JP3028885B2 - ベクトル量子化装置 - Google Patents

ベクトル量子化装置

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JP3028885B2 JP4292943A JP29294392A JP3028885B2 JP 3028885 B2 JP3028885 B2 JP 3028885B2 JP 4292943 A JP4292943 A JP 4292943A JP 29294392 A JP29294392 A JP 29294392A JP 3028885 B2 JP3028885 B2 JP 3028885B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベクトルの系列を複数
個ごとに区切り、そのブロック単位でまとめて量子化す
るベクトル量子化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のベクトル量子化装置の構成
を示している。図2において、21は符号化側において
入力ベクトルを量子化するベクトル量子化手段であり、
22は復号化側においてベクトル量子化符号からベクト
ルを復号するベクトル復号手段である。
【0003】以上のように構成されたベクトル量子化装
置について、以下その動作を説明する。符号化側で入力
ベクトルに対して、ベクトル量子化手段21により予め
蓄えられたベクトルのテーブルから歪が最小となるベク
トルを選び、その符号(ベクトル量子化符号)を出力す
る。そして、復号化側で、ベクトル復号手段22が、符
号化側で得られたベクトル量子化符号を入力として、そ
れに対するベクトルを復号する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のベクトル量子化装置では、ベクトル系列の各ベクト
ルを独立に量子化するため、少ないビット数でベクトル
量子化を行なうと、量子化精度が低下するという問題を
有していた。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、ベクトル系列を複数のベクトルからなるブロック単
位でまとめ、ベクトル間の相関性を利用して、少ないビ
ット数で高い量子化精度で量子化を行なうことのできる
優れたベクトル量子化装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ベクトル系列の各ブロックの最後尾ベク
トルを量子化する最後尾ベクトル量子化手段と、一つ前
のブロックの最後尾ベクトルを現ブロックで得るための
ブロック単位遅延手段と、ブロックの最後尾ベクトルを
除く各ベクトルを、現ブロック最後尾ベクトルおよび前
ブロック最後尾ベクトルから補間により予測し、その差
分ベクトルを生成する補間差分ベクトル生成手段と、こ
の補間差分ベクトル生成手段から得られた各補間差分ベ
クトルを量子化する補間差分ベクトル量子化手段とを備
え、復号化側に、最後尾ベクトル量子化符号から最後尾
ベクトルを復号する最後尾ベクトル復号手段と、最後尾
ベクトルを除く各ベクトルの補間差分ベクトル量子化符
号から補間差分ベクトル復号する補間差分ベクトル復号
手段と、最後尾ベクトルを1ブロック遅延させるブロッ
ク単位遅延手段と、現ブロック最後尾復号ベクトル、前
ブロック最後尾復号ベクトルおよび補間差分ベクトルか
ら最後尾ベクトルを除く各ベクトルを復号するベクトル
復号手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】本発明は、上記構成により、ベクトル系列を複
数のベクトルからなるブロック単位にまとめ、各ブロッ
クの最後尾ベクトルを量子化した後、それ以外のベクト
ルを前ブロックおよび現ブロックの最後尾ベクトルを用
いて補間により予測し、その差分ベクトルを量子化する
ことによってベクトル間での相関性を利用することがで
き、より少ないビット数で高い精度の量子化を行なうこ
とができる。ベクトル系列は、例えば音声の声道スペク
トルを表わすパラメータベクトルのように、ベクトル間
での相関性を有することが多く、その際には、上記のよ
うに前後のベクトルから補間により予測することにより
少ないビット数で高精度の量子化を行なうことができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
ベクトル量子化装置の構成を示すものである。図1にお
いて、11から14までは符号化側の手段を示し、11
はベクトル系列の各ブロックの最後尾ベクトルを量子化
する最後尾ベクトル量子化手段、12は一つ前のブロッ
クの最後尾ベクトルを現ブロックで得るためのブロック
単位遅延手段、13はブロックの最後尾ベクトルを除く
各ベクトルを、現ブロック最後尾ベクトルおよび前ブロ
ック最後尾ベクトルから補間により予測し、その差分ベ
クトルを生成する複数の補間差分ベクトル生成手段、1
4は各補間差分ベクトル生成手段13から得られた補間
差分ベクトルを量子化する複数の補間差分ベクトル量子
化手段である。一方、15から18までは復号化側の手
段を示し、15は最後尾ベクトル量子化符号から最後尾
ベクトルを復号する最後尾ベクトル復号手段、16は最
後尾ベクトルを除く各ベクトルの補間差分ベクトル量子
化符号から補間差分ベクトル復号する複数の補間差分ベ
クトル復号手段、17は最後尾ベクトルを1ブロック遅
延させるブロック単位遅延手段、18は現ブロック最後
尾復号ベクトル、前ブロック最後尾復号ベクトルおよび
補間差分ベクトルから最後尾ベクトルを除く各ベクトル
を復号する複数のベクトル復号手段である。
【0009】以上のように構成されたベクトル量子化装
置について、以下その動作をN個のベクトルをブロック
単位としてまとめて量子化する場合を例にして説明す
る。まず、符号化側において、最後尾ベクトル(第Nベ
クトル)を最後尾ベクトル量子化手段11により量子化
する。そして、ブロック単位遅延手段12により得られ
た前ブロックの量子化最後尾ベクトルと現ブロック量子
化最後尾ベクトルを用いて、補間差分ベクトル生成手段
13により、ブロックの最後尾ベクトルを除く各ベクト
ルを補間により予測し、その差分ベクトルを生成する。
N=2(2ベクトルx1 ,x2 )として、この差分ベク
トルd1 ={d(i),(i=1, 2,・・・ M) }(Mはベクト
ル次元数)を式で表わすと、以下のようになる。
【0010】
【数1】
【0011】次に、復号化側において、最後尾ベクトル
復号手段15により、最後尾ベクトル量子化符号から最
後尾ベクトルを復号する。また、補間差分ベクトル復号
手段16により、最後尾ベクトルを除く各ベクトルの補
間差分ベクトル量子化符号から補間差分ベクトルを復号
する。そして、ブロック単位遅延手段17により得られ
た前ブロック最後尾復号ベクトルと現ブロック最後尾符
号ベクトルと補間差分ベクトルとを入力として、ベクト
ル復号手段18により最後尾ベクトルを除く各ベクトル
を復号する。
【0012】このように、本実施例によれば、ベクトル
系列を複数個のベクトルからなるブロック単位にまと
め、各ブロックの最後尾ベクトルを量子化した後、それ
以外のベクトルを前ブロックおよび現ブロックの最後尾
ベクトルを用いて補間により予測し、その差分ベクトル
を量子化することによってベクトル間での相関性を利用
することができ、より少ないビット数で高い精度の量子
化を行なうことができる。
【0013】なお、上記実施例の補間差分ベクトル生成
手段13において、ベクトルの補間による予測を行なう
際、(1)式のように、補間係数aとしてベクトルの次
数によらない定数値を用いる代わりに、補間係数ベクト
ルa={a(i)、(i=1,2,・・・M))で表わし、予め蓄えられ
たテーブルの中から最適なベクトル
【0014】
【数2】 を選択し、それにより補間を行なって差分ベクトルを生
成するように構成してもよい。この場合、N=2(2ベ
クトルx1 、x2 )として、この差分ベクトルd 1
{d(i)、(i=1,2,・・・M)}を式で表わすと以下のようにな
る。
【0015】
【数3】
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ベクト
ル系列を複数個のベクトルからなるブロック単位にまと
め、各ブロックの最後尾ベクトルを量子化した後、それ
以外のベクトルを前ブロックおよび現ブロックの最後尾
ベクトルを用いて補間により予測し、その差分ベクトル
を量子化することによってベクトル間での相関性を利用
することができ、より少ないビット数で高い精度の量子
化を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるベクトル量子化装置
の概略ブロック図
【図2】従来例におけるベクトル量子化装置の概略ブロ
ック図
【符号の説明】
11 最後尾ベクトル量子化手段 12 ブロック単位遅延手段 13 補間差分ベクトル生成手段 14 補間差分ベクトル量子化手段 15 最後尾ベクトル復号手段 16 補間差分ベクトル復号手段 17 ブロック単位遅延手段 18 ベクトル復号手段 21 ベクトル量子化手段 22 ベクトル復号手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 19/00,101:10 H03M 7/30 G06F 15/66 H04B 14/04 H04N 7/13

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベクトルの系列を複数個ごとに区切り、
    そのブロック単位でまとめて量子化するベクトル量子化
    装置の符号化側に、ベクトル系列の各ブロックの最後尾
    ベクトルを量子化する最後尾ベクトル量子化手段と、一
    つ前のブロックの最後尾ベクトルを現ブロックで得るた
    めのブロック単位遅延手段と、ブロックの最後尾ベクト
    ルを除く各ベクトルを、現ブロック最後尾ベクトルおよ
    び前ブロック最後尾ベクトルから補間により予測し、そ
    の差分ベクトルを生成する補間差分ベクトル生成手段
    と、前記補間差分ベクトル生成手段から得られた各補間
    差分ベクトルを量子化する補間差分ベクトル量子化手段
    とを備え、復号化側に、最後尾ベクトル量子化符号から
    最後尾ベクトルを復号する最後尾ベクトル復号手段と、
    最後尾ベクトルを除く各ベクトルの補間差分ベクトル量
    子化符号から補間差分ベクトル復号する補間差分ベクト
    ル復号手段と、最後尾ベクトルを1ブロック遅延させる
    ブロック単位遅延手段と、現ブロック最後尾復号ベクト
    ル、前ブロック最後尾復号ベクトルおよび補間差分ベク
    トルから最後尾ベクトルを除く各ベクトルを復号するベ
    クトル復号手段とを備えたベクトル量子化装置。
  2. 【請求項2】 符号化側の補間差分ベクトル生成手段
    が、各ベクトルを補間する際の補間係数ベクトルとして
    予め蓄えられたテーブルの中から最適なベクトルを選択
    してそれにより補間を行ない、復号化側でも符号化側で
    選択された係数ベクトルを用いて同様な補間を行なって
    ベクトルを復号する請求項1記載のベクトル量子化装
    置。
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