JP3024310U - 開封糸を縫着した袋容器 - Google Patents

開封糸を縫着した袋容器

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JP3024310U
JP3024310U JP1995012542U JP1254295U JP3024310U JP 3024310 U JP3024310 U JP 3024310U JP 1995012542 U JP1995012542 U JP 1995012542U JP 1254295 U JP1254295 U JP 1254295U JP 3024310 U JP3024310 U JP 3024310U
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thread
envelope
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flap
opening
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JP1995012542U
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English (en)
Inventor
正一 野口
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正一 野口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切開き糸を封筒の折返辺に取付け、取付けた
直後力が加わっても動かないように固定できることであ
る。通常、定形封筒は2重であり、折返し部にも2重の
フラップを設けている為に、切開き糸だけで開封するに
は、かなり強い力が必要とする欠点を解決する事であ
る。 【構成】 袋容器の開口部を開封糸により開封する袋容
器において、フラップ2を設けた袋容器1と、該袋容器
1のフラップ2の折返辺3の上部から縫着した切開き糸
4と、該切開き糸4の片方の端部に摘み部41を設けたも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、袋容器(封筒)を開封糸より、開口部を切断して開封する袋容器に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、封筒の開封手段として糸を用いたものは、毎年20件程度の出願去れてい るが、昭和57年に3件の出願公告を最後に平成5年度現在まで皆無である。 その構成は封筒の折返し部に、切開き糸の一端又は両端を接着したものである が、商品として市場に出る事はない。
【0003】 何故なら、切開き糸を接着により一定した場所に固定することが難しい(糊が 乾燥するまでの時間差があり、乾燥が遅いと他の封筒と接着したり、また乾燥が 早いと切開き糸が接着しない)する欠点があり、その上定形型封筒紙は2重構造 であり、折返し部にも2重のフラップを設けている為に開封時には、かなりの強 い力で切開き糸を引かなければ開封できない欠点がある。
【0004】 また、連続する封筒の表面と裏面に開封切取りミシン目を入れ、開封時にミシ ン目より開封する連続封筒(実公告昭57−30269号)がある。 しかし、開封切取りミシン目を入れた封筒は、封をする時に表面の開封切取り ミシン目と裏面の開封切取りミシン目を一致させなければ、開封できにくい欠点 がある。
【0005】 何故なら、表面の開封切取りミシン目と、裏面の開封切取りミシン目が一致し なしなければ、表面と裏面が貫通する部分がない為にミシン目に沿って切断でき ない為である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、下記の2つの課題を解決することである。 切開き糸を封筒の折返辺に取付け、取付けた直後に力が加わっても動かない ように固定できることである。 通常、定形封筒は2重であり、折返し部にも2重のフラップを設けている為 に、切開き糸だけで開封するには、かなり強い力が必要とする欠点を解決する事 である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、前記の課題を解決するにはどのようにすればよいかあれこれ思索 し実験も重ねた結果、切開き糸に糊を付ける方法では、解決することができない ので新しい方法を模索し、ようやく本考案を完成させることができた。 本考案に係る、開封糸を縫着した袋容器は、その課題を解決したものであって 、次のようなものである。
【0008】 袋容器の開口部を切開き糸により、開口部を切断して開封する袋容器において 、フラップ2を設けた袋容器1と、該袋容器1のフラップ2の折返辺3の上部か ら二重環縫いにより縫着した切開き糸4と、該切開き糸4の片方の端部に摘み部 41を設けたものである。
【0009】
【作用】
袋容器1とフラップ2の中間にある折返辺3の上部に沿って、二重環縫い(縫 い目の片面が二重の環状に繋がっている)により切開き糸4を縫着すると、折返 辺3はミシン目を空けながら上下に切開き糸4で縫着する、よって切開き糸4に 力が加わると、ミシン目のスパン(スパン#80で約4mm)に力が集中するので 、比較的軽い力でも次々とミシン目のスパンを切断し袋容器1を開封することが できる。
【0010】 また、封筒1の切開き糸4の摘み部41を指で摘み上方に引くと、内側の糸が3 重になり、上糸に比べて下糸が3倍の太さになるために切り開きに要する力が小 さくても容易に切り開きができる。
【0011】 そして、本考案の封筒を使用する時は、封筒1の内部に手紙を入れた後に、フ ラツプ2に糊付けして、折返辺3でフラツプ2を折返し封をして郵送する。 一方、郵送された封筒1の開封手段として、切開き糸4の摘み部41を上方に引 くことで封筒1とフラツプ2の間にある折返辺3で切断されるので内部の手紙を 取り出すことができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照して、この考案の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。 ただし、この実施例に記載されている構成方法、構成装置、構成内容、構成部品 の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、 この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでなく、単なる説明例にすぎ ない。開封糸を縫着した袋容器は、実用新案登録請求の範囲において種々の変更 を加える事ができる。
【0013】 まず、図1、2において、フラツプ2を開いた状態の封筒1を供給する封筒供 給部5と、フラツプ2を開いた方向に整列する配列部6と、一方切開き糸4を供 給する糸供給部7と、配列された封筒1の折返辺3へ切開き糸4を縫着する糸縫 着部8と、縫着された切開き糸4を各封筒毎に切断する糸切断部9と、糸を切断 した各封筒1を収集する封筒収集部10からなり、動力部(図示せず)としてモー タ・エアーシリンダ・吸着盤・ベルトコンベアを使用し、制御部としてシーケン サー・各位置センサーと電源で構成されたものである。
【0014】 封筒供給部5には封筒1のフラツプ2を同一方向にして積み重ねるように整列 させ、コンベア上の配列部6に順次送り出し等間隔に整列させ、糸縫着部8へ送 る、この時に糸供給部7から図1(イ)に示すように、封筒1の折返辺3へ切開 き糸4を縫着した後、図1(ロ)に示すように糸切断部9で、a点とc点の2箇 所で切断する。
【0015】 糸縫着部8では本縫い、平縫い、かがり縫い、インターローンがあるが、切開 き糸4の摘み部41を指で摘み上方に引くと、封筒1の折返辺3からフラツプ2を 直線的に切断できにくい一面があり、二重環縫いでは二重環が封筒1の内側にな るように縫着することで良好な結果を得ることができる。
【0016】 そして、本考案の封筒を使用する時は、封筒1の内部に手紙を同封した後に、 フラツプ2に糊付け後、封筒1の折返辺3でフラツプ2を折返して封をして郵送 する。
【0017】 一方、郵送された封筒1の開封手段として、図1(ロ)に示すように切開き糸 4の摘み部41を指で摘み上方に引くと封筒1のフラツプ2が切断でき、内部の手 紙を取り出すことができる。
【0018】 以上、本考案の実施例について説明したが、本考案はこのような実施例に何等 限定されるものでなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で 実施し得ることはもちろんである。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。
【0020】 切開き糸を封筒の折返辺に縫着により取付けるので、取付けた直後に封筒や糸 に力が加わっても動かないように固定できるようになったので、封筒を積み重ね て梱包しても封筒の折返辺で上下が接着することがなくなり製品の不良率が低下 する利点がある。
【0021】 定形封筒は2重であり、折返し部にも2重のフラップを設けている為に、切開 き糸だけで開封するには、かなり強い力が必要とする欠点が有ったが、一定の間 隔でミシン目があり、この間隔で開封糸の力が作用するので、従来の開封糸だけ の場合と比べて1/5の力で開封することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の説明図である。
【図2】本考案のブロツク図である。
【符号の説明】 1・・・封筒 2・・・フラツプ 3・・・折返辺 4・・・切開き糸 5・・・封筒供給部 6・・・配列部 7・・・糸供給部 8・・・糸縫着部 9・・・糸切断部 10・・・封筒収集部 41・・・摘み部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋容器の開口部を切開き糸により、開口
    部を切断して開封する袋容器において、フラップ(2)
    を設けた袋容器(1)と、該袋容器(1)のフラップ
    (2)の折返辺(3)の上部から二重環縫いにより縫着
    した切開き糸(4)と、該切開き糸(4)の片方の端部
    に摘み部(41)を設けたことを特徴とする開封糸を縫着
    した袋容器。
JP1995012542U 1995-11-01 1995-11-01 開封糸を縫着した袋容器 Expired - Lifetime JP3024310U (ja)

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