JP3024049U - レンチソケットのアタッチメント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準レンチソケットをがたつき無く動力工具
の駆動軸に連結、使用中の騒音や振動を低減、トルク伝
達ロスを無くし、レンチソケットと動力工具の寿命を向
上させる。 【解決手段】 短円柱状アタッチメント本体１０の一方
端部に、レンチソケット２０の一方端部に設けられ且つ
動力工具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライブ３
３が挿入される角穴部２２が形成されている円柱部２１
にスキマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合する
円穴部１１が形成され、また本体１０の他方端部に円穴
部１１に連通し且つ動力工具の駆動軸３１の円柱部３２
に上記のハメアイ公差で嵌合する円穴部１２が形成され
ている。更に本体１０の一方端部に、駆動軸３１の円柱
部先端の角ドライブ３３に形成されている連結用孔３４
に整合して連結ピンＰが挿入される連結用貫通孔１４が
形成され且つ連結ピンＰを押さえるＯリングＲがはめら
れる溝１５が連結用貫通孔１４の外側開口１４ａを通る
ように外面に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、一般にレンチソケットのアタッチメント、特に動力工具の駆動軸 の円柱部先端の角ドライブにレンチソケットを係合させる際に使用するアタッチ メントに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のレンチソケットとしては、図３に示すように、その本体５１の一方端部 にボルトやナットに係合させる係合部５２を、その上の中間部に動力工具の駆動 軸の円柱部先端の角ドライブに嵌合させる角穴部５３を有したレンチソケット５ ０は、更にその他方端部に、動力工具の駆動軸の円柱部に嵌合する円穴部５４が 形成されている。円穴部５４には、Ｏリング５９を嵌込む内周溝５８が形成され 、Ｏリング５９の弾性力にて駆動軸の円柱部にがたつきが無く円穴部５４が嵌合 する。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上述の従来のレンチソケット５０は、弾性部材のＯリング５９によって動力工 具の駆動軸に対する相対移動が規制されるためにがたつきが無くなるが、特注レ ンチソケットとなり、多くの工場等で広く使用されている標準レンチソケットを 遊ばせておくことになる。また従来のレンチソケットでは、中ぐり機械加工でＯ リング５９を嵌込む内周溝５８を形成しているために、特に製造コストが高くな る。

【０００４】 本考案は上記従来の事情に鑑み案出されたものであって、多くの工場等で広く 使用されている標準レンチソケットをがたつき無く動力工具の駆動軸に連結し、 使用中において騒音や振動を低減し、トルク伝達ロスを無くし、更にレンチソケ ットと動力工具の寿命を向上し、作業者の安全性を確保出来るレンチソケットの アタッチメントを提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記の目的を達成するために本考案の請求項１に係るレンチソケットのアタッ チメント１は、図１において、短柱状アタッチメント本体１０の一方端部に、レ ンチソケット２０の一方端部に設けられ且つ動力工具３０の駆動軸３１の円柱部 先端の角ドライブ３３が挿入される角穴部２２が形成されている円柱部２１にス キマバメのハメアイ公差で嵌合する円穴部１１が形成され、また上記本体１０の 他方端部に上記円穴部１１に連通し且つ上記動力工具３０の駆動軸３１の円柱部 ３２にスキマバメのハメアイ公差で嵌合する円穴部１２が形成されて成ることを 特徴としている。

【０００６】 ここで、アタッチメント１は、その本体１０の一方端部の円穴部１１でレンチ ソケット２０の円柱部２１にスキマバメのハメアイ公差で嵌合し、本体１０の他 方端部の円穴部１２で動力工具３０の駆動軸３１の円柱部３２にスキマバメのハ メアイ公差で嵌合して、多くの工場等で広く使用されている標準レンチソケット ２０をがたつき無く動力工具３０の駆動軸３１に連結することが出来る。動力工 具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライブ３３は、直接レンチソケット２０ の円柱部２１の角穴２２に挿入係合されてトルク伝達を行うが、がたつきが無い ために、使用中において騒音や振動が少なく、トルク伝達ロスが無く、更にレン チソケット２０と動力工具３０の寿命を向上し、作業者の安全性を確保出来る。

【０００７】 上記の目的を達成するために本考案の請求項２に係るレンチソケットのアタッ チメント１は、図１において、短柱状アタッチメント本体１０の一方端部に、レ ンチソケット２０の一方端部に設けられ且つ動力工具３０の駆動軸３１の円柱部 先端の角ドライブ３３が挿入される角穴部２２が形成されている円柱部２１にス キマバメのハメアイ公差で嵌合する円穴部１１が形成され、また上記本体１０の 他方端部に上記円穴部１１に連通し且つ上記動力工具３０の駆動軸３１の円柱部 ３２にスキマバメのハメアイ公差で嵌合する円穴部１２が形成されて成り、上記 各円穴部１１、１２は、少なくてもほぼその内径に等しい深さに形成されている ことを特徴としている。

【０００８】 ここで、アタッチメント１は、その本体１０の一方端部のほぼ内径以上の深さ の円穴部１１でレンチソケット２０の円柱部２１にスキマバメのハメアイ公差で 嵌合し、本体１０の他方端部のほぼ内径以上の深さの円穴部１２で動力工具３０ の駆動軸３１の円柱部３２にスキマバメのハメアイ公差で嵌合して、多くの工場 等で広く使用されている標準レンチソケット２０を全くがたつき無く動力工具３ ０の駆動軸３１に連結することが出来る。動力工具３０の駆動軸３１の円柱部先 端の角ドライブ３３は、直接レンチソケット２０の円柱部２１の角穴２２に挿入 係合されてトルク伝達を行うが、がたつきが全く無いために、使用中において騒 音や振動が少なく、トルク伝達ロスが無く、更にレンチソケット２０と動力工具 ３０の寿命をより向上し、作業者の安全性を確保出来る。

【０００９】 上記の目的を達成するために本考案の請求項３に係るレンチソケットのアタッ チメント１は、図１において、短柱状アタッチメント本体１０の一方端部に、レ ンチソケット２０の一方端部に設けられ且つ動力工具３０の駆動軸３１の円柱部 先端の角ドライブ３３が挿入される角穴部２２が形成されている円柱部２１にス キマバメのハメアイ公差で嵌合する円穴部１１が圧入金属ブッシュによって形成 され、また上記本体１０の他方端部に上記円穴部１１に連通し且つ上記動力工具 ３０の駆動軸３１の円柱部３２にスキマバメのハメアイ公差で嵌合する円穴部１ ２が別の圧入金属ブッシュによって形成されて成ることを特徴としている。

【００１０】 ここで、アタッチメント１は、その本体１０の一方端部の円穴部１１でレンチ ソケット２０の円柱部２１にスキマバメのハメアイ公差で嵌合し、本体１０の他 方端部の円穴部１２で動力工具３０の駆動軸３１の円柱部３２にスキマバメのハ メアイ公差で嵌合して、多くの工場等で広く使用されている標準レンチソケット ２０をがたつき無く動力工具３０の駆動軸３１に連結することが出来る。動力工 具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライブ３３は、直接レンチソケット２０ の円柱部２１の角穴２２に挿入係合されてトルク伝達を行うが、がたつきが無い ために、使用中において騒音や振動が少なく、トルク伝達ロスが無く、更にレン チソケット２０と動力工具３０の寿命を向上し、作業者の安全性を確保出来る。 アタッチメント１の各円穴部１１、１２は、圧入金属ブッシュによって形成され ており、たとえアタッチメント１が合成樹脂や軽合金で造られていても、耐久性 も寿命も向上することが出来る。

【００１１】 上記の目的を達成するために本考案の請求項４に係るレンチソケットのアタッ チメント１は、図１において、短柱状アタッチメント本体１０の一方端部に、レ ンチソケット２０の一方端部に設けられ且つ動力工具３０の駆動軸３１の円柱部 先端の角ドライブ３３が挿入される角穴部２２が形成されている円柱部２１にス キマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合する円穴部１１が形成され、また 上記本体１０の他方端部に上記円穴部１１に連通し且つ上記動力工具３０の駆動 軸３１の円柱部３２にスキマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合する円穴 部１２が形成されて、更に上記本体１０の一方端側に、上記駆動軸３１の円柱部 先端の角ドライブ３３に形成されている連結用孔３４に整合して連結ピンＰが挿 入される連結用貫通孔１４が形成されて成ることを特徴としている。

【００１２】 ここで、アタッチメント１は、その本体１０の一方端部の円穴部１１でレンチ ソケット２０の円柱部２１にスキマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合し 、本体１０の他方端部の円穴部１２で動力工具３０の駆動軸３１の円柱部３２に スキマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合して、多くの工場等で広く使用 されている標準レンチソケット２０を全くがたつき無く動力工具３０の駆動軸３ １に連結することが出来る。動力工具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライ ブ３３は、直接レンチソケット２０の円柱部２１の角穴２２に挿入係合されてト ルク伝達を行うが、がたつきが無いために、使用中において騒音や振動が少なく 、トルク伝達ロスが無く、更にレンチソケット２０と動力工具３０の寿命を向上 し、作業者の安全性を確保出来る。レンチソケット２０とアタッチメント１は、 連結ピンＰによって動力工具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライブ３３に 連結され、使用位置移動が楽に行える。

【００１３】 上記の目的を達成するために本考案の請求項５に係るレンチソケットのアタッ チメント１は、図１において、短柱状アタッチメント本体１０の一方端部に、レ ンチソケット２０の一方端部に設けられ且つ動力工具３０の駆動軸３１の円柱部 先端の角ドライブ３３が挿入される角穴部２２が形成されている円柱部２１にス キマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合する円穴部１１が形成され、また 上記本体１０の他方端部に上記円穴部１１に連通し且つ上記動力工具３０の駆動 軸３１の円柱部３２にスキマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合する円穴 部１２が形成されて、更に上記本体１０の一方端側に、上記駆動軸３１の円柱部 先端の角ドライブ３３に形成されている連結用孔３４に整合して連結ピンＰが挿 入される連結用貫通孔１４が形成されて且つ上記連結ピンＰを押さえるＯリング Ｒがはめられる溝１５が上記連結用貫通孔１４の外側開口１４ａを通るように外 面に形成されて成ることを特徴としている。

【００１４】 ここで、アタッチメント１は、その本体１０の一方端部の円穴部１１でレンチ ソケット２０の円柱部２１にスキマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合し 、本体１０の他方端部の円穴部１２で動力工具３０の駆動軸３１の円柱部３２に スキマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合して、多くの工場等で広く使用 されている標準レンチソケット２０を全くがたつき無く動力工具３０の駆動軸３ １に連結することが出来る。動力工具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライ ブ３３は、直接レンチソケット２０の円柱部２１の角穴２２に挿入係合されてト ルク伝達を行うが、がたつきが無いために、使用中において騒音や振動が少なく 、トルク伝達ロスが無く、更にレンチソケット２０と動力工具３０の寿命を向上 し、作業者の安全性を確保出来る。レンチソケット２０とアタッチメント１は、 連結ピンＰによって動力工具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライブ３３に 連結され、使用位置移動が楽に行え、また連結ピンＰの抜け止めがＯリングＲに よって簡便に行える。

【００１５】

【考案の実施の形態及び実施例】 次に、本考案のレンチソケットのアタッチメントを動力工具に使用した実施例 によって添付図を参照にして以下に詳細に説明する。 図１は本考案の代表実施例に係るアタッチメントを、レンチソケットを動力工 具に連結する為に使用した要部断面図、図２は同アタッチメントの切り欠き斜視 図である。

【００１６】 図１及び図２において、代表実施例に係るアタッチメント１は、短円柱状アタ ッチメント本体１０の一方端部に、標準レンチソケット２０の一方端部に設けら れ且つ動力工具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライブ３３が挿入される角 穴部２２が形成されている円柱部２１にスキマバメの６級から９級のハメアイ公 差で嵌合する円穴部１１が形成され、また上記本体１０の他方端部に上記円穴部 １１に連通し且つ動力工具３０の駆動軸３１の円柱部３２にスキマバメの６級か ら９級のハメアイ公差で嵌合する円穴部１２が形成されている。各円穴部１１、 １２の深さは、基本的には嵌合する相手のレンチソケット２０の円柱部２１の長 さや動力工具３０の駆動軸３１の円柱部３２の長さに対応して決められるが、内 径とほぼ同じかその１．５倍に設定されている。深ければ深いほど倒れが少なく なりがたつきが無くなる。また、各円穴部１１、１２の開口縁に面取りＣが加工 されており、各円柱部２１、３２に容易に嵌合させられる。レンチソケット２０ の他方端部には、ボルトやナットに係合するソケット２５が形成されている。

【００１７】 かくして、アタッチメント１は、その本体１０の一方端部の円穴部１１でレン チソケット２０の円柱部２１にスキマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合 し、本体１０の他方端部の円穴部１２で動力工具３０の駆動軸３１の円柱部３２ にスキマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合して、多くの工場等で広く使 用されている標準レンチソケット２０を全くがたつき無く動力工具３０の駆動軸 ３１に連結することが出来る。動力工具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドラ イブ３３は、直接レンチソケット２０の円柱部２１の角穴２２に挿入係合されて トルク伝達を行うが、がたつきが無いために、使用中において騒音や振動が少な く、トルク伝達ロスが無く、更にレンチソケット２０と動力工具３０の寿命を向 上し、作業者の安全性を確保出来る。

【００１８】 更に上記本体１０の一方端部に、駆動軸３１の円柱部先端の角ドライブ３３に 形成されている連結用孔３４に整合して連結ピンＰが挿入される連結用貫通孔１ ４が形成されて且つ連結ピンＰを押さえるＯリングＲがはめられる溝１５が連結 用貫通孔１４の外側開口１４ａを通るように外面に形成されている。レンチソケ ット２０をアタッチメント１を介して動力工具３０に連結した際に、連結ピンＰ によって３者一体に結合され、多くの箇所のボルトやナットの締め付けや解放の 作業移動が楽に行える。また連結ピンＰの抜け止めがＯリングＲによって簡便に 行える。

【００１９】 アタッチメント１は、硬質ナイロン等の耐久性に優れたエンジニアリングプラ スチックで形成されている。然し、工具鋼やステンレス等の合金鉄や軽合金等が 材料として使用される。合成樹脂や軽合金で造られたアタッチメント１の場合、 その各円穴部１１、１２を圧入金属ブッシュによって形成され、更に耐久性や寿 命も向上することが出来る。レンチソケット２０としては、動力工具３０の駆動 軸３１の円柱部先端の角ドライブ３３が挿入される角穴部２２が形成されている 円柱部２１を有している限り、エキステンションやエキステンションソケットも 含むものである。動力工具３０としては、電動や空圧、油圧等各種のものがある が、手動のラチェットスパナでも、駆動軸３１の角ドライブ３３の上に円柱部３ ２があれば本アタッチメント１が適用される。

【００２０】

【考案の効果】

以上の説明から明らかなように、本考案の請求項１記載のレンチソケットのア タッチメントによれば、その本体の一方端部の円穴部でレンチソケットの円柱部 にスキマバメのハメアイ公差で嵌合し、本体の他方端部の円穴部で動力工具等の 駆動軸の円柱部にスキマバメのハメアイ公差で嵌合して、多くの工場等で広く使 用されている標準レンチソケットをがたつき無く動力工具の駆動軸に連結するこ とが出来る。動力工具の駆動軸の円柱部先端の角ドライブは、直接レンチソケッ トの円柱部の角穴に挿入係合されてトルク伝達を行うが、がたつきが無いために 、使用中において騒音や振動が少なく、トルク伝達ロスが無く、更にレンチソケ ットと動力工具の寿命を向上し、作業者の安全性を確保出来る。

【００２１】 請求項２記載のレンチソケットのアタッチメントによれば、その本体の一方端 部のほぼ内径以上の深さの円穴部でレンチソケットの円柱部にスキマバメのハメ アイ公差で嵌合し、本体の他方端部のほぼ内径以上の深さの円穴部で動力工具等 の駆動軸の円柱部にスキマバメのハメアイ公差で嵌合して、多くの工場等で広く 使用されている標準レンチソケットを全くがたつき無く動力工具の駆動軸に連結 することが出来る。動力工具の駆動軸の円柱部先端の角ドライブは、直接レンチ ソケットの円柱部の角穴に挿入係合されてトルク伝達を行うが、がたつきが全く 無いために、使用中において騒音や振動が少なく、トルク伝達ロスが無く、更に レンチソケットと動力工具の寿命をより向上し、作業者の安全性を確保出来る。

【００２２】 請求項３記載のレンチソケットのアタッチメントによれば、その本体の一方端 部の円穴部でレンチソケットの円柱部にスキマバメのハメアイ公差で嵌合し、本 体の他方端部の円穴部で動力工具等の駆動軸の円柱部にスキマバメのハメアイ公 差で嵌合して、多くの工場等で広く使用されている標準レンチソケットをがたつ き無く動力工具の駆動軸に連結することが出来る。動力工具の駆動軸の円柱部先 端の角ドライブは、直接レンチソケットの円柱部の角穴に挿入係合されてトルク 伝達を行うが、がたつきが無いために、使用中において騒音や振動が少なく、ト ルク伝達ロスが無く、更にレンチソケットと動力工具の寿命を向上し、作業者の 安全性を確保出来る。またアタッチメントの各円穴部は、圧入金属ブッシュによ って形成されており、たとえアタッチメントが合成樹脂や軽合金で造られていて も、耐久性も寿命も向上することが出来る。

【００２３】 請求項４記載のレンチソケットのアタッチメントによれば、その本体の一方端 部の円穴部でレンチソケットの円柱部にスキマバメの６級から９級のハメアイ公 差で嵌合し、本体の他方端部の円穴部で動力工具等の駆動軸の円柱部にスキマバ メの６級から９級のハメアイ公差で嵌合して、多くの工場等で広く使用されてい る標準レンチソケットを全くがたつき無く動力工具の駆動軸に連結することが出 来る。動力工具の駆動軸の円柱部先端の角ドライブは、直接レンチソケットの円 柱部の角穴に挿入係合されてトルク伝達を行うが、がたつきが無いために、使用 中において騒音や振動が少なく、トルク伝達ロスが無く、更にレンチソケットと 動力工具の寿命を向上し、作業者の安全性を確保出来る。レンチソケットとアタ ッチメントは、連結ピンによって動力工具の駆動軸の円柱部先端の角ドライブに 連結され、使用位置移動が楽に行える。

【００２４】 請求項５記載のレンチソケットのアタッチメントによれば、その本体の一方端 部の円穴部でレンチソケットの円柱部にスキマバメの６級から９級のハメアイ公 差で嵌合し、本体の他方端部の円穴部で動力工具の駆動軸の円柱部にスキマバメ の６級から９級のハメアイ公差で嵌合して、多くの工場等で広く使用されている 標準レンチソケットを全くがたつき無く動力工具の駆動軸に連結することが出来 る。動力工具の駆動軸の円柱部先端の角ドライブは、直接レンチソケットの円柱 部の角穴に挿入係合されてトルク伝達を行うが、がたつきが無いために、使用中 において騒音や振動が少なく、トルク伝達ロスが無く、更にレンチソケットと動 力工具の寿命を向上し、作業者の安全性を確保出来る。レンチソケットとアタッ チメントは、連結ピンによって動力工具の駆動軸の円柱部先端の角ドライブに連 結され、使用位置移動が楽に行え、また連結ピンの抜け止めがＯリングによって 簡便に行える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の代表実施例に係るアタッチメントを、
レンチソケットを動力工具に連結する為に使用した要部
断面図である。

【図２】同アタッチメントの切り欠き斜視図である。

【図３】従来技術に係るアタッチメントを合体したレン
チソケットの切り欠き斜視図である。

【符号の説明】

１ アタッチメント １０ アタッチメント本体 １１ レンチソケット用円穴部 １２ 動力工具用円穴部 １４ 連結用貫通孔 １４ａ 外側開口 １５ 溝 ２０ レンチソケット ２１ 円柱部 ２２ 角穴部 ３０ 動力工具 ３１ 駆動軸 ３２ 円柱部 ３３ 角ドライブ ３４ 連結用孔 Ｐ 連結ピン Ｒ Ｏリング

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 短柱状アタッチメント本体１０の一方端
   部に、レンチソケット２０の一方端部に設けられ且つ動
   力工具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライブ３３
   が挿入される角穴部２２が形成されている円柱部２１に
   スキマバメのハメアイ公差で嵌合する円穴部１１が形成
   され、また上記本体１０の他方端部に上記円穴部１１に
   連通し且つ上記動力工具３０の駆動軸３１の円柱部３２
   にスキマバメのハメアイ公差で嵌合する円穴部１２が形
   成されて成ることを特徴とするレンチソケットのアタッ
   チメント。
2. 【請求項２】 短柱状アタッチメント本体１０の一方端
   部に、レンチソケット２０の一方端部に設けられ且つ動
   力工具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライブ３３
   が挿入される角穴部２２が形成されている円柱部２１に
   スキマバメのハメアイ公差で嵌合する円穴部１１が形成
   され、また上記本体１０の他方端部に上記円穴部１１に
   連通し且つ上記動力工具３０の駆動軸３１の円柱部３２
   にスキマバメのハメアイ公差で嵌合する円穴部１２が形
   成されて成り、上記各円穴部１１、１２は、少なくても
   ほぼその内径に等しい深さに形成されていることを特徴
   とするレンチソケットのアタッチメント。
3. 【請求項３】 短柱状アタッチメント本体１０の一方端
   部に、レンチソケット２０の一方端部に設けられ且つ動
   力工具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライブ３３
   が挿入される角穴部２２が形成されている円柱部２１に
   スキマバメのハメアイ公差で嵌合する円穴部１１が圧入
   金属ブッシュによって形成され、また上記本体１０の他
   方端部に上記円穴部１１に連通し且つ上記動力工具３０
   の駆動軸３１の円柱部３２にスキマバメのハメアイ公差
   で嵌合する円穴部１２が別の圧入金属ブッシュによって
   形成されて成ることを特徴とするレンチソケットのアタ
   ッチメント。
4. 【請求項４】 短柱状アタッチメント本体１０の一方端
   部に、レンチソケット２０の一方端部に設けられ且つ動
   力工具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライブ３３
   が挿入される角穴部２２が形成されている円柱部２１に
   スキマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合する円
   穴部１１が形成され、また上記本体１０の他方端部に上
   記円穴部１１に連通し且つ上記動力工具３０の駆動軸３
   １の円柱部３２にスキマバメの６級から９級のハメアイ
   公差で嵌合する円穴部１２が形成されて、更に上記本体
   １０の一方端側に、上記駆動軸３１の円柱部先端の角ド
   ライブ３３に形成されている連結用孔３４に整合して連
   結ピンＰが挿入される連結用貫通孔１４が形成されて成
   ることを特徴とするレンチソケットのアタッチメント。
5. 【請求項５】 短柱状アタッチメント本体１０の一方端
   部に、レンチソケット２０の一方端部に設けられ且つ動
   力工具３０の駆動軸３１の円柱部先端の角ドライブ３３
   が挿入される角穴部２２が形成されている円柱部２１に
   スキマバメの６級から９級のハメアイ公差で嵌合する円
   穴部１１が形成され、また上記本体１０の他方端部に上
   記円穴部１１に連通し且つ上記動力工具３０の駆動軸３
   １の円柱部３２にスキマバメの６級から９級のハメアイ
   公差で嵌合する円穴部１２が形成されて、更に上記本体
   １０の一方端側に、上記駆動軸３１の円柱部先端の角ド
   ライブ３３に形成されている連結用孔３４に整合して連
   結ピンＰが挿入される連結用貫通孔１４が形成されて且
   つ上記連結ピンＰを押さえるＯリングＲがはめられる溝
   １５が上記連結用貫通孔１４の外側開口１４ａを通るよ
   うに外面に形成されて成ることを特徴とするレンチソケ
   ットのアタッチメント。