JP3025767U - ゲームシート - Google Patents

ゲームシート

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JP3025767U
JP3025767U JP1995014066U JP1406695U JP3025767U JP 3025767 U JP3025767 U JP 3025767U JP 1995014066 U JP1995014066 U JP 1995014066U JP 1406695 U JP1406695 U JP 1406695U JP 3025767 U JP3025767 U JP 3025767U
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JP1995014066U
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博 関
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株式会社チェリトン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隠蔽された数字等を現して遊ぶ従来の遊戯具
を改良し、任意の数の参加者が自由に選定した遊びをす
ることができるゲームシートを提供する. 【解決手段】 1から10もしくは12迄のすべての数字か
らなる数字列3列以上を乱数配列で小シート上に印刷
し、印刷された数字を、爪や硬貨で容易に剥がすことが
できる不透明皮膜2で隠蔽する。上記数字列中には数字
以外の文字または(および)記号を混在させてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、任意の人数の参加者が1枚のシートで多種多様な遊びをすることを 可能にした遊戯具・ゲームシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
小さなシートに複数の数字や絵記号を印刷し、それを易剥離性不透明皮膜によ り隠蔽してなる遊戯具が市販されている。これらの遊戯具はいわゆるインスタン ト宝くじにヒントを得たものと思われ、数字等を隠蔽している易剥離性不透明皮 膜をコインや爪で削り取ると現れる数字等を所定のルールに照らして勝敗、当落 等を決めるものである。
【0003】 しかしながら、従来のこの種遊戯具は、それを用いて可能な遊びがあらかじめ 決められた1種類またはごく少数のものに限られ、その内容も単純に過ぎるもの であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、隠蔽された数字等を現して遊ぶ上記従来の遊戯具を改良し、 任意の数の参加者が自由に選定した遊びをすることができるゲームシートを提供 することにある。
【0005】 本考案の他の目的は、通常トランプ、花札、サイコロ等を用いて行われる多種 多様な、且つ高度なゲーム、占い等の幾つかと同じ遊びを、小さな一枚のシート 上で行うことを可能にしようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案により提供された新規なゲームシートは、紙またはプラスチック製の小 シート上に1から10もしくは12迄のすべての数字からなる数字列3列以上を乱数 配列で印刷し、印刷された数字を、各数字ごとに施された易剥離性不透明皮膜に より隠蔽してなるものである。
【0007】 なおこの考案では、10以上の2桁の数字についてはその数字を構成する2文 字をもって一つの数字として扱う。
【0008】 本考案によるゲームシートの一つの変形は、上記のゲームシートにおける乱数 配列の数字列のそれぞれに数字以外の文字または(および)記号を混在させたこ とを特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案によるゲームシートに印刷し隠蔽しておく数字列は、1から10もしくは 12迄の数字のすべてからなるものとするが、これは、10進数や12進数が日常 的に使われていることにより10または12という数字が色々な遊びをする上で 好都合であること、10未満の少ない数では可能な遊びの種類が少なく且つ単純 になること、などによる。また、字数としては10または12であってもそれよ りも少ない種類の数字からなる数字列、つまり欠落した数字がある一方で重複出 現する数字がある数字列を有するものも、可能な遊びが制限されるので好ましく ない。
【0010】 また、数字列は3列以上とするが、これも、2列以下では可能な遊びの種類が 少なく且つ単純になるからである。数字列数は多いほうが多種類かつ高度な遊び を可能にするが、あまり多いとシートの大型化が避けられず、また見た目にも複 雑で遊びにくいものになるので、普通には3〜6列程度が適当である。
【0011】 印刷する3列以上の数字列は乱数配列とする。ただし、この明細書では、統計 学等で使用する乱数のように一見無秩序でも一定の理論のもとに決定された配列 の数字のほか、全く無作為になされた配列や、作為ある配列であっても列中の1 ,2個の数字を確認した程度では他の数字の配列を予測することが不可能な態様 のものを包含する意味で、乱数配列と言う。数字の配列が上記のいずれであって も、ゲームシートの利用可能性や面白さに変わりはない。
【0012】 後記実施例2のように、乱数配列にした数字列の各列において、数字の一つに 、易剥離性不透明皮膜で隠蔽されるしるしを付けておくと、より複雑な遊びを可 能にする。しるしは、その数字の色または(および)背景色を変える方法、数字 に他の文字や記号等を付記する方法等、任意の方法で付することができ、その数 字がその列中で特定の意味付けがなされた数字であることがわかるようにできれ ば何でもよい。
【0013】 また、乱数配列の数字列のそれぞれに数字以外の文字または記号を混在させる 場合は、数字列中の任意の位置に、1文字または1記号を数字1字と同じ扱いで 混在させる。数字列1列中に混在させる文字または記号の数は特に制限されるも のではないが、あまり多いとそれらの文字・記号を使用しない遊びの場合に邪魔 になることがあるので、普通は1〜3個程度、多くても5個程度が適当である。 混在させる文字・記号の種類にも制限はなく、その具体例としては、丸、三角、 星形、表音文字等、それ自体意味を持たないもののほか、矢印、絵文字、漢字等 、何らかの意味を表すものがある。文字または記号の種類および数は原則として 各列同一にするが、数字にしるしを付ける前述の例の場合と同様のしるしを特定 の列における文字または記号に付けることにより列間で差別化してもよい。
【0014】 このゲームシートを製造する場合、乱数配列の数字を印刷するシートは、紙で もプラスチックシートでもよく、それらの積層物であってもよい。その大きさは 特に限定されるものではないが、適当な大きさの数字群を十分な間隔で印刷する と一つの数字で約0.5〜1cm2を占有するので、1列の字数と列数によって最小 限度必要なシートの大きさが決まる。シート上の数字の配列方向は、横方向でも 縦方向でもよい。
【0015】 言うまでもなく、一枚のシート中での数字群が乱数配列であっても多数のシー トを同じ数字配列のものにしたのでは、その乱数配列はいずれ予測可能なものに なってしまって遊びの興味が失われるので、なるべく多種類の乱数配列のシート を作成し、それらを混ぜて利用に供することが必要である。
【0016】 このゲームシートには、隠蔽する乱数配列の数字のほか、各列に付す列番号や 列中での位置番号等の識別記号を欄外に印刷しておくと、ある種のゲームの実施 を容易にする。シート上には、このほかにも本考案に特徴的な隠蔽数字(または 数字と記号)の列とは異なる隠蔽文字・記号等の列または群(たとえばくじ)を 、前者と混同するおそれのない態様で存在させることができ、また、ゲームシー ト利用の妨げとならない範囲で任意の模様、図柄、罫線、文字等を印刷しておく ことができる。
【0017】 印刷された数字や記号の上に易剥離性不透明皮膜を施す手段は任意であるが、 その例としては次のようなものがある。
【0018】 (1) 紙に乱数配列の数字その他必要な印刷を施した後、不透明皮膜の剥離を容 易にするための剥離剤、透明樹脂等のコーティングを行い、次いで、乱数配列の 数字(および数字列中に記号を混在させるばあいにおける記号)一つ一つの上に 易剥離性不透明皮膜を、印刷、貼着等の手段により形成させる。易剥離性不透明 皮膜形成材料としては、多量の顔料や金属粉末等を混入して隠蔽力を強化したイ ンク、コーティング剤、プラスチックフィルム等のほか、紙を使用することもで きる。
【0019】 (2) 積層前または積層後にすべての必要な印刷を施した紙と透明プラスチック フィルムの積層物の乱数配列数字群に、上記の場合と同様にして易剥離性不透 明皮膜を施す。
【0020】 本考案のゲームシートを用いる遊びは、易剥離性不透明皮膜を硬貨や爪を用い て削り取ることにより、隠されていた数字等を見えるようにすることから始まる (以下、この操作を「開ける」という)。開け方にルールを設けることにより遊 びが成立するが、設定するルールは全く自由である。1回の遊びで使用する列数 は遊び方や参加者の数に応じて決まり、印刷されている乱数列のすべてを使用し なければならないわけではない。遊び方の具体例を以下に示す。
【0021】 運勢判断:1〜12の数字が印刷されたゲームシートを使用する。自分の生 まれ月の数字が一つの列のどこにあるか、見当をつけて開ける。一度で当たれば 大吉。
【0022】 抽選:一つの列上で、参加者が任意の位置を選んで開ける。現れる数字は すべて異なるから、それで順位が決まる。
【0023】 同数当てゲーム:各人1枚を使用し、1列目で開けた数字と同じ数字を2 列目、3列目から、その数字が出るまで探す。開けた回数が少ないほうが勝ち。 点数取りゲーム:参加者各自の列とそこで何回開けるかをあらかじめ決め ておき、現れた数字の合計数を競う。
【0024】 オイチョカブ:参加者各自の列を決めておき、自分の列の中から2回開け 、その結果を見て望むならばさらにもう1回開けて、9を最高点として合計数を 競う(合計数が2桁になった場合は1位の数字のみを比較対象とする)。
【0025】 爆発回避:“爆発”とする数字または記号と参加者各自の列をあらかじめ 決めておき、全員が自分の列を任意の位置から開けて行く。先に“爆発”を開け てしまった者が負け。
【0026】 上記〜等の遊びにおいて、数字列中の数字の一つにしるしを付けてあるゲ ームシートを用いる場合は、しるし付き数字を開けたとき、なんらかの特典を与 えるか反対に減点するなどのルールを設けて遊ぶことができる。数字列中に1個 の記号を混在させたゲームシートを用いる場合も、記号を上述のしるし付き数字 と同様に扱うことができる。
【0027】 また、上記,のように得点を争う遊びを行う場合、幸運を意味する記号と 不運を意味する記号とに性格付けされた二つの記号を混在させたゲームシートを 用いると、幸運記号を開けたとき特典を与え不運記号を開けたとき減点するなど して遊びに変化を与えることができる。
【0028】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を示して説明する。 図1のA図に示した本考案実施例は、罫線1で仕切られた枠内に1〜10の数 字からなる横並びの数字列3列を乱数配列で印刷し、各数字を、易剥離性不透明 皮膜2で覆ったものである。欄外左側に印刷されているA〜Cの3文字は三つの 列の識別記号であり、また欄外上部に印刷されている1〜10の数字は列中の位 置を示す識別記号である。図1のB図は、A図において隠蔽されている乱数配列 の数字を示すため、易剥離性不透明皮膜2をすべて剥離した状態を示す。
【0029】 図2は請求項5にかかる本考案の実施例について、図1のものと同様の易剥離 性不透明皮膜をすべて削除して乱数配列の数字を示したものである。この例では 、12の数字からなる数字列A〜Fの各列において無作為に選ばれた一つの数字 が、白黒反転文字で印刷されている。また、欄外には、乱数配列の数字と同様に 易剥離性不透明皮膜で隠蔽されるくじが印刷されている。
【0030】 図3は請求項6にかかる本考案の実施例を示す。この実施例は、乱数配列の数 字列A〜F中に、三角形と黒塗り三角形との2種類の記号が一つずつ混在させて ある。
【0031】
【考案の効果】
上述のように、本考案のゲームシートは列数もしくは1列中の数字数と同じ数 までの参加者が自由に選定したルールの遊びをすることができる。また、その遊 び方は、誰にでもできる単純なものからトランプ遊びや花札遊びに匹敵する高度 なものまで、多様なものが可能である。
【0032】 小さなシート上で多種多様な遊びをすることができ、しかも安価に提供可能な 本考案のゲームシートは、異なる乱数配列のもの複数枚をセットにした遊戯具と して提供するほか、単品でも、商品販売促進のための景品として頒布するのに好 適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示し、A図は平面図、B図
は易剥離性不透明皮膜1のすべてを剥離した状態を示す
平面図である。
【図2】 本考案の別の実施例について易剥離性不透明
皮膜を剥離した状態を示す平面図である。
【図3】 本考案のさらに別の実施例について易剥離性
不透明皮膜を剥離した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1:罫線 2:易剥離性不透明皮膜

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1から10もしくは12迄のすべての数字か
    らなる数字列3列以上を乱数配列で小シート上に印刷
    し、印刷された数字を易剥離性不透明皮膜により隠蔽し
    てなるゲームシート。
  2. 【請求項2】 1から10もしくは12迄のすべての数字か
    らなる数字列3列ないし6列を乱数配列で小シート上に
    印刷し、印刷された数字を易剥離性不透明皮膜により隠
    蔽してなるゲームシート。
  3. 【請求項3】 1から10もしくは12迄のすべての数字か
    らなる数字列3列以上を乱数配列で小シート上に印刷
    し、欄外に上記数字列の識別記号を印刷し、上記乱数配
    列で印刷された数字を易剥離性不透明皮膜により隠蔽し
    てなるゲームシート。
  4. 【請求項4】 1から10もしくは12迄のすべての数字か
    らなる数字列3列ないし6列を乱数配列で小シート上に
    印刷し、欄外に上記数字列の識別記号を印刷し、上記乱
    数配列で印刷された数字を易剥離性不透明皮膜により隠
    蔽してなるゲームシート。
  5. 【請求項5】 乱数配列の数字列の各列において、数字
    の一つに、易剥離性不透明皮膜で隠蔽されるしるしを付
    したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    ゲームシート。
  6. 【請求項6】 1から10もしくは12迄のすべての数字か
    らなる数字列3列以上を乱数配列で、且つ各列中に数字
    以外の文字または(および)記号を混在させて、小シー
    ト上に印刷し、印刷された数字および記号を易剥離性不
    透明皮膜により隠蔽してなるゲームシート。
JP1995014066U 1995-12-13 1995-12-13 ゲームシート Expired - Lifetime JP3025767U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013244396A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Hiroji Sugiyama 転がしボ−ル競技用得点シ−ト

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