JP3028568U - 引上げ式カーテン - Google Patents
引上げ式カーテンInfo
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- JP3028568U JP3028568U JP1996002203U JP220396U JP3028568U JP 3028568 U JP3028568 U JP 3028568U JP 1996002203 U JP1996002203 U JP 1996002203U JP 220396 U JP220396 U JP 220396U JP 3028568 U JP3028568 U JP 3028568U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】カーテン生地の下縁部を任意高さに引上げた状
態に保持できる引上げ式カーテンを提供する。 【解決手段】カーテン生地の下部生地面に形成した各紐
挿通孔に結止め紐を挿通し、カーテン生地の下縁側中央
部を任意高さに引上げてなる集束部に結止め紐を周回又
は巻回して結止め固定することで、結止め紐の結止め目
を中心としてカーテン生地の下縁部が左右均等に垂下さ
れ、所定の引上げ状態を保持できる。紐部材の上端側を
挿通する紐挿通孔の高さ位置に対応してカーテン生地の
集束部を任意高さに引上げ調節できる。複数又は多数の
各紐挿通孔に結止め紐を挿通して集束部を結止め固定す
ることで、カーテン生地の下縁部が一方に片寄ったり、
下縁部の垂下量が変動したりするのを防止でき、カーテ
ン生地の引上げ状態が安定する。
態に保持できる引上げ式カーテンを提供する。 【解決手段】カーテン生地の下部生地面に形成した各紐
挿通孔に結止め紐を挿通し、カーテン生地の下縁側中央
部を任意高さに引上げてなる集束部に結止め紐を周回又
は巻回して結止め固定することで、結止め紐の結止め目
を中心としてカーテン生地の下縁部が左右均等に垂下さ
れ、所定の引上げ状態を保持できる。紐部材の上端側を
挿通する紐挿通孔の高さ位置に対応してカーテン生地の
集束部を任意高さに引上げ調節できる。複数又は多数の
各紐挿通孔に結止め紐を挿通して集束部を結止め固定す
ることで、カーテン生地の下縁部が一方に片寄ったり、
下縁部の垂下量が変動したりするのを防止でき、カーテ
ン生地の引上げ状態が安定する。
Description
【0001】
この考案は、例えば、窓部、壁部、天井部等の適宜取付け部に吊設したカーテ ン生地を任意高さに引上げた状態(たくしあげ)に保持できる引上げ式カーテン に関する。
【0002】
従来、上述例のような引上げ式カーテンとしては、例えば、図10に示すよう に、カーテンレール11の一側端部に垂下した操作紐12を作業者の手で牽引操 作し、同カーテンレール10に取付けた各巻取りドラム13…を巻取り方向に回 転して、各巻取りドラム13…の巻取り面にカーテン生地14の下縁部に固定し た各引上げコード15…を巻取ることで、カーテン生地14の下縁部を任意高さ に引上げする引上げ式カーテン10がある。
【0003】
しかし、上述した引上げ式カーテン10は、カーテン生地14の裏側生地面に 取付けたガイド部材(図示省略)に引上げコード15を挿通して、同カーテン生 地14の下縁部を引上げコード15に沿って任意高さに引上げることで、カーテ ン生地14の引上げ部分が一方に片寄るのを防止できるが、引上げコード15の 垂下長さに対応して複数個又は多数個のガイド部材を取付けなければならず、ガ イド部材の取付け作業に手間及び時間が掛かり、1枚分のカーテン生地14に要 する縫製コストが高価となる。且つ、ガイド部材の重量分だけカーテン生地14 の吊設重量が重くなるため、カーテンレール11からカーテン生地14が脱落し たり、カーテン生地14の上縁部に破れ又は伸びが生じやすく、カーテン生地1 4を所定の形態に吊設することがするという問題点を有している。
【0004】 また、レース生地等の薄生地でカーテン生地14を形成した場合、カーテン生 地14の裏面側に垂下した引上げコード15が表側から透視可能となるため、生 地自体に形成した模様や図柄等の意匠性が損なわれてしまい、高級感が得られな いという問題点を有している。
【0005】 この考案は上記問題に鑑み、カーテン生地に形成した紐貫通部に紐部材を挿通 して、同カーテン生地の下縁部を引上げて形成した集束部分を紐部材により結止 め固定することで、カーテン生地を任意高さに引上げた形態に保持できる引上げ 式カーテンの提供を目的とする。
【0006】
請求項1記載の考案は、上記カーテン生地の集束部分と対応する生地面に、該 カーテン生地の表裏両面に対して紐部材が挿通許容される紐貫通部を形成し、上 記カーテン生地に形成した紐貫通部に、該カーテン生地の集束部分に対して周回 可能に形成した長尺の紐部材を挿通すると共に、上記カーテン生地の下縁部を任 意高さに引上げてなる集束部分に紐部材を周回して結止め固定した引上げ式カー テンであることを特徴とする。
【0007】 請求項2記載の考案は、上記請求項1記載の構成と併せて、上記紐貫通部を、 上記カーテン生地の集束部分と対応する生地面に適宜数の各紐貫通部を引上げ方 向に対して所定の間隔に隔てて形成した引上げ式カーテンであることを特徴とす る。
【0008】 請求項3記載の考案は、上記請求項1又は2記載の構成と併せて、上記紐貫通 部を、上記カーテン生地の集束部分と対応する生地面に上記紐部材が挿通許容さ れる紐挿通孔を形成して構成した引上げ式カーテンであることを特徴とする。
【0009】 請求項4記載の考案は、上記請求項3記載の構成と併せて、上記紐挿通孔の内 周縁部に、上記紐部材が挿通許容される大きさに形成したガイド環を一体的に固 定した引上げ式カーテンであることを特徴とする。
【0010】 請求項5記載の考案は、上記請求項3又は4記載の構成と併せて、上記紐挿通 孔又はガイド環を、上記紐部材が挿通許容される大きさであって、該紐部材の横 断面形状と対応する形状に形成した引上げ式カーテンであることを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の引上げ式カーテンは、カーテン生地に形成した紐貫通部に紐部 材を挿通し、カーテン生地の下縁部を上方に引上げて集束した後、カーテン生地 の集束部分に紐部材を周回又は巻回して結止め固定することで、カーテン生地の 集束部分を紐貫通部と対応する高さ位置に引上げた状態に保持できる。且つ、紐 部材の結止め目を中心としてカーテン生地の下縁部が左右均等に垂下され、所定 の引上げ状態に保持できる。
【0012】 請求項2記載の引上げ式カーテンは、上記請求項1記載の作用と併せて、カー テン生地の下部生地面に形成した各紐貫通部に紐部材を挿通し、カーテン生地の 下縁部を任意高さに引上げてなる集束部分に紐部材を周回又は巻回して結止め固 定することで、紐部材の上端側を挿通する紐貫通部の高さ位置に対応してカーテ ン生地の集束部分を任意高さに引上げ調節できる。且つ、複数又は多数の各紐貫 通部に紐部材を挿通することで、カーテン生地の下縁部が一方に片寄ったり、下 縁部の垂下量が変動するのを防止できる。
【0013】 請求項3記載の引上げ式カーテンは、上記請求項1又は2記載の作用と併せて 、カーテン生地の生地面に紐部材を挿通するための紐挿通孔を一体的に形成する ことで、紐部材を挿通するためのガイド部材をカーテン生地に取付けるような手 間及び作業が省け、カーテン生地の軽量化及び縫製コストの低減が図れる。
【0014】 請求項4記載の引上げ式カーテンは、上記請求項3記載の作用と併せて、カー テン生地に形成した紐挿通孔の内周縁部に、例えば、合成樹脂、セラミックス、 金属等の摩擦係数の小さい部材で形成したガイド環を一体的に固定することで、 紐挿通孔と紐部材との接触が回避され、紐挿通孔が形崩れするのを防止できる。 且つ、ガイド環と紐部材との接触抵抗が小さくなり、カーテン生地の集束部分を 紐部材で結止め固定する作業が容易に行える。
【0015】 請求項5記載の引上げ式カーテンは、上記請求項3又は4記載の作用と併せて 、カーテン生地の紐挿通孔又はガイド環を、上記紐部材が挿通許容される大きさ 及び紐部材の横断面形状と対応する形状に形成することで、紐部材の挿通位置が 左右に変位するのを防止でき、カーテン生地の下縁部を左右均等に垂下させた状 態に維持できる。
【0016】
この考案によれば、カーテン生地に形成した紐貫通部に紐部材を挿通して、カ ーテン生地の下縁部を引上げて形成した集束部分を紐部材により結止め固定する ことで、カーテン生地の集束部分を任意高さに引上げた状態に保持でき、紐部材 の結止め目を中心としてカーテン生地の下縁部が左右均等に垂下され、例えば、 スワローテール、バルーンシェード等のような所定の引上げ形態に仕様設定でき る。しかも、カーテン生地に形成した任意高さの紐貫通部に紐部材の上端側を挿 通することで、紐部材の上端側を挿通する紐貫通部の高さ位置に対応してカーテ ン生地の集束部分を任意高さに引上げ調節することができる。且つ、複数又は多 数の各紐貫通部に紐部材を挿通して、カーテン生地の集束部分を紐部材により結 止め固定することで、カーテン生地の下縁部が一方に片寄ったり、下縁部の垂下 量が変動したりするのを防止でき、カーテン生地の引上げ状態が安定する。
【0017】 加えて、カーテン生地に対してガイド部材を取付けるような手間及び作業が省 け、生地全体の軽量化及び縫製コストの低減が図れる。任意の配色及び模様に形 成した紐部材を用いたり、任意の結止め形態に紐部材を結止め固定することで、 周囲の配色や利用者の好みに応じて仕様状態を任意設定することができる。且つ 、紐部材を集束部分に結止め固定することで生地全体の意匠価値が高くなり、生 地自体に形成した模様や図柄等の意匠性が損なわれず、高級感が得られる。
【0018】
図面は取付け部の一例として窓部に吊設したカーテン生地の下縁側中央部を任 意高さに引上げ(たくしあげ)て集束した状態に保持できる第1実施例の引上げ 式カーテンを示し、図1に於いて、この引上げ式カーテン1は、窓部(図示省略 )に架設したカーテンレール2の左右前面に、例えば、レース編み又は他の編み 方で形成した2枚の各カーテン生地3,3を開閉可能に吊設している。カーテン 引上げ時に於いて、各カーテン生地3,3の中央部生地面に形成した各紐挿通孔 3b…に、例えば、リボンやテープ等の帯状に形成した各結止め紐4,4を挿通 し、各カーテン生地3,3の下縁側中央部を任意高さに引上げて集束した後、各 カーテン生地3,3の各集束部3c,3cに各結止め紐4,4を周回又は巻回し て任意高さに引上げた状態のまま結止め固定する。
【0019】 上述したカーテン生地3は、図2及び図3に示すように、窓部(図示省略)の 半面が覆われる大きさ及び形状に、例えば、天然繊維、化学繊維、複合繊維等の 繊維素材により生地本体3aを形成し、同生地本体3aの中央部生地面に扁平断 面形状の結止め紐4が挿通許容される大きさ及び形状(例えば、楕円形状、扁平 形状)の紐挿通孔3bを表裏生地面に貫通して形成し、同生地本体3aの中央部 生地面に多数の各紐挿通孔3b…を引上げ方向に対して所定間隔に隔てて形成す ると共に、各紐挿通孔3b…の内周縁部を縁かがりして結止め紐4の差込み時及 び抜取り時に形崩れするのを防止している。なお、窓部(図示省略)に架設した カーテンレール2の長手側前面部とカーテン生地3の上縁側端部とを、例えば、 面ファスナー等の貼着部材(図示省略)を介して着脱可能に固定している。
【0020】 前述した結止め紐4は、例えば、天然繊維や化学繊維、複合繊維等の繊維素材 により扁平断面形状の紐本体4aを形成し、同紐本体4aをカーテン生地3に形 成した各紐挿通孔3b…に対して挿通許容される幅及び厚みに形成し、同紐本体 4aをカーテン生地3の集束部3cに対して周回可能な長尺寸法に形成すると共 に、同紐本体4aの一部又は全長を、上述したカーテン生地3に対応又は対比さ せて任意の配色及び模様に形成している。
【0021】 図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、引上げ式カーテン1を構 成する左右の各カーテン生地3,3を任意高さに引上げ(たくしあげ)るときの 方法を説明する。 先ず、図4及び図5に示すように、各カーテン生地3,3の下部生地面に形成 した複数又は多数の各紐挿通孔3b…に各結止め紐4,4を順次挿通し、各カー テン生地3,3の上部生地面に形成した任意高さの各紐挿通孔3b,3bに各結 止め紐4,4の上端側を挿通した後、カーテンレール2の左右前面に吊設した各 カーテン生地3,3の下縁側中央部を任意高さに引上げて一つに集束し、或いは 、各カーテン生地3,3の下縁側中央部に周回した各結止め紐4,4の下端側を 上方に引上げて集束した後、各カーテン生地3,3に形成した各集束部3c,3 cの外周面に各結止め紐4,4を周回又は巻回して、各カーテン生地3,3の各 集束部3c,3cを各結止め紐4,4により任意高さに引上げた状態のまま結止 め固定する。
【0022】 つまり、カーテン生地3に形成した集束部3cの外周面に結止め紐4の上下端 部を周回又は巻回して、カーテン生地3の後面側に突出した結止め紐4の下端側 と、カーテン生地3の前面側に突出した結止め紐4の上端側とを互いに結び合わ せる。例えば、蝶結び、片結び等の結止め形態に結止め紐4の上下端部を結び合 わせて結び目4bを形成することで、図1に示すように、各結止め紐4,4の各 結止め目4b,4bを中心として、左右に吊設した各カーテン生地3,3の下縁 部が左右均等に垂下され、各カーテン生地3,3を任意高さに引上げた状態に保 持できる。且つ、カーテン生地3の下部生地面に形成した複数又は多数の各紐挿 通孔3b…に結止め紐4を挿通して、カーテン生地3の集束部3cを結止め紐4 により結止め固定することで、結止め紐4の挿通位置が左右に変位するのを防止 できると共に、カーテン生地3の下縁部が何れか一方に片寄ったり、下縁部の垂 下量が変動したりするのを防止でき、カーテン生地3の引上げ状態が安定する。
【0023】 次に、カーテン生地3の集束部3cを任意高さに引上げ調節する場合、カーテ ン生地3の上部生地面に形成した任意高さの紐挿通孔3bを選択して、その任意 高さに形成したカーテン生地3の紐挿通孔3bに結止め紐4の上端側を挿通する ことで、結止め紐4の上端側を挿通したカーテン生地3の紐挿通孔3bと対応す る高さ位置で集束部3cを結止め固定することができ、結止め紐4の上端側を挿 通するカーテン生地3の紐挿通孔3bの高さ位置に対応して、カーテン生地3の 集束部3cを任意高さに引上げ調節することができる。
【0024】 加えて、合成樹脂又は金属等で形成したガイド部材(図示省略)をカーテン生 地3の裏側生地面に取付けるような手間及び作業が省け、カーテン生地3全体の 軽量化及び縫製コストの低減が図れる。且つ、任意の配色及び模様に形成した結 止め紐4を用いたり、任意の結止め形態に結止め紐4を結止め固定することで、 周囲の配色や利用者の好みに応じて仕様状態を任意設定することができる。その 結止め紐4をカーテン生地3の集束部3cに結止め固定することでカーテン生地 3全体の意匠価値が高くなり、カーテン生地3自体に形成した模様や図柄等の意 匠性が損なわれず、高級感が得られる。
【0025】 図6及び図7は生地本体3aの中央部生地面に円形断面形状の結止め紐5が挿 通許容される大きさ及び形状の各紐挿通孔3d…を形成した第2実施例のカーテ ン生地3を示し、カーテン生地3の下部生地面に形成した円形の各紐挿通孔3d …に、同紐挿通孔3dの孔径よりも若干小径に形成した結止め紐5を挿通し、任 意の引上げ高さと対応する位置に形成したカーテン生地3の紐挿通孔3dに結止 め紐5の上端側を挿通する。カーテン生地3の下縁側中央部を任意高さに引上げ て一つに集束した後、カーテン生地3に形成した集束部3cに結止め紐5を周回 又は巻回して、カーテン生地3の集束部3cを結止め紐5により任意高さに引上 げた状態のまま結止め固定することで、第1実施例と同様に、結止め紐5の結止 め目5bを中心としてカーテン生地3の下縁部が左右均等に垂下され、カーテン 生地3を任意高さに引上げた状態に保持できる。且つ、結止め紐5の挿通位置が 左右に変位するのを防止できると共に、カーテン生地3の下縁部が何れか一方に 片寄ったり、下縁部の垂下量が変動したりするのを防止できると共に、結止め紐 5の上端側を挿通する紐挿通孔3dの高さ位置に対応してカーテン生地3の集束 部3bを任意高さに引上げ調節できる。
【0026】 図8は生地本体3aの中央部生地面に各紐挿通孔3b…を2個一組として所定 の間隔に隔てて複数段形成した第3実施例のカーテン生地3を示し、カーテン生 地3の下部生地面に形成した各紐挿通孔3b…に結止め紐4を挿通し、カーテン 生地3の上部生地面に形成した任意高さの紐挿通孔3bに結止め紐4の上端側を 挿通し、カーテン生地3の下縁側中央部を任意高さに引上げて形成した集束部3 cに結止め紐4の上下端部を周回又は巻回して、カーテン生地3の集束部3cを 結止め紐4により任意高さに引上げた状態のまま結止め固定することで、上述し た第1実施例のカーテン生地3よりも各紐挿通孔3b…の間隔が離間しているた め、結止め紐4の上端側を挿通する紐挿通孔3bの高さ位置に対応してカーテン 生地3の集束部3cを段階的に引上げ調節することができる。なお、上述した紐 挿通孔3bに代えて、第2実施例の各紐挿通孔3d…を2個一組として所定の間 隔に隔てて複数段形成するもよく、結止め紐5の上端側を挿通する紐挿通孔3d の高さ位置に対応してカーテン生地3の集束部3cを段階的に引上げ調節するこ とができる。
【0027】 図9は生地本体3aに形成した各紐挿通孔3b…に各ガイド環6…を嵌着固定 した第4実施例のカーテン生地3を示し、カーテン生地3に形成した各紐挿通孔 3b…の内周縁部に、例えば、合成樹脂、セラミックス、金属等の摩擦係数の小 さい部材で形成した各ガイド環6…を嵌込んだ後、各紐挿通孔3b…と各ガイド 環6…とを一体的に固定(例えば、嵌着固定、接着固定、加圧固定)することで 、カーテン生地3に形成した各紐挿通孔3b…と結止め紐4との接触が回避され 、結止め紐4の差込み時及び抜取り時に於いて各紐挿通孔3b…が形崩れするの を防止できる。且つ、各ガイド環6…と結止め紐4との接触抵抗が小さく、カー テン生地3の集束部3cを結止め紐4で結止め固定する作業が容易に行え、結止 め紐4の差込み作業及び抜取り作業も円滑に行える。なお、上述した各ガイド環 6…を、第2実施例のカーテン生地3に形成した各紐通挿孔3b…に固定するこ とで、上述の第4実施例と同様に、結止め紐4の差込み時及び抜取り時に於いて 各紐挿通孔3b…が形崩れするのを防止できる。且つ、カーテン生地3の集束部 3cを結止め紐4で結止める作業が容易に行え、結止め紐4の差込み作業及び抜 取り作業が円滑に行える。
【0028】 この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の紐部材は、実施例の各結止め紐4,5に対応し、 以下同様に、 紐貫通部は、カーテン生地3の各紐挿通孔3b,3dと、各紐挿通孔3b,3 dに固定されるガイド環6とに対応し、 カーテン生地の集束部分は、カーテン生地3の集束部3cに対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0029】 上述した実施例では、天然繊維や化学繊維、複合繊維等の繊維素材でカーテン 生地3及び結止め紐4を形成しているが、例えば、軟質の合成樹脂又は合成ゴム 等の柔軟性を有する材質でカーテン生地3及び又は結止め紐4を形成するもよく 、上述した実施例の材質のみに限定されるものではない。
【図1】第1実施例の引上げ式カーテンの引上げ状態及
び結止め状態を示す正面図。
び結止め状態を示す正面図。
【図2】カーテン生地の各紐挿通孔に結止め紐を挿通し
た状態を示す正面図。
た状態を示す正面図。
【図3】カーテン生地の各紐挿通孔に結止め紐を挿通し
た状態を示す側面図。
た状態を示す側面図。
【図4】カーテン生地の中央部生地面に結止め紐を挿通
した状態を示す正面図。
した状態を示す正面図。
【図5】カーテン生地を下縁側中央部を任意高さに引上
げた状態を示す正面図。
げた状態を示す正面図。
【図6】第2実施例のカーテン生地に結止め紐を挿通し
た状態を示す正面図。
た状態を示す正面図。
【図7】カーテン生地の引上げ状態及び結止め状態を示
す正面図。
す正面図。
【図8】第3実施例のカーテン生地の引上げ状態及び結
止め状態を示す正面図。
止め状態を示す正面図。
【図9】第4実施例のカーテン生地に結止め紐を挿通し
た状態を示す側面図。
た状態を示す側面図。
【図10】従来例の引上げ式カーテンの引上げ状態を示
す正面図。
す正面図。
1…引上げ式カーテン 2…カーテンレール 3…カーテン生地 3a…生地本体 3b,3d…紐挿通孔 3c…集束部 4,5…結止め紐 4b,5b…結び目 6…ガイド環
Claims (5)
- 【請求項1】適宜取付け部に吊設したカーテン生地の下
縁部を任意高さに引上げて集束保持する引上げ式カーテ
ンであって、上記カーテン生地の集束部分と対応する生
地面に、該カーテン生地の表裏両面に対して紐部材が挿
通許容される紐貫通部を形成し、上記カーテン生地に形
成した紐貫通部に、該カーテン生地の集束部分に対して
周回可能に形成した長尺の紐部材を挿通すると共に、上
記カーテン生地の下縁部を任意高さに引上げてなる集束
部分に紐部材を周回して結止め固定した引上げ式カーテ
ン。 - 【請求項2】上記紐貫通部を、上記カーテン生地の集束
部分と対応する生地面に適宜数の各紐貫通部を引上げ方
向に対して所定の間隔に隔てて形成した請求項1記載の
引上げ式カーテン。 - 【請求項3】上記紐貫通部を、上記カーテン生地の集束
部分と対応する生地面に上記紐部材が挿通許容される紐
挿通孔を形成して構成した請求項1又は2記載の引上げ
式カーテン。 - 【請求項4】上記紐挿通孔の内周縁部に、上記紐部材が
挿通許容される大きさに形成したガイド環を一体的に固
定した請求項3記載の引上げ式カーテン。 - 【請求項5】上記紐挿通孔又はガイド環を、上記紐部材
が挿通許容される大きさであって、該紐部材の横断面形
状と対応する形状に形成した請求項3又は4記載の引上
げ式カーテン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002203U JP3028568U (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 引上げ式カーテン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002203U JP3028568U (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 引上げ式カーテン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3028568U true JP3028568U (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=43163632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996002203U Expired - Lifetime JP3028568U (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 引上げ式カーテン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3028568U (ja) |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP1996002203U patent/JP3028568U/ja not_active Expired - Lifetime
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