JP3027561U - 地中円筒形アンカー及びアンカー棒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 円筒形のアンカー本体内に、先に設置済の
ツメを、アンカー棒を本体上部依り挿入し、ツメを土中
に押し出し、土中に定着させ、アンカー棒を固定しアン
カー基礎とす。 【構成】 本体（１）内部に四つツメ（３）が設置さ
れ、本体上部依り、アンカー棒（２）を挿入し、ツメ
（３）をツメ出入り口（９）から土中に押し出し、アン
カー棒（２）を回し、アンカー棒フックピン（６）をア
ンカー本体溝切り部（５）に止め、円筒形地中アンカー
とす。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が解決しようとする課題】

（イ） アンカー基礎工事について、産業廃棄物の残土、アスファルト廃材の 排出量の減少。 （ロ） 埋戻し、山砂等自然資源利用量の削減。 （ハ） 道路作業時の交通支障の緩和。

【産業上の利用分野】

（イ） 道路標識のアンカー基礎工事。 （ロ） 電柱基楚礎工事及び地中支線アンカー工事。

【０００２】

【従来の技術】

現在のアンカー埋設工事は、主に、道路舗装部を、道路カッターで切断し、舗 装を壊し、土中掘削し、アンカーを打ち込み設置す。その面積は、各市町村土木 課に依り異なるが、約０、３６ｍ^２〜０、６ｍ^２面積を掘り起しアンカー設置す 。後、砂埋し、仮復旧し、後日本復旧工事と成り、現場作業は新設工事時２回行 われ、撤去時も仮復旧、本復旧と２回作業行われます。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

アンカー本体は、直径１７５ミリメートルの円筒形の為、掘削量を従来依り、 かなり削減出来、新設、撤去も容易に出来、又工事回数も、設置時１回、撤去時 １回作業で済み、残土、アスファルト廃材、埋戻し砂をかなり排出量を削減する 物です。

【０００４】

【考案の作用内容】

まず、設置場所を地中探査レーダーに依り、埋設物の有、無を確認後、直径１ ７５ミリメートル道路切断円形カッターでアスファルト切断後、抜き取り、同径 の強化プラスチックドリルに依り、円筒形の穴を掘削し、試験掘り用プラスチッ クのツメをアンカー本体に設置し。アンカー棒、油圧ジャッキ等に依り押し出し 、土中を整形後抜き取り、再度、ファイバースコープに依り埋設物の有、無を確 認後、鉄製のツメに取り替え土中へ挿入し、ツメを押し出しアンカー棒を回転さ せ、本体上部フックにかけ、固定し設置とす。又、撤去は、埋戻し砂を掘り出し 後、アンカー棒を設置と反対方向に回し、引き抜き、アンカー本体を上へ引き回 収する物です。尚、アンカー本体、アンカー棒の材質は、鉄製、プラスチック、 コンクリートを活用す。又、アンカー本体、直径、アンカー棒の長さ、ツメの数 などは、その状況に合せ自在に適用す。

【０００５】

【考案の効果】

掘削面積の減少に依り、残土、アスファルト廃材の排出量の削減又埋戻し砂の 利用量削減を実施出来、復旧工事も最少にて済みます。又、工事回数も減り、交 通障害の緩和を図る。

【図面の簡単な説明】

【図１】アンカー本体、アンカー棒合体展開側面図であ
る。

【図２】アンカー本体の正面図である。

【図３】アンカー棒の正面図である。

【図４】アンカー展開平面図である。

【図５】アンカー本体平面図である。

【図６】アンカー底面図である。

【図７】アンカー棒平面図である。

【図８】アンカー棒底面図である

【図９】アンカーツメ部分図である。

【符号の説明】

１ アンカー本体 ２ アンカー棒 ３ ツメ部 ４ ツメ回転軸 ５ アンカー本体溝切部 ６ アンカー棒フックピン ７ Ｅ型止めピン ８ アンカー棒フック穴 ９ ツメ出入り口

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 鉄筒管の中に、鉄製のツメを設置し、上
   部依りコンクリートアンカー棒を挿入し、ツメを土中に
   定着しアンカーとす。