JP3034145U - 首すじ保護部材および帽子 - Google Patents

首すじ保護部材および帽子

Info

Publication number
JP3034145U
JP3034145U JP1996008289U JP828996U JP3034145U JP 3034145 U JP3034145 U JP 3034145U JP 1996008289 U JP1996008289 U JP 1996008289U JP 828996 U JP828996 U JP 828996U JP 3034145 U JP3034145 U JP 3034145U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hat
neck
sheet
sandwiched
protection member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996008289U
Other languages
English (en)
Inventor
勲 山本
Original Assignee
株式会社山登化学
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社山登化学 filed Critical 株式会社山登化学
Priority to JP1996008289U priority Critical patent/JP3034145U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3034145U publication Critical patent/JP3034145U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】日差しや雨等から人体の首すじを保護する手段
の提供であって、特に、屋外でのスポーツに際して使用
するのに適するようにすること。 【解決手段】帽子2の裾位置から人体の後頭部下部4と
首すじ5とを被覆可能な大きさの柔軟な防護シート6を
設け、該防護シート6の上端縁に、帽子2の裾位置の内
周面に装着された縁布3の内側に挟み込まれる被挟持シ
ート7を装着した首筋保護部材1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、着用者の首すじを日差しや雨等から守るための手段の技術分野に 属する。
【0002】
【従来の技術】
屋外でのスポーツ等においては、寒暑を防ぎ、身なりを整えるために帽子を着 用する。帽子が頭部を覆うことによって、頭を寒さや暑さから守るとともに、装 飾等の役目を果たす。
【0003】 しかし帽子は頭部に被る構造であり、非常に大きな鍔でも形成しない限り、首 すじを保護することはできない。たとい仮に大きな鍔を形成したとしても、その 鍔の存在により行動が阻害されてしまう。強い日差しの中で、首すじがやけてし まったという経験は誰でもしたことがある筈である。このような事態を未然に防 ぐためには、通常、タオルを巻いたりすることが行なわれている。
【0004】 首すじを保護したい理由は日差しばかりではない。雨に当った場合には、帽子 を伝った雨が、首すじを介して衣服内に入ってしまう。風邪の原因などになりや すく、また例えばゴルフ等においは集中力が欠け、いいプレーの妨げとなってし まう。
【0005】
【解決すべき課題及びそのための手段】
そこでこの考案は、風雨や雪等から首すじを保護するための手段である、首す じ保護部材および帽子の提供を課題とする。
【0006】 その構成は、帽子の裾位置から少なくとも人体の首すじを越える部位を被覆可 能な大きさの防護シートの上端縁に、帽子の裾位置の内周面後部に着脱自在に取 付ける取付け手段を形成した首すじ保護部材であることを特徴とする。
【0007】 なお、前記防護シートに、図柄や文字等の意匠を施すとよい。
【0008】 また、前記取付け手段は、帽子の裾位置の内周面に装着された縁布の内側に挟 み込まれる被挟持シートで形成するとよい。
【0009】 さらに、前記被挟持シートの中間部に、帽子のサイズ調節を許容する切欠部を 形成するもよい。
【0010】 より好ましくは、帽子の裾位置から少なくとも人体の首すじを越える部位を被 覆可能な大きさの防護シートの上端縁に、帽子の裾位置の内周面後部に着脱自在 に取付ける取付け手段を形成し、該取付け手段を、帽子の裾位置の内周面に装着 された縁布の内側に挟み込まれる可撓性を有した帯状の被挟持シートで形成し、 該被挟持シートの中間部に、帽子のサイズ調節を許容する切欠部を形成した首す じ保護部材であるとよい。
【0011】 また、前述の首すじ保護部材を備えた帽子であるもよい。
【0012】
【作用及び効果】
すなわち、上述の構成によれば、取付け手段を介して帽子の裾位置の内周面後 部に取付けることによって、防護シートが人体の首すじを越える部位までを覆う 。これにより、日差しを遮り、雨等が首すじに直接垂れるのを阻止する。雨が首 すじに垂れないようにするには、防護シートが必ずしも防水性のものである必要 はなく、ハンカチのような生地であってもよい。
【0013】 なお、防護シートはその上端を帽子の内周面後部に取付けるので、雨が防護シ ートの内側に侵入することはなく、外周面に取り付けたのとは異なり、雨を防ぐ ことが確実に行なえる。また帽子の着用によって、首すじ保護部材は帽子と一体 化されることになるので、振動などによっても外れることはない。このため、ゴ ルフや釣り、登山等のほか、マラソンなどのような常に振動を伴うスポーツにも 適する。
【0014】 請求項2のように、意匠を施すことによって、装飾を始めとして様々な効果を 達成することができる。例えば、名前やゼッケンのような表示をすることにより 、スポーツ競技に最適となる。
【0015】 請求項3のように、取付け手段を被挟持シートで構成すると、帽子には必ずあ る縁布を利用して取付けることができるので、帽子ならば必ず取付けることがで きるとともに、取付け作業も差込むだけで至って簡単である。
【0016】 請求項4のように被挟持シートの中間部に切欠部を形成すると、帽子が後側の スライダによりサイズ調節可能なものである場合でも、取付けることができ、い かなる帽子に対しても取付けることが可能となる。
【0017】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1は首すじ保護部材1の使用状態を示す側面図であり、この図に示すように 、首すじ保護部材1はその上端縁を帽子2の裾位置の内周面後部に着脱自在に取 付けている。帽子2の内周面には、上方が開放した縁布3が取付けられており、 この縁布3の間に挟み込むことによって上述の取付けを行なうのである。
【0018】 すなわち、帽子2の裾位置から人体の後頭部下部4、首すじ5を越える部位を 被覆可能な大きさの防護シート6を形成し、図2に示したように、これの上端縁 6aに、帯状の被挟持シート7を装着している。防護シート6は、表面にアルミ 蒸着を行なった光反射式のものでも、また、防水性を有したもの、ネット状のも の、紫外線カット機能を有するものなど、目的に応じて適宜のものを用いればよ い。なお、この防護シート6は柔軟なものであるほうがよい。肌に当っても違和 感が少ないほうがよいからである。被挟持シート7は、可撓性を有するように、 ポリプロピレン等の合成樹脂を用いて、極薄く形成している。そしてこの長さ方 向の中間部の上部(取付け時に下になる側)には、適宜幅の切欠部8を形成して いる。防護シート6の装着は、被挟持シート7の下端縁に縫着や接着、溶着等に より行なえばよい。
【0019】 上述の切欠部8は、帽子2の後部に設けたスライダ9(図3参照)でサイズ調 節可能にした帽子2にも取付けることができるようにするためのもので、このタ イプの帽子2では、後部の調節部分には縁布3が装着されていないため、切欠部 8によりこれを回避する。
【0020】 首すじ保護部材1の帽子2に対する取付けは、被挟持シート7を反転してその 上端を下に向けた状態で、帽子2の下方から内周面の後部部の縁布3の内側に挟 み込めばよい。これにより、図1に示したような取付け状態が得られ、防護シー ト6が後頭部下部4から首すじ5を覆って、防護シート6の性質に応じて保護す る。つまり、日差しを遮ったり、雨等が首すじ5に直接垂れるのを阻止したりす る。
【0021】 なお、防護シート6はその上端縁6aを帽子2の内周面後部に取付けているの で、雨が防護シート6の内側に侵入することはなく、外周面に取り付けたのとは 異なり、雨を防ぐことが確実に行なえる。また帽子2の着用によって、首すじ保 護部材1は帽子2と一体化されることになるので、振動などによっても外れるこ とはない。このため、ゴルフや釣り、登山等のほか、マラソンなどのような常に 振動を伴うスポーツにも適する。
【0022】 また、取付けは被挟持シート7を挟み込むことで行なうようにしているので、 帽子2には必ずある縁布3を利用して取付けることができる。つまり、帽子2な らば必ず取付けることができるとともに、取付け作業も差込むだけで至って簡単 である。
【0023】 その上、被挟持シート7には切欠部8を形成しているので、帽子2が後側のス ライダ9によりサイズ調節可能なものである場合でも、取付けることができ、サ イズ調節不要な帽子2を含め、いかなる帽子2に対しても取付けることが可能と なる。
【0024】 以下、他の実施例を説明する。 図4の首すじ保護部材1は、切欠部8を被挟持シート7の中間部の全幅に形成 したものである。換言すれば、被挟持シート7を2分割した構成である。取付け は、図5に仮想線で示したように行なえばよい。つまり、被挟持シート7は切欠 部8により非連続となっているので、切欠部8の幅を変えても取付けることがで きる。例えば防護シート6が耳にかさるのが嫌な場合には、切欠部8の幅を狭め ることでその状態を回避できる。
【0025】 図6の首すじ保護部材1は、サイズ調節不要な帽子に取付けるのに適したもの である。適宜形状に形成した防護シート6の折り返した上端縁6aに、防護シー ト6と同一長さの可撓性を有する被挟持シート7を一体に装着している。被挟持 シート7の取付けは、図7に示したように、その上端縁7aを防護シート6の折 り返さない上端縁6aに行ない、枝分かれ状になるように行なうもよいが、この 場合には、帽子2の縁布3に挟持される部分が接着部分の下側だけになるので、 縁布3の幅が広い(深い)帽子2の場合など、挟持が良好に行なえない場合があ るので、図6に示したように一直線になるように装着するとよい。
【0026】 首すじ保護部材1の取付けは、図8に示したように、帽子2(ゴルフ用の麦わ ら帽子)の下方から被挟持シート7を内周面に対応させ、図9に示したように装 着されている縁布3の内側に挟み込めばよい。図10は、首すじ保護部材1を取 付けた帽子2の着用状態の断面を示している。
【0027】 図11は、防護シート6を耳10まで被覆可能な大きさに設定した首すじ保護 部材1を示している。冬などは雨で濡れるほか、風が直接当ることによって冷た く感じるが、防護シート6が耳10を覆って風が直接当るのを阻止するので、防 寒の役目も果たすことができる。図中11は、防護シート6が風に煽られてバタ つくのを抑えるため首の前で連結する紐である。このほか、防護シート6の外周 縁にワイヤを装着して防護シート6に剛性を与えるもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】首すじ保護部材の使用状態の側面図。
【図2】首すじ保護部材の斜視図。
【図3】帽子の一部破断背面図。
【図4】他の実施例に係る首すじ保護部材の斜視図。
【図5】図4の取付け方を示す説明図。
【図6】他の実施例に係る首すじ保護部材の分解斜視
図。
【図7】防護シートと被挟持シートの他の装着例を示す
部分分解斜視図。
【図8】図6の首すじ保護部材と帽子の斜視図。
【図9】帽子の縁布を示す一部破断斜視図。
【図10】図6の首すじ保護部材の使用状態の断面図。
【図11】他の実施例に係る首すじ保護部材の使用状態
の側面図。
【符号の説明】
1…首すじ保護部材 2…帽子 3…縁布 4…後頭部下部 5…首すじ 6…防護シート 6a…上端縁 7…被挟持シート 8…切欠部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帽子の裾位置から少なくとも人体の首すじ
    を越える部位を被覆可能な大きさの防護シートの上端縁
    に、帽子の裾位置の内周面後部に着脱自在に取付ける取
    付け手段を形成した首すじ保護部材。
  2. 【請求項2】前記防護シートに、図柄や文字等の意匠を
    施した請求項1記載の首すじ保護部材。
  3. 【請求項3】前記取付け手段を、帽子の裾位置の内周面
    に装着された縁布の内側に挟み込まれる被挟持シートで
    形成した請求項1または請求項2記載の首すじ保護部
    材。
  4. 【請求項4】前記被挟持シートの中間部に、帽子のサイ
    ズ調節を許容する切欠部を形成した請求項1から請求項
    3のうちのいずれか一項に記載の首すじ保護部材。
  5. 【請求項5】帽子の裾位置から少なくとも人体の首すじ
    を越える部位を被覆可能な大きさの防護シートの上端縁
    に、帽子の裾位置の内周面後部に着脱自在に取付ける取
    付け手段を形成し、該取付け手段を、帽子の裾位置の内
    周面に装着された縁布の内側に挟み込まれる可撓性を有
    した帯状の被挟持シートで形成し、該被挟持シートの中
    間部に、帽子のサイズ調節を許容する切欠部を形成した
    首すじ保護部材。
  6. 【請求項6】前記請求項1から請求項5のうちのいずれ
    か一項に記載の首すじ保護部材を備えた帽子。
JP1996008289U 1996-07-29 1996-07-29 首すじ保護部材および帽子 Expired - Lifetime JP3034145U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996008289U JP3034145U (ja) 1996-07-29 1996-07-29 首すじ保護部材および帽子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996008289U JP3034145U (ja) 1996-07-29 1996-07-29 首すじ保護部材および帽子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3034145U true JP3034145U (ja) 1997-02-14

Family

ID=43168996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996008289U Expired - Lifetime JP3034145U (ja) 1996-07-29 1996-07-29 首すじ保護部材および帽子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3034145U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5081717A (en) Headgear attachment
US5048128A (en) Protective headwear
US5832538A (en) Protective headwear
US5594956A (en) Head bandanna having a headband with closure tabs
US5669075A (en) Hat providing ultra violet radiation protection
US6260206B1 (en) Temperature regulating modular hat
US5448778A (en) Detachable sun shield for caps
US5035006A (en) Convertible mask, ascot and visor garment and method of conversion therebetween
US7398560B1 (en) Hat/visor with brim vent
US4394782A (en) Multi purpose head sweatband
EP0739172B1 (en) An article of headwear
US7188374B2 (en) Hat with scarf
US5161260A (en) Athletic headwear
US5495622A (en) Ventilated hat
US7971278B2 (en) Hat cover and frame
JP4501092B2 (ja) 日除けカバー付き帽子
US6052830A (en) Combined cape and cover for visor or the like
US5664261A (en) Protective headwear
US5960477A (en) Hat with folded rim and visor
CA2244165A1 (en) Visor guard
US20060107440A1 (en) Headwear with multiple bills
US9578913B2 (en) Toboggan style hat with removable visor
JP3034145U (ja) 首すじ保護部材および帽子
KR200399093Y1 (ko) 목도리가 결합된 모자
JP3990434B1 (ja) 帽子用装着具