JP3032671U - 牛乳パック回収トレー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 現在の牛乳パック回収運動に、手間暇や見た
目を改善して、より多くの人々の回収運動参加を呼びか
けて、資源再利用に協力をする。 【解決手段】 従来の回収方法に比べ、牛乳パックの縦
２辺を切り上に積み重ねる方法を取るので、集めるスペ
ース及び手間暇を削減できる。又、乾かしてから積み重
ねるため衛生的である。台所等に置きやすいきれいな色
・材質・構造で、各家庭に置かれることで製品自体が牛
乳パック回収による資源再利用をいつも呼び掛ける働き
を果たす。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、プラスチックトレーに、２本の丈夫な軸を設けた台所用品に関する ものである。

【０００２】

【従来の技術】

使用済みの牛乳パックは、各家庭の自主的協力のもとに、洗った後、乾して広 げて集めて回収されている。が、その為か、回収される量はまだまだ極一部分の ように思われる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

使用済みの牛乳パックを、洗った後、乾して広げて集めて回収するのは、手間 暇・見た目・スペースに於いて、各家庭の自主的協力のみに頼るには困難も多い 。そこで、回収トレーとして製品化後、各家庭に置いてもらうことで回収作業を 改善し、より身近にスムーズに、回収運動を展開しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、製品化することで、牛乳パック回収運動を推進できる。従来に比べ 、回収における手間が少なく、集める外観も良い。又、一方で乾かしてから積み 重ねて集めるため衛生的である。新しく牛乳パック回収トレーを置くことで、各 家庭に回収スペースが生まれ、回収運動をより身近にスムーズに展開できる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案は、その構造・材質・価格において製品化されやすく、製品として各家 庭に届けられることで、それぞれの家庭に牛乳パックの回収スペースを生む。回 収運動を進める団体やこれからの企業のイメージの在り方にも貢献出来る製品で ある。又、牛乳パック１本分にゆとりを加えたトレーの幅で置け、回収の手間を 省き、台所の隅等に置けば、後部に積み重ねた牛乳パックは目立たず衛生的に集 められる。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１は各家庭の牛乳パック回収ス ペースとなるトレーである。使用後の牛乳パックを洗った後、２の細軸に逆さに 立てて乾かす。乾いた後３の太軸に縦２辺の切り込みを入れ、切り目が横になる よう逆さに積んで回収する。尚、角軸の長さは牛乳パックの口を開いた長さであ る。トレーに溜った水は２を持ち上げて抜き軸ごと洗える。軸の底、又はトレー の底に吸着盤か、ゴム等安定盤を設けてより安定化を図る。

【０００７】

【考案の効果】

上述の様に、本考案の牛乳パック回収トレーは、明るくきれいな色のプラスチ ック材等で各家庭の台所に牛乳パックの回収スペースを生み、従来の回収に係る 手間を削減して、より多くの人に回収運動に参加してもらうことに役立つ製品で ある。又、牛乳パック１本分にゆとりを加えたトレーの幅に乾かしてから積んで 集めるので、衛生的で見た目に良い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の牛乳パック回収トレーの一実施例を示
す平面図である。

【図２】本考案の牛乳パック回収トレーの一実施例を示
す斜視図である。

【符号の説明】

１．トレー ２．細軸 ３．太軸 ４．受け皿

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 長方形トレーに、使用済みの牛乳パック
   が逆さに立てられる軸を２本設け、１方の軸で乾かした
   後、牛乳パックの角、縦２辺に切り込みを入れ、もう一
   方の軸に順次積み重ねて、回収を促す牛乳パック回収ト
   レー。