JP3031278B2 - 自動リソースアサイン方式 - Google Patents

自動リソースアサイン方式

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JP3031278B2
JP3031278B2 JP6189997A JP6189997A JP3031278B2 JP 3031278 B2 JP3031278 B2 JP 3031278B2 JP 6189997 A JP6189997 A JP 6189997A JP 6189997 A JP6189997 A JP 6189997A JP 3031278 B2 JP3031278 B2 JP 3031278B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々なサービスで
使用される共通プラットフォームの自動リソースアサイ
ン方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、共通のプラットフォームとして動
作しているサービスプロバイダーが使用するリソース
は、サービスの保留時間などによって左右されるととも
に、様々なサービスで使用された場合、そのリソースの
増設・減設の算出が困難である。
【0003】また、上位サービス仕様が変動(例えばサ
ービスシナリオの変動による共通リソースの保留時間の
変移等)した場合、この変動に応じたリソースをアサイ
ンすることも非常に難しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のリソースアサイン方法では、様々なサービスを考慮し
ながらのサービス仕様の変動に伴うリソースの変更が困
難であり、またそのリソース変更のための複雑な算出手
順が必要とされる等の問題点を有している。
【0005】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、サービスによる
リソースの需要と供給を監視し、その変化に応じて自動
でリソースの増設・減設を実行するリソースアサイン方
式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、サービス提供手段を含むサービスプロバ
イダー部と、共通リソースを供給するリソース管理部
と、タイミング制御により、前記サービスプロバイダー
によるCPUの占有率を監視し、前回監視したCPU占
有率と変化があるか否かを判定し、変化がある場合CP
U使用率遷移報告を出力するCPU占有率監視部と、
イミング制御により、前記リソース管理部によるリソー
ス使用率を監視し、前回監視したリソース使用率と変化
があるか否かを判定し、変化がある場合リソース使用率
遷移報告を出力するリソース使用率監視部と、共通リソ
ースの増設・減設を算出するリソース自動算出部と、を
備え、前記サービスプロバイダー部は、前記リソース管
理部から供給された共通リソースを使用してサービスを
提供し、前記リソース管理部は、前記リソース自動算出
部からの共通リソースの増設・減設要求に基づき共通リ
ソースの増設・減設を行なうと共に、前記サービスプロ
バイダー部に対して共通リソースを提供する手段を含
み、前記リソース自動算出部は、所定のリソース算出測
定時間内に、前記CPU使用率監視部からのCPU占有
率遷移報告を受けた時、該CPU占有率が所定のシステ
ム許容率を超えた場合において、共通リソースの使用率
が所定のしきい値よりも低い時にリソース減設フラグを
ONに設定し、前記リソース算出測定時間終了時に前記
リソース減設フラグがONの状態の場合、リソースの減
設を前記リソース管理部に通知する手段と、前記リソー
ス使用率監視部からリソース使用率遷移報告を受けた
時、該リソース使用率が所定のしきい値を超えた場合に
おいて、システム内の処理に使用される共通リソースで
ある場合、該リソースがビジーである回数を加算し、C
PUの入出力処理に使用される共通I/Oリソースであ
る場合には、前記CPU占有率が所定のシステム許容率
の範囲内であれば、前記リソースのビジーである回数を
加算し、前記リソース算出測定時間内での前記リソース
ビジー回数を計測し、前記リソース算出測定時間終了時
に前記リソースビジー回数が所定の回数を超えた場合、
リソースの増設を前記リソース管理部に対して通知する
手段を含み、前記CPU占有率監視部は、前記サービス
プロバイダー部によるCPUの占有率を監視し、該CP
Uの占有率が変化した場合、該CPUの占有率の遷移
を、CPU占有率遷移報告として前記リソース自動算出
部に通知する手段を含み、前記リソース使用率監視部
は、前記リソース管理部によるリソースの使用状況を監
視し、該リソース使用率が変化した場合、該リソース使
用率の遷移を、リソース使用率遷移報告として、前記リ
ソース自動算出部に通知する手段を含む、ことを特徴と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明の好ましい実施の形態においては、
サービス提供手段を含むサービスプロバイダー部(図1
の20)と、共通リソースを供給する手段を含むリソー
ス管理部(図1の21)と、CPU占有率の監視手段を
含むCPU占有率監視部(図1の22)と、リソース使
用率の監視手段を含むリソース使用率監視部(図1の2
3)と、共通リソースの増設・減設を算出する手段を含
むリソース自動算出部(図1の24)と、を備えて構成
されている。
【0008】サービスプロバイダー部(図1の20)
は、リソース管理部(図1の21)から供給された共通
リソースを使用してサービスを提供する手段を含む。
【0009】リソース管理部は、前記リソース自動算出
部からの共通リソースの増設・減設要求に基づき共通リ
ソース(共通リソース・共通I/Oリソース)の増設・
減設を行ない、サービスプロバイダー部に対して共通リ
ソースを提供する手段を含む。
【0010】リソース自動算出部(図1の24)は、リ
ソース算出測定時間内にCPU占有率監視部(図1の2
2)からのCPU占有率遷移報告を受けた時、そのCP
U占有率がCPUシステム許容率を超えた場合、共通リ
ソース(共通リソース・共通I/Oリソース)の使用率
がリソース減設起動リソース使用率よりも低い時、リソ
ース減設フラグをONに設定し、リソース算出測定時間
終了時に、そのリソース減設フラグがONの状態なら
ば、リソースの減設をリソース管理部(図1の21)に
通知する手段と、リソース使用率監視部(図1の23)
からリソース使用率遷移報告を受けた時、そのリソース
使用率がリソース増設起動リソース使用率を超えた場
合、一般的にシステム内の処理に使用される共通リソー
スならば、リソースビジー回数(図2の29)を加算
し、特に、CPUの入出力(I/O)処理に使用され共
通I/Oリソースならば、CPU占有率がCPUシステ
ム許容率の範囲内であればリソースビジー回数を加算
し、リソース算出測定時間内でのリソースビジー回数を
計測し、リソース算出測定時間終了時に、このリソース
ビジー回数がリソース増設起動回数を超えた場合、リソ
ースの増設をリソース管理部に通知する手段を含む。
【0011】CPU使用率監視部(図1の22)は、サ
ービスプロバイダーによるCPUの占有率を監視し、そ
のCPU占有率が変化した場合、CPU占有率の遷移を
前記リソース自動算出部(図1の24)に報告する手段
を含む。
【0012】リソース使用率監視部(図1の23)は、
リソース管理部によるリソースの使用状況を監視し、そ
のリソース使用率の遷移を前記リソース自動算出部(図
1の24)に報告する。
【0013】本発明の実施の形態においては、様々なサ
ービスで使用する共通リソースに対して、リソース使用
状況とそのリソースを使用するCPU占有率を監視し、
タイミング制御処理によりリソース増設起動リソース使
用率、リソース減設起動リソース使用率によりリソース
の需要と供給を判断し、共通リソースの自動アサインを
可能とする。
【0014】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例の自動リソース
アサイン方式の構成を機能ブロック図にて示したもので
ある。
【0016】図1を参照して、本実施例に係る自動リソ
ースアサイン方式は、サービスを提供するサービスプロ
バイダー部20と、共通リソースを供給するリソース管
理部21と、CPU占有率の監視するCPU占有率監視
部22と、リソース使用率の監視するリソース使用率監
視部23と、共通リソースの増設・減設を算出するリソ
ース自動算出部24と、を備えて構成されている。
【0017】サービスプロバイダー部20は、リソース
管理部21から供給された共通リソース80を用いてサ
ービスを提供する。
【0018】リソース管理部21は、リソース自動算出
部24からのリソースの増設・減設要求85に基づき、
共通リソース(共通リソース・共通I/Oリソース)の
増設・減設を行ない、サービスプロバイダー部20に、
共通リソースを提供する。
【0019】リソース自動算出部24は、リソース算出
測定時間T1(図3のリソース使用率遷移図参照)内
に、CPU占有率監視部22からCPU占有率遷移報告
83を受けた時、そのCPU占有率がCPUシステム許
容率L3(図4のCPU占有率遷移図参照)を超えた場
合、共通リソース(共通リソース・共通I/Oリソー
ス)の使用率がリソース減設起動リソース使用率L2
(図3参照)よりも低い時、リソース減設フラグ28
(図2参照)をONに設定し、リソース算出測定時間T
1終了時に、このリソース減設フラグ28がONの状態
ならば、リソースの減設85をリソース管理部21に通
知する。
【0020】これと共に、リソース自動算出部24は、
リソース使用率監視部23からリソース使用率遷移報告
84を受けた時、そのリソース使用率がリソース増設起
動リソース使用率L1(図3参照)を超えた場合、一般
的にシステムの処理に使用される共通リソースならば、
リソースビジー回数29(図2参照)を加算し、特に、
CPUの入出力(I/O)処理に使用される共通I/O
リソースならば、CPU占有率がCPUシステム許容率
L3の範囲内であればリソースビジー回数29(図2参
照)を加算し、リソース算出測定時間T1内でのリソー
スビジー回数29を計測し、リソース算出測定時間T1
終了時にリソースビジー回数29がリソース増設起動回
数30(図2参照)を超えた場合、リソースの増設85
をリソース管理部21に通知する。
【0021】CPU占有率監視部22は、サービスプロ
バイダー部20によるCPUの占有率を監視81し、そ
のCPU占有率が変化した場合には、CPU占有率遷移
報告83をリソース自動算出部24に通知する。
【0022】リソース使用率監視部23は、リソース管
理部21によるリソースの使用状況を監視82し、その
リソース使用率が変化した場合には、リソース使用率遷
移報告84をリソース自動算出部24に報告する。
【0023】図2は、本実施例の自動リソースアサイン
方式のリソース制御データを示す図である。図2におい
て、25は現在のリソース数、26はリソース増設数、
27はリソース減設数、28はリソース減設フラグ、2
9はリソースビジー回数、30はリソース増設起動回数
を示す。これらのリソース制御データはメモリ、レジス
タ等の記憶装置に実装できる他、リソースビジー回数2
9等は例えばカウンタによっても実現される。
【0024】図3は、本実施例の自動リソースアサイン
方式のリソース使用率遷移図である。図3は、リソース
使用率と時間との関係を示し、縦軸は、リソース使用率
を示し、横軸は時間を示す。
【0025】図3を参照して、リソース増設要求を起動
するためのリソース増設起動リソース使用率を縦軸L1
に示し、リソース減設要求を起動するためのリソース減
設起動リソース使用率を縦軸L2に示す。タイミング制
御により起動するリソース算出測定時間を横軸T1に示
す。リソース使用率がリソース増設起動リソース使用率
を超えた場合に起動するリソースビジー単位時間をT2
に示す。
【0026】図4は、本実施例の自動リソースアサイン
方式のCPU占有率遷移図である。図4は、CPU占有
率と時間との関係を示す。縦軸はCPU占有率を示し、
横軸は時間を示す。CPUシステム許容率を縦軸L3に
示す。
【0027】次に本実施例の動作について説明する。
【0028】図5は、本実施例の自動リソースアサイン
方式のCPU占有率監視部22の処理フローを示すフロ
ーチャートである。図5を参照して、CPU占有率監視
部22は、タイミング制御により、CPUの占有率を監
視し(ステップ31)、前回監視したCPU占有率と変
化があるか否かを判定する(ステップ32)。
【0029】変化がある場合には(ステップ32のYe
s分岐)、CPU占有率遷移報告をリソース自動算出部
24に通知する(ステップ33)。
【0030】図6は、本実施例の自動リソースアサイン
方式のリソース使用率監視部の処理フローを示すフロー
チャートである。図6を参照して、リソース使用率監視
部23は、タイミング制御によりリソース使用率を監視
し(ステップ34)、前回監視したリソース使用率と変
化があるか否かを判定する(ステップ35)。
【0031】変化がある場合には、リソース使用率遷移
報告をリソース自動算出部24に送る(ステップ3
6)。
【0032】図7は、本実施例の自動リソースアサイン
方式のリソース自動算出部のリソース使用率遷移報告書
受信に対する処理を示すフローチャートである。図7を
参照して、リソース自動算出部24は、ステップ37で
リソース使用率遷移報告を入力した場合には、CPU占
有率がCPUシステム許容率L3よりも小さいか否かを
判定する(ステップ38)。CPU占有率の方がCPU
システム許容率L3よりも小さい場合には(ステップ3
8のYes分岐)、リソース使用率がリソース増設起動
リソース使用率L1よりも大きいか否かを判定する(ス
テップ39)。
【0033】リソース使用率の方がリソース増設起動リ
ソース使用率L1よりも大きい場合(ステップ39のY
es分岐)、そのリソースにリソースビジー単位時間T
2が起動されているか否かを判定する(ステップ4
0)。
【0034】リソースビジー単位時間T2が起動されて
いなければ(ステップ40のNo分岐)、リソースビジ
ー回数29を1加算し(ステップ41)、リソースビシ
ー単位時間T2を起動する(ステップ42)。
【0035】ステップ39でリソース使用率の方が小さ
いか、またはステップ40の判定において、リソースビ
ジー単位時間T2が起動されているならば、処理は終了
する。
【0036】ステップ38において、CPU占有率の方
がCPUシステム許容率L3と等しい位か、大きい場合
には(ステップ38のNo分岐)、リソース使用率がリ
ソース減設起動リソース使用率L2よりも小さいか否か
を判定する(ステップ43)。
【0037】リソース使用率の方がリソース減設起動リ
ソース使用率L2よりも小さい場合(ステップ43のY
es分岐)、そのリソースのリソース減設フラグがOF
Fか否かを判定する(ステップ44)。リソース減設フ
ラグがOFFの場合には(ステップ44のYes分
岐)、リソース減設フラグをONに設定する(ステップ
45)。
【0038】ステップ43において、リソース使用率が
リソース減設起動リソース使用率L2に等しいかまたは
大きい場合には、ソース減設フラグをOFFに設定する
(ステップ46)。
【0039】図8は、本実施例の自動リソースアサイン
方式のリソース自動算出部24のCPU占有率遷移報告
受信に対する処理を示すフローチャートである。図8を
参照して、リソース自動算出部24は、ステップ47で
CPU占有率遷移報告を入力した場合には、CPU占有
率がCPUシステム許容率L3よりも小さいか否かを判
定する(ステップ48)。CPU占有率の方が小さい場
合には、特に、CPUの入出力(I/O)処理に使用さ
れる共通I/Oリソースに対して処理を実施するため
に、共通I/Oリソースか否かを判定する(ステップ4
9)。
【0040】共通I/Oリソースの場合には(ステップ
49のYes分岐)、リソース使用率がリソース増設起
動リソース使用率L1(図3参照)よりも大きいか否か
を判定する(ステップ50)。リソース使用率の方がL
1よりも大きい場合には、そのリソースにリソースビジ
ー単位時間T2(図3参照)が起動されているか否かを
判定する(ステップ51)。リソースビジー単位時間T
2が起動されていなければ(ステップ51のN分岐)、
リソースビジー回数29(図2参照)を1加算し(ステ
ップ52)、リソースビジー単位時間T2を駆動する
(ステップ53)。一般的にシステム内の処理の使用さ
れる共通リソースの場合には、処理は終了する。
【0041】また、リソース使用率がL1以下の場合
(ステップ50のNo分岐)、もしくはリソースビジー
単位時間T2が起動されているならば(ステップ51の
Yes分岐)、処理は終了する。
【0042】またCPU占有率がL3以上の大きい場合
に(ステップ48のNo分岐)は、リソース使用率がリ
ソース減設起動リソース使用率L2よりも小さいか否か
を判定する(ステップ54)。リソース使用率の方がL
2よりも小さい場合には(ステップ54のYes分
岐)、当該リソースのリソース減設フラグ28(図2参
照)がOFFか否かを判定する(ステップ55)。そし
て、リソース減設フラグ28がOFFの場合には(ステ
ップ55のYes分岐)、リソース減設フラグ28をO
Nに設定する(ステップ56)。
【0043】リソース使用率がL2以上の場合には、リ
ソース減設フラグ28をOFFに設定する(ステップ5
7)。
【0044】図9は、本実施例の自動リソースアサイン
方式のリソース自動算出部24のリソースビジー単位時
間のタイムアウト報告に対する処理を示すフローチャー
トである。図9を参照して、リソース自動算出部24
は、ステップ58で、リソースビジー単位時間T2タイ
ムアウト報告を入力した場合、共通I/Oリソースに対
して処理を実施するために、共通I/Oリソースか否か
を判定する(ステップ59)。共通I/Oリソースの場
合には(ステップ59のYes分岐)、CPU占有率が
CPUシステム許容率L3よりも小さいか否かを判定す
る(ステップ60)。CPU占有率の方がL3よりも小
さい場合には(ステップ60のYes分岐)、リソース
使用率がリソース増設起動リソース使用率L1よりも大
きいか否かを判定する(ステップ61)。リソース使用
率の方がL1よりも大きい場合には(ステップ61のY
es分岐)、リソースビジー回数29(図2参照)を1
加算し(ステップ62)、リソースビジー単位時間T2
を起動する(ステップ63)。
【0045】一方、リソース使用率がL1以下の場合
(ステップ61のNo分岐)、処理は終了する。また、
CPU占有率がL3以上の場合にも(ステップ60のN
o分岐)、処理は終了する。そして、共通リソースの場
合には(ステップ59のNo分岐)、ステップ61に移
行し、リソース使用率がリソース増設起動リソース使用
率L1よりも大きいか否かを判定する。
【0046】図10は、本実施例の自動リソースアサイ
ン方式のリソース算出測定時間のタイムアウト報告に対
する処理を示すフローチャートである。図10を参照し
て、リソース自動算出部24は、ステップ64でリソー
ス算出測定時間T1タイムアウト報告を入力した場合、
リソースビジー回数29がリソース増設起動回数30よ
り小さいか否かを判定する(ステップ65)。リソース
ビジー回数29の方がリソース増設起動回数30(図2
参照)よりも大きい場合には(ステップ65のYes分
岐)、リソース増設要求66をリソース管理部21に通
知し(ステップ66)、リソースビジー回数29をリセ
ットする(ステップ57)。
【0047】一方、リソースビジー回数29がリソース
増設起動回数30以下の場合には(ステップ65のNo
分岐)、リソース減設フラグ28がONか否かを判定す
る(ステップ68)。リソース減設フラグ28がONの
場合(ステップ68のYes分岐)、リソース減設要求
69をリソース管理部21に通知し、リソース減設フラ
グ28をOFFに設定し(ステップ70)、次にステッ
プ67でリソースビジー回数29をリセットする。
【0048】図11(a)、図11(b)は、本実施例
の自動リソースアサイン方式のリソース管理部21のリ
ソース増設及び減設要求に対する処理をそれぞれ示すフ
ローチャートである。図11(a)を参照して、リソー
ス管理部21は、ステップ71でリソース増設要求報告
を入力した場合、現在のリソース数25にリソース増設
数26を加算する(ステップ72)。また、図11
(b)を参照して、リソース管理部21は、ステップ7
3でリソース増設要求報告を入力した場合、現在のリソ
ース数25からリソース減設数27を減算する(ステッ
プ74)。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
様々なサービスで使用する共通リソースを需要と供給に
より自動アサインするように構成したことにより、サー
ビス仕様によるリソース設定変更が不要となり、また、
トラヒックなどの収集を基とした複雑なリソース算出手
順も不要とするという効果を奏する。さらに、本発明に
よれば、サービス・トラヒックの遷移に応じて常に適切
なリソースが自動にアサインできるという利点も有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動リソースアサイン方式
の機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の自動リソースアサイン方式
におけるリソース制御データ図である。
【図3】本発明の一実施例を説明するための図であり、
リソース使用率の遷移図である。
【図4】本発明の一実施例を説明するための図であり、
CPU占有率の遷移図である。
【図5】本発明の一実施例におけるCPU占有率監視部
の処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例におけるリソース使用率監視
部の処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例におけるリソース自動算出部
のリソース使用率遷移報告書受信に対する処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例におけるリソース自動算出部
のCPU占有率遷移報告受信に対する処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例におけるリソース自動算出部
のリソースビジー単位時間のタイムアウト報告に対する
処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例におけるリソース算出測定
時間のタイムアウト報告に対する処理を説明するための
フローチャートである。
【図11】本発明の一実施例におけるリソース管理部の
リソース増設・減設要求に対する処理を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
20 サービスプロバイダー部 21 リソース管理部 22 CPU占有率監視部 23 リソース使用率監視部 24 リソース自動算出部 25 現在のリソース数 26 リソース増設数 27 リソース減設数 28 リソース減設フラグ 29 リソースビジー回数 30 リソース増設起動回数 81 CPU占有率監視 82 リソース使用率監視 83 CPU占有率遷移報告 84 リソース使用率遷移報告 85 リソース増設・減設要求 86 リソース供給 L1 リソース増設起動リソース使用率 L2 リソース減設起動リソース使用率 L3 CPUシステム許容率 T1 リソース算出測定時間 T2 リソースビジー単位時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/177 674 H04L 12/56 EPAT(QUESTEL) INSPEC(DIALOG) JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サービス提供手段を含むサービスプロバイ
    ダー部と、 共通リソースを供給するリソース管理部と、タイミング制御により、前記サービスプロバイダーによ
    CPUの占有率を監視し、前回監視したCPU占有率
    と変化があるか否かを判定し、変化がある場合CPU使
    用率遷移報告を出力するCPU占有率監視部と、タイミング制御により、前記リソース管理部による リソ
    ース使用率を監視し、前回監視したリソース使用率と変
    化があるか否かを判定し、変化がある場合リソース使用
    率遷移報告を出力するリソース使用率監視部と、 共通リソースの増設・減設を算出するリソース自動算出
    部と、 を備え、 前記サービスプロバイダー部は、前記リソース管理部か
    ら供給された共通リソースを使用してサービスを提供
    し、 前記リソース管理部は、前記リソース自動算出部からの
    共通リソースの増設・減設要求に基づき共通リソースの
    増設・減設を行なうと共に、前記サービスプロバイダー
    部に対して共通リソースを提供する手段を含み、 前記リソース自動算出部は、所定のリソース算出測定時
    内に、前記CPU使用率監視部からのCPU占有率遷
    移報告を受けた時、該CPU占有率が所定のシステム許
    容率を超えた場合において、共通リソースの使用率が所
    定のしきい値よりも低い時にリソース減設フラグをON
    に設定し、前記リソース算出測定時間終了時に前記リソ
    ース減設フラグがONの状態の場合、リソースの減設を
    前記リソース管理部に通知する手段と、 前記リソース使用率監視部からリソース使用率遷移報告
    を受けた時、該リソース使用率が所定のしきい値を超え
    た場合において、システム内の処理に使用される共通リ
    ソースである場合、該リソースがビジーである回数を加
    算し、CPUの入出力処理に使用される共通I/Oリソ
    ースである場合には、前記CPU占有率が所定のシステ
    ム許容率の範囲内であれば、前記リソースのビジーであ
    る回数を加算し、前記リソース算出測定時間内での前記
    リソースビジー回数を計測し、前 記リソース算出測定時
    間終了時に前記リソースビジー回数が所定の回数を超え
    た場合、リソースの増設を前記リソース管理部に対して
    通知する手段を含み、 前記CPU占有率監視部は、前記サービスプロバイダー
    部によるCPUの占有率を監視し、該CPUの占有率が
    変化した場合、該CPUの占有率の遷移を、CPU占有
    率遷移報告として前記リソース自動算出部に通知する手
    段を含み、 前記リソース使用率監視部は、前記リソース管理部によ
    るリソースの使用状況を監視し、該リソース使用率が変
    化した場合、該リソース使用率の遷移を、リソース使用
    率遷移報告として、前記リソース自動算出部に通知する
    手段を含む、 ことを特徴とする自動リソースアサイン方式。
  2. 【請求項2】タイミング制御によりリソース使用率を監
    視する手段と、 タイミング制御により CPU占有率を監視する手段と、 リソース使用率が予め定められたしきい値を超えた回数
    を計測し、所定の測定時間内に前記しきい値を超えた回
    数が所定の回数を超えた場合にリソースを増設するよう
    に制御し、その際、リソース種別によっては、リソース
    使用率が前記しきい値を超えた場合の前記CPU占有率
    が所定の許容率を超えていた場合にはリソースの増設は
    行わないように制御する手段と、 CPU占有率が前記許容率を超えた場合において、リソ
    ース使用率が予め定められたしきい値よりも低い時にリ
    ソースを減設するように制御する手段と、 を備えた ことを特徴とする自動リソースアサイン方式。
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