JP3032874U - 骨 壺 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 故人の個性・信条が引き出され、なおかつ永
久的に他の骨壺と区別でき、故人の骨壺と判断すること
が可能となる。 【解決手段】 骨壺の表面にお客の要望する図案や文字
を彫り込み彫刻する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、火葬した骨を墓地や納骨堂に納骨・保管する骨壺に関するものであ る。

【０００２】

【従来の技術】

従来、骨壺といえば、白色円柱型無地の陶磁器がほとんどで、なかには大理石 の骨壺や故人の命日・姓名・年齢等を、骨壺のふたの裏側に墨字で書いているも のもある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来、骨壺は、葬儀社より葬祭具一式のなかの一部としてしか取り扱われてお らず、葬儀社より用意され統一化された白色円柱型の骨壺がほとんどで故人の個 性・信条が、出ていない。また、墨字で命日・姓名等を記入するため湿気等の問 題から数年で、字がにじみ故人の骨壺と判断することができなくなる等の問題点 を有していた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

このような問題を、解決するために白色円柱型陶磁器の骨壺に、お客の要望す る図案や文字を彫り込み彫刻することによって、故人の個性・信条が引き出され 、なおかつ永久的に他の骨壺と区別でき、故人の骨壺と判断することが可能とな る。

【０００５】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。 図１において、１は骨壺である。骨壺１は、白色円柱型の陶磁器２とその上部 に開閉自在な蓋３が、設けられて構成されている。骨壺１の円柱部には図案や命 日・姓名・年令などの文字４が彫り込まれている。図１は、図案や文字４の一例 を示した物で、平成八年二月十八日・福岡太郎・八十六才と彫り込んだ物である 。また、彫り方については、特に限定しないがサンドブラストやその他一般的に 使用される彫り込み方で図案等が、刻まれる。また、彫り込みの深さについては 、限定するものではないが表面から１ｍｍ前後の彫り込みしたものが好ましい。

【０００６】

【考案の効果】

本考案は、お客の要望する図案や文字を彫り込み彫刻することによって、故人 の個性・信条が引き出され、なおかつ永久的に他の骨壺と区別でき、故人の骨壺 と判断することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】骨壺の正面図である。

【符号の説明】

１ 骨壺 ２ 白色円柱型の陶磁器 ３ 蓋 ４ 文字

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 白色円柱型陶磁器の骨壺の円柱部表面
   に、図案や文字を彫り込んだ事を特徴とする骨壺。