JP3027184B2 - 長さ方向に配向された持ち運びハンドルが側パネルに固定された側部開放式可撓袋 - Google Patents

長さ方向に配向された持ち運びハンドルが側パネルに固定された側部開放式可撓袋

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JP3027184B2
JP3027184B2 JP3-502716A JP50271691A JP3027184B2 JP 3027184 B2 JP3027184 B2 JP 3027184B2 JP 50271691 A JP50271691 A JP 50271691A JP 3027184 B2 JP3027184 B2 JP 3027184B2
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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は長さ方向に配向された持ち運びハンドルを有
するイージーオープン可撓袋に関し、前記袋は通常一度
に一つづつ使用される多数の物品が入っている。
本発明は、更に、特に好ましい実施例では、使い捨て
の吸収体絆創膏、幼児用おむつ、衛生ナプキン、障害者
用ブリーフ等の圧縮可能な材料でできた物品が収容され
たイージーオープン袋に関する。
更に、本発明は、関連した物品がその厚さに垂直な方
向に圧縮され、前記袋がこれらの物品をイージーオープ
ンの特徴を使用するまで圧縮状態に維持する、イージー
オープン袋に関する。
更に、本発明は、イージーオープンの特徴を使用する
と圧縮した物品が袋の内部から部分的に膨張して物品の
扇状の列つくり、これによって物品を袋から一度に一つ
づつ取り出せるようにするイージーオープン袋に関す
る。
更に、本発明は、イージーオープンの特徴を使用する
ことによって袋に形成された開口に圧縮した物品が、少
なくとも袋内に残る物品がその初期の圧縮されていない
厚さに戻るときまで、自動的に供給されるイージーオー
プン可撓袋に関する。
更に、本発明は、長さ方向に配向された持ち運びハン
ドルの機能性を減じることなく内部の製品に容易に近づ
くことのできるイージーオープン可撓袋に関する。
更に、本発明は、高分子フィルム、紙、不織布、又は
二つ又はそれ以上のこれらの安価な材料からなる積層体
のような比較的安価な可撓性材料で作ることのできるイ
ージーオープン可撓袋に関する。
発明の背景 過去20年乃至30年に亘り、使い捨ておむつ、生理パッ
ド、障害者用ブリーフ等の比較的軟質で可撓性の圧縮可
能な物品が世界の至る所で広範に使用されるようになっ
てきている。これらの製品の多くは連続したウェブとし
て製造され、これらのウェブは代表的には、機械方向の
転換ラインを通って移動するときにウェブの移動方向に
平行に一回又はそれ以上折畳まれ、最終的にはウェブか
ら切り離されて別々の一回使用の物品を形成する。これ
らの別々の物品は、代表的には、その中間点で折畳ま
れ、集められてスタックにされ、板紙又はボール紙のカ
ートン又は可撓袋に挿入されるが、これらの物品はその
厚さにほぼ平行な方向には僅かしか又は全く圧縮を受け
ない。
このような場合、板紙又はボール紙のカートン又は可
撓袋の寸法は、一般に、カートン又は袋内に配置された
一つ又はそれ以上のスタック内に収容された別々の物品
の数で決まる。
米国における使い捨ての吸収体製品の分野での最近の
消費者の購買動向は、購買頻度が低く、使い捨ての吸収
体製品を購買毎に大量の購入するようになってきてい
る。製造者は、一個のパッケージ内に主要される別々の
物品の数を増し続けることによってこれに応じてきたた
め、幼児用おむつのような使い捨ての吸収体製品が比較
的大量に入った、例えば32個、44個、48個、64個、96
個、...、入った、多数のジャンボパックが店頭に並ぶ
ようになってきた。密度が比較的低い可撓性で圧縮可能
な収容されるべき物品の嵩のため、大容積で軽いパッケ
ージが提供されてきた。大容積で軽いという組合せは、
製造者の貯蔵費用及び取扱い費用を上昇させ、店頭の棚
空間を制限し、消費者の貯蔵及び使用についての便利性
を損なう。
更に、使い捨ての吸収体物品を圧縮してない状態で収
容するのに必要な、比較的大容積のパッケージは、問題
のパッケージが完全に空になったときに処理しなければ
ならない。カートンの場合、これは、空の容器を潰すな
どしてゴミ箱に入れる前に容積を小さくするのに末端使
用者の余計な労力を必要とする。
発明の目的 従って、本発明の目的は、実質的に圧縮されていない
可撓性物品のパッケージと関連した上述の貯蔵、取扱
い、及び廃棄の問題を解決するか或いは大きく緩和する
と同時に使用者の利便性を改善し且つ使用者に気に入ら
れるようにすることである。
本発明の別の目的は、上文中に述べた実質的に圧縮さ
れていない物品の従来技術のパッケージの多くの問題点
を解決すると同時に製造者の費用を減じることのでき
る、圧縮した可撓性物品用のイージーオープン可撓パッ
ケージを提供することである。
本発明の別の目的は、持ち運びハンドルを備え、圧縮
した可撓性物品の一つ又はそれ以上のスタックで満たさ
れたイージーオープン可撓袋を提供することである。こ
のような袋は、高分子フィルム、紙、不織布又は二つ又
はそれ以上のこれらの材料からなる積層体のような比較
的安価な可撓性材料で作ることができ、そのため、必要
なパッケージ材料の量及び選択した特定の袋材料の使い
捨て性/化学分解可能性の両方に関する環境の立場か
ら、廃棄の問題の重さを減じる。
本発明の別の目的は、妨げなしに開放できる特徴を示
す圧縮した可撓性物品用のイージーオープン可撓袋を提
供することであり、これは、末端使用者が容易に見出す
ことができ、使用者の手で把持して袋材料の所定の弱く
された線に沿って引き裂くことによって容易に且つ確実
に開放でき、これが全て長さ方向に配向された持ち運び
ハンドルの機能性を損なうことなく行われ。
本発明の別の目的は、圧縮された可撓性物品で満たさ
れたイージーオープン可撓袋を提供することであり、こ
の袋は、イージーオープンの特徴の使用時に、袋内に収
容された圧縮された物品の拘束されていない部分が袋の
張力が加わった側パネルに形成された開口を通して扇状
の構成をなして部分的に突出させる。これにより、少な
くとも、袋内に残る物品に作用する圧縮力が実質的に解
放されるときまで、別々の物品を袋から一度に一つづつ
容易に取り出すことができる。
本発明の更に他の別の目的は、持ち運び及び解放につ
いての利便性が改善され、袋内に収容された物品に感じ
られる程の圧縮が加わっていない状況で使用する場合で
も袋の中身に容易に近づくことができるイージーオープ
ン可撓袋を提供することである。このイージーオープン
の特徴は、袋を開放した後でも長さ方向に配向された持
ち運びハンドルの機能性を損なうことがないように構成
されている。
発明の開示 本発明は、特に好ましい実施例では、上部がガセット
付けされたイージーオープン可撓袋を有し、この可撓袋
は、袋の側パネルに固定された長さ方向に配向された持
ち運びハンドルを有し、前記袋は、厚さにほぼ平行な方
向に圧縮状態に維持された一つ又はそれ以上の可撓性物
品のスタックを収容する。上述のように、上部がガセッ
ト付けされた袋は、最終的に袋の側パネルに平行に整合
されたガセットが、通常は上パネルの延長部である材料
から成るものである。前記可撓性物品の圧縮方向は、好
ましくは、前記長さ方向に延びる持ち運びハンドルの長
さに平行である。特に好ましい実施例では、長さ方向に
延びる持ち運びハンドルの端は、両側パネルの内方に折
畳んだ上ガセット部分に固定されている。使い捨ての幼
児用吸収体おむつ、生理パッド、障害者用ブリーフ等の
製品について、袋内での圧縮の程度は、問題の物品のス
タックの圧縮してない厚さと比べて50%程度であるのが
よい。
特に好ましい実施例では、上部がガセット付けされた
袋は、圧縮した物品の一つ又はそれ以上のスタックを全
体に包囲し、ほぼ矩形形状を呈する。好ましくは、可撓
袋は、一対の向き合った側パネルを形成するシールで側
部のところで互いに連結された前パネル及び後パネルを
有する。好ましいパッケージは、パッケージの上に配置
された長さ方向に配向された持ち運びハンドルを有す
る。ハンドルは、好ましくは袋とは別体に形成され、そ
の両端が袋の向き合った側パネルに、最も好ましくは、
各側パネルの内方に折畳んだ上ガセット部分に固定され
ている。ほぼ平らな表面が袋の側パネルにほぼ平行に整
合されるように配向された圧縮した物品の少なくとも一
つのスタックは、好ましくは、向き合った側パネルの最
も下の端から内方に折畳んだ側ガセットを形成し、その
後袋の前パネル最も下の端と後パネル最も下の端とを互
いに連結して底パネルを形成することによって、袋内に
全体に包囲されている。側パネル、前パネル、及び後パ
ネルは、好ましくは、圧縮した可撓性物品のスタックに
より張力が加わっている。
更に、シール済の袋は、容易に視認できる妨げのない
イージーオープン装置を有し、このイージーオープン装
置は、使用者の指間に把持し、これを引っ張って袋の一
方の側に実質的に妨げのない開口をつくることによって
使用される。
本発明の特に好ましい実施例で使用されるイージーオ
ープン装置は、所定の弱くされた線を袋の側パネルのう
ちの一方に有する。この弱くされた線は、当該技術分野
で周知の多くの方法、例えば、単に袋材料にミシン目線
を付けるだけで形成できる。問題の側パネルに含まれる
弱くされた線の部分は、袋内に収容された圧縮した物品
のスタックの断面形状の最大約75%程の形状を呈する。
物品のスタックが互いに重ねられている場合には、物品
の最初のスタックが空になったときに側パネルの開口を
更に下方に拡げることができるように、好ましくは、補
助的な弱くされた線が設けられる。
図面の簡単な説明 本明細書は、請求の範囲とともに本発明を特定的に指
摘し且つ本発明を明確に請求するものであるが、本発明
は以下の記載を添付図面と関連して受け入れることによ
り更によく理解されるであろう。
第1図は、圧縮した可撓性物品用の本発明の特に好ま
しいイージーオープン可撓袋の斜視図であり、 第2図は、側方開放セグメントが部分的に外され、開
いたパッケージからおむつの拘束されていない部分がは
み出している状態を示す、第1図の袋の同様の斜視図で
あり、 第3図は、袋の大きな部分を部分的に外すための開放
装置、及び袋の前後のパネル内に所定程度延びた所定の
弱くされた線を示す、イージーオープンの特徴を使用す
る前の、圧縮した可撓性物品用の本発明の変形態様の可
撓袋の斜視図であり、 第4図は、イージーオープンの特徴を使用し、袋の弱
くされた線が構成する部分を袋の残りの部分から部分的
に外した後の、第3図に全体を示す袋の斜視図であり、 第5図は、圧縮した可撓性物品の二つのスタックを収
容し、追加のイージーオープンセグメントが袋の側パネ
ルの最も下の部分に配置されている、圧縮した可撓性物
品用の本発明の変形態様の可撓袋の斜視図であり、 第6図は、移動する折畳んだウェブから可撓性ハンド
ルを備えた本発明の袋をどのように形成するかを示す概
略図であり、 第7図は、第6図の移動する折畳んだウェブの、互い
に重ねた後の図であり、 第8図は、第7図の重ねたウェブの、その長さに沿っ
た所定位置で互いにシールした後の図であり、 第9図は、袋を部分的に立てて、延長された持ち運び
ハンドル及び装填の準備のできた解放した底と形成する
際の、第8図の連続ウェブから切り離された袋を示す図
であり、 第10図は、好ましくは、本発明のイージーオープン可
撓袋内に収容されるべき可撓性物品のスタックを圧縮す
るのに用いられる一対のナイフベルト組立体を可撓性物
品のスタックを圧縮前の状態で示す斜視図であり、 第11図は、可撓性物品のスタックを圧縮した後、ナイ
フベルト組立体及び圧縮した物品のスタックを予め部分
的に立ててある本発明のイージーオープン可撓袋の底に
挿入する前の、第10図に示す装置の斜視図であり、 第12図は、予め部分的に立てた袋の中にナイフベルト
組立体を挿入した後の、第11図のナイフベルト組立体及
び袋の断面図であり、 第13図は、ナイフベルトを作動させて圧縮した物品を
予め部分的に立ててある袋の上パネルの最も内側の表面
と接触させた後の、圧縮した物品のスタックの位置を示
す、第12図とほぼ同様の断面図であり、 第14図は、ナイフベルト組立体を袋の中から第1速度
V1で引っ込めるときの第13図に示すシステムの断面図で
あり、この際、ナイフベルト組立体は第1速度V1と等し
いか或いは第1速度よりも僅かに速い第2速度V2で作動
しており、 第15図は、圧縮した可撓性物品のスタックの制御から
第14図に示すナイフベルトを完全に解放した後の状態を
示す断面図である。
実施例 本発明を、折畳んだ使い捨て吸収体おむつから成る一
つ又はそれ以上のスタックを収容するイージーオープン
可撓袋を提供するという文脈で説明するけれども、本発
明は、このような実施例に何ら制限されるものではな
い。更に、本発明の図示の実施例は、厚さにほぼ平行な
方向に圧縮された状態に維持された折畳んだ使い捨てお
むつを開示するけれども、本発明のイージーオープンの
特徴の多くの利点は、内部に収容された対象物に圧縮力
が加わっていないパッケージにも提供される。かくし
て、可撓袋内に収容された物品を開放前の袋で圧縮状態
に保持するということは本発明の要件ではない。
上文中で指摘したように、本発明を実施すると、寸法
のうちの少なくとも一つ、例えば厚さを大きく圧縮でき
る可撓性物品に伴うあらゆる状況について、貯蔵費用、
輸送費用、及び取り扱い費用を減らすという大きな利点
が得られる。更に、本発明を実施すると、袋の使用寿命
の大部分に亘って可撓性物品に作用する圧縮力の作用に
より、ばらばらの可撓性物品が一度に一つづつ小分けさ
れるのが自動的に補助されるという大きな利点が得られ
る。特に好ましい圧縮した使い捨ておむつ用のイージー
オープン可撓袋に関する本明細書中の詳細な説明によ
り、当業者は本発明を他の用途に容易に適合することが
できる。
第1図は、圧縮した可撓性物品20用の本発明によるイ
ージーオープン可撓袋の特に好ましい実施例10の斜視図
である。圧縮した可撓性物品20は、1975年1月4日にブ
エル(Buell)に賦与された共通に譲渡された米国特許
3,860,003号に開示されているおむつのような、使い捨
ての吸収体おむつからなり、この特許を参考のため本願
に組み込む。おむつ20は、積重ね及び袋への挿入前に、
代表的には、加工中、各ひょうたん形のおむつの耳部が
おむつの中央部分と重なるように、機械の方向とほぼ平
行な方向に一回又はそれ以上折畳まれる。更に、おむつ
20は、好ましくは、連続ウェブから切り離された後、集
められてスタックにされる前に中央点を中心に折畳まれ
る。これにより、おむつ20の各スタックの断面はほぼ矩
形となる。第1図に示す実施例では、一つのこのような
スタックは、可撓袋15の側パネル30及び31がおむつ20の
一つのスタックの断面とほぼ等しいように形成される。
袋15に挿入する前に、折畳んだ使い捨ておむつ20のス
タックを圧縮し、圧縮されていない状態でのスタックの
高さに対してスタックの全体寸法を約50%又はそれ以上
減少させる。
第1図から明らかなように、圧縮したおむつ20のスタ
ックは、横縁が前パネル40及び後パネル41に接合された
向き合った側パネル30及び31で圧縮状態に維持される。
従って、これらのパネルは、少なくとも、袋に残ってい
るおむつに作用する圧縮力が解放されるまで張力が加わ
った状態にある。
第1図に示す可撓袋15は、好ましくは、袋の上パネル
70の向き合った自由縁の各々に上ガセット90、91が形成
されるようにフィルム、紙、又は他の適当な材料のウェ
ブを折畳むことによって形成される。フィルム、紙、又
は他の適当な材料でできた、持ち運びハンドルとして機
能する副部材の両端は、好ましくは、領域81及び82で夫
々向き合った上ガセット90、91に固定され、その後、ガ
セット90、91は袋の側部に平行に折畳まれる。
ハンドル、即ち持ち運びストラップをガセット付き袋
の側パネルに固定するための種々の方法が知られてい
る。例えば、1963年に出願された英国特許1,022,595
号、ホー(Haugh)等に賦与された米国特許3,370,630
号、1985年10月29日にペピアット(Peppiatt)等に賦与
された米国特許4,550,439号、及び1988年3月15日にジ
ョンソン(Johnson)に賦与された米国特許4,730,943号
を参照されたい。これらの特許を参考のため本願に組み
込む。ハンドル、即ち持ち運びストラップの端部を本発
明の可撓袋の側パネルに固定するための特定の方法は重
要でない。
第6図乃至第9図は、持ち運びストラップ80を本発明
のガセット付き袋の側パネル30、31に固定するのに使用
できる組み立て順序の概略図である。
第6図は、機械中を速度V10で移動する袋の折畳んだ
ウェブ材料200の概略図である。移動するウェブ材料200
の断面の基本的な形体は「W」であり、「W」の最も外
の脚は実質的に水平方向に配向されている。折畳み前、
弱くされた線60の二つの別々の部分をウェブ200にその
長さに沿って所定の間隔を隔てた位置に付ける。各弱く
された線60の二つの別々の部分は、ウェブ200を「W」
に折畳んだとき、「W」の最も外側の脚部分だけに配置
される弱くされた線60の二つの部分が、第6図及び第7
図に全体に示すように、互いに実質的に一致するように
位置決めされる。持ち運びハンドルを形成するのに使用
される第2のウェブ材料300を「V」字形状に折畳み、
これを袋の移動するウェブ材料200の速度と等しい速度V
10で機械の方向に移動する。V字形ウェブ材料300の脚
は、好ましくは、袋の移動するウェブ材料200の「W」
のV字形状内にこれらの脚がフィットするように大きさ
が定められている。
第7図は、ハンドルのV字形のウェブ材料300を袋の
移動するウェブ材料200からなる「W」のV字形部分内
に挿入した後の状態を示す。
第8図は、入れ子状に重ねたウェブ200及び300をこれ
らのウェブの長さに沿った所定の間隔を隔てられた位置
でヒートシール、接着剤等で互いに固定し、重ねたウェ
ブの全幅に亘って延びるシール領域400を形成した後の
ウェブの状態を示す。この時点では、重なったシールさ
れたウェブは、機械の方向にV10の速度で移動してい
る。
第9図は、移動するウェブから個々の袋を第8図に示
す中央線500に沿って切り離した後の状態を示す。移動
するウェブの各ヒートシール領域400は、かくして、一
方の袋の後側シールを構成し且つ隣接した袋の前側シー
ルを構成するように機能する。
第8図及び第9図から分かるように、シール領域400
は各弱くされた線の別々の部分と一致し、そのため、ウ
ェブから切り離した可撓袋15を立てたとき、実質的に連
続した弱くされた線60が各端パネル30に延びる。
第9図は、実質的に畳まれた状態から、圧縮した可撓
性製品を袋の開放した底端に挿入するための実施例に立
てられた状態まで立てられるため、第1図に示す袋とほ
ぼ同じ別々の袋15を示す。第8図及び第9図に部分的に
示す連続した弱くされた線60の全体を第11図に示す。第
11図は、可撓袋15を側パネル30を完全に立てた状態で示
す。
第9図は、上ガセット90及び91が側パネル31、30と夫
々実質的に平行に整合するように上ガセット90及び91を
折畳む方法を示す。
当業者には理解されるであろうが、可撓袋を形成し、
持ち運びハンドル80の端部をこの可撓袋に付ける特定の
方法は、本発明の実施には重要でない。
ほぼ平らな表面が袋の側パネル30、31とほぼ平行に整
合するように配向された圧縮した物品20の少なくとも一
つのスタックの好ましくは全体を、内方に折畳まれたガ
セットを形成することにより向き合った側パネルの最っ
とも下の端から袋に入れ、その後、袋の前パネル40及び
後パネル41の最っとも下の端を互いに連結して底パネル
50を形成する。圧縮した物品を開放した底を通して可撓
袋15内に挿入する方法は、所望であれば、第10図乃至第
15図に示す方法に従って行われるのがよい。
第10図乃至第15図は、本発明のイージーオープン可撓
袋15内に収容されるべき可撓性物品20のスタックを圧縮
し、圧縮した物品のスタックを予め部分的に立てた本発
明の可撓袋の底開口を通して確実に挿入するための特に
好ましい方法及び装置を開示する。
特に、第10図は、一対の向き合ったナイフベルト組立
体間で圧縮する前の使い捨ておむつ20のスタックを示
す。各ナイフベルト180、181は、最も上のローラ182及
び最も下のローラ183の周りを回転する。ナイフベルト1
80、181を図示の矢印の方向に移動できる適当な駆動手
段を最も上のローラ又は最も下のローラのいずれかに設
けなければならない。好ましくは、表面を平滑にしたベ
ルト支持部材184が各対をなしたローラ182、183の中間
に配置されている。各ベルト支持部材184の両端は、ベ
ルト支持部材184とその夫々のナイフベルトとの間の接
触面積を最小にするため、隣接したローラの形状とほぼ
等しい内方に凹状になった形状を有する。各ベルト支持
部材184は、好ましくは、隣接した最も上のローラ182の
回転軸線及び隣接した最も下のローラ83の回転軸線に対
し、固定された関係で固定されているのがよい。各ナイ
フベルト組立体は、第11図に全体に示すように、ナイフ
ベルト180、181間に配置された可撓性使い捨ておむつ20
のスタックを圧縮する方向に横方向に移動できる。各ナ
イフベルト組立体は、垂直方向にも移動できそのため、
圧縮した使い捨ておむつ20のスタックを含むナイフベル
ト180、181を予め部分的に立てた可撓袋15の開放した底
端内に挿入できる。これも第11図に全体が示してある。
変形態様では、ナイフベルト180、181を垂直方向に固
定し、予め部分的に立てた袋15を適当な袋移動装置(図
示せず)で垂直方向で静止したナイフベルト上に移動し
たりこれから外したりできる。更に別の実施例(図示せ
ず)では、ナイフベルト及び袋の両方を互いに対して移
動できる。
第12図は、ナイフベルト180、181を含むナイフベルト
組立体を予め部分的に立てた可撓袋15の開放した底端内
に挿入した場合の状態を示す。可撓性の使い捨ておむつ
20に加えられる圧縮の量は、圧縮した使い捨ておむつの
スタック及びナイフベルト180、181を可撓袋15の開放し
た底端内に干渉なしに通過できるようにするのに十分で
ある。
第13図に全体に示すように、予め部分的に立てた可撓
袋15内でナイフベルト180、181の駆動装置を賦勢し、圧
縮した使い捨ておむつ20を部分的に立てた可撓袋15の上
パネル70の最も内側の表面に当たる最終位置まで移動さ
せる。ナイフベルト180、181が可撓袋の端パネル30、31
の最も内側の表面と接触しないため、ベルトの賦勢によ
り可撓袋が捩じれることはない。
ナイフベルト組立体を可撓袋15の開放した底端から引
っ込めるため、ナイフベルト組立体は、それらの互いか
らの横方向間隔を変えることなく第1速度V1で同時に引
っ込められる。圧縮した使い捨ておむつ20が袋の開放し
た底端から離れないようにするため、ベルト180、181は
第14図に矢印で示す方向に第2速度V2で駆動される。こ
の速度V2は、ナイフベルト組立体の引っ込め速度V1と同
じか或いは僅かに大きい。これにより、圧縮した使い捨
ておむつ20は、可撓袋15の上パネル70の最も内側の表面
とぴったりと接触した状態に維持される。
ナイフベルト180、181を垂直方向に動かないように維
持し、可撓袋をナイフベルト上に挿入し又はこれから外
す場合には、ベルトを袋の引っ込め速度と同じか或いは
これよりも僅かに大きな速度で作動し、圧縮した使い捨
ておむつを袋内に着座した状態に維持しなければならな
い。ナイフベルト及び袋の両方を互いに対して移動させ
る実施例を使用する場合、ナイフベルト180、181の速度
と袋の引っ込め速度との間の対応する速度関係が確立さ
れなければならない。
第14図からわかるように、圧縮した使い捨ておむつ20
は、ナイフベルト180、181がスタックの制御を外すと直
ちに膨張を開始する。これによってもたらされる状態を
第15図に全体に示す。即ち、圧縮した使い捨ておむつ20
が膨張して可撓袋15の全内部断面を占有し、これによっ
て、ナイフベルト180、181が最初に物品20のスタックに
加えた圧縮の幾分かを或る程度開放する。当業者には明
らかであろうが、可撓袋15内の可撓性物品のスタックに
残る圧縮の量が約50%である場合には、ナイフベルト18
0、181によって加えなければならない最初の圧縮は50%
以上、例えば約60%又は70%でなければならない。
ナイフベルト組立体を可撓袋15の開放した底端から完
全に外した後、好ましくは、袋の開放した底端をガセッ
ト状に折畳み、前パネルと後パネルの向き合った部分を
互いにシールし、第1図に全体を示すような、張力が実
質的に加わっていない底パネル50を形成する。
第1図の例示の実施例では、使い捨て吸収体おむつ20
を圧縮状態に保つのに必要な張力は側パネル30及び31、
及び前後パネル40及び41によって支持される。底パネル
50及び上パネル70は実質的に張力が加わっていない状態
にある。
可撓袋15のイージーオープンの特徴は、使い捨ておむ
つ20のスタックとほぼ一致する領域で側パネルを横切る
実質的に連続な弱くされた線からなる。第1図に示す実
施例では、実質的に連続した弱くされた線は、側パネル
30に設けたミシン目線60からなる。好ましくは、容易に
視認でき且つ把持できる把持タブ95がミシン目線60の最
も下の部分に沿って設けられている。
第2図から最もよくわかるように、イージーオープン
の特徴を使用すると、圧縮した使い捨ておむつ20の拘束
されていない折畳んだ縁が、張力の加わった側パネル30
に亘る開口を通って扇状の列をなして突出し始める。従
って、側パネル30に領域82のところで固定された持ち運
びハンドル80は、使用者が開放後に袋をそのハンドルで
持ち運ぼうとする場合に、その機能を完全に保ってい
る。
当業者には理解されるであろうが、第2図に示す自動
的な扇状列をつくりだすため、折畳んだ圧縮したおむつ
20のスタックの断面形状の少なくとも一部を圧縮が加わ
った状態に保持する必要がある。第2図には、圧縮的拘
束が加わったおむつのスタックの深さの約40%を残して
おむつのスタックの最も上の高さの約60%を除去したと
ころが図示してあるが、本発明のイージーオープン可撓
袋は圧縮した製品のスタックの垂直方向深さの最大約75
%に亘る開口を、スタックの最も下の部分の制御が維持
されたままで使用できる。
一般に、弱くされた線60の、張力が加わった側パネル
30内に含まれる部分に袋の上隅から僅かに収斂する形状
を与え、張力が加わった側パネル30に形成された開口を
通って物品20の最も上の部分が自動的に扇状の列をなし
て突出することを妨げることなく、袋内の圧縮した物品
20のスタックの全体を更に良く保持するのを補助する。
この拘束作用は、丸々と太った腹を持つ人のズボンのウ
エストバンドを持ち上げるのに一対のズボン吊りを使用
することに準えられる。丸々と太った腹を持つというの
は、丸々と太った腹がズボン吊り間で前方に突出した状
態をいう。
第3図は、圧縮した使い捨ておむつ20用の変形態様の
可撓性パッケージ310を開示する。この実施例は、多く
の点で第1図に示す実施例10とほぼ同じである。しかし
ながら、連続した弱くされた線は、側パネル30だけでな
く前後のパネル40及び41の夫々の最も上の縁にも亘る連
続したミシン目線360から成る。パッケージの実施例310
の可撓袋315は、開放の際、可撓袋15と全体に全く同様
の挙動を示す。主な差異は、開口を通って突出した使い
捨ておむつの拘束されていない部分が第1図に示すパッ
ケージの実施例10よりも幾分近づき易くなるということ
である。連続した弱くされた線360が前後のパネル40及
び41の夫々内にどれ程遠くまで突出するかについての制
限要素は、使用者が袋を開放後にそのハンドルで持ち運
ぼうとするとき、持ち運びハンドル80が有効でなくされ
ないという要求によって制限される。
第4図は、イージーオープンの特徴を使用した後の第
3図のパッケージの実施例310を示す。
第5図は、厚さにほぼ平行な方向で圧縮状態に維持さ
れた2スタックの可撓性物品を収容するイージーオープ
ン可撓パッケージの変形態様の実施例510を開示する。
実施例510は、袋の上部分が空になった後、圧縮したお
むつ20の最も下の列に隣接した袋の底区分を露呈するた
め、ミシン目線561、560からなる追加の弱くされた線が
設けられていることを除いては、第1図に示す実施例10
とほぼ同様である。
第5図から明らかなように、側パネル530のミシン目
線560が構成する部分を部分的に外して、副ミシン目線5
61及び562を手付かずに残す。かくして、おむつの最も
上のスタックがなくなり、使用者がミシン目線561、562
を故意に破っておむつの最も下のスタックの最も上の部
分を扇状の列をなして同様に露呈するまで、使い捨てお
むつ20の最も下のスタック全体は圧縮状態に維持され
る。
当業者には理解されるであろうが、所望であれば、本
発明の可撓袋515に、ミシン目線560、561及び562の他に
ミシン目線660及び663を追加で設けるのがよい。追加の
ミシン目線660及び663により、末端使用者は、開放後に
袋の側パネル530の部分を完全に外すか或いは第1図に
示す可撓性パッケージの実施例10におけるように取付け
たままにするかを選択できる。勿論、副ミシン目線660
は、使用されている場合には、可撓袋515の側パネル530
に大きく弱くされないように位置決めされていなければ
ならないということがわかっている。さもなくば、持ち
運びハンドル80の機能を側パネル530へのその取付け領
域82で損なう。
更に、本発明のイージーオープンの特徴で使用される
弱くされた線がミシン目線から成る場合には、ミシン目
線の性質が共通の軸線に沿った平行な列をなして整合し
た真っ直ぐなスリットから、可撓袋515の側パネル531に
沿ったミシン目線の正確な位置決めが重要でない、食い
違ったジッパーの歯又は他の種類のパターンに変えられ
る。例えば、ミシン目線を付けた後に袋を最終的に組み
立てる及び/又は立てるような場合には、或る程度横方
向に延びるミシン目線が特に望ましい。
本発明を圧縮した使い捨ておむつを収容するイージー
オープン可撓袋の文脈で説明したが、本発明は多くの他
の用途及び環境で有利に実施できるということは理解さ
れよう。特に、本発明のイージーオープンの特徴は、開
放前に袋内で圧縮を受けない物品の可撓袋について実施
できるということが理解されよう。本発明の精神及び範
囲から逸脱することなく種々の変更及び変形を行うこと
ができ、添付の請求の範囲は、本発明の範疇のこのよう
な態様の全てを含むように意図されているということは
当業者には明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−90056(JP,A) 特開 平3−212339(JP,A) 実開 昭59−96155(JP,U) 実開 昭64−9177(JP,U) 米国特許3513628(US,A) 米国特許3908539(US,A) 米国特許4539709(US,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタックをなして配置されその厚さにほぼ
    平行な方向に圧縮状態に保持された、圧縮した可撓性物
    品のほぼ矩形のイージーオープン可撓袋において、 (a)一対の側パネルによって互いに連結された前パネ
    ルと後パネルと、底パネルと、上パネルとを備え、すべ
    て可撓性材料で作られたパネルと、 (b)圧縮した可撓性物品のほぼ平らな表面が前記可撓
    袋の側パネルにほぼ平行に整合し、前記スタックに含ま
    れる前記可撓性物品の最も外側の周縁が前記可撓袋の前
    パネルと後パネルと底パネルと上パネルにほぼ平行に整
    合するように配向された圧縮した可撓性物品のスタック
    であって、これによって、最も外側の可撓性物品のほぼ
    平らな露呈表面全体が前記スタックの各端で隣接した側
    パネルの最も内側の表面と密に接触し、前記スタックに
    含まれる前記可撓性物品の最も外側の周縁だけが前記可
    撓袋の前パネルと後パネルと上パネルと底パネルに接触
    し、前記可撓袋の側パネルと前パネルと後パネルは、前
    記圧縮した可撓性物品のスタックによる張力を受け、前
    記可撓袋の上パネルと底パネルは、圧縮した可撓性物品
    のスタックによる張力を実質的に受けない状態の可撓性
    物品のスタックと、 (c)両端が前記可撓袋の対向する側パネルに固定され
    かつ上パネルの上に重なった持ち運びハンドルと、 (d)張力が加わった側パネルの一方に少なくとも部分
    的に位置する実質的に連続した弱くされた線を有するイ
    ージーオープン装置であって、前記連続した弱くされた
    線は、前記側パネルの残りの部分の張力を解放すること
    なくかつ前記持ち運びハンドルの機能を損なうことな
    く、前記側パネルの残りの部分から少なくとも部分的に
    分離されるべき前記側パネルの所定部分を形成し、前記
    側パネルの前記所定部分は、前記スタックに含まれる可
    撓性物品の断面形状の最大75%がほぼ一致する形状を有
    し、これによって、前記側パネルの前記所定部分は、前
    記弱くされた線により形成される前記側パネルの前記所
    定部分に把持力を加えることによって引裂きが前記弱く
    された線に沿って伝播するように、前記側パネルの残り
    の部分から少なくとも部分的に分離され、この際、前記
    側パネルに形成された開口と一致する前記可撓性物品の
    スタックの一部が前記開口を通して扇状の列に広がり、
    前記側パネルの張力が加わった残りの部分と一致する前
    記スタックの一部は実質的に圧縮した状態に保持される
    イージーオープン装置と を有することを特徴とする圧縮した可撓性物品のイージ
    ーオープン可撓袋。
  2. 【請求項2】容易に視認できる隠されていない引裂き開
    始点が前記弱くされた線を少なくとも部分的に含む側パ
    ネルに設けられ、前記引裂き開始点は前記弱くされた線
    に沿って位置することを特徴とする請求項1に記載の圧
    縮した可撓性物品のイージーオープン可撓袋。
  3. 【請求項3】前記側パネルの前記弱くされた線は、前記
    可撓袋の底の方向にほぼ三角形をなし、前記三角形の先
    端に容易に近づくことのできる把持タブが設けられ、前
    記把持タブは、前記弱くされた線に沿って引裂きを開始
    するための前記引裂き開始点を有することを特徴とする
    請求項2に記載の圧縮した可撓性物品のイージーオープ
    ン可撓袋。
  4. 【請求項4】前記引裂き開始点を有する前記把持タブに
    使用者の注意を向ける図形表示部を設けたことを特徴と
    する請求項3に記載の圧縮した可撓性物品のイージーオ
    ープン可撓袋。
  5. 【請求項5】前記図形表示部が前記弱くされた線を少な
    くとも部分的に含む前記側パネルに設けられていること
    を特徴とする請求項4に記載の圧縮した可撓性物品のイ
    ージーオープン可撓袋。
  6. 【請求項6】前記可撓袋を構成する材料が、高分子フィ
    ルム、紙、不織布、及びこれら材料の二つ以上のラミネ
    ート構造からなる群から選択されることを特徴とする請
    求項1に記載の圧縮した可撓性物品のイージーオープン
    可撓袋。
  7. 【請求項7】前記持ち運びハンドルを構成する材料が、
    高分子フィルム、紙、不織布、及びこれら材料の二つ以
    上のラミネート構造からなる群から選択されることを特
    徴とする請求項6に記載の圧縮した可撓性物品のイージ
    ーオープン可撓袋。
  8. 【請求項8】スタックに配置されその厚さにほぼ平行な
    方向に圧縮された状態に保持される圧縮した可撓性物品
    のほぼ矩形のイージーオープン可撓袋であって、可撓性
    物品の圧縮方向にほぼ平行な方向に延びるハンドルを有
    するイージーオープン可撓袋の製造方法において、 (a)前記可撓袋を構成する可撓性ウェブ材料の長さに
    沿った所定位置に連続した弱くされた線の二つの別々の
    部分を設ける工程と、 (b)前記連続した弱くされた線の別々の部分が断面W
    形の最も外側の脚に位置しかつ前記連続した弱くされた
    線の前記別々の部分が互いにほぼ一致するように前記可
    撓袋を構成する前記可撓性ウェブ材料に断面W形を形成
    する工程と、 (c)前記ハンドルを構成するウェブ材料を前記可撓袋
    を構成するウェブ材料に平行に供給する工程と、 (d)前記ハンドルを構成するウェブ材料を前記可撓袋
    を構成する前記断面W形可撓性ウェブ材料のV形部分内
    に入れ子状に重ねる工程と、 (e)入れ子状に重ねたウェブ材料をその長さに沿って
    所定位置で互いにシールし、持ち運びハンドルが各々に
    固定された相互連結された立てられていない可撓袋のウ
    ェブを形成する工程と、 (f)前記別々の立てられていない可撓袋を前記ウェブ
    ののシール領域で前記ウェブから切断する工程と、 (g)前記切断した可撓袋の各々を部分的に立てて一対
    の向き合った側パネルで互いに連結された前パネル及び
    後パネルからなるほぼ矩形断面を形成する工程であっ
    て、前記部分的に立てた可撓袋は、前記前パネルに周囲
    が固定された上パネルと、後パネルと、端パネルと、前
    記部分的に立てた可撓袋の側パネルに端部を固定した持
    ち運びハンドルを有し、前記可撓袋は、前記側パネルの
    うちの一方の側パネル内に少なくとも部分的に位置され
    た実質的に連続した弱くされた線からなるイージーオー
    プン装置を有し、前記実質的に連続した弱くされた線
    は、前記持ち運びハンドルの機能を損なうことなく前記
    側パネルの残りの部分から少なくとも部分的に分離され
    るべき前記側パネルの所定部分を構成し、前記部分的に
    立てた可撓袋は開放した底端を有する矩形断面形成工程
    と、 (h)前記可撓性物品のほぼ平らな表面が前記可撓袋の
    側パネルにほぼ平行に整合し、前記スタックに含まれる
    可撓性物品の最も外側の周縁が前記可撓袋の前パネルと
    後パネルと上パネルにほぼ平行に整合するように配向す
    る可撓性物品のスタックを形成する工程と、 (i)前記可撓性物品のスタックを、一対の向き合った
    ナイフベルト組立体間で前記スタックに含まれる前記可
    撓性物品の厚さにほぼ平行な方向に、前記ナイフベルト
    組立体及び圧縮した可撓性物品の前記スタックが前記ナ
    イフベルト組立体の最も外側の表面と前記部分的に立て
    た可撓袋の隣接した側パネルの最も内側の表面との間に
    干渉を生じることなく前記部分的に立てた可撓袋の開放
    した底端を通過できるまで圧縮する工程と、 (j)前記ナイフベルト組立体及び前記部分的に立てた
    可撓袋を前記ナイフベルト組立体が前記部分的に立てた
    可撓袋の各々の開放した底端内に通過するように互いに
    移動する工程と、 (k)前記ナイフベルト組立体に結合された対向するナ
    イフベルトを前記圧縮した可撓性物品のスタックを前進
    させて前記部分的に立てた可撓袋の前記上パネルの最も
    内側の表面と接触する方向に同時に駆動する工程と、 (l)前記ナイフベルト組立体及び前記部分的に立てた
    可撓袋を互いに第1速度V1で移動し前記ナイフベルト組
    立体が前記部分的に立てた可撓袋の各々の開放端から完
    全に引っ込めると同時に、前記スタックが前記ナイフベ
    ルトから解放され、前記ナイフベルト組立体が可撓袋の
    各々の開放した底端を通過する際に、前記圧縮した可撓
    性物品のスタックを前記部分的に立てた可撓袋の各々の
    前記上パネルの最も内側の表面と密に接触した状態に維
    持するように前記ナイフベルト組立体に結合されたナイ
    フベルトを前記第1速度V1に等しいかそれ以上の第2速
    度V2で駆動する工程と、 (m)前記部分的に立てられ可撓性物品のスタックを装
    入した可撓袋の各々の前記開放底端を折畳んで、前記圧
    縮した可撓性物品のスタックに隣接して閉鎖した底パネ
    ルを形成する工程と、 (n)前記底パネルを閉鎖位置で固定して前記可撓袋を
    完成する工程と、 を有することを特徴とするイージーオープン可撓袋の製
    造方法。
  9. 【請求項9】前記弱くされた線は、前記可撓袋を構成す
    る前記可撓性ウェブ材料を前記W形断面に折畳む前に、
    前記可撓性ウェブ材料の二つの別々の部分にミシン目線
    をつけることにより形成されることを特徴とする請求項
    8に記載のイージーオープン可撓袋の製造方法。
  10. 【請求項10】前記ハンドルを構成するウェブ材料は、
    前記可撓袋を構成する前記W形可撓性ウェブ材料のV形
    部分内に挿入される前にV形断面に折畳まれることを特
    徴とする請求項8に記載のイージーオープン可撓袋の製
    造方法。
  11. 【請求項11】スタックに配置されその厚さにほぼ平行
    な方向に圧縮された状態に保持される圧縮した可撓性物
    品のほぼ矩形のイージーオープン可撓袋であって、可撓
    性物品の圧縮方向にほぼ平行な方向に延びるハンドルを
    有するイージーオープン可撓袋の製造装置において、 (a)前記可撓袋を構成する可撓性ウェブ材料の長さに
    沿った所定位置に連続した弱くされた線の少なくとも二
    つの別々の部分を設けるための手段と、 (b)前記連続した弱くされた線の別々の部分がW形の
    最も外側の脚に位置しかつ前記連続した弱くされた線の
    前記別々の部分が互いにほぼ一致するように前記可撓袋
    を構成する前記可撓性ウェブ材料にW形断面を形成する
    ための手段と、 (c)前記ハンドルを構成するウェブ材料を前記可撓袋
    を構成するウェブ材料に平行に供給するための手段と、 (d)前記ハンドルを構成するウェブ材料を前記可撓袋
    を構成する可撓性ウェブ材料のW形のV形部分内に入れ
    子状に重ねるための手段と、 (e)入れ子状に重ねたウェブ材料をその長さに沿って
    所定位置で互いにシールし、持ち運びハンドルが各々に
    固定された相互連結された立てられていない可撓袋のウ
    ェブを形成するための手段と、 (f)前記別々の立てられていない可撓袋を前記ウェブ
    から前記ウェブのシール領域で切断するための手段と、 (g)切断した可撓袋の各々を部分的に立てて一対の向
    き合った側パネルで互いに連結された前パネル及び後パ
    ネルからなるほぼ矩形断面を形成するための手段であっ
    て、前記部分的に立てた可撓袋は、前記前パネルと、後
    パネルと、端パネルとで周囲が固定された上パネルと、
    端部が前記部分的に立てた可撓袋の側パネルに固定され
    た持ち運びハンドルとを有し、前記可撓袋は、前記側パ
    ネルの一方に少なくとも部分的に位置する実質的に連続
    した弱くされた線からなるイージーオープン装置を有
    し、前記実質的に連続した弱くされた線は、前記持ち運
    びハンドルの機能を損なうことなく前記側パネルの残り
    の部分から少なくとも部分的に分離されるべき前記側パ
    ネルの所定部分を構成し、前記部分的に立てた可撓袋は
    開放した底端を有する矩形断面形成手段と、 (h)前記可撓性物品のほぼ平らな表面が前記可撓袋の
    側パネルにほぼ平行に整合し、前記スタックに含まれる
    可撓性物品の最も外側の周縁が前記可撓袋の前パネルと
    後パネルと上パネルとほぼ平行に整合するように配向さ
    れる可撓性物品のスタックを形成するためのスタック形
    成手段と、 (i)ナイフベルト組立体及び圧縮した可撓性物品の前
    記スタックが前記ナイフベルト組立体の最も外側の表面
    と前記部分的に立てた可撓袋の隣接した側パネルの最も
    内側の表面との間に干渉を生じることなく前記部分的に
    立てた可撓袋の開放した底端を通過できるまで前記スタ
    ックに含まれる前記可撓性物品の厚さにほぼ平行な方向
    に可撓性物品のスタックを圧縮するための一対の向き合
    ったナイフベルト組立体と、 (j)前記ナイフベルト組立体が前記部分的に立てた可
    撓袋の各々の開放した底端内に通過するように前記ナイ
    フベルト組立体及び前記部分的に立てた可撓袋を互いに
    移動させるための手段と、 (k)前記ナイフベルト組立体に結合された対向するナ
    イフベルトを、前記圧縮した可撓性物品のスタックを前
    進させて前記部分的に立てた可撓袋の前記上パネルの最
    も内側の表面と接触する方向に同時に駆動するための手
    段と、 (l)前記ナイフベルト組立体が前記部分的に立てた可
    撓袋の各々の開放端から完全に引っ込められるように前
    記ナイフベルト組立体及び前記部分的に立てた可撓袋を
    第1速度V1で互いに移動すると同時に、前記スタックが
    前記ナイフベルトから解放され、前記ナイフベルト組立
    体が可撓袋の各々の解放した底端を通過するとき、前記
    圧縮した物品のスタックを前記部分的に立てた可撓袋の
    各々の前記上パネルの最も内側の表面と密に接触した状
    態に維持するように、前記ナイフベルト組立体に結合さ
    れたナイフベルトを前記第1速度V1に等しいか或いはこ
    れよりも僅かに速い第2速度V2で駆動するための手段
    と、 (m)前記部分的に立てられ可撓性物品を装入した可撓
    袋の各々の前記開放した底端を折畳んで前記圧縮した可
    撓性物品のスタックと隣接して閉鎖した底パネルを形成
    するための手段と、 (n)前記底パネルを閉鎖位置で固定し前記可撓袋を完
    成するための手段と を有することを特徴とするイージーオープン可撓袋の製
    造装置。
JP3-502716A 1989-12-15 1990-12-07 長さ方向に配向された持ち運びハンドルが側パネルに固定された側部開放式可撓袋 Expired - Lifetime JP3027184B2 (ja)

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