JP3022698U - 歩車道境界ブロック - Google Patents

歩車道境界ブロック

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JP3022698U
JP3022698U JP1995010744U JP1074495U JP3022698U JP 3022698 U JP3022698 U JP 3022698U JP 1995010744 U JP1995010744 U JP 1995010744U JP 1074495 U JP1074495 U JP 1074495U JP 3022698 U JP3022698 U JP 3022698U
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JP
Japan
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boundary block
foundation
concrete
pedestrian road
boundary
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Application number
JP1995010744U
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Inventor
俊幸 中島
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中島建設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基礎の形成作業が容易で、基礎とエプロンコ
ンクリート、及び境界ブロックの一体性を強め、歩車道
の境界部の強度の向上を図ることのできる歩車道境界ブ
ロックとする。 【解決手段】 境界ブロック１の下面に複数の脚部２を
設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、歩道と車道の境界に敷設する歩車道境界ブロックに関するものであ る。
【０００２】
【従来の技術】
従来の境界ブロックは、脚部が存在せず、境界の施工に際しては図４の様に、 先ず、コンクリートで水平に基礎Ａを作り、基礎Ａ上に境界ブロックＢを載せ、 基礎Ａのコンクリートが乾いた後、エプロンコンクリートＣを基礎Ａの側面に連 結して境界を形成していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
従来、境界ブロックＢは基礎Ａが乾いた後、基礎Ａ上に載置していたため、境 界ブロックＢの下面全体が基礎Ａの上面に当接し、従って基礎Ａの上面を水平に 形成しなければ境界ブロックＢも水平にならなく、その作業は非常に困難であっ た。 又、エプロンコンクリートＣは基礎Ａが乾いた後、基礎Ａの側面に連結して形 成していたため、基礎ＡとエプロンコンクリートＣは接着が不良となり、一体性 の弱いものとなっていたのである。
【０００４】 上記点より本考案は、基礎の形成作業が容易で、基礎とエプロンコンクリート 、及び境界ブロックの一体性も強く、強度を向上させることの可能な歩車道境界 ブロックを提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案は、境界ブロックの下面に複数の脚部を設けたため、施工に際し、基礎 上の境界ブロックの脚部の下面が載る箇所に、モルタルを介在させて水平調節が でき、従って、基礎を形成する際、基礎の上面が水平かどうか確認する手数が省 かれる。
【０００６】 又、脚部を有することは、基礎の上面と境界ブロック本体の下面とに空間が形 成されることになり、この空間にエプロンコンクリートの一部が侵入可能となる ため、基礎上にエプロンコンクリートが形成でき、基礎とエプロンコンクリート 、及び、境界ブロックの一体性が強くなる。
【０００７】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態を図面に基づき説明する。 図１は本考案歩車道境界ブロックの一実施の形態を示す正面図、図２、及び図 ３は同上の使用状態を示す断面図、図４は従来の歩車道境界ブロックの使用状態 を示す断面図である。
【０００８】 本考案境界ブロックは、境界ブロック本体１の長手方向に直交した下面に左右 ２箇所凸状の脚部２が境界ブロック１と一体に形成されている。 本考案境界ブロック１を使用した、歩車道境界構造は、図２、及び図３に示す 様に、コンクリートで形成した基礎３上に、境界ブロック本体１が載置されてい る。 この時、境界ブロック本体１の脚部２が置かれる箇所にモルタル４を介在し、 このモルタル４で境界ブロック本体１の水平が調整される。
【０００９】 又、基礎３上にエプロンコンクリート５が形成され、エプロンコンクリート５ の一部は、境界ブロック本体１の下面と基礎３の上面との空間に介入され、基礎 ３とエプロンコンクリート５、及び境界ブロック３の一体性を強めている。 尚、図中６は歩道、７は車道である。
【００１０】
【考案の効果】
本考案によれば、境界ブロックの下面に、複数の脚部を設けたため、施工に際 し、基礎上でモルタルによる水平調節ができ、従って、従来の様に基礎を形成す るに当たって基礎の上面の水平を気にすることもなく容易に基礎形成作業を行う ことができる。 又、脚部を有することは基礎の上面と境界ブロック本体の下面との空間部にエ プロンコンクリートの一部が侵入可能となるため、基礎上にエプロンコンクリー トが形成でき、従来の様に基礎の側面にエプロンコンクリートを形成していたも のに比べ一体性が強く、又、エプロンコンクリートと境界ブロックの一体性も増 し、強度のある歩車道の境界を形成できるものであって有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案歩車道境界ブロックの一実施の形態を示
す正面図である。
【図２】本考案歩車道境界ブロックの使用状態を示す断
面図である。
【図３】本考案歩車道境界ブロックの使用状態を示す断
面図である。
【図４】従来の歩車道境界ブロックの使用状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
１ 境界ブロック本体 ２ 脚部 ３ 基礎 ４ モルタル ５ エプロンコンクリート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 境界ブロックの下面に複数の脚部を設け
    たことを特徴とする歩車道境界ブロック。
JP1995010744U 1995-09-14 1995-09-14 歩車道境界ブロック Expired - Lifetime JP3022698U (ja)

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