32)の基端の先端側に設けられ
    る、前記ガイドワイヤ(10、40)用の出口(11、
    41)とを有しており、前記バルーンの部分の膨張を阻
    止するための前記手段(12、42)は、前記ガイドワ
    イヤ(10)用の出口(11)が、前記バルーン(5)
    の基端側にある場合には、前記出口(11)の先端側に
    おいて、前記管状のシャフト(3)に取り付けられ、ま
    た、前記ガイドワイヤ(40)用の出口(41)が、前
    記バルーン(34)の先端側にある場合には、前記出口
    (41)の基端側において、前記管状のシャフト(3
    2)に取り付けられることを特徴とするバルーンカテー
    テル。
  2. 【請求項2】 請求項1のバルーンカテーテルにおい
    て、前記バルーンの部分の膨張を阻止するための手段
    (12、42)が、前記管状のシャフト(3、32)に
    対して、取り外し可能に取り付けられることを特徴とす
    るバルーンカテーテル。
  3. 【請求項3】 請求項1のバルーンカテーテルにおい
    て、前記バルーンの部分の膨張を阻止するための手段
    (12、42)が、前記管状のシャフト(3、32)に
    対して、永続的に取り付けられることを特徴とするバル
    ーンカテーテル。
  4. 【請求項4】 請求項1のバルーンカテーテルにおい
    て、前記バルーンの部分の膨張を阻止するための手段
    が、基端(13、43)、及び、先端(14、44)を
    有するスリーブ(12、42)を具備しており、前記基
    端及び先端の一方が、前記バルーン(5、34)の付近
    で、前記管状のシャフト(3、32)の一部を包囲し、
    前記基端及び先端の他方が、前記バルーン(5、34)
    の一部を包囲することを特徴とするバルーンカテーテ
    ル。
  5. 【請求項5】 請求項4のバルーンカテーテルにおい
    て、キャッチ手段(17、47、51、53、55)と
    協働し、前記スリーブ(12、42)の一端部を該一端
    部によって包囲された前記管状のシャフト(3、32)
    の部分に取り付けるための、ラッチ手段(16、46、
    50、52、54)を更に備えることを特徴とするバル
    ーンカテーテル。
  6. 【請求項6】 請求項1のバルーンカテーテルにおい
    て、前記バルーン(5)の一部を包囲するための、弾性
    を有するバルーンジャケット手段(18)を更に備え、
    該バルーンジャケット手段は、基端及び先端を有してお
    り、これら基端及び先端の一方が、前記管状のシャフト
    (3)に取り付けられ、また、前記基端及び先端の他方
    が、前記バルーンの部分の膨張を阻止するための手段に
    取り付けられるようになされていることを特徴とするバ
    ルーンカテーテル。
  7. 【請求項7】 バルーンで膨張可能なステント(2)用
    のステント供給装置であって、バルーンカテーテル
    (1,31)を備え、該バルーンカテーテルは、基端及
    び先端を有する管状のシャフト(3,32)と、先端及
    び基端を有すると共に、前記管状のシャフトの先端付近
    に取り付けられた、細長い拡張バルーン(5,34)と
    を備えたステント供給装置において、 前記管状のシャフト(3,32)は、ガイドワイヤ管腔
    (8,38)を具備しており、該ガイドワイヤ管腔は、
    前記バルーン(5,34)の先端側に設けられる、ガイ
    ドワイヤ(10,40)用の入口(9,39)と、前記
    管状のシャフト(3,32)の基端の先端側に設けられ
    る、前記ガイドワイヤ(10,40)用の出口(11,
    41)とを有しており、前記ステント供給装置は更にバ
    ルーンの部分の膨張を阻止するための手段(12,4
    2)を備え、前記バルーンの部分の膨張を阻止するため
    の手段は、前記ガイドワイヤ(10)用の出口(11)
    が前記バルーン(5)の基端側にある場合には、前記出
    口(11)の先端側において、前記管状のシャフト
    (3)に取り付けられ、また、前記ガイドワイヤ(4
    0)用の出口(41)が、前記バルーン(34)の先端
    側にある場合には、前記出口(41)の基端側におい
    て、前記管状のシャフト(32)に取り付けられること
    を特徴とするステント供給装置。
  8. 【請求項8】 請求項7のステント供給装置において、
    前記バルーンの部分の膨張を阻止するための手段(1
    2、42)が、前記管状のシャフト(3、32)に対し
    て、取り外し可能に取り付けられることを特徴とするス
    テント供給装置。
  9. 【請求項9】 請求項7のステント供給装置において、
    前記バルーンの部分の膨張を阻止するための手段(1
    2、42)が、前記管状のシャフト(3、32)に対し
    て、永続的に取り付けられることを特徴とするステント
    供給装置。
  10. 【請求項10】 請求項7のステント供給装置におい
    て、前記バルーンの部分の膨張を阻止するための手段
    が、基端(13、43)、及び、先端(14、44)を
    有するスリーブ(12、42)を具備しており、前記基
    端及び先端の一方が、前記バルーン(5、34)の付近
    で、前記管状のシャフト(3、32)の一部を包囲し、
    前記基端及び先端の他方が、前記バルーン(5、34)
    の一部を包囲することを特徴とするステント供給装置。
  11. 【請求項11】 請求項10のステント供給装置におい
    て、キャッチ手段(17、47、51、53、55)と
    協働し、前記スリーブ(12、42)の一端部を該一端
    部によって包囲された前記管状のシャフト(3、32)
    の部分に取り付けるための、ラッチ手段(16、46、
    50、52、54)を更に備えることを特徴とするステ
    ント供給装置。
  12. 【請求項12】 請求項7のステント供給装置におい
    て、前記バルーン(5)の一部を包囲するための、弾性
    を有するバルーンジャケット手段(18)を更に備え、
    該バルーンジャケット手段は、基端及び先端を有してお
    り、これら基端及び先端の一方が、前記管状のシャフト
    (3)に取り付けられ、また、前記基端及び先端の他方
    が、前記バルーンの部分の膨張を阻止するための手段に
    取り付けられるようになされていることを特徴とするス
    テント供給装置。
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