JP3028205U - 電話回線による入室・精算・退室時間の時間管理装置 - Google Patents

電話回線による入室・精算・退室時間の時間管理装置

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JP3028205U
JP3028205U JP1996001785U JP178596U JP3028205U JP 3028205 U JP3028205 U JP 3028205U JP 1996001785 U JP1996001785 U JP 1996001785U JP 178596 U JP178596 U JP 178596U JP 3028205 U JP3028205 U JP 3028205U
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JP
Japan
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time
management device
signal
hotel
telephone line
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Application number
JP1996001785U
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English (en)
Inventor
則英 福田
Original Assignee
有限会社ミサトシステム
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モーテルなどのレジャーホテルにおいて、電
話回線により正確な業務報告を得る。 【解決手段】 ホテル従業員が不正操作可能なフロント
コンピュータとは別に、不正操作不可能な時間管理装置
を設け、併用する。この時間管理装置に内蔵されている
モデムにより電話回線を介してデータの授受を行ない、
ホテル管理者にオンライン報告する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、モーテルなどのレジャーホテルにおいて入室・精算・退室の時間管 理を時間管理装置により行なうことで、ホテル従業員によるフロントに設置され ている料金精算用コンピュータ(以下フロントコンピュータという)の不正操作 による虚偽の業務報告を防止するようにした、電話回線による入室・精算・退室 時間の時間管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、モーテルなどのレジャーホテルの料金精算システムは、図3に示すよう に構成されている。各客室のドアに設置されているドアスイッチ5からの信号は 、信号線10を経由して信号分岐盤6に入力される。入力された信号はリレー等 で受け、後段の装置に出力するため数回路に分岐される。そのうちの1回路をフ ロントコンピュータ7が受け、利用客室のドアが最初に開閉された時間を入室時 間、客室からのチェックアウト連絡による時間を精算時間として演算処理し客室 利用時間を算出し、客に料金請求を行なっている。
【0003】 フロントコンピュータ7はモデム内蔵の機種も多く、すでに電話回線により当 該ホテルの管理者に業務報告を行なっている例もある。しかしながら、フロント コンピュータ7の操作及び料金徴収はすべてホテル従業員に任されているために 不正操作が行なわれ、虚偽の業務報告をすることにより不当利益を得て、ホテル 管理者に損害を与えている状況が多く見られる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このようにホテル従業員が自由にフロントコンピュータを操作できる料金精算 システムにおいては、フロントコンピュータの時計修正機能を悪用することによ り、不正操作が行なわれることが多くある。すなわち、客には実際の利用料金を 請求しながら、フロントコンピュータでは時計を戻すことにより客室利用時間の 短縮操作を行なったり、リセット操作を行い客室そのものが利用されなかったと して、実際の売上高より低い業務報告を当該ホテルの管理者に報告し、その差額 を不当に得ている場合が多い。したがって前記モデム内蔵のフロントコンピュー タを使用し電話回線により業務報告を行なっている所では、その報告内容は虚偽 データであることが多い。本考案は、これらの虚偽データを排し正確な業務報告 を得るために考案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のモーテルなどのレジャーホテルの料金精算システムは、図2に示すよ うに構成されている。すなわち、従来の料金精算システムに当該時間管理装置9 を接続し、時間管理装置内蔵のモデム3にて電話回線を介してホテル管理者に業 務報告を行なう。時間管理装置9は図1のように構成されている。信号分岐盤6 より分岐したドアスイッチ信号をデータ入力部1に入力し、そのドアスイッチ信 号から得られる入室・退室時間及び客室からのチェックアウト連絡による精算時 間を演算処理し客室利用時間を求める制御部2と、当該装置の時間管理を行なう 時計発振部4と、電話回線を介してデータの授受を行なうモデム3からなる。時 計発振部4は当該装置に内蔵されているためホテル従業員が容易に操作できない 。また、仮に当該装置を開けたとしてもメンテナンス業者でしか操作できない構 造としてあるため、時間修正を行なうことは不可能である。従ってホテル管理者 は真の業務報告を得ることができる。また、ホテル従業員がフロントコンピュー タ7の時計を操作し虚偽の業務報告を行なったとしても、ホテル管理者が当該装 置より得た業務報告と照らし合わせすことにより真偽がすぐに判明できる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案において信号分岐盤6よりドアスイッチ信号がフロントコンピュータ7 及び時間管理装置9に入力され、それぞれの装置にて客の入室時間,退室時間及 び客室利用時間が求められ記憶されるが、フロントコンピュータ7のデータはホ テル従業員の不正な時計操作により信頼性が低い。時間管理装置9のデータはホ テル従業員の不正が及ばないため信頼性が高い。従って時間管理装置9に内蔵さ れているモデム3により電話回線を介してデータの授受を行なうことによりホテ ル管理者は真の業務報告を得ることができる。
【0007】 なお従来のフロントコンピュータ7は通常の精算業務に使うためそのまま使用 されるが、フロントコンピュータ7からの業務報告は信頼性が低いため、ここに 内蔵されているモデムからのデータの授受は行なわない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1、図2に基づき説明する。なお、従来例を示す図 3と同様の作用をなすものには、同一の符号を付けて説明する。ドアスイッチ5 は各客室のドアに設置されており、ドアを開閉することによりオン・オフする。 この信号を信号線10を経由し信号分岐盤6に取り込み、フロントコンピュータ 7,入室状況モニタ装置8および本考案の時間管理装置9へと同一信号が分岐さ れる。フロントコンピュータ7はホテルのフロント専用コンピュータで、CRT とキーボードで構成され、精算業務に使用される。入室状況モニタ装置8は、前 記信号によりホテルの使用状況をランプ又はLED等で表示する装置である。時 間管理装置9へは、前記信号をデータ入力部1を経由して制御部2に取り込む。 データ入力部1はリレー又はフォトカプラ等を用いた信号絶縁回路である。制御 部2はシーケンサー等のCPU装置である。このようにして取り込まれたドアス イッチ5からの信号と時計発振部4からの時間データにより、利用客室のドアが 最初に開閉された時間を入室時間、客室からのチェックアウト連絡による時間を 精算時間、その後ドアが開閉された時間を退室時間として制御部2にて演算を行 ない、入室時間,退室時間及び客室利用時間を求め、モデム3により電話回線を 介してホテル管理者に報告する。この時計発振部4は、ホテル従業員が簡単に操 作できるものではなく、メンテナンス業者でしか操作できない構造とする。また 、通常は時計発振部4は水晶発振式時計のため誤差は少ないが、無視できないほ ど累積された時間のずれは電話回線を介して、メンテナンス業者によりオンライ ン操作で簡単に修正することができる。
【0009】
【考案の効果】
以上のように、本考案の電話回線による入室・精算・退室時間の時間管理装置 を使用することにより、モーテルなどのレジャーホテルの管理者は正確な業務報 告を得ることができる。このため、ホテル従業員がフロントコンピュータを不正 に操作し、虚偽の業務報告を行なってもたちどころに真偽が判明できる。このよ うに真の業務報告がフロント従業員の手を介さずに得られることから、ホテル従 業員とホテル管理者との間の売上に関する金銭トラブルを無くすことができると 共に、お互いの信頼関係を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の装置の構成図
【図2】本考案の装置を含めたシステム構成図
【図3】従来のシステム構成図
【符号の説明】
1 ドアスイッチ 2 データ入力部 3 制御部 4 モデム 5 時計発振部 6 信号分岐盤 7 フロントコンピュータ 8 入室状況モニタ装置 9 時間管理装置 10 信号線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーテルなどのレジャーホテルの各客室
    のドアに設置されたドアスイッチ(5)からの信号を信
    号線(10)を経由し信号分岐盤(6)に入力し、分岐
    された同一のドアスイッチ信号をフロントコンピュータ
    (7)と入室状況モニタ装置(8)及び時間管理装置
    (9)に入力されるシステムにおいて、時間管理装置
    (9)に入力されたドアスイッチ信号はデータ入力部
    (1)を経由し、そのドアスイッチ信号から得られる入
    室・退室時間及びフロントコンピュータ(7)のチェッ
    クアウト信号による精算時間を演算処理し客室利用時間
    を求める制御部(2)と、当該装置の時間管理を行なう
    時計発振部(4)と、電話回線を介してデータの授受を
    行なうモデム(3)から構成され、ホテル従業員の不正
    操作を不可能な構造としたことを特徴とする、電話回線
    による入室・精算・退室時間の時間管理装置。
JP1996001785U 1996-02-20 1996-02-20 電話回線による入室・精算・退室時間の時間管理装置 Expired - Lifetime JP3028205U (ja)

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