JP3026679U - コ−ド長さ調節保持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コード長さを簡単な作業で調節し、確実
に保持できるようにする。これにより周辺が良く整理さ
れた印象を与えるようにする。 【解決手段】 長方形の薄板（１）からなり、その両端
部に、互に反対方向に開口する切込（２）、（３）を設
けた構造のもの。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はコ−ド長さを調節する保持具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、例えば、電気器具の電源コ−ドや接続コ−ドなどは、コ−ド長さを調節 することなく、そのまま床上などに放置されていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたように、長さを調節することなしにコ−ドを床上に放置す ると、観た目に悪いだけでなく、掃除や通行の邪魔になり、時には、コ−ド自体 が損傷を受けるなどの問題点があった。

【０００４】 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と するところは、コ−ド長さを簡単な作業により調節し、かつ着脱の容易なコ−ド 長さ調節保持具を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案が提供するコ−ド長さ調節保持具は、長方 形の薄板であって、長さ方向両端部に、短辺に平行な切込を、互いに反対方向か ら設けてあるものである。

【０００６】 コ−ド長さ調節保持具は、切込の一方にコ−ドを通したあと、他方に通して折 返えし、再びもとの切込に通す作業を繰りかえして望みのコ−ド長さを得るもの であり、同時に、そのままコ−ドを確実に保持するものである。

【０００７】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図１〜図２において、コ−ド長さ調節保持具は、例えば適当な厚さのプラスチ ック薄板を用い、打抜き加工により切込（２）、（３）を設けた長方形に形成さ れている。長方形の大きさはコ−ドの長さ及び太さに応じて適切に決定する。尚 、切込（２）、（３）のそれぞれ入口部に設けられた突起は、コ−ドの保持をよ り確実にするためのものであるが、なくてもかまわない。

【０００８】 図２において、コ−ド（４）は、切込（２）を通したあと、切込（３）を通し て折返し、再び切込（１）を通す作業の繰り返えしによって、長さが調節され、 保持される。コ−ド（４）は、切込（２）の奥の部分から通しはじめて順次入口 方向に通していき、切込（３）の奥の部分で通しおわるものである。

【考案の効果】

本考案は、上述のとうり構成されているので、簡単な作業でもってコ−ド長さ を調節及び保持することが出来、また周辺がよく整理された印象を与える。

【図面の簡単な説明】

【図１】コ−ド長さ調節保持具の平面図である。

【図２】コ−ドを巻きつけて、その長さを調節するとと
もに、同コ−ドを保持した状態を示すコ−ド長さ調節保
持具の斜視図である。

【符号の説明】

１ 本体 ２、３ 切込 ４ コ−ド

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 長方形の薄板（１）であって、長さ方向
   両端部に、短辺に平行な切込（２），（３）を互に反対
   方向から設けてなるコ−ド長さ調節保持具。