JP3027844U - 筆箱にしまえるフリーサイズの本に対応できるブックスタンドのセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 いろいろな厚さや大きさに対応できず 使用
時、未使用時ともにかさばるブックスタンドを いろい
ろな厚さや大きさの本に対応できるようにし、使用時、
未使用時ともに場所を取らず 使わないとき筆箱などに
いれて携帯できるようにする。 【構成】両端にクリップ２をつけた両方向に伸縮する棒
（アンテナ等）１の二本の中心に、他の片方のみ伸縮す
る棒（アンテナ等）１を それぞれを左右に可動する部
品３がついたもので固定し、この二つを蝶番４の可動す
る部品でつなげたもの。これと、いろいろの厚さのペー
ジを押さえるために開いた本の縦端の角度にあわせた傾
斜をつけ、そのままでページをめくるため６を上にまげ
（ここに紙を滑り込ませる。）、７の部分に滑り止めの
材質ゴム等をつかったクリップとの組み合わせ。以上の
構成のブックスタンドで、使わないときは１を全て縮
め、４、３を折りたたむことで筆箱等にいれて小さく携
帯できるものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 本考案は、クリップ付きの伸縮する棒（アンテナ等）と開いた本の縦端の傾斜 に合わせた角度をつけたクリップとで構成されたブックスタンドに関するもので 、 垂直に力が加わらなければ伸び縮みしない伸縮する棒（アンテナ等）の性質 と本の背を利用しいろいろの大きさの本を立て、角度のついたクリップでいろい ろの厚さの本のページをおさえることができるものである。

【０００２】 ブックスタンドの利点は、目や腰が疲れにくいことと机を広くつかえることだ が、従来のブックスタンドは次のような欠点がある。 いろいろのサイズの本に対応させようとすると必要以上に机を占拠してしまう 。 ページ押さえが本の厚さによっては効かない。 微妙な角度調節ができない。 図書館等に手軽に携帯するには大きいし、使わないときは邪魔である。

【０００３】 そこで本考案はこのような従来の欠点を解決し、もっと利用しやすいようにす るために考えられたもので、本考案を使うことによってそれらの欠点を解決する ことができた。 そのしくみの詳しい説明については以下のとおりである。

【図１】、

【図２】で説明すると、 （ア）両端にクリップ２をつけた両方向に伸縮する棒（アンテナ等）二本 （イ）二本の伸縮する棒（アンテナ等）を蝶番３でつなげたもの （ウ）ページの傾斜を挟む部分５に角度をつけ、先端６を上に曲げたクリップ で反対側の内側にゴム７を付けたもの 上の（ア）、（イ）、（ウ）の構成で、（ア）の中心に（イ）の先端をそれぞ れ固定し、固定した部分と（イ）との間に左右に可動する部品４を入れることに よって 未使用時には １をすべて縮め、３と４を折りたたむことで

【図２】の ように小さくでき、筆箱やペン立てに入れることができる。 使用時には

【図１】のように １を適宜 伸ばし表紙をクリップ２でとめ、 （ウ）でページを押さえることによっていろいろの厚さや大きさの本に対応でき るようにしたものである。 （い）は 本を押すだけで角度調節ができて完全に倒すこともでき、（い）が 机と直角になるのでほとんど無駄な場所をとらずパソコン入力のとき傍らにおい たり パソコンとキーボードの間にもはいるのでいちいち本のコピーをとって入 力しなくてすむ。 また３の蝶番はある角度で固定することによって本のかわりにチラシやコピー 用紙等をつるすのに使うこともできる。 （ウ）はこのブックスタンドセットでページがめくれないように使うものだが 、これだけを単独でも使うことができる。 （ウ）のクリップの横から見た形についての働きを説明すると、５の角度を つけた部分で開いた本のページの端を押さえるのでいろいろの厚さの本に対応で きる、また７のゴムで滑らないように固定し、６の上に曲げたクリップの先の間 に紙を滑りこませることによってこのクリップをはさんだままページをめくるこ とができる仕組みになっている。 さらに 目的の行に移動することによってマーカーの役目もする。 （ウ）のクリップの裏表の形はどんなものでもよい。

【０００４】 各部品についてさらに説明すると ７のゴムは滑らない素材であればなんでもよく、７以外の材質は本を支えれる 堅さのものであればなんでもよい。 ２のクリップの形はどんなものでもよい。 ２のクリップについてはさらに、内側にクッション材をつけると本を痛めずに よい、又 表紙を挟むときは 表紙が薄い場合は表紙から数枚挟むとよい。 ７は（ア）とちょうど上から見て直角になるときに止まるようなストッパー付 のものである。 ３の部分のあたりが軽い素材の場合 本を直角に近い角度で立てると ここが 浮く場合があるので、安定させるために重りを中に入れるか 外につけるかした り、吸盤あるいは磁石、粘着質の素材等をつけて机と固定させるたりする工夫を 加えるとよい。 （ア）の本の下の部分をはさむクリップのかわりに伸縮する棒（アンテナ等） をそのまま利用し 一番先の棒を従来品のページ押さえのようにＬ字型にして、 それが本に対し直角に曲がるようにつなげて本をのせる形にしてもよい。 この場合、Ｌ字型の部分は本の厚さに対応させるため伸縮する部分を使い、つ なげた部分を直線状にしたとき 伸縮する棒の中に収まるようにしておくとよい 。

【０００５】 以上のように 本考案では従来のブックスタンドに無いいろいろの改良をする ことによって、さまざまなところでこれを活用できる。特に学生や、各種資格取 得のため勉強されている人などは図書館等への移動が多くてもかさばらず手軽に 携帯できることによって、これを使って長時間楽に勉強ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の使用中の斜視図である。

【図２】本考案の携帯時の斜視図ある。

【符号の説明】

１ 伸縮する棒（アンテナ等） ２ クリップ ３ 蝶番 ４ 左右に可動する部品 ５ 角度をつけた部分 ６ 上に曲げたクリップの先 ７ ゴム ８ 本 ９ 筆箱

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成８年３月１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（ア）両端にクリップ２をつけた両方向に
   伸縮する棒（アンテナ等）二本 （イ）二本の伸縮する棒（アンテナ等）を蝶番３でつな
   げたもの （ウ）本のページの傾斜を挟む部分５に角度をつけ、先
   端６を上に曲げたクリップで反対側の内側にゴム７を付
   けたもの 上の（ア）、（イ）、（ウ）の構成で、（ア）の中心に
   （イ）の先端をそれぞれ固定し、固定した部分と（イ）
   との間に左右に可動する部品４を入れることによって
   未使用時には１をすべて縮め、３と４を折りたたむこと
   で小さくでき、 使用時には １を適宜 伸ばし 本の表紙をクリップ２
   でとめ、（ウ）でページを押さえることによっていろい
   ろの厚さや大きさの本に対応できるブックスタンドのセ
   ット。