JP3024114U - 低周波マッサージ治療器 - Google Patents

低周波マッサージ治療器

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JP3024114U
JP3024114U JP1995011369U JP1136995U JP3024114U JP 3024114 U JP3024114 U JP 3024114U JP 1995011369 U JP1995011369 U JP 1995011369U JP 1136995 U JP1136995 U JP 1136995U JP 3024114 U JP3024114 U JP 3024114U
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JP1995011369U
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Inventor
久直 大島
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株式会社大島製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気によるパルス磁気治療効果のみならず、
N極、S極の2個一組みとするシーソー往復運動の機械
的刺激によるマッサージ効果と、異種金属によるイオン
効果を有し、安全で素人が手軽に使用することができ
る。 【課題の解決手段】 表面を導体金属で形成された針状
体を多数本収束して針収束体となし、この針収束体をソ
レノイドの中央空洞部内で軸方向に往復運動する振動体
に取着し、この針収束体にパルス電流発生器を接続して
なり、針収束体のイオン化傾向の異なる異種金属からな
るN極、S極の2個一組みとして配設し、N極、S極か
らなる針収束体に接続するパルス電流をON、OFFさ
せて振動体に往復運動を付与させ、N極、S極からなる
針収束体を交互にシーソー往復運動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、2個1組のソレノイドに低周波パルス電流を接続してN極とS極を 発生するパルス磁気効果と、異種金属からなるN極、S極の2個一組みの針収束 体を交互に振動させて機械的なマッサージ効果とイオン効果を付与して患部の治 療を行う低周波マッサージ治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パルス電流発生器と、それに接続されパルス電磁界を発生する円筒 状コイル(ソレノイド)とからなる電磁治療器は公知であり、このような電磁治 療器のソレノイド部に腕や脚を挿通して、発生する変動電磁界を患部に作用させ 、生体に対する電気化学的作用により、骨癒合や血行を促進し、肩凝り、腰痛、 不眠症、冷え性等の障害の治療を図る磁気治療が知られている。また最近は、鍼 による治療も見直されてきている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記した従来の電磁治療器においては、ソレノイド内に発生する 電磁気によるイオン効果(電気化学的作用)の付与のみにとどまるため、マッサ ージ作用がえられないので血行の促進等の治療効果が十分でなかった。また、低 周波の電磁気作用と、振動する針収束体による機械的マッサージ効果を利用して 患部の治療を行う低周波マッサージ治療器も提案されているが、1極のみである ためソレノイド内に発生する電磁気による電気化学的作用が十分でなかった。
【0004】 さらに、本格的な鍼治療を行うには免許を必要とし、患者が自分で手軽に治療 することは危険であった。
【0005】 本考案はこれらの問題を解決するためになされたもので、電磁気によるパルス 磁気治療効果のみならず、N極、S極を一組みとするシーソー往復運動の機械的 刺激によるマッサージ効果と、2個の異種金属によるイオン効果とを有し、安全 で素人が手軽に使用することができる低周波マッサージ治療器を提供することを 目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の低周波マッサージ治療器は、表面を導体金属で形成された針状体を多 数本収束して針収束体となし、この針収束体をソレノイドの中央空洞部内で軸方 向に往復運動する振動体に取着し、この針収束体にパルス電流発生器を接続して なり、針収束体のはイオン化傾向の異なる異種金属からなるN極、S極の一組み として配設し、N極、S極からなる針収束体に接続するパルス電流をON、OF Fさせて振動体に往復運動を付与させ、N極、S極からなる針収束体を交互にシ ーソー往復運動させることによりパルス磁気効果と異種金属によるイオン効果と シーソーマッサージを特徴とする。
【0007】 上記構成の低周波マッサージ治療器においては、表面が異種導体金属で構成さ れた2個一組みの針収束体にパルス電流発生器を電気的に接続し、N極、S極か らなる針収束体がシーソー往復運動を行うばかりでなく、振動体が前進して針収 束体が患部に接触したとき、人体にイオンが流れるので筋肉刺激と電気化学的作 用による治療効果がともに得られる。特に、パルス電流の周波数をα波の周波数 に相当する6〜16Hz に調整した場合には、その直接通電によって、肉体的、 精神的により大きな鎮静効果が発揮される。
【0008】 また、ソレノイドの中心部に低周波のパルス電磁界が発生し、この変動電磁界 により磁性体に加えられる電磁吸引力が、スプリングにより常に弾発付勢力が加 えられた振動体に断続的に作用することにより、振動体が軸方向にS極の針収束 体とN極の針収束体が交互にシーソー往復運動(ピストン運動)を行う。すなわ ち、パルス電流発生器からのパルス電流の出力の有無に合わせて、振動体はソレ ノイドの中央空隙内で後退と前進とを交互に繰返し、振動体が前進した状態で、 その先端部に取着された針収束体がソレノイドの外側に突出して、患部をS極の 針収束体とN極の針収束体が交互に直接刺激する。このように、針収束物が低周 波数でS極の針収束体とN極の針収束体が交互に往復運動(振動)することによ り、患部に適度な刺激が与えられて筋肉がマッサージされ、肩凝り等が除去され 血行が促進される。特に、パルス電流発生器から発生する低周波パルス電流の周 波数を調整し、ソレノイドから6〜16Hz の低周波が発振されるようにした場 合には、針収束体が同じ周波数で振動し筋肉を刺激する。そして、6〜16Hz の周波数は、安らぎの状態にあるときの脳波(α波)の周波数に相当し、前記し た低周波数の振動刺激によりα波が発っせられるようになるものと考えられるた め、肉体的のみならず精神的な興奮状態も鎮静される。
【0009】 また、前記した治療器において、S極の針収束体とN極の針収束体が交互に往 復運動することによって電流の消費が少なくなる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。図1は本考案の低周波マッサ ージ治療器の一実施例を模式的に示す図である。 この図において、1は低周波パルス電流発生器、2は導線3によりパルス電流 発生器1に接続されたソレノイドコイル、4、4´は磁性体5、5´と針状体の 針収束体6、6´およびコイル状スプリング7、7´からなる振動体を示す。
【0011】 図1に示すように、この実施例の低周波マッサージ治療器は、低周波パルス電 流発生器1とソレノイドコイル2、および振動体4、4´から構成される。針収 束体を多数収束して形成される針収束体6、6´はその表面がイオン化傾向の異 なる異種の導体金属でN極、S極の2個一組みとして構成されている。針収束体 6、6´は磁性体5、5´を介して振動体4、4´に取付けられている。振動体 4、4´は、パルス電流発生器1からパルス電流が出力されたとき、ソレノイド の発する電磁吸引力により後退し、かつパルス電流が断たれたとき、前記スプリ ングの弾発力により前進する。したがって、N極、S極の2個一組みの針収束体 6、6´はパルス電流をON、OFFさせて振動体4、4´に往復運動を付与さ せ、N極、S極からなる針収束体6、6´を交互にシーソー往復運動させる。
【0012】 ソレノイドコイル2は、図2に示すように、径8mmのアクリル樹脂パイプ等の プラスチックパイプの芯枠8の周りに、径0.4mmのホルマール線の巻回層9 (約60回巻回)を設けて成り、その中央の空隙部内に、以下に示す構造の振動 体4、4´が軸方向に軽く動くように配設されている。すなわち振動体4、4´ は、ケイ素鋼のような磁性体5、5´からなる板の周りに、約10数本の縫い針 様の金属針を束ねた針収束状6と異なる金属からなる針収束体6´をそれぞれ一 体に連結固定し、かつ磁性体5、5´の後端部をコイル状スプリング7、7´を 介して芯枠8に係止して成り、ソレノイドコイル2により磁性体5、5´に加え られる電磁吸引力(ソレノイドコイル2内に引入れる力)と、反対方向に作用す るコイル状スプリング7、7´の弾発付勢力との相互作用により、振動体4、4 ´は後退と前進とを交互に繰返し往復運動を行う。すなわち、低周波パルス電流 発生器1からソレノイドコイル2にパルス電流が出力されたときは、コイルの中 心部に軸方向に電磁界が発生し、この電磁界により磁性体5、5´が吸引され、 振動体4、4´はコイル状スプリング7、7´の弾発力に逆らって、先端の針収 束体6、6´ごとソレノイドコイル2内に引込まれる。また、パルス電流発生器 から発生される電流が0のときは、ソレノイドコイル2からの電磁吸引力は発生 せず、常に振動体4、4´をソレノイドコイル2から飛出させる方向に押圧付勢 しているコイル状スプリング7、7´の弾発力により、針収束体6、6´は突出 して患部を瞬時刺激する。なお、コイル状スプリング7、7´の強さ(弾性定数 )を調整することにより、針収束体6、6´が患部に当たる強さを、皮膚を刺通 しない程度に調整することが可能である。
【0013】 このように構成される実施例においては、針収束体6、6´のシーソー振動に より、患部に適度な刺激が与えられ血行促進等のマッサージ効果が得られるうえ に、低周波電流の直接通電によりS極の針収束体とN極の針収束体が交互に往復 運動するので筋肉が刺激され電気化学的な治療効果が得られる。そして特に、針 状体に通電するパルス電流の周波数を、α波の周波数に相当する6〜16Hz に 調整した場合には、筋肉に対してだけでなく精神的にも大きな鎮静効果が発揮さ れる。
【0014】 このように、実施例の低周波マッサージ治療器によれば、針収束体6、6´の 低い周波数の振動(往復運動)により、患部に適度な刺激が与えられ血行等が促 進される。また特に、パルス電流発生器1から発生する低周波パルス電流の周波 数を調整し、ソレノイドコイル2から、α波に相当する6〜16Hz の低周波 (電磁波)が発振されるようにした場合には、針収束体6、6´がこの周波数で 振動して患部をシーソー往復運動で交互に刺激し、筋肉のマッサージ効果ととも に異種金属によるイオン治療効果を与え肉体的、精神的な鎮静乃至リラックス効 果が得られる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の低周波マッサージ治療器によれば、電磁気による パルス磁気治療効果のみならず、異種金属によるイオン治療効果と、患部へのシ ーソー往復運動で交互する適度な刺激により、筋肉がマッサージされ血行が促進 されるうえに、肉体的、精神的に大きな鎮静効果が得られる。また、使用が簡単 に皮膚に挿着でき素人でも安全かつ手軽に使用し、良好な治療効果を得ることが できる。 また、前記した治療器において、S極の針収束体とN極の針収束体が交互に往 復運動することによって電流の消費が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を模式的に示す概略図。
【図2】本考案の一実施例である低周波マッサージ治療
器の断面説明図。
【符号の説明】
1………パルス電流発生器 2………ソレノイドコイル 3………導線 4、4´…振動体 5、5´…磁性体 6、6´…針収束体 7、7´…コイル状スプリング 8………芯枠 9………ホルマール線の巻回層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面を導体金属で形成された針状体を多
    数本収束して針収束体となし、この針収束体をソレノイ
    ドの中央空洞部内で軸方向に往復運動する振動体に取着
    し、この針収束体にパルス電流発生器を接続してなり、 前記針収束体はイオン化傾向の異なる異種金属からなる
    N極、S極を一組みとして配設し、該N極、S極からな
    る針収束体に接続する前記パルス電流をON、OFFさ
    せて振動体に往復運動を付与させ、前記N極、S極から
    なる針収束体を交互にシーソー往復運動させることによ
    りパルス磁気効果と異種金属によるイオン効果とシーソ
    ーマッサージを特徴とする低周波マッサージ治療器。
JP1995011369U 1995-10-26 1995-10-26 低周波マッサージ治療器 Expired - Lifetime JP3024114U (ja)

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