JP3026076U - クリップ型接続端子 - Google Patents
クリップ型接続端子Info
- Publication number
- JP3026076U JP3026076U JP1995014318U JP1431895U JP3026076U JP 3026076 U JP3026076 U JP 3026076U JP 1995014318 U JP1995014318 U JP 1995014318U JP 1431895 U JP1431895 U JP 1431895U JP 3026076 U JP3026076 U JP 3026076U
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- JP
- Japan
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- mold members
- clip
- connection terminal
- type connection
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気配線の仮接続等に使用されるクリップ型
接続端子は極めて便利に使用されているが、接続が外れ
やすい欠点があるので、これを改良する。 【構成】 従来のものが被接続物とクリップ型接続端子
の接続部が2点支持であったものを多点支持又は全面支
持にし、更にまたクリップ型接続端子の型材の露出部に
絶縁膜を設けることによって配線の他部分との接触によ
る短絡を防ぐようにした。
接続端子は極めて便利に使用されているが、接続が外れ
やすい欠点があるので、これを改良する。 【構成】 従来のものが被接続物とクリップ型接続端子
の接続部が2点支持であったものを多点支持又は全面支
持にし、更にまたクリップ型接続端子の型材の露出部に
絶縁膜を設けることによって配線の他部分との接触によ
る短絡を防ぐようにした。
Description
【0001】
本考案は電気配線の仮接続を行い、又は電流計、電圧計等の接続を行う際等に 使用されるクリップ型接続端子に関する。
【0002】
従来電気配線の仮接続を行い、又は電流計、電圧計等の計器の接続を行う際等 に使用されているクリップ型接続端子は概略図5((イ)は斜視図、(ロ)はそ の要部を示す正面図、(ハ)は(イ)図におけるA−A断面を示す拡大断面図) に示すような構造となっている。すなわち、クリップ型接続端子1は2本の導体 の型材2、絶縁材3、ピン4、圧縮バネ5から成っている。 型材2(例示したものはチャンネル材)はその略中央部で鈍角に曲げられ、一 端には鋸状の突起2Aが形成されている。2本の型材は開放面を向きあわせた状 態で、折り曲げ部に穿孔された孔にピン4を挿通することによって相互に相対回 転が自由でかつ全体がX字の形状をなすように取付けられている。
【0003】 一方の型材2の他端部には孔2Bが穿孔されており、この部分に導線を接続し 、更に2本の型材の他端部の折り曲げ部付近の間に圧縮バネ5が弾装されている 。またこの2本の型材の突起2Aの形成部分以外は絶縁材3で覆われている。 このクリップ型接続端子1はその絶縁材3の上から手で圧縮バネを圧縮すれば 、鋸状の突起2A部分が開き、被接続部分を挟み、手を緩めれば、簡単に接続が でき、取外しも簡単であるために配線の仮接続や計器の接続に便利であり、きわ めて広く使用されている。 なお圧縮バネ5に替えて(ニ)(拡大側面図)、(ホ)(拡大正面図)に示す ようなねじりコイルバネ5Aも良く使用されている。 しかしながらこの従来のクリップ型接続端子は2本の型材の鋸状突起で被接続 部分を挟んでいるために把握力が弱く、特に把握面に平行な方向に加わる力に対 して弱く、外れやすい欠点が見られる。
【0004】
本考案は以上述べた従来のクリップ型接続端子の欠点を解消し、外れ難いクリ ップ型接続端子を提供することを目的としている。
【0005】
本考案は従来のクリップ型接続端子が、その2本の導体の型材による被接続部 の支持が結局は2点支持であり、これを多点支持にすれば、外れ難くなることに 着眼したものであり、その原則に基づいて次のような実施態様を取ることによっ て前記した目的を達成している。すなわち、 クリップ型接続端子の型材の一方または双方の一端部を型材の長手方向に 設けた溝により複数個に分割する。通常一方を2個に分割した3点支持、又は双 方を2個に分割した4点支持を用いる。 従来は一端の突起が連続した鋸状になっていたが、これを複数個の独立突 起にする。通常双方の型材の端縁にそれぞれ2個、合計4個の突起を設けて4点 支持とし、又は、型材の端縁にそれぞれ2個、その内側にそれぞれ2個、合計8 個の8点支持を用いる。 被接続物が同一形状である場合には2本の型材の一端部には被接続物の形 状と同一の凹形状を形成した全面支持のものを用いる。 不注意による短絡を防ぐために、従来のクリップ型接続端子、上記の他点 接触型のもの、全面接触のものの型材の一端部にはその被接続物との接触部を除 いて絶縁皮膜が形成されているものを使用する。
【0006】 以上述べたような改良型のクリップ型接続端子を使用すれば、外れ難く、また 短絡を防ぐことができる。
【0007】
以下図面に基づいて本考案の実施例について説明する。図1は本考案に係るク リップ型接続端子の多点支持のものを例示している。すなわち(イ)は鋸状突起 の多点支持(図示は4点支持)のもの、(ロ)独立突起の4点支持のもの、(ハ )は独立突起の8点支持のものを示している。(イ)図の場合には2本の型材2 の一端部はそれぞれ溝2Cによって2本、合計4本に別れており、それぞれ鋸状 の突起があるために、4点支持となっている。 (ロ)図の場合には2本の型材2の端縁にはそれぞれ2個、計4個の独立の突 起2Dが具えられており、それによって4点支持となっている。(ハ)図の場合 には2本の型材2の端縁にはそれぞれ2個、端縁の内側にそれぞれ2個、計8個 の独立の突起2Dが具えられており、それによって8点支持となっている。
【0008】 図2は本考案に係るクリップ型接続端子の全面支持のものを例示している。す なわちこの場合は2本の型材の一端部には被接続物の形状と同一の凹形状2Eが 形成されており全面支持となっている。 図3は本考案に係るクリップ型接続端子の短絡防止型のものを例示(例示した ものは従来のクリップ型接続端子を示している)している。すなわち2本の型材 の一端部はその被接続物との接触部を除いて絶縁皮膜2Fが形成されている。
【0009】 図4は従来のクリップ型接続端子と、本考案に係る他点支持のクリップ型接続 端子の被接続物からの外れ難さを比較した実験方法を示す図である。すなわちク リップ型接続端子で被接着物6をはさみ、直上、左右方向(45°)前後方向( 45°)から引っ張り力を加える。外れるまでの力をバネばかりを使用して測定 したところ次のような結果を得た。 すなわち本考案によるものは従来のものに比べて外れ難さが相当に増加してい る。
【0010】
本考案はクリップ型接続端子の型材の被接続物との接続部の形状を多点支持又 は全面支持とすることにより、また型材に絶縁皮膜を設けることにより、次に示 すような優れた効果を示すものである。 被接続物との接続が外れ難い。 配線の他部分に接触することによる短絡を防ぐことができる。
【図1】本考案に係るクリップ型接続端子の多点支持の
ものを例示した図で、(イ)は鋸状突起の多点支持のも
の、(ロ)独立突起の4点支持のもの、(ハ)は独立突
起の8点支持のものを示したものである。
ものを例示した図で、(イ)は鋸状突起の多点支持のも
の、(ロ)独立突起の4点支持のもの、(ハ)は独立突
起の8点支持のものを示したものである。
【図2】本考案に係るクリップ型接続端子の全面支持の
ものを例示した図である。
ものを例示した図である。
【図3】本考案に係るクリップ型接続端子の短絡防止型
のものを例示した図である。
のものを例示した図である。
【図4】従来のクリップ型接続端子と、本考案に係る他
点支持のクリップ型接続端子の被接続物からの外れ難さ
を比較した実験方法を示す図である。
点支持のクリップ型接続端子の被接続物からの外れ難さ
を比較した実験方法を示す図である。
【図5】従来のクリップ型接続端子を示す図で(イ)は
斜視図、(ロ)はその要部を示す正面図、(ハ)は
(イ)図におけるA−A断面を示す拡大断面図、(ニ)
はねじりコイルバネの拡大側面図、(ホ)はその拡大正
面図である。
斜視図、(ロ)はその要部を示す正面図、(ハ)は
(イ)図におけるA−A断面を示す拡大断面図、(ニ)
はねじりコイルバネの拡大側面図、(ホ)はその拡大正
面図である。
1 クリップ型接続端子 2 型材 2A 鋸状の
突起 2B 孔 2C 溝 2D 独立の突起 2E 凹形状 2
F 絶縁皮膜 3 絶縁材 4 ピン 5 圧縮バネ 5A ね
じりコイルバネ 6 被接続物
突起 2B 孔 2C 溝 2D 独立の突起 2E 凹形状 2
F 絶縁皮膜 3 絶縁材 4 ピン 5 圧縮バネ 5A ね
じりコイルバネ 6 被接続物
Claims (8)
- 【請求項1】 鈍角に曲げられ、一端に鋸状の突起を有
する2本の導体の型材を、その折り曲げ部において、ピ
ンによって相対回転が自由でかつ全体がX字の形状をな
すように取付け、型材の他端部に導線を接続し、2本の
型材の他端部付近の間に圧縮バネを弾装し、更に2本の
型材の前記一端部を除く他の部分を絶縁材で覆って成る
クリップ型接続端子において、前記2本の型材の一方ま
たは双方の一端部を型材の長手方向に設けた溝により複
数個に分割したことを特徴とするクリップ型接続端子。 - 【請求項2】 前記2本の型材の一端部は一方のみが2
個に分割されていることを特徴とする請求項1のクリッ
プ型接続端子。 - 【請求項3】 前記2本の型材の一端部は双方が2個に
分割されていることを特徴とする請求項1のクリップ型
接続端子。 - 【請求項4】 鈍角に曲げられ、一端に鋸状の突起を有
する2本の導体の型材を、その折り曲げ部において、ピ
ンによって相対回転が自由でかつ全体がX字の形状をな
すように取付け、型材の他端部に導線を接続し、2本の
型材の他端部付近の間に圧縮バネを弾装し、更に2本の
型材の前記一端部を除く他の部分を絶縁材で覆って成る
クリップ型接続端子において、前記型材の一端の鋸状の
突起に代えて双方の型材の端縁にそれぞれ2個の突起を
設けたことを特徴とするクリップ型接続端子。 - 【請求項5】 前記双方の型材の端縁に設けたそれぞれ
2個の突起に加えてその内側に更にそれぞれ2個の突起
を設けたことを特徴とする請求項4のクリップ型接続端
子。 - 【請求項6】 鈍角に曲げられ、一端に鋸状の突起を有
する2本の導体の型材を、その折り曲げ部において、ピ
ンによって相対回転が自由でかつ全体がX字の形状をな
すように取付け、型材の他端部に導線を接続し、2本の
型材の他端部付近の間に圧縮バネを弾装し、更に2本の
型材の前記一端部を除く他の部分を絶縁材で覆って成る
クリップ型接続端子において、前記2本の型材の一端部
には被接続物の形状と同一の凹形状が形成されているこ
とを特徴とするクリップ型接続端子。 - 【請求項7】 鈍角に曲げられ、一端に鋸状の突起を有
する2本の導体の型材を、その折り曲げ部において、ピ
ンによって相対回転が自由でかつ全体がX字の形状をな
すように取付け、型材の他端部に導線を接続し、2本の
型材の他端部付近の間に圧縮バネを弾装し、更に2本の
型材の前記一端部を除く他の部分を絶縁材で覆って成る
クリップ型接続端子において、前記2本の型材の一端部
はその被接続物との接触部を除いて絶縁皮膜が形成され
ていることを特徴とするクリップ型接続端子。 - 【請求項8】 前記2本の型材の一端部は被接続物との
接触部を除いて絶縁皮膜が形成されていることを特徴と
する請求項1ないし請求項6のうちのいずれかの1つの
クリップ型接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014318U JP3026076U (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | クリップ型接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014318U JP3026076U (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | クリップ型接続端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3026076U true JP3026076U (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=43161253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995014318U Expired - Lifetime JP3026076U (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | クリップ型接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026076U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010009941A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | クリップ |
WO2019207702A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 導通試験用の挟持器具及びケーブル |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP1995014318U patent/JP3026076U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010009941A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | クリップ |
WO2019207702A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 導通試験用の挟持器具及びケーブル |
JPWO2019207702A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2021-01-07 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 導通試験用ケーブル |
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