JP3027202U - 流水装置 - Google Patents

流水装置

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JP3027202U
JP3027202U JP1996000823U JP82396U JP3027202U JP 3027202 U JP3027202 U JP 3027202U JP 1996000823 U JP1996000823 U JP 1996000823U JP 82396 U JP82396 U JP 82396U JP 3027202 U JP3027202 U JP 3027202U
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JP1996000823U
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正春 磯野
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ダイヤゴム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚、聴覚、臭覚の面で、心地良さ、安ら
ぎ、面白み等を与えられ、飽きの生じ難い流水装置を提
供する。 【解決手段】 貯水部123と、ここれ貯められた水W
を適汲み揚げる揚水手段3と、揚水手段3により汲み揚
げられた水Wを上端側で受け取り、略階段面形状とさ
れ、目視可能な状態とされた流路面Rに略沿わせて下端
側へと流し、この水Wを貯水部123へと順次、返還さ
せる流水部2と、流路面Rを照らす照明手段4と、芳香
剤を蒸散させるための芳香手段5とを備える。流路面R
の適所に、各突出部rが形成されると共に、芳香手段5
が芳香剤を蒸散可能な状態で適宜、含浸させる芯体51
と、その周囲に配置され、芳香剤の蒸散を促進させる促
進手段52とを備える。促進手段を一定時間、稼働させ
る反射型センサSや、装置の稼働を制御する制御手段を
備えることが望ましい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、流水装置に関する。更に詳しく言えば、視覚、聴覚及び臭覚の面で 、心地良さ、安らぎ、面白み等を与えられる流水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、渓流、小川等を流れる「水の音」、「水の情景」は、これに接する者 に対し、心地良さや、安らぎ等を与える。このため、オフィス内、一般家庭内等 でも、この様な「音」、「情景」を簡易に得られることを意図した流水装置が種 々提案されている。かかる装置としては、略階段面形状とされた流路面に沿っ て、水を繰り返し流す方式のものが例示できる(特開昭63−242600号公 報)。 ところが、上記の装置では、水が流路面に沿って滑らかに流れてしまうこと が多いため、渓流、小川等をイメージできる十分な大きさで、心地良い音色の「 音」を得ることは困難である。また、この様に、水の流れが滑らかなため、この 装置から得られる「情景」には、自然感、面白み等が不足し、装置に接する者に 対し、物足りなさを感じさせ易い。
【0003】 そして、本考案者は、かかる問題点を解決することを意図して、以下に述べ る流水装置(発音流水鑑賞箱)を提案した(特開平6−67097号公報)。こ の装置では、略階段面形状とされた流路面を構成する各垂直面(垂直方向を向い た面)の少なくともいずれかを、外側(前方)に突出させると供に、この突出さ れた垂直面の直下の水平面(水平方向を向いた面)に凹部を設けている。そして 、この突出させた垂直面と、これに対応して設けられた凹部の働きにより、十分 な大きさで、心地良い音色の「音」や、自然感、面白み等のある「情景」が得ら れる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかながら、このの装置においても、未だ、改良の余地がある。即ち、装置 に接する者に対し、視覚及び聴覚の面に止まらず、臭覚の面でも、心地良さ、安 らぎ等を与えられる装置とすることが望ましい。 また、このの装置を含む従来の装置では、装置のトータルスイッチ等をON 状態として使用状態にした際に、終始、略同じ調子の「音」、「情景」しか得ら れない。従って、これらの装置に長時間、長期間、接する者にとっては、装置と しての面白みが序々に低下することとなり易い。
【0005】 本考案は、上記観点に鑑みてなされたものであり、視覚、聴覚及び臭覚の面で 、心地良さ、安らぎ、面白み等が与えられ、しかも、長く使用しても飽きを生じ 難い流水装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を重ねた。その結果、装置の 内部等に芳香剤を収納等して、この芳香剤を自然蒸散させれば、臭覚の面での心 地良さ、安らぎ等を与えられるのではないかと考えた。 しかしながら、芳香剤を単に、自然蒸散させるだけでは、室内等の使用空間中 を漂う芳香剤の量を、適量にコントロールすることは困難である。例えば、使用 空間が広かったり、風通しがよければ、使用空間中を漂う芳香剤の量が不十分と なることも多い。また、この様に、単に芳香剤を付加するだけでは、装置として の面白みを増すことが困難である。 そして、本考案者は、更に鋭意研究を重ね、本各考案を完成するに至ったので ある。
【0007】 即ち、本第1考案の流水装置は、下方側に配置される貯水部と、該貯水部に貯 められた水を適宜、汲み揚げる揚水手段と、該貯水部の上方に配置され、該揚水 手段により汲み揚げられた水を上端側で受け取り、該受け取った水を略階段面形 状とされ、且つ前方より目視可能な状態とされた流路面に略沿わせて下端側へと 流し、該流された水を上記貯水部へと順次、返還させる流水部と、該流路面を照 らすための照明手段と、所定の芳香剤を周囲へと適宜、蒸散させるための芳香手 段と、を備え、上記流路面の適所に、前方へと突出する各突出部が形成されると 共に、上記芳香手段が、上記芳香剤を蒸散可能な状態で適宜、含浸させる芯体と 、該芯体の周囲に配置され、該芯体からの該芳香剤の蒸散を促進させる促進手段 と、を備えることを特徴とする。
【0008】 本装置は、上記貯水部と、揚水手段と、流水部とを備えるため、装置全体で円 滑な水循環を行う。その際、流水部を流れる水が、各突出部から適度な抵抗を受 け、水の流れに変化が生ずる。従って、上記「音」を十分な大きさで、心地良い ものにしたり、上記「情景」に自然感、面白み等が与えられる。そのとき、照明 手段により、流水部を流れる水は光で照らされる。そして、この光が水により反 射されるため、「情景」に一層の変化が加わる。特に、各突出部の周囲の「流れ に変化を生じた箇所」では、他の箇所に比べ、反射の仕方が異なるため、この変 化は大きなものとなる。また、流路面のみをライトアップして際立たせれば、更 に異なる態様の「情景」が得られる。更に、照明手段の照度を適宜、コントロー ルすれば、渓流等の夜明け、昼間、夜間等の各の情景を実現でき、更に別の面白 みが得られる。
【0009】 また、上記芯体及び促進手段を備えた芳香手段の有する。従って、促進手段の 稼働及び停止の選択、若しくは促進手段の作動状態の制御を行えば、使用空間に 向かって蒸散される芳香剤の量をコントロールできる。 そして、以上に述べた「照明手段」、「芳香手段」等の個々の作用と、各構成 部材の結合により生ずる相乗作用により、使用者に対し、十分な心地良さ、安ら ぎ、面白み等が与えられる。 本第2考案では、上記略階段面形状とされた流路面のうちで、略水平方向に配 置される各水平面部に所定の凹部が形成されている。この凹部には、流路面を流 れる水が所定量ずつ、暫し、溜められる。即ち、各水平面部には、堰を設けた様 な状態となるため、流路面を「水の流れ」に更なる変化が与えられる。また、各 水平面部に上方より到達する水は、各凹部に溜められた水に当たって、更に心地 の良い音を生ずる。
【0010】 本第3考案では、上記流水部が、前端面が岩肌状の凹凸面とされた複数の平板 状部材を、より下方に配置される平板状部材の前端面が、より上方に配置される 平板状部材の前端面よりも、より前方に位置する状態で積層されることにより、 略階段状の外形とされて構成されている。本装置では、流水部を前方より目視し た際、略岩形状となる。従って、上記「音」及び「情景」に、更に別の態様が加 わる。また、この流水部は、複数の平板状部材の積層品として作製できるため、 装置の製造コストを高くしない。更に、積層される平板状部材の組み合わせ等を 変更すれば、種々の態様の岩形状が得られる。 上記「照明手段」は、上記「流路面」を上方から照らしても、側方から照らし ても、下方から照らしてもよい。そして、この「下方から照らす場合」の装置の 一態様を本第4考案に例示する。同考案では、上記流水部を透過性を備えた素材 で構成すると共に、上記照明手段を該流水部の下方に配置し、該照明手段が上記 流路面を該流水部の下面側から照らしている。本発明によれば、装置の配置箇所 の周囲(壁、天井等)に、波紋が写し出される。従って、上記「情景」に、更に 別の態様が加わる。
【0011】 上記「促進手段」は、適宜、稼働状態とされることにより、上記「芯体」から の「芳香剤」の蒸散を促進させる機能を備える。そして、この「促進手段」の具 体的態様を本第5〜7考案に例示する。 先ず、本第5考案では、促進手段として、上記芯体を適宜、加熱して、上記芳 香剤の蒸散を促進させる加熱手段を例示している。また、本第6考案では、促進 手段として、上記芯体に適宜、風を送って、上記芳香剤の蒸散を促進させるファ ンを例示している。更に、本第7考案では、本第5考案の「加熱手段」及び本第 6考案の「ファン」の双方を備えたものを例示している。また、本第8考案では 、上記照明手段を上記芯体に近接配置させることにより、該照明手段に本第5及 び7考案の加熱手段としての機能を持たせている。即ち、第8考案は、照明手段 の発する余熱を利用して上記芳香剤の蒸散の促進を図るものである。
【0012】 本第9考案は、流水装置の前方側に人が現れたことを検知するためのセンサを 備えると供に、該センサが人が現れたことを検知した場合に、上記促進手段を一 定時間、稼働させるものである。本装置では、装置の近くに人がおらず、芳香剤 の蒸散量を敢えて高める必要が無い場合、促進手段の稼働を停止して、専ら、自 然蒸散により、芳香剤を蒸散させる。一方、装置の前方側に人が現れた場合、促 進手段を稼働させ、必要量の芳香剤を使用空間内に蒸散する。従って、必要な場 合に、必要な量の芳香剤が自動的に蒸散されることとなる。
【0013】 本第10考案では、上記促進手段の作動状態を、第1所定時間だけ稼働する促 進動作と、第2所定時間だけ稼働を停止する待機動作と、を交互に繰り返し行う 状態に制御するための制御手段を備えている。 上記「促進動作」は、促進手段を稼働させ、芳香剤の蒸散量を増すための動作 である。一方、「待機動作」とは、促進手段の稼働を暫し、停止させ、芳香剤の 蒸散量を低く抑えるため動作である。そして、本考案では、「第1所定時間」及 び「第2所定時間」の長さを適宜、選択することにより、使用空間中に浮遊する 芳香剤の量を所望量に近づけることが容易である。 また、本考案では、本第11考案に示す様に、上記第1所定時間及び上記第2 所定時間を入力するための入力手段を備え、上記制御手段により、該入力された 第1所定時間及び第2所定時間に従って、上記促進手段の作動状態を制御しても よい。この場合、ユーザーの側で、促進手段の稼働状態を選択できる。
【0014】 更に、第11考案の流水装置では、本第12考案に示す様に、上記第1所定時 間及び上記第2所定時間の組み合わせを2以上、記憶可能な記憶手段と、該記憶 された各組み合わせの中から所望の組み合わせを選択させる選択スイッチ部と、 を備え、上記制御手段により、該選択された組み合わせに従って、上記促進手段 の作動状態を制御してもよい。本装置において、上記「組み合わせ」の「記憶手 段」への入力は、第10考案に示す様な「入力手段」を通じ、ユーザーの側で行 っても良いし、予め、メーカーの側で行ってもよい。 また、上記第10〜12考案において、「第1所定時間」及び「第2所定時間 」の具体的を数値は、本装置の使用される使用空間の容積、風通し等を考慮して 選択することが好ましい。
【0015】 更に、制御手段により、繰り返し実現される各促進動作の時間(第1所定時間 )、繰り返し実現される各待機動作の時間(第2所定時間)は、一定にされても 、可変的にされてもよい。後者の一例として、本第13考案が挙げられる。 即ち、本第13考案では、上記促進手段の使用状態及び不使用状態の選択を行 わせる切替スイッチ部を備えると供に、上記制御手段は、該切替スイッチ部によ り選択された所定の一使用状態における最初の促進動作を、該一使用状態におけ るその後の他の促進動作に比べて長時間となる状態に、上記促進手段の作動状態 を制御するものである。
【0016】 上記「促進手段の使用状態」とは、上記切替スイッチ部により選択された一の 使用状態の中で、促進動作と、待機動作とを繰り返し行いながら、使用空間に向 かって、強制的に所望量の芳香剤を蒸散させる状態である。一方、上記「促進手 段の不使用状態」とは、促進動作を一切、行わない状態、即ち、専ら、自然蒸散 のみにより、芳香剤を蒸散させる状態である。 また、上記「切替スイッチ部」は、この「使用状態」及び「不使用状態」の選 択を行うためのもである。このスイッチ部は、所謂、「スイッチ」と称される部 品で構成されても良い。但し、促進手段が電池により稼働する場合には、この様 な部品を敢えて備えずに、電池の収納部(電池ボックス)への出し入れにより、 「使用状態」及び「不使用状態」の選択が行われてもよい。 そして、本考案では、装置を使用状態としてから、比較的、短い時間で、芳香 剤の量を適量とできる。しかも、一旦、適量とされた後は、不必要な芳香剤の消 費を回避できる。
【0017】 本第14考案では、記制御手段が、上記揚水手段の揚水速度を経時的に変化さ せる状態に、該揚水手段の作動状態を制御している。従って、この水の流れ状態 を、より自然の状態に近づけたり、面白みを増すことができる。 本第15考案では、所定の基準時刻から経過した経過時間を計測するための時 間計測手段と、基準時刻から所望の時間経過後の予定時刻を入力するための時刻 入力手段と、該予定時刻を記憶するための時刻記憶手段と、を備えている。そし て、上記制御手段は、現時刻が上記予定時刻に達したか否かの判断と、該現時刻 が該予定時刻に達した場合に、上記促進手段、上記揚水手段及び上記照明手段の うちの少なくとも該促進手段の使用状態及び不使用状態の切替えを行う。即ち、 使用状態にある促進手段等を、基準時刻から所望時間経過後に自動的に不使用 状態に切り換えたり、不使用状態にある促進手段等を、所望時間経過後に自動 的に使用状態に切り換えられるタイマーを備える装置を示している。
【0018】 本第16考案では、現時刻を認識するための時計部と、所望の開始時刻及び所 望の終了時刻を入力するための時刻入力手段と、該開始時刻及び該終了時刻を記 憶するための時刻記憶手段と、を備えている。そして、上記制御手段は、上記時 計部により現時刻が開始時刻に達したことが認識された場合に、上記促進手段、 上記揚水手段及び上記照明手段のうちの少なくとも該促進手段の不使用状態から 使用状態への切替えを行うと供に、該時計部により現時刻が終了時刻に達したこ とが認識された場合に、該促進手段、該揚水手段及び該照明手段のうちの少なく とも該促進手段の使用状態から不使用状態への切替えを行う。即ち、不使用状態 にある促進手段等を、開始時刻に自動的に使用状態に切り換えると供に、終了時 刻に自動的に不使用状態に切替えるタイマーを備える装置等を示している。そし て、第15及び16考案によれば、促進手段等の自動的な制御が可能となる。
【0019】 尚、本第15及び16考案の装置の制御対象には、促進手段の他に、揚水手段 及び照明手段の少なくともいずれかを加えてもよい。また、この場合は,各手段 毎に別々のスイッチ部を備えても良いし、各手段のON、OFFを一括して選択 させる様なトータースイッチ部を備えてもよい。更に、「揚水手段の使用状態」 とは、揚水手段を稼働させ、流路面に沿って水を流し続ける状態を言う。一方、 「揚水手段の不使用状態」とは、揚水手段を稼働を停止する状態を言う。また、 「照明手段の使用状態」とは、照明手段をON状態として、流路面を照らす状態 を言う。一方、「照明手段の不使用状態」とは、照明手段をOFF状態とするこ とを言う。
【0020】 本第17考案では、前方側より観察可能な状態に取着される発光部を備えると 供に、所定の発光制御手段により、該発光部の発光の輝度を上下動させ、且つ該 発光部の輝度の変化パターンを、一定の輝度の状態(消灯状態を含む)から所定 の輝度まで漸増させ、その後漸減して当初の輝度に戻させ、再び漸増させ、、こ れを繰り返えさせている。本考案の装置では、上記「発光部」が、あたかも、「 蛍」の様な光り方を示すため、より一層、趣のある装置となる。 また、本第17考案の装置では、本第18考案に示す様に、所定の発光制御手 段により、促進手段が上記使用状態にあるとき、若しくは上記促進動作を行うと きにのみ、発光部を点灯させるものであってもよい。この場合、促進手段が使用 状態にあるか否か、促進動作を行っているか否か等を、一目で識別できる。
【0021】 更に、本第19考案に示す様に、上記発光部を上記流路面に多数配置し、該多 数の発光部を2以上の組に分け、各組毎に時間をずらして点灯させてもよい。こ の装置によれば、あたかも、「流路面に複数の蛍がとまり、これらの蛍が交互に 光を放つという趣に満ちた情景」が得られる。尚、本考案に示す発光部の数、配 置間隔、「各組毎に時間のずらし方」等は種々選択される。 本第20考案では、上記芳香剤により、森林香を周囲へと適宜、蒸散させてい る。従って、装置に接する者には、臭覚の面でより一層、自然に近い感覚が与え られる 本第21考案では、上記流水部を2以上備えている。この様に、流水部が複数 となれば、装置に接する者に対し、視覚、聴覚の面での迫力を感じさせられる。 また、装置の前方のみでなく、装置の側方、後方等の広い範囲で、装置に接する 者に対し、効果的に、心地良さ、安らぎ、面白み等を与えられる。 本第22考案では、上記流水部の少なくとも表面側に、カット溝を設けている 。本発明によれば、照明手段の発する光の方向、反射の仕方等が、カット溝で変 化するため、より趣のある装置となる。。
【0022】
【考案の実施の形態】
以下、考案の実施の形態について述べる。 (1)実施の形態1 本流水装置は、図1及び2に示す様なものであり、外殻部1と、流水部2と、 揚水手段3と、照明手段4と、芳香手段5と、センサ部Sと、発光部Hとを備え ている。 このうち、外殻部1は、所定の樹脂素材(ポリプロピレン等)を用いて成形さ れている。そして、図1に示す様に、直方体の外形より、前方側で且つ上方側の 箇所を傾斜状に切り欠いた外形を備えている。また、この外殻部1は、下方容器 体11の上に、上方容器体12を脱着な状態で重ね合わせて構成されている。
【0023】 そして、下方容器体11は、透過性を有しない樹脂素材を用いて作製され、略 直方体の外形を備えている。また、図1に示す様に、下方容器体11の前方壁に は、略スリット状の蒸散孔111が設けられている。更に、側方壁には、略スリ ット状の放熱孔112が設けられている。また、図3に示す様に、底面部には、 下方容器体11内に空気を導入するための略スリット状の空気孔113a、11 3bが設けられている。更に、図2及び3に示す様に、この容器体11は、照明 手段4及び芳香手段5を収納するためのケースとして機能する。このため、下方 容器体11の底面部の上面には、これらの手段4、5を取着するための溝114 、115若しくは突起部116、117が設けられている。更に、図1に示す様 に、下方容器体11の前壁には、センサ部S及び発光部Hを取着するため、取着 孔が存在する。
【0024】 一方、上方容器体12は、略筒状の側壁部121と、その下端側に接着された 底板部122とからなる。そして、上記切り欠いた部分を開口部K1 としている 。また、この底板部122は、下方容器体11の開口部に蓋をする役目を果たし ている。更に、側壁部121は略透明な樹脂により構成され、底板部122は下 方容器体11と同様な樹脂で構成されている。また、底板部122の後方寄りに は、光通し窓122aが設けられ、この窓122aには、略透明な樹脂により構 成された窓蓋122bが嵌め込まれている。但し、上方容器体12全体、若しく は外殻部1全体を透明な樹脂で構成することもできる。 また、この上方容器体12の内部は、図1に示す様に、所定の水Wを貯めるた めの貯水部123として機能する。更に、この内部は、同図に示す様に、上記流 水部2と、上記揚水手段3とが配置されることとなる。
【0025】 上記流水部2は、透明な樹脂により構成され、略水平に配置された水板部21 と、略垂直に配置された垂板部22とを交互に連続配置した略階段状の外形とさ れている。また、各水板部21の前端側は、その下方に位置する垂板部22の前 面よりも、装置のより前方へと突出している。そして、この前端側が、流水部2 の表面に略階段面状に形成される流路面Rより、前方へと突出する突出部rとな っている。尚、この突出部rの突出量を約3mmとしているが、別の値を種々選 択できる。また、流水部2は、中間側の継ぎ手部tにより、連結・分離可能とさ れているが、流水部2全体を一体成形してもよい。 更に、流水部2の上端側の裏面には、略容器状の連結部材27が取着されてい る。また、この連結部材27の上方側の開口部271は、流水部2の上端よりも 、上方に位置している。また、連結部材27の底板には、所定の導入孔272が 設けられ、この導入孔272の周囲には、所定のジョイント273が取着されて いる。また、流水部2の最下端の水板部21は、他の水板部21よりも横手幅が 短くされている。そして、最下端の水板部21の前端面と、上方容器体12の前 方側の面壁との間には、隙間K2 が存在している。
【0026】 そして、連結部材27の後方側の側面を、上方容器体12の後方側で、且つ上 方側の内面に固定すると供に、流水部2の側端縁を上方容器体12の側方の内面 に固定することにより、流水部2は外殻部1の内部に固定されている。 上記揚水手段3は、所定のポンプ(図示を省略する。)と、このポンプで汲み 揚げられた水Wを上方へと搬送するためのホース31とを備えている。また、ホ ース31の上端側は、連結部材27のジョイント273に嵌め込まれている。そ して、このポンプ等は、図2に示す様に、所定の防振パッド35を挟んだ状態で 、上方容器体12の後方側の内部に配置されているが、このパッド35の配置を 省略することもできる。 上記照明手段4は、図2及び3(各図では、配線等の図示を省略した。)に示 す様に、2つの電球45、46を中心に構成されている。即ち、これらの電球4 5、46は、下方容器体11の内部であって、且つ光通し窓112aの真下に配 置されている。また、各電球45、46の下方には、上記突起部116、117 により、両端側を支持された反射用曲面板471、472が配置されている。
【0027】 上記芳香手段5は、図2及び3に示す様に、所定の不織布(フェルト等)によ り構成され、且つ略矩形板状の外形とされた芯体51と、この芯体51の前方に 配置されるファン(促進手段)52とを備えている。 このうち、芯体51には、所定の液状の芳香剤(森林の香り、花の香り等を生 ずる芳香剤等)が含浸されている。そして、その下端側が上記溝114に嵌め込 まれいる。また、この芯体51から、上記芳香剤が少量ずつ、自然蒸散可能とな っている。更に、この様に、自然蒸散した芳香剤は、上記蒸散孔111を通じて 、装置の外部へと放出されることとなる。尚、芯体51は、この板状に限らず、 紐状等の他の外形を備えるものであっても良い。また、芯体51の下方側等に、 所定の容器状体等を配置し、その内部に芳香剤を収納し、且つ芯体51の下端を この芳香剤に浸漬させた状態にしても良い。即ち、芯体51を吸い揚げ芯の様な 構成とし、芳香剤の消費分を逐次、芯体51へと補給可能としても良い。
【0028】 また、上記ファン52は、上記溝115に下端側を嵌め込まれたモータMによ り、回転して風を起こし、この風を芯体51に送って、芳香剤の蒸散の促進を図 るものである。尚、このファン52の代わりに、芯体51の周囲にヒータ等の加 熱手段を配置したり、ファン52及び加熱手段の双方を配置してもよい。 上記センサ部Sは、図4に示す様に、人感センサと、伝達手段とを備えており 、人感センサは、人が装置の前方に現れたことを、人の体温により関知する。 そして、本装置では、このセンサ部Sが稼働する迄、ファン52は回転しない が、一旦、装置の前方に人が現れた場合には、このセンサ部Sがこれを検知して 、伝達手段を介して、ファン52を回転させる。この結果、芳香剤の蒸散が促進 されることとなる。また、回転開始後、一定時間が経過した所で、ファン52の 回転を停止させ、以後は、専ら、自然蒸散により、芳香剤の蒸散を行う。尚、こ のときのファン52の回転時間は種々選択できる。例えば、使用空間の大きさに 応じて適宜、増減できる。また、この様なセンサ部Sを用いず、ユーザーのマニ ュアル操作で、ファン52の回転、停止の選択を行ってもよい。更に、センサ部 Sにより、揚水手段3、照明手段4、発光部H等の稼働を制御してもよい。
【0029】 上記発光部Hは、図1に示す様に、下方容器体11の前壁の右寄りであって、 上記センサ部Sに隣接する箇所に取着されている。 この発光部Hは、黄緑色系のLEDランプを中心に構成されており、IC等の 発光制御手段により、その点滅方法をコントロールされている。この点滅方法の 一例を図5及び6を用いて説明する。即ち、発光制御手段は、発光部Hに、蛍風 の明暗変化を伴う点滅発光を行わせる。かかる発光制御手段による発光部(LE Dランプ)の輝度の変化パターンは、図5に示す様なものであり、PWM制御に より、LEDに印加する電圧を時間に応じて、図6に示す様に、変化させること により実現される。 具体的には、デューティー比(以下、「D比」という。)0、つまり、OFF 状態から、1573msec(T1 )にかけて、128の段階を経て、序々にD 比を増大させ、D比を100%とする。その後、D比100%を、396mse c( T2 )だけ維持し、更に再び、1573msec(T3 )だけの時間をか けて序々に減少させ、OFF状態に戻す。その後、140msec(T4 )の間 、OFF状態を維持する。そして、上記制御手段は、LEDランプに印加する電 圧についてこれを繰り返す。尚、図6において、T0 は周期、T01はパルス幅、 T02は周期よりパルス幅を引いた時間である。
【0030】 このPWM制御により、明るさをゆっくりと変化させつつ、LEDランプを点 滅させる。そして、この点滅のために、装置に蛍がとまっている様に見える。但 し、この発光部Hには、単なる意匠的な効果に止まらず、他の効果を持たせるこ ともできる。例えば、上記ファン(促進手段)52が回転している場合のみに点 滅することにすれば、この発光部Hを頼りにして、ファン(促進手段)52の使 用状態及び不使用状態を一目で判別できる。また、発光部(LEDランプ)の輝 度の変化パターンは、図5及び6に示すものに限らない。例えば、図5の破線に 示す様に、OFF状態まで、D比を減少させた後に、このOFF状態を維持せず に、直ちにD比を漸増させる様な輝度の変化パターンとしてもよい。また、D比 を増加させた後に、直ちにD比を減少させてもよい。
【0031】 次に、以上の様に構成される装置の使用例を簡単に述べる。 先ず、図2に示す様に、上方容器体12の内部に適量の水Wを収納する。そし て、揚水手段3のポンプを稼働させ、このポンプで汲み揚げられた水Wをホース 31を通じて連結部材27へと汲み揚げる。更に、この連結部材27の開口部2 71より水Wが漏れ出し、流水部2の上端側へと到達する。次いで、この流水部 2に受け取られた水Wは、流路面Rに沿って、流水部2の下端側へと流される。 そして、この流された水Wは、上記隙間Kより上方容器体12の内部へと戻され る。そして、この様な「水Wの汲み揚げ」「流水」「返却」が連続的に行われる こととなる。この結果、装置全体で、円滑な水Wの循環が行われる。その際、流 水部22を流れる水Wが、各突出部rから適宜な抵抗を受け、「水Wの流れ」に 変化を与える。従って、水Wの「音」が十分な大きさで、心地良いものとなると 供に、流れる水Wの「情景」が自然感に満ち、面白みのあるものとなる。
【0032】 また、電球45、46が通電され、この電球45、46の発する光が、反射用 曲面板471、472で集約されつつ、窓蓋122b、水Wを透過して流水部2 の裏面側より、流路面Rを照らすこととなる。そして、この光が水Wにより反射 されるため、水Wの「情景」により一層、面白味が増す。特に、本実施例では、 流れる水Wの下方より光を照らし、この装置に接する者が「波紋」を観察できる ため、上記「情景」が、一層、面白いものとなる。 更に、本装置に人が近寄らない場合、芯体51から芳香剤が自然蒸散され、装 置自体が、「人を迎える準備」を行う。そして、本装置に人が近づけば、ファン 52の回転を開始し、芳香剤の蒸散が促進される。この結果、装置に接する者は 、比較的、短時間の間に、「臭覚」の面での心地よさ、安らぎ等を十分に感じる こととなる。しかも、ファン52は、所定時間経過後に回転を止めるため、使用 空間内に過剰の芳香剤が浮遊することを回避できる。
【0033】 また、「発光部H」が、あたかも、「蛍」の様な光り方を示すため、装置とし ての面白みが一層、増すこととなる。 そして、流水部2と、揚水手段3と、照明手段4と、芳香手段5と、センサ部 Sと、発光部H等の個々の作用と、各構成部材の結合により生ずる相乗作用によ り、使用者に対し、十分な心地良さ、安らぎ、面白み等が与えられる。また、装 置に接する者にとっては、「音」、「情景」等が変化に富み、且つ過不足の無い 芳香剤の臭いを嗅ぐことができるため、飽きの生じ難い装置と言える。
【0034】 (2)実施の形態2 本装置は、図7に示す様に、流水部2を構成する水板部21に、上方側に開口 する凹部211を設けた点以外は、実施の形態1の装置と同様である。 本装置では、流路面Rを流れる水が、この凹部211に所定量ずつ、暫し、溜 められる。そして、この溜められた水は、流路面Rの上流方向から、続いて到達 する水によって置き換えられ、下流側へと流れる。即ち、各水板部(水平面部) 21には、あたかも、堰を設けたられた様な状態となるため、流路面Rを流れる 水の流れに、更なる変化が与えられる。また、各凹部211に溜められた水に、 続いて到達する水が当たって、非常に心地の良い音を生ずる。
【0035】 (3)実施の形態3 本装置は、図8に示す様に、外殻部1fと、流水部2fと、外殻部1fの下方 側を収納する皿状部181fと、流水部2fの上方に脱着可能な状態に取着され た蓋状部19fとを備えている。 このうち蓋状部19fは、図9に示す様に、前方側に段差部Dを備えた蓋本体 191fと、段差部Dの略中央部を貫通する貫通孔192fと、所定の蝶番19 3f、193fを用いて、段差部Dの上に開閉自在に被せられる開閉部194f とを備えている。尚、開閉部194fには、例えば、図9に示す様な芳香剤の蒸 散用のスリット孔195fを設けることが好ましい。
【0036】 また、貫通孔192fは、略鼓形状とされており、この孔192fの上部に、 逆円錐台形状を備えた芯体51の下方側が脱着可能な状態で挿入されている。こ のため、本装置では、芯体51のみの取り替えを瞬時に行える。 また、この孔192fの下部には、照明手段4fが収納されている。そして、 この孔192fの中間部を挟み、照明手段4f及び芯体51fが近接しているた め、照明手段4fの発する余熱により、芳香剤の蒸散が促進される。 また、流水部2fの下方側には、実施の形態1と同様な揚水手段3fが設けら れている。更に、外殻部1fは、流水部2fを両脇を挟み込む略平面台形状の一 対の側板182f、183fと、流水部2fの後方に配置される背板部184f とを備えている。
【0037】 更に、流水部2fは、図10(a)に示す様に、前端面が岩肌状の凹凸面とさ れ、且つ全長(同図の左右方向の長さ)の短い複数の平板状部材281fを、接 着剤で接着しながら積層して構成してもよい。即ち、各平板状部材281fの前 端面を、流水部2fのより下方に配置されるものほど、より前方に位置する状態 とし、全体で略階段状の外形に構成することができる。また、図10(b)に示 す様に、全長の異なる複数の平板状部材282f、283f等を順次、を積層し て、同様な略階段状の外形を構成することもできる。
【0038】 本装置では、実施の形態1の装置の効果に加え、以下の効果が得られる。即ち 、図10(a)若しくは(b)の様に、流水部2fを略岩形状とすれば、水の「 音」及び「情景」に、更に別の面白みが加わる。また、この様な複雑な形状の流 路面が、単に各平板状部材281fを積層するだけで得られる。即ち、所定の樹 脂原料を、複雑なキャビティ形状を備えた成形型を用いて成形する等の方法を用 いる必要がないため、装置の製造コストが高くならない。更に、各平板状部材2 81f等の組み合わせ等の選択、変更で、種々の態様の岩形状を得ることもでき る。
【0039】 また、照明手段4fが促進手段の役割を兼任するため、装置の構造を簡略化と 、製造コストの低廉とを図り易い。また、蓋状体19fが着脱可能であるため、 照明手段4f及び芯体51f等の取り替えが容易である。更に、照明手段4f及 び芯体51f等を備えない装置としても使用できる。また、元々、照明手段4f 及び芯体51f等を備えない装置に対しても、上記蓋状部19fを後付けすれば 、照明手段4f及び芯体51f等を備えた装置として使用できる。
【0040】 (4)実施の形態4 本装置は、実施の形態1の装置の稼働状態を、図11のブロック図に従って制 御するものである。但し、実施の形態1の装置の代わりに、実施の形態2若しく は3に示す装置を制御してもよい。 図11中の「制御手段」は、所定のICにより構成されており、上記モータM を第1所定時間(図12のAi で示される時間)だけ稼働させる促進動作と、第 2所定時間(図12のBi で示される時間)だけ停止させる待機動作と、を交互 に繰り返わせるものである。また、「入力手段」は、「第1所定時間」及び「第 2所定時間」の組み合わせを入力するためのものである。更に、「記憶手段」は 、この入力された組み合わせを記憶するものであり、この組み合わせを複数組、 記憶可能とされている。また、「選択スイッチ」は、「記憶手段」に記憶された 各組み合わせのうちから、所望の組み合わせを選択するためのものである。尚、 本装置では、実施の形態1の装置からセンサ部Sを省略してもよい。
【0041】 尚、各「組み合わせ」を構成する「第1所定時間」及び「第2所定時間」の長 さは、使用空間の広さ、風通し(洋間、和室等で異なる。)に応じて種々選択で きる。例えば、4畳半の洋間等の狭く、密閉度の高い空間用としては、「第1所 定時間」等を短目にし、10畳の和室等の広く、風通しの良い空間用としては、 「第1所定時間」等を長目する等の選択が可能である。そして、「選択スイッチ 」の操作部(ユーザーが接する部分)に、「4畳半の洋間用」、「10畳の和室 用」等の用途が表記されれば、ユーザーの側で用途に応じた「組み合わせ」を瞬 時に選択できる。
【0042】 尚、メーカの側で、各「組み合わせ」を、「記憶手段」に予め、記憶させてお けば、「入力手段」を敢えて設ける必要はない。その反面、この「入力手段」が 存在すれば、ユーザーの側で、所望の「組合わせ」を入力し直すことができると 言う利点がある。
【0043】 また、図11に示す装置の「トータルスイッチ」をON状態とすれば、図12 に示す様に、最初に実現される促進動作の時間、即ち、最初の第1所定時間A0 が、後に実現される促進動作の時間、即ち、後の第1所定時間A1 、A2 等に比 べて長くされている。但し、一の使用状態における各第1所定時間A0 、A1 、 A2 等を全て一定にしても良いし、本形態以外の態様で変化させてもよい。
【0044】 本装置によれば、図12に示す様に、使用空間中に浮遊する芳香剤の量の調節 が容易となる。即ち、使用状態とされる直前(不使用状態)には、芳香剤は専ら 、自然蒸散により散布されている。従って、図12に示す様に、使用空間中の芳 香剤の濃度は低くなっている。しかし、本装置では、最初に行われる「促進動作 」が長時間であるため、この濃度を素早く、高められる。しかも、それ以降に、 短時間の「促進動作」を行いながら、この量を、所望量とそれ程、食い違わない 範囲に保つ。また、この「それ以降」の「促進動作」が短時間であり、無駄な芳 香剤の消費を行わない。従って、使用空間中の芳香剤の濃度を所望量に瞬時に近 づけられると供に、装置のランニングコストを低く抑えられる。
【0045】 また、本装置では、図11の「制御手段」により、上記「揚水手段3」の制御 をも行っている。この制御方法として、揚水手段3のポンプに加わる電流を変化 させ、ポンプの揚水速度を経時的に変化させるものを例示できる。この場合には 、水Wの流れに更なる変化が加わり、水Wの流れ状態を、より自然の状態に近づ けることができる。尚、この「揚水手段3」の制御においても、「記憶手段」に 複数の制御方法を記憶させ、「選択スイッチ」により、いずれか一の制御方法を 選択させてもよい。
【0046】 (5)実施の形態5 本装置は、実施の形態1の装置の稼働状態を、図13に示すブロック図に従っ て制御するものである。尚、実施の形態2及び3の装置も同様に制御できる。 図13に示す「時刻入力手段」は、ユーザーの側で適宜、選択させる「予定時 刻」、即ち、稼働状態にある装置を停止させたり、停止状態にある装置を稼働さ せる時刻を入力するためのものである。また、「時刻記憶手段」は、この「予定 時刻」を記憶するためのものである。更に、「時間計測手段」は、時間の経過を 計測するためのものであり、あたかも「ストップウォッチ」の様に機能する。
【0047】 そして、「制御手段」は、所定のICにより構成され、「時間計測手段」から の情報を受け、「現在の時刻」が予定時刻に達したか否かを判断する。そして、 「予定時刻」に達したと判断された場合に、「促進手段」等の使用状態及び不使 用状態の切替えを行う。 本装置によれば、「促進手段」等の自動的な制御が可能となり、装置として利 便性がより一層、向上する。
【0048】 (6)実施の形態6 本装置は、実施の形態1の装置の稼働状態を、図14に示すブロック図に従っ て制御するものである。但し、実施の形態2及び3の装置も同様に制御できる。 図14中の「時計部」は、一般の「時計」と同様に機能するものであり、現在 の時刻を認識するためのものである。また、「時刻入力手段」は、停止状態にあ る装置を稼働させたい時刻、即ち、「開始時刻」と、稼働状態にある装置を停止 させたい時刻、即ち、「終了時刻」を入力するためのものである。また、「時刻 記憶手段」は、「開始時刻」と「終了時刻」と記憶するものである。
【0049】 そして、「制御手段」は、所定のICにより構成されており、この「時計部」 からの情報により、「現在の時刻」が「開始時刻」に達した否か、並びに「終了 時刻」に達したか否かの判断を行う。そして、「開始時刻」に達したと判断され た場合に、不使用状態にある「促進手段」等を使用状態にする。また、「終了時 刻」に達したと判断された場合に、使用状態にある「促進手段」等を不使用状態 にする。従って、不使用状態にある促進手段等を、開始時刻に自動的に使用状態 に切り換えると供に、終了時刻に自動的に不使用状態に切替えるタイマーを備え る装置と言える。 本装置によっても、「促進手段」等の自動的な制御が可能となり、装置として 利便性がより一層、向上する。
【0050】 (7)実施の形態7 本装置は、図15に示す様に、実施の形態1乃至は3の装置の水板部21の表 面、側端面、前端面に、カット状の溝m1 を設けたものである。 本装置によれば、光の反射の仕方等の変化が大きくなり、更に、趣に満ちた装 置となる。 尚、カット状の溝m1 は、水板部21の裏面や、垂板部22の各面等のその他 の箇所に設けることもできる。
【0051】 (8)実施の形態8 本装置は、図16に示す様に、略台形状とされた基体部6の3つの側面のそれ ぞれに、実施の形態3と同様な流水部2m、2n、2pを配置している。但し、 これらの流水部2m等が実施の形態1又は2と同様なものであってもよい。 本装置では、流水部2m、2n、2pが複数であるため、装置に接する者に対 し、視覚、聴覚の面での迫力を感じさせられる。また、装置の前方のみでなく、 装置の側方、後方等の広い範囲で、装置に接する者に対し、効果的に、心地良さ 、安らぎ、面白み等を与えられる。
【0052】 尚、本考案においては、前記具体的な実施の形態に示すものに限らず、目的、 用途に応じて本考案の範囲内で種々変更した別の実施の形態、別の実施例、変形 例を掲げることができる。即ち、上記「流水部2等」、「促進手段」、「揚水手 段3」、「照明手段4」等の具体的な構成は、各形態及び変形的な形態に示すも のに限るものではない。
【0053】 更に、上記各装置の流水部2に、複数の発光部Hを装着し、図17に示す様な 発光制御手段により、その発光状態をコントロールしても良い。具体的には、実 施の形態8の装置の流水部2m、2n、2pのいずれかに、複数(例えば、8つ )の発光部H1 〜H8 埋め込む場合等を例示できる。また、図17に示す「発光 方法選択手段」としては、「各発光部H1 〜H8 の組分け」と、「各組間の点灯 の時間差」とを選択するものを例示できる。そして、例えば、各発光部H1 〜H 8 を2組に分け、各組の点灯を略交互に行う場合を例示できる。その際、この組 分け方法は種々選択できるが、例えば、互いに隣接しない発光部H1 、H3 、H 5 、H7 を第1組とし、残りの発光部H2 、H4 、H6 、H8 を第2組とする組 分けを例示できる。即ち、隣接し合う発光部(H1 及びH2 等)を別の組とする 組分けを例示できる。
【0054】 更に、図17に示す「発光方法記憶手段」は、「組分け」、「時間差」を記憶 するものである。また、「発光制御手段」は、この「組分け」、「時間差」に従 って、各発光部H1 〜H8 を点灯させるものである。例えば、第1組を点灯させ た後に、第2組を点灯させ、これを順次、繰り返すものである。 そして、この様な装置であれば、あたかも、「流路面Rに複数の蛍がとまり、 この複数の蛍が交互に光を放つ様な光景」をかもしだす。従って、「情景」がよ り一層、趣に満ちたものとなる。
【0055】 また、上記実施の形態4〜7の各制御方法を、全て実施可能な「制御手段」、 若しくは全ての制御方法のうちから選択されるいくつかの制御方法を実施可能な 「制御手段」を備えた装置とすることもできる。また、この「制御手段」が、上 記「発光制御手段」としての役割を兼ねてもよい。 更に、この様な複数の制御方法を実現できる「制御手段」を、所謂、「カスタ ムIC」として実現してもよい。この場合には、「制御手段」の全制御方法より 、必要に応じて、実現したい制御方法のみを選択できるため、装置の「マイナー チェンジ」、「モデルチェンジ」等を的確、且つ安価に対応できる。即ち、この 種の装置では、「モデルチェンジ」等を経て、序々に機能を充実させることが多 い。
【0056】 従って、装置の初期がモデル段階で、予め、将来の「マイナーチェンジ」、「 モデルチェンジ」等を見越し、多機能を備えた「制御手段」を用いれば、「モデ ルチェンジ」等の度に、制御手段を設計することが不要となり、装置の製造コス トの低廉が図られる。また、市場のニーズにも的確に対応した装置の迅速な販売 も可能となる。
【0057】 また、この様な多機能な「制御手段」は、一ピースのICで構成されても、多 ピースのIC等により構成されてもよい。例えば、「促進手段」の稼働を制御す るための「促進制御用IC」と、「揚水手段3」の稼働を制御するための「揚水 制御用IC」と、「発光部H(H1 〜H8 )」の稼働を制御するための「発光制 御用IC」とを適宜、組み合わせてもよい。即ち、多ピースのICの組み合わせ により、1つの「制御手段」とすることもできる。
【0058】
【考案の効果】
上記各考案に示す流水装置は、装置に接する者に対して、視覚、聴覚及び臭覚 の面で、十分な心地良さ、安らぎ、面白み等が与えられる。また、長く使用して も飽きを生じ難い流水装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の流水装置の概略的な斜視図であ
る。
【図2】実施の形態1の流水装置の概略的な縦断面図で
ある。
【図3】実施の形態1の流水装置における下方容器部の
内部を説明するための概略的な平面図である。
【図4】実施の形態1の流水装置におけるセンサ部を働
きを示す説明図である。
【図5】実施の形態1の流水装置における発光部を説明
するためのグラフである。
【図6】実施の形態1の流水装置における発光部を説明
するためのグラフである。
【図7】実施の形態2の流水装置の水板部の概略的な一
部縦断面図である。
【図8】実施の形態3の流水装置の概略的な斜視図であ
る。
【図9】実施の形態3の流水装置の概略的な縦断面図で
ある。
【図10】(a)は実施の形態3の流水装置の流水部の
縦断面図、(b)は実施の形態3の流水装置の流水部の
変形例に係わる流水部の縦断面図である。
【図11】実施の形態4の流水装置の制御方法を説明す
るためのブロック図である。
【図12】実施の形態4の流水装置を用いた場合の使用
空間中の芳香剤の濃度の状態を説明するためのグラフで
ある。
【図13】実施の形態5の流水装置の制御方法を説明す
るためのブロック図である。
【図14】実施の形態6の流水装置の制御方法を説明す
るためのブロック図である。
【図15】実施の形態7の流水装置の流水部の概略的な
一部斜視図である。
【図16】実施の形態8の流水装置の概略的な斜視図で
ある。
【図17】各実施の形態の変形的な形態に係わる流水装
置の発光制御方法を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1;外殻部、11;下方容器体、111;蒸散孔、11
2、113;放熱孔、12;上方容器体、121;側壁
部、122;底板部、121;開口部、122a;光通
し孔、122b;蓋、123;貯水部、2;流水部、2
1;水板部、22;垂板部、R;流路面、r;突出部、
27;連結部材、271;開口部、271;導入孔、2
72;ジョイント、3;揚水手段、31;ホース、4;
照明手段、45、46;電球、471、472;反射用
曲面板、5;芳香手段、51;芯体、52;ファン(促
進手段)、S;センサ部、H;発光部、S;センサ部、
H;発光部、W;水、211;凹部、181f;皿状
部、19f;蓋状部、182f、183f;側板、18
4f;背板部、282f、282f、283f;平板状
部材。

Claims (22)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方側に配置される貯水部と、該貯水部
    に貯められた水を適宜、汲み揚げる揚水手段と、該貯水
    部の上方に配置され、該揚水手段により汲み揚げられた
    水を上端側で受け取り、該受け取った水を略階段面形状
    とされ、且つ前方より目視可能な状態とされた流路面に
    略沿わせて下端側へと流し、該流された水を上記貯水部
    へと順次、返還させる流水部と、該流路面を照らすため
    の照明手段と、所定の芳香剤を周囲へと適宜、蒸散させ
    るための芳香手段と、を備え、 上記流路面の適所に、前方へと突出する各突出部が形成
    されると共に、上記芳香手段が、上記芳香剤を蒸散可能
    な状態で適宜、含浸させる芯体と、該芯体の周囲に配置
    され、該芯体からの該芳香剤の蒸散を促進させる促進手
    段と、を備えることを特徴とする流水装置。
  2. 【請求項2】 上記略階段面形状とされた流路面のうち
    で、略水平方向に配置される各水平面部に所定の凹部が
    形成された請求項1記載の流水装置。
  3. 【請求項3】 上記流水部が、前端面が岩肌状の凹凸面
    とされた複数の平板状部材を、より下方に配置される平
    板状部材の前端面が、より上方に配置される平板状部材
    の前端面よりも、より前方に位置する状態で積層される
    ことにより、略階段状の外形とされて構成される請求項
    1又は2記載の流水装置。
  4. 【請求項4】 上記流水部を透過性を備えた素材で構成
    すると共に、上記照明手段を該流水部の下方に配置し、
    該照明手段が上記流路面を該流水部の下面側から照らす
    請求項1乃至3のいずれかに記載の流水装置。
  5. 【請求項5】 上記促進手段は、上記芯体を適宜、加熱
    して、上記芳香剤の蒸散を促進させる加熱手段で構成さ
    れる請求項1乃至4のいずれかに記載の流水装置。
  6. 【請求項6】 上記促進手段は、上記芯体に適宜、風を
    送って、上記芳香剤の蒸散を促進させるファンで構成さ
    れる請求項1乃至4のいずれかに記載の流水装置。
  7. 【請求項7】 上記促進手段は、上記芯体を適宜、加熱
    して、上記芳香剤の蒸散を促進させる加熱手段と、該芯
    体に適宜、風を送って、該芳香剤の蒸散を促進させるフ
    ァンと、を備える請求項1乃至4のいずれかに記載の流
    水装置。
  8. 【請求項8】 上記照明手段を上記芯体に近接配置させ
    ることにより、該照明手段を上記加熱手段として作用さ
    せた請求項5又は7記載の流水装置。
  9. 【請求項9】 流水装置の前方側に人が現れたことを検
    知するためのセンサを備え、該センサが人が現れたこと
    を検知した場合に、上記促進手段を一定時間、稼働させ
    る請求項1乃至8のいずれかに記載の流水装置。
  10. 【請求項10】 上記促進手段の作動状態を、第1所定
    時間だけ稼働する促進動作と、第2所定時間だけ稼働を
    停止する待機動作と、を交互に繰り返し行う状態に制御
    するための制御手段を備えた請求項1乃至8のいずれか
    に記載の流水装置。
  11. 【請求項11】 上記第1所定時間及び上記第2所定時
    間を入力するための入力手段を備えると供に、上記制御
    手段は、該入力された第1所定時間及び第2所定時間に
    従って、上記促進手段の作動状態を制御する請求項10
    記載の流水装置。
  12. 【請求項12】 上記第1所定時間及び上記第2所定時
    間の組み合わせを2以上、記憶可能な記憶手段と、該記
    憶された各組み合わせの中から所望の組み合わせを選択
    させる選択スイッチ部と、を備え、 上記制御手段は、該選択された組み合わせに従って、上
    記促進手段の作動状態を制御する請求項10及び11記
    載の流水装置。
  13. 【請求項13】 上記促進手段の使用状態及び不使用状
    態の選択を行わせる切替スイッチ部を備えると供に、上
    記制御手段は、該切替スイッチ部により選択された所定
    の一使用状態における最初の促進動作を、該一使用状態
    におけるその後の他の促進動作に比べて長時間となる状
    態に、上記促進手段の作動状態を制御する請求項10乃
    至12のいずれかに記載の流水装置。
  14. 【請求項14】 上記制御手段は、上記揚水手段の揚水
    速度を経時的に変化させる状態に、該揚水手段の作動状
    態を制御する請求項10乃至13のいずれかに記載の流
    水装置。
  15. 【請求項15】 所定の基準時刻から経過した経過時間
    を計測するための時間計測手段と、基準時刻から所望の
    時間経過後の予定時刻を入力するための時刻入力手段
    と、該予定時刻を記憶するための時刻記憶手段と、を備
    え、 上記制御手段は、現時刻が上記予定時刻に達したか否か
    の判断と、該現時刻が該予定時刻に達した場合に、上記
    促進手段、上記揚水手段及び上記照明手段のうちの少な
    くとも該促進手段の使用状態及び不使用状態の切替えを
    行う請求項10乃至14のいずれかに記載の流水装置。
  16. 【請求項16】 現時刻を認識するための時計部と、所
    望の開始時刻及び所望の終了時刻を入力するための時刻
    入力手段と、該開始時刻及び該終了時刻を記憶するため
    の時刻記憶手段と、を備え、 上記制御手段は、上記時計部により現時刻が開始時刻に
    達したことが認識された場合に、上記促進手段、上記揚
    水手段及び上記照明手段のうちの少なくとも該促進手段
    の不使用状態から使用状態への切替えを行うと供に、該
    時計部により現時刻が終了時刻に達したことが認識され
    た場合に、該促進手段、該揚水手段及び該照明手段のう
    ちの少なくとも該促進手段の使用状態から不使用状態へ
    の切替えを行う請求項10乃至14のいずれかに記載の
    流水装置。
  17. 【請求項17】 前方側より観察可能な状態に取着され
    る発光部を備えると供に、所定の発光制御手段により、
    該発光部の発光の輝度を上下動させ、且つ該発光部の輝
    度の変化パターンを、一定の輝度の状態(消灯状態を含
    む)から所定の輝度まで漸増させ、その後漸減して当初
    の輝度に戻させ、再び漸増させ、これを繰り返えさせる
    請求項1乃至16のいずれかに記載の流水装置。
  18. 【請求項18】 上記発光制御手段により、上記促進手
    段が上記使用状態にあるとき、若しくは上記促進動作を
    行うときにのみ、発光部を点灯させる請求項17記載の
    流水装置。
  19. 【請求項19】 上記発光部を上記流路面に多数配置
    し、該多数の発光部を2以上の組に分け、各組毎に時間
    をずらして点灯させる請求項17記載の流水装置。
  20. 【請求項20】 上記芳香剤により、森林香を周囲へ
    と適宜、蒸散させる請求項1乃至19のいずれかに記載
    の流水装置。
  21. 【請求項21】 上記流水部を2以上備えた請求項1乃
    至20のいずれかに記載の流水装置。
  22. 【請求項22】 上記流水部の少なくとも表面側に、カ
    ット溝を設けた請求項1乃至21のいずれかに記載の流
    水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006521835A (ja) * 2003-04-16 2006-09-28 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 揮発性組成物を放出するためのシステム及び装置

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