JP3032504U - 衣服掛け - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを削減し、ユーザーが個人の好みによ
り、最も需要に適用し、最も優れた使用状態の衣服掛け
を提供する。 【解決手段】 主に底座１０に複数の連結棒２０、複数
の掛け棒３０、一つから二つの連接座５０及び一つのキ
ャップ４０を配合し、連結棒２０と連結棒２０、連接座
５０、キャップ４０又は底座１０に相互挿入し組み合わ
せる結合孔と結合段を設け、それらが互いに挿入結合
し、底座１０に直立した棒状物に組み立て、連結棒２０
と連接座５０に多数の規則又は不規則に配列した挿入孔
が設けられ、異なる形状と長さの掛け棒３０を挿入さ
せ、衣服掛けを組み合わせる。従って、組み立ての労働
と時間のコストを節減でき、更に包装の空間を有効に減
少し、包装材料の使用量を低下し、製造コストを低下す
る経済利益に達する。ユーザーも個人の望みにより多種
の異なる空間形態の組み合わせにより、最も適合で実用
の衣服掛けが得られる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は衣服掛けに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、一般室内に用いられる衣服掛けは、主に底座に直接一本の中柱を直立固 定し、中柱に横方向に複数の掛け棒を組み合わせてなる。このような構造の衣服 掛けを室内に設置する時、底座により中柱を支持し直立に固定し、掛け棒で衣服 又は帽子を放置又は掛ける等の目的に達している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

但し、上記の衣服掛けは固定式構造に属し、工場で製造完成したら、固定した 空間形態となるので、包装材料と運輸コストが大量増加し、且つ予想外のぶつか りにより損害し易く、ユーザーは自由に形態を変化をできず、使用上大きな制限 を受ける。

【０００４】 従来の衣服掛けを固定した空間形態よりなる前記欠点を改良し、衣服掛けを組 み立てる前の部品で供給し、包装材料と運輸コスト低下し、予想外の損害を減少 でき、又ユーザーが自由に組み合わせを変化でき、最も経済的で、最も適用する 効果に達するかは、本考案が克服解決すべき課題である。 本考案の主な目的は、ユーザーに多種の組み合わせ変化ができ、異なる空間形 態の自己組み立て式衣服掛にして、ユーザーが個人の好みにより、最も需要に適 用し、最も優れた使用状態の衣服掛けを提供する。

【０００５】 本考案の他の目的は、相関する部品を分類集中して包装できる自己組み立て式 衣服掛けを提供し、包装の空間を有効に減少し、産業界に包装材料が節減でき、 単位運輸量を上げて、製造コストを低下する経済利益に達する。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的に達する為、本考案は主に底座に複数の連結棒、複数の掛け棒、一つ から二つの連接座及び一つのキャップを配合し、連結棒と連結棒、連接座、キャ ップ又は底座に相互挿入し組み合わせる結合孔と結合段を設け、それらが互いに 挿入結合し、底座に直立した棒状物に組み立て、連結棒と連接座に多数の規則又 は不規則に配列した挿入孔が設けられ、異なる形状と長さの掛け棒を挿入させ、 衣服掛けを組み合わせる。

【０００７】 全ての部品は製造完成してから、分類し集中して包装するので、組み立ての労 働と時間のコストを節減でき、更に包装の空間を有効に減少し、包装材料の使用 量を低下し、単位運輸量を上げて、製造コストを低下する経済利益に達する。又 産業界に有効に利用でき、ユーザーも個人の望みにより多種の異なる空間形態の 組み合わせにより、最も適合で実用の衣服掛けが得られる。

【０００８】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図１の本考案の実施例の分解図に示す通り本実施例は、主として底座１０、連 結棒２０、掛け棒３０、キャップ４０、連接座５０よりなる。 該底座１０は、円形状で適当の大きさの円面積と重量を有し、中央に結合孔１ １が設けられてる。該連結棒２０は複数本あり、中空の棒状体でよく、その上下 端にそれぞれ互いに結合できる結合孔２１と結合段２２を設け、嵌め段２５は底 座１０の結合孔１１連結でき、中段の所に選択的に挿入孔２３を設け、下段の所 に選択的に固定孔２４が設けられ、挿入孔２３は水平孔又は斜めに上向き孔でも よく、任意の連結棒２０の上端又は下端の間に嵌め段２５を設けられる。

【０００９】 該掛け棒３０は数本あり、その一端は任意の形の凸大体でよく、他端は挿入段 ３１である。該ャップ４０の下端に結合孔を設け、連結棒２０の結合段２２と連 結でき、中段の所に挿入孔４１を設けている。 該連接座５０は一つ又は複数あり、その中央に嵌め孔５１が設けられ、連結棒 ２０の嵌め段２５に嵌められ、嵌め段２５にて回転でき、径方向に水平又は斜め の複数の挿入孔５２が設けられている。又固定部品２６は固定孔２４に挿入し、 両連接の連結棒２０の結合を更に固定することもできる。

【００１０】 該連結棒２０と連結棒２０又はキャップ４０との間に設けた結合孔２１及び結 合段２２は、いずれも互いに嵌め込み結合でき、且つ結合孔２１と結合段２２は 又、連結棒２０、連接座５０あるいはキャップ４０との間に設けた掛け棒３０の 末端を挿入させ、水平又は斜め方向の連結組み合わせができ、挿入孔２３、４１ 及び５２と挿入段３１もネジ孔とボルトの構造で結合するのが好ましい。

【００１１】 連接座５０は、連結棒２０の嵌め段２５に嵌め込むが、底座１０上方にある連 接座５０は固定部品１２を必要とし、底座１０の下方から上へ最も下の連結棒２ ０の結合孔内にねじ込み定位し、ユーザーに組み立て又は取り外し、組み合わせ の変化を便利にする。 本実施例は上記部品を利用し、個人の望みにより組み合わせ、底座１０を主体 にして他の分品を支持し、必要により数本の連結棒２０を上下両端の結合孔と結 合段２２を首尾連結し、一本の柱状体に組み合わせ、次に最も下の連結棒２０を 嵌め段２５を底座１０の結合孔１１に挿入し直立に定位し、固定部品１２により 締めつけ固定し、更にキャップ４０を結合孔から最も上の連結棒２０の結合段２ ２に嵌め込み、一体に固定し、キャップ４０に又一対の長い掛け棒３０を挿入し 結合すると、簡便な衣服掛け（図２参照）が組み立てられ、衣服、帽子、ハンド バッグなどの物品を掛けるに使われる。

【００１２】 図３に示す通り、前記キャップ４０を簡易な衣服掛けに製作することもでき、 キャップ４０の上端に結合孔４２を設け、フック４３と固定部品４４と組み合わ せ、共に簡便な衣服掛けが組み立てられ、衣服を掛けるに使われる。 図４と５にそれぞれ本考案の衣服掛けの異なる組み合わせ変化の実施例を示す 。その内、連接座５０と連結棒２０に異なる長さの掛け棒３０を挿入し、前記簡 便な衣服掛けに組み合わせて使用することができる。

【００１３】 本実施例が両連結棒２０の間に設けた連接座５０は、挿入孔５２が水平孔、斜 め向き孔、又は水平孔と斜め向き孔の両者を併存し、更に連結棒２０に設けた挿 入孔２３が中段の所、中段と下段の所にあるので、組み合わせ上、図４と５に示 すような変化ができる。 更に図６に示す通り、前記自己組み立て式衣服掛けの連結棒２０、連接座５０ 、キャップ４０等は、いずれも上下貫通された中空体で、更に電源線６０を固定 部品１２から前記部品を順序よく通して、キャップ４０上端の結合孔４２にて、 別の固定部品１２を配合し、ランプ傘６１を固定する。該ランプ傘６１の内部に ソケット６２と電源線６０を連結し、ランプ６３をソケット６２嵌め込む等の部 品の組み合わせにより、照明装置付き衣服掛け（図７参照）を組み立てられ、該 衣服掛けは、衣服、帽子、ハンドバッグなどの物品を掛けるに使われる外、電灯 スタンドの機能を兼ねる。

【００１４】 本考案の最も主な特徴は、全ての部品は製造完成してから分類集中して包装す るので、組み立ての労働と時間のコストを節減でき、更に包装の空間を有効に減 少し、包装材料の使用量を低下し、単位運輸量を上げて、製造コストを低下する 経済利益に達する。又産業界に有効に利用でき、ユーザーも個人の望みにより多 種の異なる空間形態の組み合わせにより、最も適合で実用の衣服掛けが得られる 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例の立体分解図である。

【図２】本考案の第２実施例の立体組み合わせ図であ
る。

【図３】本考案のキャップがハンガー状態である実施例
である。

【図４】本考案の第３実施例の立体組み合わせ図であ
る。

【図５】本考案の第４実施例の立体組み合わせ図であ
る。

【図６】本考案の第５実施例の立体分解図である。

【図７】本考案の第５実施例の立体組み合わせ図であ
る。

【符号の説明】

１０ 底座 ２０ 連結棒 ３０ 掛け棒 ４０ キャップ ５０ 連接座 ６０ 電源線

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 円形状で中央に結合孔が設けられた底座
   と、 上下端にそれぞれ互いに結合できる結合孔と結合段とを
   設け、且つ前記底座の結合孔と連結でき、それぞれ中
   段、上段又は下段の所に選択的に挿入孔が設けられ、前
   記挿入孔が水平孔又は斜めに上向き孔で、選択的に任意
   の上端又は下端の間に嵌め段を設けられる複数の連結棒
   と、 一端が任意の形の凸大体でよく、他端が挿入段である複
   数の掛け棒と、 下端に結合孔を設け、前記連結棒の結合段と連結できる
   キャップと、 中央に嵌め孔が設けられ、前記連結棒の嵌め段に嵌めら
   れる一つ又は複数の連接座と、 前記連結棒を前記底座の結合孔に結合できる固定部品と
   を備え、 前記底座、前記連結棒、前記掛け棒、前記キャップ、前
   記連接座及び前記固定部品を個人の望みにより任意に変
   化し連結して、異なる空間形態に組み合わせられること
   を特徴とする衣服掛け。
2. 【請求項２】 前記複数の連結棒を中空棒状体に連結さ
   れることを特徴とする請求項１記載の衣服掛け。
3. 【請求項３】 前記連結棒、前記連接座、前記キャップ
   及び前記固定部品は、いずれも上下貫通された中空体で
   あって、電源線を前記固定部品から前記キャップ、前記
   連接座及び前記連結棒を順序よく通して、前記キャップ
   上端の結合孔にてランプ傘を固定し、前記ランプ傘の内
   部にソケットと前記電源線を連結し、ランプを前記ソケ
   ットに嵌め込む部品の組み合わせにより、照明装置付き
   衣服掛けに組み立てられることを特徴とする請求項２記
   載の衣服掛け。