JP3026729U - 携帯用座布団 - Google Patents

携帯用座布団

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JP3026729U
JP3026729U JP1996000045U JP4596U JP3026729U JP 3026729 U JP3026729 U JP 3026729U JP 1996000045 U JP1996000045 U JP 1996000045U JP 4596 U JP4596 U JP 4596U JP 3026729 U JP3026729 U JP 3026729U
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folded
fold
portable cushion
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JP1996000045U
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誠二 副島
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株式会社レップス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 競技場の観客席は、クッション性や保温性な
どは望めない一方、競技の内容によっては、必ずしも快
適な季節や天候、時間帯に行われるとは限らず、競技が
長時間に及ぶ場合には身体的な苦痛を伴いやすかった。 【解決する手段】 本考案の携帯用座布団は、長方形の
シート(1)の概略中央に、扇形に切抜き可能なミシン
目(2)を形成するとともに、このシート(1)の中央
及び両端縁に、山折り及び谷折り部となる折畳み線
(3)乃至(8)を加工したものであって、前記シート
(1)の展開状態から前記折畳み線(3)乃至(8)に
沿って前記シートを二つ折りに折畳むとともに、シート
の両端縁を折畳んだ状態で重ね合せ、中央のひだ部並び
にこの折畳み片同士の重合により、二つ折り状態におけ
る嵩厚みを得られ、かつ前記ミシン目に沿って前記シー
トから切離した扇形片を丸めることによって、円錐状の
メガホン(12)が形成されるようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は、野球その他の球技、競技の観戦に用いて好適な携帯用座布団に係り 、特に声援用メガホンと座布団とを一体化しかつ携帯に便ならしめた携帯用座布 団に関するものである。
【従来の技術】
一般に、野球などの球技場、その他の競技場などの観客席は露天に晒されてお り、観客は天候や気温などの影響を受けやすい。そのため、この種の観客席は、 ベンチシートあるいは個別シートの如何を問わず、風雨に晒されても良いように 、プラスチック、あるいは強化プラスチックなどの硬質一体成型品から構成され ているのが通例であり、そのためクッション性や保温性などは望めないのが現状 である。加えて、競技の内容によっては、必ずしも快適な季節や天候、時間帯に 行われるとは限らず、競技が長時間に及ぶ場合には冷えや、腰痛など身体的な苦 痛を伴いやすかった。
【考案が解決しようとする課題】
これらに対処するためには、観客各自がそれぞれ座布団や、これに代るクッシ ョンを持参すれば良いのだが、一般にプロ野球競技をはじめとして大衆的な競技 では、平日は夜間に競技が行われていることが多く、観客はいわば勤め帰りに観 戦を楽しむことになるため、実際にはこの種の持物を用意をすることは、嵩張っ たり、荷物となるため殆どは行われておらず、例えば、鞄や手近にある段ボール その他の廃材を利用してクッション代りに使用したりなどの工夫を余儀なくされ ており、またこれらは必ずしも快適性に富む素材とはいえなかった。 本考案は、以上の観点に着目してなされたものであり、その目的とするところ は、競技場の売店などで手頃な値段で購入でき、しかも座り心地がよく、また一 部を切離して声援用のメガホンとしても用いることのできる、競技観戦に好適な 携帯用座布団を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
この出願の請求項1に記載の考案は、比較的厚手の長方形シートに、略扇形に 切抜き可能なミシン目を形成するとともに、このシートの長辺方向の中央には該 シートを長辺方向へと二つ折りした際にその間に少なくとも一重以上のひだ部が 生ずるように短辺方向の折畳み線を形成し、さらに長辺方向の両端縁には前記二 つ折りした際にその間に少なくとも一重以上の折畳み片が介在されるように短辺 方向の折畳み線を加工したものであって、 前記シートの展開状態から前記中央部の折畳み線に沿って前記シートを二つ折 りに折畳むとともに、シートの両端縁を折畳み線に沿って折畳んだ状態で重ね合 せ、前記中央のひだ部並びに両端縁の折畳み片同士の重合部により、二つ折り状 態における嵩厚みが得られ、かつ前記ミシン目に沿って前記シートから切離した 扇形片を丸めることによって、円錐状のメガホンが形成されるように構成したこ とを特徴とする携帯用座布団にある。 ここで、『比較的厚手の』としたのは、二つ折り状態において臀部を感触よく 支える為には、ある程度の弾性乃至剛性を有することが好ましいことを考慮した ものであり、具体的には焼却処分の便も考慮して段ボール材、ボール紙、各種の 多重積層紙等が好ましいと思われる。 また、『長方形シート』には角部にやや丸みを持たせた長方形等も含まれるも のであり、また長方形としたのは四つ折として積み重ねて球場の売店で販売した り輸送したりする場合に無駄なスペースを取らないことを考慮したためである。 尚、長方形シートの大きさとしては、通常サイズの新聞紙を二つ折りした程度の 大きさが好ましいと思われる。 また、『ミシン目』には、切離し可能な鎖状長孔列加工を広く含むものであり 、一般に言う、1乃至2ミリメートル程度の長孔に限らず、後述する実施の形態 に示されるように、コインが差し込める程度の長さ(例えば10ミリメートル長 さ、1ミリメートル幅)の長孔を鎖状に配列したものをも含むものである。 また、シートを二つ折りした際にその折り曲げ部に生ずる『ひだ部』の形態と しては、所謂M折り状、多重Z折り状等の種々のものが考えられ、M折り状のひ だ部を形成する為には順に山折り、谷折り、山折りとなる3本の折畳み線を加工 することとなり、多重Z折り状のひだ部を形成する為には順に山折り、谷折り、 山折り、谷折り、山折りとなる最小5本の折畳み線を加工することとなる。 また、シートの両端縁に形成される『折畳み片』の形態としては、1重折畳み 片、Z折り二重折畳み片等のような種々のものが考えられ、1重折畳み片の場合 には1本の山折り折畳み線のみを加工すればよく、またZ折り二重折畳み片の場 合には端縁側から順に谷折り、山折りとなる2本の折畳み線を加工することとな る。尚、最終的に組み立てられた座布団の平面度を確保する為には、ひだ部と重 合部とで紙片重なり枚数を一致させることが好ましいことは当業者であれば当然 に理解されるであろう。 さらに、『メガホン』の展開形状を表現する扇形は、所謂真円を放射状に切り 抜いた扇型ではなく、真円からその中心部分を円形に切り抜いて円環状とし、こ れを放射状に切り抜いた如き形状を指すことは言うまでもないことである。 そして、この請求項1に記載の考案によれば、球場の売店等における販売時に あっては例えば4つ折り状として嵩ばることがない一方、購入後にあっては所定 の折畳み線に従って折畳むだけで適切なクッション性を得ることができ、しかも 扇形部分を切り抜いて丸めるだけで、声援に便利なメガホンを手軽に得ることも できる。 この出願の請求項2に記載の考案は、前記中央部の折畳み線は中央部に位置す る谷折り線とその両側に位置する2本の山折り線からなる3本の折畳み線であり 、かつ前記両端縁の折畳み線は少なくとも1本の山折り線を含むことを特徴とす るものである請求項1に記載の携帯用座布団にある。 ここで、『少なくとも1本の山折り線』とあるのは、山折り線が1本の場合、 並びに、山折り線に続いて谷折り線と山折り線とが交互に存在する場合を含む意 味である。 そして、この請求項2に記載の考案によれば、二つ折りされたシートの端縁間 には、M折り状のひだ部(例えば、座布団の前端部)と少なくとも2枚以上の折 畳み片(例えば、座布団の後端部)とが介在され、これにより良好なクッション 性が得られることとなる。 この出願の請求項3に記載の考案は、前記扇形片の一側縁に沿って両面粘着テ ープの片面が予め貼着され、この両面粘着テープの表面に設けた剥離紙をはがし 、前記丸めた状態で他側縁を重合接着可能としたことを特徴とする請求項1若し くは請求項2に記載の携帯用座布団にある。 そして、この請求項3に記載の考案によれば、前記扇形片の一側縁に沿って両 面粘着テープの片面が予め貼着され、この両面粘着テープの表面に設けた剥離紙 を剥がし、前記丸めた状態で他側縁を重合接着可能としたことによって、丸めた 後に剥離紙を剥がせば円錐状の筒体の両縁を接合でき、即座にメガホンとして活 用できる。 この出願の請求項4に記載の考案は、前記シートの適宜位置には放射状の複数 の切込みが形成され、この切込みを押圧することで、複数本の突片が内側に突出 し、シート間を弾性的に支持することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず れかに記載の携帯用座布団にある。 そして、この請求項4に記載の考案によれば、前述のひだ部と後部の折畳み片 重合部とによる間隔保持作用に加え、複数本の突片による間隙保持作用が相乗的 に作用することにより、クッション性を一層高めることができる。 この出願の請求項5に記載の考案は、前記シートが可燃性の段ボール素材であ ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の携帯用座布団にあ る。 そして、この請求項5に記載の考案によれば、シートが可燃性の段ボール素材 であることにより、安価に提供できると共に、使い終わった後は単にごみ箱など に投棄できる。 この出願の請求項6に記載の考案は、前記段ボール素材は、平滑な表面材の裏 面に波形コア材を貼着したものであることを特徴とする請求項5に記載の携帯用 座布団にある。 そして、この請求項6に記載の考案によれば、段ボール材が、平滑な表面材の 裏面に波形コア材を貼着したものであることによって、波形コアの弾力性を活用 してクッション性が高く、しかも、片面のみ波形コアとすることで、しなやかな 感触となる。 この出願の請求項7に記載の考案は、前記円錐形のミシン目に沿って野球場模 様の図形印刷を施すとともに、そのミシン目により囲われた内部に球団名を印刷 してあることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の携帯用座布 団にある。 この出願の請求項7に記載の考案によれば、商品イメージを野球競技に合致さ せることができる この出願の請求項8に記載の考案は、前記シートの折畳み状態でシート間に挟 まれる適宜部位に、使い捨て懐炉または使い捨て保冷材用の着座指示部を形成し たことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の携帯用座布団にあ る。 そして、この請求項8に記載の考案によれば、寒冷時期、あるいは暑期にこれ らを配置することで、着座面を競技観戦に好適な温度に保つことができる。
【考案の実施の形態】
以下、本考案の好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説 明する。 図1乃至図4は、本考案にかかる携帯用座布団を示している。この座布団は、 一枚のシート1から構成される。 シート1は、具体的には表面材となる硬質段ボールシート1aの裏面に波形コ ア1bを積層接着した二層構造のもので、通常の2枚のシート間に波形コアを積 層接着した段ボールに比べて、よりしなやかな質感となり、かつ素材そのものも 安価にできる。 そしてこの座布団は、前記シート1をプレス打抜きにより、展開形状(図2参 照)で長方形(例えば、二つ折り新聞紙のサイズ)に形成するとともに、その概 略中央には扇形形状に切離し可能なミシン目2を形成し、さらに中央及び長手方 向両縁部には折畳み及び組立て用の山折り線(実線で示す)3、5、6及び谷折 り線(破線で示す)4、7、8を罫線加工により圧縮形成し、それぞれの線で囲 われた部分を山折り、または谷折り方向に折曲げ可能に癖付している。 この座布団を使用するときには、展開状態から中央の短辺方向谷折り線4を及 びその両脇の短辺方向山折り線5、5を介してM折り状のひだ部を形成しつつシ ート1をその長手方向へと二つ折りにし、また、短辺方向山折り線6及び短辺方 向谷折り線8を介して各端縁部をZ折り状態に折込み、二枚重ねとすることで使 用が可能となる。使用時において表面側の臀部が当接する部位には十字形の複数 の切込み9及び各切込み9の周囲に円形をなして谷折り線10が形成されている 。この切込み9はクッション性の増加機能をもたらすものである。 さらに、前記ミシン目2の内側一側縁には剥離紙によって表面を覆われた両面 粘着テープ11の片面が予め貼着されている。 以上の座布団の販売時には、長手方向及び幅方向中央の山折り線3及び谷折り 線4を介して図1に示すように4つ折り状態に折畳み、さらにこれを図示しない 販売用ビニール袋などに収容すれば、コンパクトサイズで販売できる。 購入者は、この座布団を袋などから取出したのち製品を展開し、その後、以下 の簡単な組立作業により座布団を形成できる。 まず、図2に示すように、製品を展開した後、コインCを前記ミシン目2に突 刺し、このコインCをミシン目2に沿って周回させることで、ミシン目2で囲わ れた扇形部分をシート1から切離すことができる。 この切離し部分は、図3に示すように、丸めてその一側縁に貼着された粘着テ ープ11の剥離紙11aをはがし、他側縁を粘着テープ11の表面に接着するこ とで円錐形に形成されるので、これを声援用のメガホン12として活用すること ができる。 残りの部分を座布団として使用するには、それぞれ前記山折り線5、6及び谷 折り線4,8に沿って各部を折曲げれば、図4に示すように、先端が略半円状に 開口しかつM折り状のひだ部が介在され、かつ後端が前記山折り線6及び谷折り 線8に沿ってZ折り状に折り畳まれ、さらに折り畳まれた折り畳み片が多重に重 合し、所定の嵩高を確保した座布団に形成される。この重合部分も両面粘着テー プなどで接着する構成とすれば、組立形状を保持できる。尚、この例では、山折 り線6と谷折り線8とからなる2本の折り線を設けてZ折り構造が完成するよう に構成したが、山折り線6を設けることなく、谷折り線8の位置に山折り線だけ を設けて、向かい合うシート間に全体としてM折り構造が完成するようにしても よい。 ついで、表面側の十字形切込み9と円形谷折り線10で囲われた三角状部分を 下側に押圧すれば、4つの突片がそれぞれ内側に突出し下部内側に当接すること で、弾力的な支持を行い、クッション性を向上させることができる。 以上の組立方法については、販売用の袋、あるいはシート1の表面に予め簡単 なマニュアル、図解などを印刷しておけば、誰しもがそれに従って簡単に組立で きる。 組立の後は図4に示すように、この座布団を座席シート13上に置き、その上 に腰掛けることで、二重としたシート1自体のクッション性及び保温性に加え、 前端部位のM折り状ひだ部及び後端部位の折り畳み辺同士の重合による間隔保持 、並びに切込み9による突片の弾力支持により、適度なクッション性により使用 者は快適な着座状態に保たれることになる。 また使用後は、元のように4つ折りとして、再び袋などに入れて持帰ることが できるほか、安価でもあり可燃性の素材であることから、ゴミ箱などに投入し廃 棄することもできる。 図5は、本考案にかかる携帯用座布団を、野球観戦用にカスタマイズした場合 の実施例を示したもので、前記メガホン12を構成するミシン目2がちょうど野 球場の扇形をしていることを利用して、これによって囲われた内部及びその中心 方向延長上に野球スタジアム形状の図形14を印刷してあるとともに、その中央 には、例えば「GIANTS」などの特定球団名15を印刷している。 これは携帯用座布団を野球観戦専用としてキャラクタライズすることによって 、商品イメージを野球競技に合致させるとともに、ひいき球団に応じた購買意欲 などの亢進に役立てることを目的としている。 なお、球団名だけでなく、その球団に特有のカラー、イメージキャラクタなど を印刷しておくことも勿論可能である。 また、野球のみでなく、J.リーグなどのフットボール、その他各種競技、催 物などに応じて印刷内容を変えることで、あらゆる競技観戦用に用いることがで きることも勿論である。 図6は、本考案のさらに他の実施例を示すものである。図における座布団は、 前記シート1の折畳み状態で、着座面のシート間に挟まれる左右二箇所に、使い 捨て懐炉16の取付け用の複数の剥離紙付両面テープ17を配置し、この部分を 着座部としている。 従って、特に寒冷時期においては、売店などで別売の使い捨て懐炉16を購入 し、剥離紙をはがしてこの部分に接着固定すれば、反応熱がコア1b及びシート 1aを通じて臀部に伝わり、着座面を競技観戦に好適な温度に昇温し、さらに快 適な状態に保つことができる。 なお、暑期などにおいては使い捨て懐炉16の代りに使い捨て用の保冷材を配 置すれば、適度な冷却状態に保つことができる。
【考案の効果】
以上、説明したように、本考案のうち、請求項1若しくは請求項2に記載の考 案では、シート形状をクッション性の良好な座布団に形成でき、クッション性の ない椅子に座って長時間競技を観戦するのに好適であり、しかも座布団の一部を 声援用のメガホンとして用いることができ、観戦の楽しみを倍加する上で好都合 である。 本考案のうち、請求項3に記載の考案では、シートから分離した扇形の片を丸 めた後剥離紙をはがせば、円錐状の筒体の両縁を接合出来、即座にメガホンとし て活用できる利点がある。 本考案のうち、請求項4に記載の考案では、突片がシート間を弾性的に支持す ることによって、クッション性を増すことができ、さらに快適な座り心地性とな る利点がある。 本考案のうち、請求項5に記載の考案では、携帯用座布団を安価に提供できる とともに、使い終った後は単にゴミ箱などに投棄すればよいので、廃棄も簡単で ある。 本考案のうち、請求項6に記載の考案では、波形コアの弾力性を活用してクッ ション性が高く、しかも片面のみ波形コアとすることで、通常の段ボールと比べ てしなやかな感触となり、また安価となる利点がある。 本考案のうち、請求項7に記載の考案では、商品イメージを野球競技に合致さ せると共に、ひいき球団に応じた購買意欲の亢進に役立てることができる。 本考案のうち、請求項8に記載の考案では、寒冷時期、あるいは暑期に使い捨 て懐炉や使い捨て保冷材を配置することで、着座面を競技観戦に好適な温度に保 つことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる携帯用座布団の折畳み姿図であ
る。
【図2】同展開状態の姿図である。
【図3】同座布団の一部を切離してメガホンを形成した
状態を示す姿図である。
【図4】同座布団の組立状態を示す姿図である。
【図5】同座布団の表面及びこれに付加された印刷を示
す平面図である。
【図6】組立てた同座布団に使い捨て懐炉を配備した状
態を示す半断面図である。
【符号の説明】
1 シート 1a 段ボールシート 1b 波形コア 2 扇形ミシン目 3、5、6 山折り線 4、7、8 谷折り線 9 十字形切込み 14 図形 15 球団名 16 使い捨て懐炉 17 両面粘着テープ(着座部)

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的厚手の長方形シート(1)に、略
    扇形に切抜き可能なミシン目(2)を形成するととも
    に、このシートの長辺方向の中央には該シートを長辺方
    向へと二つ折りした際にその間に少なくとも一重以上の
    ひだ部が生ずるように短辺方向の折畳み線(4,5)を
    形成し、さらに長辺方向の両端縁には前記二つ折りした
    際にその間に少なくとも一重以上の折畳み片が介在され
    るように短辺方向の折畳み線(6,8)を加工したもの
    であって、 前記シートの展開状態から前記中央部の折畳み線に沿っ
    て前記シートを二つ折りに折畳むとともに、シートの両
    端縁を折畳み線に沿って折畳んだ状態で重ね合せ、前記
    中央のひだ部並びに両端縁の折畳み片同士の重合部によ
    り、二つ折り状態における嵩厚みが得られ、かつ前記ミ
    シン目に沿って前記シートから切離した扇形片を丸める
    ことによって、円錐状のメガホン(12)が形成される
    ように構成したことを特徴とする携帯用座布団。
  2. 【請求項2】 前記中央部の折畳み線は中央部に位置す
    る谷折り線(4)とその両側に位置する2本の山折り線
    (5,5)からなる3本の折畳み線であり、かつ前記両
    端縁の折畳み線は少なくとも1本の山折り線(6)を含
    むことを特徴とする請求項1に記載の携帯用座布団。
  3. 【請求項3】 前記扇形片の一側縁に沿って両面粘着テ
    ープ(11)の片面が予め貼着され、この両面粘着テー
    プの表面に設けた剥離紙(11a)をはがし、前記丸め
    た状態で他側縁を重合接着可能としたことを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2に記載の携帯用座布団。
  4. 【請求項4】 前記シートの適宜位置には放射状の複数
    の切込み(9)が形成され、この切込みを押圧すること
    で、複数本の突片が内側に突出し、シート間を弾性的に
    支持することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れかに記載の携帯用座布団。
  5. 【請求項5】 前記シートが可燃性の段ボール素材であ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載の携帯用座布団。
  6. 【請求項6】 前記段ボール素材は、平滑な表面材(1
    a)の裏面に波形コア材(1b)を貼着したものである
    ことを特徴とする請求項5に記載の携帯用座布団。
  7. 【請求項7】 前記円錐形のミシン目に沿って野球場模
    様の図形印刷(14)を施すとともに、そのミシン目に
    より囲われた内部に球団名を印刷してあることを特徴と
    する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の携帯用座
    布団。
  8. 【請求項8】前記シートの折畳み状態でシート間に挟ま
    れる適宜部位に、使い捨て懐炉(16)又は使い捨て保
    冷材用の着座指示部を形成したことを特徴とする請求項
    1乃至請求項7のいずれかに記載の携帯用座布団。
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