JP3028048U - フイルター目詰まり検知用フロート - Google Patents

フイルター目詰まり検知用フロート

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JP3028048U
JP3028048U JP1996002036U JP203696U JP3028048U JP 3028048 U JP3028048 U JP 3028048U JP 1996002036 U JP1996002036 U JP 1996002036U JP 203696 U JP203696 U JP 203696U JP 3028048 U JP3028048 U JP 3028048U
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filter
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clogging
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JP1996002036U
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進 大井
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進 大井
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 本考案は観賞魚用水槽に於ける底面フィル
ターの目詰まり状態を、フロートの浮遊高さにより間接
的に把握する為の、長時間継続して浮遊するフィルター
目詰まり検知用フロートに関するものである。 【構 成】 フロート本体は中空をなし、噛み合わせ接
合ににより、少なくとも2つの部分1、 2に分割可能
で、且つ、その任意の一か所に内外に貫通した小孔4を
有し、内部に錘3の重量物が収められたフィルター目詰
まり検知用フロート。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は観賞魚用水槽に於ける底面フイルターの目詰まり状態を、フロートの 浮遊高さにより間接的に把握する為の、長時間継続して浮遊するフィルター目詰 まり検知用フロートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、観賞魚用水槽において、フロートを利用した目詰まり検知用の装置はな く、経験的に判断していた。
【0003】
【本案が解決しようとする課題点】
本案は、目詰まりの状態を間接的ではあるが、目でみて判断する為の長時間継 続して浮遊するフロートを開発しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
フロートは次の構成を有している。 (イ)フロート本体は中空で、噛み合わせ接合により、、少なくとも2つの部 分1、2に分割可能で、且つ本体の任意の1箇所に内外に貫通した小孔4を有す る。 (ロ)錘3は、フロート本体に内蔵される。 又、フロート本体の外面形状は、少なくとも、以下の条件をみたすものである。 (1)水流方向の外面形状は、なだらかで、且つ、外方向に凸面をなす曲面と する。但し、部分的に直線の面が存在してもよい。 (2)水流方向から見たフロートの投影図が、回転対称をなしている。 (3)適宜な大きさである。
【0005】
【作用】
フイルターには、水を循環するための動力源として、水中ポンプやエアーポン プが 必ず接続されていて、それらのポンプの水出口では、上昇水流が発生して いる。この中にフロートを漂わせてフロートの上昇水流による浮揚高さを観察す ることにより、水流の強さ、ひいてはフイルターの目詰まり状態を間接的に判断 することができる。即ち、目詰まりが進行するにつれ、上昇水流は弱くなり、そ の結果フロートの浮揚高さが低くなっていく。フロートが上昇水流のなかで継続 的に浮遊する為には、以下条件を満たすことが必要である。 (1)フロート全体の重量と、それに作用する浮力、及び上昇水流による揚力 がつりあって、フロートが適度の高さで浮遊すること。 (2)フロートの上昇水流の中心からの偏芯にたいして、フロートに求心力が 作用すること。 (3)偏芯にたいする求心力が作用する範囲が大きいこと。 (1)に関しては、適当な重量の錘3を選んでフロート内に収めればよいが、や や軽めの重量を選択して不足分は適量の水を利用し、その微調整は水を小孔4よ り出し入れしておこなう様にする。 (2)に関しては、流体力学的に既知の事であるが、フロートの水流方向の面は 凸面をなしているので、フロートの偏芯による、上昇水流の中心に近い側のフロ ートの面と、遠い側の面の、表面近くの水流の速度に差が生ずると同時に、静圧 にも差が生ずる。つまり、中心に近い側は遠い側に比べて、流速はより速く、静 圧はより低くなる。この静圧の差により、フロートには水流の中心に向かう力、 即ち、求心力が作用し、偏芯が修正される。 (3)に関しては、フロートを適宜に大きく(特に流れに直角方向の幅)する ことで偏芯にたいして求心力の及ぶ範囲をひろくできる。 従って、本フロートは適度な高さで長時間浮遊することができ、その高さの減少 でフィルターの目詰まりの状況を間接的に知ることができる。
【0006】
【実施例】
初期の段階でフロートが、ある程度高い位置で浮揚する様に、重量を調整してか ら使用するが、使用中に重量の変化がない様に、つまりフロート内の空間部分を 密閉状態にして空間容積が変化しない様に、フロート本体の小孔4は使用時には 内外とも水中に有るように錘3を調整して使用する。このように調整されたフロ ートを上昇流の中で開放すれば前述の通り長時間浮遊することができ、浮遊高さ を観察することによりフィルターの目詰まり状態を判断することができる。尚、 フロートのサイズはある程度大きい方が慣性力も大きくなる為、外力による動揺 は小さくなり、又、当然のことながら求心力が作用する偏芯の範囲も広くなる。 フロートの幅としては、約30−70ミリメートル位あれば安定した運動を期待 できる。
【0007】
【考案の効果】
初期の段階でフロートが、ある程度高い位置で浮揚する様に、重さを調整して おけば目詰まりの進行につれ、、フロートの位置が下がってくるのが確認できる 。従って、初期条件を、その都度、一定に保つことにより、フィルターの掃除す る時期を、経験的にフロートの高さを見て知ることができる。又、副次的な効果 としてフロートの浮遊運動の面白さやフロート材質を透明のプラスチックにして 、中にいれる物に装飾的工夫を施せば、装飾品としての面白さを楽しむことがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の縦断面図
【図2】フロートの使用状態図
【符号の説明】
1.フロート本体 2.フロート本体 3.錘 4.小孔 5.水中ポンプ 6.フィルター 7.水

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロート本体は噛合わせ接合により少な
    くとも2つの部分(1)、(2)に分割可能な中空構造
    とし、その内部に錘(3)としての重量物が収められ、
    且つ、本体の任意の1箇所に内外に貫通した小孔(4)
    を有するフィルター目詰まり検知用フロート。
JP1996002036U 1996-02-16 1996-02-16 フイルター目詰まり検知用フロート Expired - Lifetime JP3028048U (ja)

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