JP3025711U - 額縁

Info

(57)【要約】［課題］耐久性、耐候性、耐水性が高く、美観の良好
なる額縁を提供する。［解決手段］内側に任意形状の開口部１を形成し、該
開口部１の背面に絵画３等を取り付け、前記開口部１の
正面より絵画３等を鑑賞し得るように形成されている額
縁２において、この額縁２が石よりなる。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、開口部に絵画、書画等を入れて使用する額縁に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の額縁は、中に入れる絵画等の大きさに対応した開口部を内側に有するように形成された枠状の物が一般的に知られている。この枠は、木、紙粘土、合成樹脂、アルミ等の軽合金等、軽量部材のみにより成り、額縁が取り付けられて掲げられている壁面よりその重量で外れ落ちることを防止している。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

しかしながら、前記従来の技術で述べた額縁であると、木、アルミ合金等を原材料としているので、重厚性に欠けるという欠点があった。又、耐久性、耐候性、耐水性が低いため、屋外での使用には不向きであるという問題点があった。

【０００４】そこで、本考案は額縁に天然石若しくは人工石を使用することにより、耐久性、耐候性、耐水性が高く、美観の良好なる額縁を提供することを目的とする。

【０００５】本考案のうち請求項１記載の考案は、内側に任意形状の開口部を形成し、該開口部の背面に絵画等を取り付け、前記開口部正面より絵画等を鑑賞し得るように形成されている額縁が石より成ることを特徴とする。

【０００６】本考案のうち請求項２記載の考案は、請求項１記載の石が、大理石若しくは花崗岩であることを特徴とする。

【０００７】

【考案の実施の形態】

本考案の実施の形態について、図を参照にして記載する。

【０００８】図１において、大理石より成る方形状板の略中央に正背面に貫設された開口部１を形成して額縁２と成し、この開口部１に背面より石より成る絵画３を取り付けている。

【０００９】本考案の実施の形態に示される額縁２は、壁に掲げて係止し吊り下げて使用したり、壁面に嵌入して使用するものである。

【００１０】本考案の実施の形態においては、方形状の額縁を例に説明したが、本考案はこれに限定されるものでなく、石より成れば、円形状、三角形状等任意形状のものも包含する。

【００１１】

【考案の効果】

本考案額縁は石より成るので、耐候性、耐衝撃性、耐水性が高く、水のかかる場所での使用が可能であるという効果がある。

【００１２】又、見た目も美しいという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】絵画を取り付けた状態を示す図である。

【符号の説明】

１開口部２額縁３絵画

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】内側に任意形状の開口部１を形成し、該
開口部１の背面に絵画３等を取り付け、前記開口部１の
正面より絵画３等を鑑賞し得るように形成されている額
縁２において、この額縁２が石より成ることを特徴とす
る額縁。
【請求項２】請求項１記載の石が、大理石若しくは花
崗岩であることを特徴とする請求項１記載の額縁。