JP3024515B2 - 送信波生成方法及び装置 - Google Patents

送信波生成方法及び装置

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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源により電力供給がな
される送信機に係り、特に電源電圧低下による送信特性
の劣化を防止する送信波生成方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリ駆動される移動端末では、電源
電圧の低下が無線送信特性に大きな影響を及ぼす。特
に、振幅変調成分を持つ16QAM、π/4QPSK、
マルチキャリア16QAMのような実際に採用されてい
るデジタル変調方式では、電源電圧が低下した場合に、
例えば通信不能といった重大な問題を引き起こすことも
ある。
【0003】図10は、デジタル変調方式送信機の一般
的な構成を示すブロック図である。通信データに基づい
て変調信号生成部1は変調信号Smを生成し、その変調
信号Smに従って変調部2が搬送波をデジタル変調す
る。被変調波Stは送信電力増幅器3によって増幅され
てアンテナから放出される。送信電力増幅器3には、定
電圧電源4から電力が供給される。
【0004】ほとんどのデジタル変調方式が振幅変調成
分を有しているため、送信波には瞬間最大値(ピーク
値)が存在し、送信電力増幅器3はこのピーク値に対応
できるだけの電力を必要とする。例えば、16QAMで
は、1Wの平均送信電力を得るために、送信電力増幅器
3で10Wの電力を必要とするから、ピーク値に対応す
るためには更に大きな電力が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、送信機
の電源電圧が定電圧電源4の能力以上に低下すると、送
信電力増幅器3は送信出力のピーク値を出力できなくな
る。この場合、単に振幅成分が制限されるだけならば誤
り率が多少劣化するだけであるが、非線形な経路を通過
することにより生じる位相変調成分による位相誤差や歪
みにより発生するチャネル外ノイズ(隣接チャネルへの
漏洩電力等)の増加はシステムにとって重大である。送
信制御系でフィードバックループを使用する場合、ピー
クでループが開放して制御不能となる可能性があり、場
合によっては通信不能に陥ってしまう。
【0006】このような問題点を解決するためには、電
力増幅器でピーク値が制限される前に、送信出力の歪み
等が発生しないように振幅成分を制御する必要がある。
しかし、被変調波Stを用いて振幅成分の制御を行おう
とすると、非常に狭い帯域のフィルタを必要とする等の
制限があるために現実的な方法ではない。
【0007】なお、電力増幅器の供給電力を制御する方
法がいくつか提案されている。例えば、特開昭57−1
40008号公報においては、出力信号のピークレベル
を検出し、それに応じて可変電圧電源の出力電圧を制御
するオーディオ用の電力増幅回路が開示されている。更
に、特開昭58−24056号公報においては、変調信
号が受信されたか否かにより送信電力増幅器に供給され
る電流を制御する電流制御装置を備えた移動局が開示が
されている。
【0008】しかし、いずれも消費電力の節約あるいは
電力の効率的利用を目的としたものであり、上記問題点
を解決する構成を示唆するものではない。その他、特開
平6−260958号公報には電源電圧を検出して送信
出力レベルを下げることにより歪を低減するようにした
自動電力制御回路とこれを含んだ無線通信装置が開示さ
れている。
【0009】本発明の目的は、電源電圧が低下しても簡
単な構成で送信特性の劣化を防止できる送信波生成方法
及び装置を提供し、更に、簡易な構造で安定した送信特
性を持つ送信機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による送信波生成
方法は、電源の電源電圧を検出し、電源電圧に基づいて
振幅制限を決定し、変調器から出力される被変調波の振
幅が振幅制限内に制限されるように変調信号を生成し、
その変調信号に従って変調を行い被変調波を生成するこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】変調信号を生成する段階あるいは変調信号が変
調器に入力する段階で、電源電圧の低下量に応じて変調
信号従って被変調波のピーク値を低減させるように変調
信号を制御する。すなわち、電源電圧に基づいて変調信
号の振幅制限を決定し、変調器から出力される被変調波
の振幅が振幅制限内に制限されるように通信データから
変調信号を生成する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明による送信機の第1実施例
を示すブロック図である。通信データを受信したデジタ
ルシグナルプロセッサ(DSP)10は、I成分及びQ
成分からなる変調信号Smを生成する。DSP10は読
み出し専用メモリ(ROM)を有し、後述するように、
通信データ及び電源電圧Vccに従って変調信号Smを
生成するプログラムを記憶している。電源4の出力電圧
Vccは電圧検出回路11によって検出され、A/D変
換器12によりアナログ信号からデジタル信号に変換さ
れる。
【0014】直交変調器13は変調信号Smに従って搬
送波を直交変調し、被変調波Stを送信電力増幅器3へ
出力する。送信電力増幅器3は、電源4から供給される
電力によって被変調波Stを増幅し、送信波を生成す
る。
【0015】図2は、本実施例におけるDSP10のブ
ロック図である。DSP10は通信データと電源電圧V
ccのデータを入力しI成分及びQ成分から変調信号S
mを出力する。通信データは、直並列変換器101によ
り並列データに変換され、更に、並列データは2値/多
値変換器102及び103によりそれぞれデジタル入力
信号Iin及びQinに変換される。入力信号Iin及
びQinと電源電圧Vccのデータは、パラレルI/O
制御ユニット104を通して入力される。
【0016】また、DSP10は、ランダムアクセスメ
モリ(RAM)105、ROM106、コアプロセッサ
107、パラレルI/O制御ユニット108を備えてい
る。ROM106は、予め規定されている被変調波St
の平均電力レベルPavに応じて、振幅低下ファクタx
(dB)をそれぞれ電源電圧Vccのデータに対応して
格納している。コアプロセッサ107はピークファクタ
制御を実行するためのプログラムROMを有し、次に説
明するように、振幅制限データRmax及び変調信号S
mを算出する。
【0017】DSP10では、電源電圧Vccの低下量
に応じて被変調波Stのピーク値が低下するように変調
信号Smを生成する。以下、このようなピーク値制御を
ピークファクタ制御と呼び、ピークファクタFpを「被
変調波Stの平均電力レベルPavに対するピーク電力
レベルPpの比(Fp=Pp/Pav)」と定義する
(図5(A)参照)。
【0018】図3はピークファクタ制御の第1実施例を
示す。電源電圧データVccをA/D変換器12から受
信すると(S201)、コアプロセッサ107はROM
106からの振幅低下ファクタx(dB)を読み出し、
振幅制限Rmaxを次の式により算出する(S20
2)。
【0019】
【数1】Rmax=(Pav×10x/101/2 この後、Rmaxの算出値はRAM105に格納され
る。
【0020】通信データを受信したコアプロセッサ10
7(S203のYES)は、デジタル入力信号Iin及
びQinを入力し(S204)、次式により推定振幅値
Rin(t)を算出する(S205)。
【0021】
【数2】 Rin(t)=(Iin(t)2+Qin(t)21/2 次に、推定振幅値Rin(t)と振幅制限Rmaxの大
小を比較し、Rin(t)>Rmaxであるならば(S
206)、次式に従って変調信号Smのピークを低下さ
せる(S207)。
【0022】
【数3】I(t)=Rmax×Iin(t)/Rin(t) Q(t)=Rmax×Qin(t)/Rin(t) 一方、Rin(t)がRmax以下の場合は、送信電力
増幅器3は被変調波Stを十分に増幅できるため、変調
信号Smは入力信号Iin及びQinをそのまま用いて
算出される(S208)。
【0023】以上のように変調信号Smは算出され、直
交変調器13に出力される。もし通信データが残ってい
れば、上記のステップは通信データが変調信号Smにす
べて変換されるまで繰り返される(S210)。
【0024】なお、電源電圧Vccの検出は、予め決め
られた周期でもしくは送信機の電源が投入されたときに
行われる。
【0025】図4は、ピークファクタ制御の第2実施例
を示す。電源電圧VccのデータをA/D変換器から受
け取ると(S301)、コアプロセッサは、振幅低下フ
ァクタx(dB)をROM106から読み出し、振幅制
限Rmaxを次式により算出する(S302)。
【0026】
【数4】Rmax=(Pav × 10x/101/2 このRmaxの算出値はRAM105に格納される。
【0027】通信データを受信すると(S303のYE
S)、コアプロセッサ107は、デジタル入力信号Ii
n及びQinを入力し(S304)、推定振幅値Rin
(t)を次式により算出する(S305)。
【0028】
【数5】 Rin(t)=(Iin(t)2+Qin(t)21/2 次に、推定振幅値Rin(t)と振幅制限値Rmaxと
の大小を比較し(S306)、もしRin(t)2>R
max2であれば、次式に従って変調信号Smのピーク
を低下させる(S307)。
【0029】
【数6】I(t)=Rc×Iin(t) Q(t)=Rc×Qin(t) ここで、Rcは適切な圧縮比である。このようなピーク
圧縮ステップ(S307)は、推定振幅値Rinが振幅
制限Rmax以下になるまで繰り返される。
【0030】Rin(t)2がRmax2以下の場合は、
送信電力増幅器3が被変調波Stを十分に増幅できるた
め、入力信号Iin及びQinをそのまま用いて変調信
号Smを得る(S308)。
【0031】以上のように変調信号Smは算出され変調
器13へ出力される(S309)。もし通信データが残
存していれば、上記のステップは送信データが変調信号
Smにすべて変換されるまで繰り返される(S31
0)。
【0032】図5は本実施例における被変調波Stの出
力レベル変化の一例を示す模式的波形図であり、(A)
は電源電圧が低下していない場合、(B)は電源電圧が
低下した場合をそれぞれ示す。ただし、ここでは典型的
な例としてバースト状に送信される信号を取り上げる。
【0033】電源電圧Vccが低下していない状態であ
れば送信電力増幅器3へ十分な電力を供給できるため
に、DSP10は通信データに従って通常の変調信号S
mを生成し、直交変調器13へ出力する。これによっ
て、同図(A)に示すように、被変調波Stは高いレベ
ルのピーク値P1、P2及びP3を有する波形となる。
【0034】電源電圧Vccが低下しても、図3及び図
4に示すとおりピークファクタ制御が動作することによ
り、その低下量に従ってDSP10はピークファクタF
pを低下させるように変調信号Smを生成する。このよ
うな変調信号Smによって搬送波を直交変調することに
より、図5(B)に示すように、被変調波Stのピーク
値P1、P2及びP3はそれぞれP1’、P2’及びP
3’のレベルまで低下する。このようにピークファクタ
を低下させることで、被変調波Stを送信電力増幅器3
の駆動能力内で電力増幅することができ、従来のような
駆動能力の限界を超えることによる送信波の帯域の広が
りを防止することができ、送信特性を安定させることが
できる。この点は、図9において再度説明する。
【0035】図6は、本発明による送信機の第2実施例
を示すブロック図である。本実施例では極座標変調(ポ
ーラ変調)が用いられ、DSP21によって位相成分及
び振幅成分からなる変調信号が生成される。変調信号の
位相成分はポーラ変調器22へ入力するが、振幅成分は
ピーク制御部23によってピークファクタ制御された
後、ポーラ変調器22に入力する。そして、ピークファ
クタ制御された被変調波Stがポーラ変調器22から出
力され、送信電力増幅器3によって増幅されて送信され
る。
【0036】ピーク制御部23は、図示していないが、
図2のROM106と同様のROM及びRAMを含む必
要なメモリ類やプロセッサで構成されており、振幅低下
ファクタx(dB)を被変調波Stの平均電力レベルP
avに対応させて格納し、振幅低下ファクタはそれぞれ
電源電圧Vccのデータに対応している。ピーク制御部
23は、変調信号の振幅成分Ainが電源電圧Vccの
低下量に従って調整されるようにピークファクタ制御を
実行する。
【0037】図7は、図6に示した送信機におけるピー
ク制御部23のピークファクタ制御を説明するものであ
る。既に説明したように、A/D変換器12から電源電
圧Vccのデータを受信すると(S401)、ピーク制
御部23は、振幅低下ファクタx(dB)をROMから
読み出し、次式により振幅制限Rmaxを算出する(S
402)。
【0038】
【数7】Rmax=(Pav×10x/101/2 このRmaxの算出値はRAMに格納される。
【0039】通信データを受信すると(S403のYE
S)、ピーク制御部23は、振幅成分Ain(t)を入
力し(S404)、その変調成分Ain(t)と振幅制
限Rmaxとの大小を比較し(S405)、Ain
(t)>Rmaxのときは、振幅成分のピーク値を次式
に従って低下させる(S406)。
【0040】
【数8】Ain(t)=Rc×Ain(t) ここで、Rcは適切な圧縮比である。このようなピーク
圧縮ステップ(S406)は、振幅成分Ainが振幅制
限Rmax以下になるまで繰り返される。
【0041】Ain(t)がRmax以下のときは、送
信電力増幅器3が十分に被変調波Stを増幅できるた
め、振幅成分Ain(t)は変調器22に出力される。
もし通信データが残存していれば、上記のステップは通
信データがすべて変調信号に変換されるまで繰り返され
る(S408)。
【0042】図8は、本発明による送信機の第3実施例
を示すブロック図である。ここでは2値振幅変調の場合
が示されている。2値振幅変調は今日ではほとんど使用
されていないが、位相変調成分がないために理解しやす
く、また1シンボル当たりの情報量が多い場合には本発
明による効果がかなり期待できる。
【0043】図8において、変調信号生成部はレベル変
換部31及びロールオフフィルタ32から構成される。
レベル変換部31は、電源電圧Vccの低下量に応じて
通信データのレベルを低下させ、結果的に被変調波St
のピークファクタを低下させる。変調器33は、例えば
ギルバートマルチプライヤであり、変調信号Smに従っ
て搬送波を2値振幅変調する。
【0044】レベル変換部31は、図6に示した送信機
のピーク制御部23に類似したものであるため、レベル
制御、すなわち、レベル変換部31で行われるピーク制
御(図7参照)の説明は省略する。
【0045】図9は、第3実施例の動作を説明するため
の波形図である。同図(a)に示すような通信データが
入力すると、レベル変換部21及びロールオフフィルタ
22によって、同図(b)に示すような2値データに対
応した変調信号Smが生成される。この変調信号Smに
従って変調器23から被変調波Stが出力されるが、電
源電圧Vccが低下していない場合は、同図(c)に示
すように、高いレベルのピーク値をそのまま出力する。
【0046】電源電圧Vccが低下すると、その低下量
に応じてレベル変換部31は変調信号Smのピークファ
クタを低下させ、それによって同図(d)に示すように
被変調波Stのピークファクタも低下する。従って、電
源電圧Vccが低下しても送信電力増幅器3の駆動能力
内で十分に電力増幅可能となり、歪みのない送信波で送
信することができる。
【0047】これに対して、同図(e)は、ピークファ
クタ制御を行わない従来の送信機における送信波波形を
示す。ピークファクタ制御が行われないと、電源電圧V
ccが低下して電力増幅器3の駆動能力が低下した場合
に変調信号Smのピーク部分での増幅を行うことができ
なくなる。このために、同図(e)に示すように送信波
形がピーク部分で平坦になり、この歪みによって帯域の
広がりが生じ送信特性が不安定となる。
【0048】本発明によれば、同図(d)に示すような
電源電圧低下に合わせてピーク値を低下させた被変調波
Stを生成するために、送信電力増幅器3を通しても送
信波形の歪みが生じないために、電源電圧低下時におい
ても安定した送信特性を得ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る送信波生成方法及び装置は、変調信号を生成する段階
あるいは変調信号が変調部に入力する段階で、電源電圧
の低下量に従って、被変調波のピーク値を低減させるよ
うに変調信号を制御する。このために、電源電圧が低下
しても、電力増幅器の駆動能力内で電力増幅できるよう
に被変調波を生成でき、従来のような送信波形の歪みに
よる帯域の広がりや位相誤差を生じることがなく、送信
特性を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による送信波生成装置の第1実施例を示
すブロック図である。
【図2】第1実施例におけるデジタルシグナルプロセッ
サの動作を示すブロック図である。
【図3】本発明による第1実施例のピークファクタ制御
の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明による第2実施例のピークファクタ制御
の動作を示すフローチャートである。
【図5】被変調波信号Stの出力変化に一例を示す模式
的波形図であり、(A)は電源電圧が低下していない場
合、(B)は電源電圧が低下した場合をそれぞれ示す。
【図6】本発明による送信波生成装置の第2実施例を示
すブロック図である。
【図7】ピークファクタ制御の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】本発明による送信波生成装置の第3実施例を示
すブロック図である。
【図9】(a)〜(d)は第3実施例の動作を説明するた
めの波形図であり、(e)はピークファクタ制御を行わ
ない場合の送信波の波形図である。
【図10】従来の送信波生成装置の一例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
3 送信電力増幅器 4 電源 10 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 11 電圧検出回路 12 A/D変換器 13 直交変調器(Q−MOD) 101 直並列変換器(S/P) 102 2値/多値変換部 104 パラレルI/O制御ユニット 105 ランダムアクセスメモリ(RAM) 106 振幅制限ROM 107 コアプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/00 - 27/38 H04B 7/005

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と、少なくとも振幅変調を行う変調
    器と、からなる送信機における送信波生成方法におい
    て、 前記電源の電源電圧を検出するステップと、被変調波の平均電力レベルに対する振幅低下係数を前記
    電源の電源電圧にそれぞれ対応して予め準備するステッ
    プと、 検出された前記電源電圧に対応する振幅低下係数を用い
    て前記振幅制限を計算するステップと、 前記変調器から出力される被変調波の振幅が前記振幅制
    限内に制限されるように、通信データから変調信号を生
    成するステップと、 前記変調信号に従って変調を行い前記被変調波を生成す
    るステップと、 からなることを特徴とする送信波生成方法。
  2. 【請求項2】 前記変調信号生成ステップは、 前記通信データに対応して前記被変調波の推定振幅を計
    算するステップと、 前記推定振幅を前記振幅制限を比較するステップと、 前記推定振幅が前記振幅制限より大きい場合、前記振幅
    制限に対する前記推定振幅の比を用いて前記変調信号を
    変化させるステップと、 からなることを特徴とする請求項1記載の送信波生成方
    法。
  3. 【請求項3】 前記変調信号生成ステップは、 前記通信データに対応して前記被変調波の推定振幅を計
    算するステップと、 前記推定振幅を前記振幅制限を比較するステップと、 前記推定振幅が前記振幅制限より大きい場合、前記推定
    振幅が前記振幅制限以下になるまで予め定められた圧縮
    比を用いて前記推定振幅を圧縮するステップと、 前記圧縮ステップにより得られた振幅に従って前記変調
    信号を変化させるステップと、 からなることを特徴と
    する請求項1記載の送信波生成方法。
  4. 【請求項4】 変調信号に従った変調を行うことで、少
    なくとも振幅成分を含む被変調波を生成する変調器と、 前記被変調波の電力増幅を行い送信波を出力する電力増
    幅器と、 少なくとも前記電力増幅器へ電力を供給する電源と、 からなる送信波生成装置において、 前記電源の電源電圧を検出する電圧検出手段と、前記被変調波の平均電力レベルに対する振幅低下係数を
    前記電源の電源電圧にそれぞれ対応して複数格納する格
    納手段並びに前記電圧検出手段により検出された前記電
    源電圧に対応する振幅低下係数を用いて前記振幅制限を
    計算する計算手段とからなり 前記電源電圧に基づいて振
    幅制限を決定する振幅制限決定手段と、 前記被変調波の振幅が前記振幅制限内に制限されるよう
    に、通信データから前記変調信号を生成する変調信号生
    成手段と、 からなることを特徴とする送信波生成装置。
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US7496334B2 (en) 2004-03-01 2009-02-24 Panasonic Corporation Transmitter apparatus and wireless communication apparatus

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