JP3022126U - ミシン用ボビン収納箱 - Google Patents
ミシン用ボビン収納箱Info
- Publication number
- JP3022126U JP3022126U JP1995009953U JP995395U JP3022126U JP 3022126 U JP3022126 U JP 3022126U JP 1995009953 U JP1995009953 U JP 1995009953U JP 995395 U JP995395 U JP 995395U JP 3022126 U JP3022126 U JP 3022126U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- wall
- sewing machine
- box body
- thread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボビン6をまとめて保管し、多数のボビン6
を1つの箱本体1に収納可能とすると共に上から一目で
糸の色が確認できるミシン用ボビン収納箱を提供するこ
とを目的とする。他の目的としては、糸の端の長さが揃
った見栄えの良いもので且つ糸の絡まりが殆ど生じない
ミシン用ボビン収納箱を提供する。 【解決手段】 箱本体1内部を中間壁2で2等分以上に
区分し、ボビン6をまとめてボビン支持棒4に差し込ん
で、そのボビン支持棒4を中間壁2と箱本体1内壁11の
間に架設させて上から一目で糸の色が確認できるように
させる。また各ボビン支持棒4が中央に配置されるよう
に仕切壁3を設けると共に仕切壁3の上面に上糸の番号
を表示し、その番号によって、色だけでなく糸の材料も
間違いなく簡単に取り出し出来る構造としても良い。
を1つの箱本体1に収納可能とすると共に上から一目で
糸の色が確認できるミシン用ボビン収納箱を提供するこ
とを目的とする。他の目的としては、糸の端の長さが揃
った見栄えの良いもので且つ糸の絡まりが殆ど生じない
ミシン用ボビン収納箱を提供する。 【解決手段】 箱本体1内部を中間壁2で2等分以上に
区分し、ボビン6をまとめてボビン支持棒4に差し込ん
で、そのボビン支持棒4を中間壁2と箱本体1内壁11の
間に架設させて上から一目で糸の色が確認できるように
させる。また各ボビン支持棒4が中央に配置されるよう
に仕切壁3を設けると共に仕切壁3の上面に上糸の番号
を表示し、その番号によって、色だけでなく糸の材料も
間違いなく簡単に取り出し出来る構造としても良い。
Description
【0001】
本考案はミシン用ボビン収納箱に関する。
【0002】
一般にミシン用ボビンは少なくとも50〜100種類の色の糸を巻回したものが用 意され、それを使用する時には、布地の色に合わせたものが選ばれて使用されて いた。このため、多種の色の糸が巻回された多数のミシン用ボビンを保管する場 合には、各自が種々の工夫をして空き箱などを利用していた。特にチョコレ−ト などの菓子が個別に入れられ、多数に区分けされたものが好まれて使用されてい た。また近年に於いては、図6に示すような合成樹脂製のボビン収納ケ−スが市 販されており、この構造は箱本体(1)の内部に、ボビン(6)が挾持されるた めの挾持部材(7)を多数突設し、該挾持部材(7)は弾力性を有するものであ った。尚、ボビン(6)に巻回する糸は、上糸から巻き取って使用される。
【0003】
しかしながら、前記チョコレ−トなどの空き箱にボビン(6)を入れる際、安 定する状態、つまりボビン(6)の平らな側面を下にして収納する場合が多い。 この場合には、ボビン(6)に巻回した糸の色が区分された壁面に隠れて上から 見えず、色を選択する際には、一つずつ取り出して色を確認しなければならず面 倒であった。一方、前記市販されている合成樹脂製のボビン収納ケ−スは、ボビ ン(6)を取り易くするために、必ず挾持部材(7)同志の間隔は、指が容易に 入る空間を前後左右に設けており、空間が多くなるため、収納出来るボビン(6 )の数量が限定され、多数のボビン(6)が保管出来なかった。このため数個の ボビン収納ケ−スが必要であった。またボビン(6)を出し入れする際、挾持部 材(7)は必ず広げられるので、それが割れたり欠けたりし易かった。更にボビ ン収納ケ−スに収納されたボビン(6)は数個に渡って入れられているため、使 用時には、それらのボビン収納ケ−スを順次広げて見なければならず、一目で確 認出来なかった。従って、糸の色を多く揃えても欲しい色がなかなか見つからな いと共にボビン(6)が個々に挾持部材(7)に挾持して保管されるので、糸の 端の長さがバラバラとなり易く、見た目が悪く、且つ絡まり易い等の問題点があ った。
【0004】 本考案はボビンをまとめて保管し、多数のボビンを1つの箱本体に収納可能と すると共に上から一目で糸の色が確認できるミシン用ボビン収納箱を提供するに ある。他の目的としては、糸の端の長さが揃った見栄えの良いもので且つ糸の絡 まりが殆ど生じないミシン用ボビン収納箱を提供する。
【0005】
上記問題点を解決するために本考案は成されたものであり、つまり、箱本体内 部を中間壁で2等分以上に区分し、ボビンをまとめてボビン支持棒に差し込んで 、そのボビン支持棒を中間壁と箱本体内壁間に架設させて上から一目で糸の色が 確認できるようにさせる。また各ボビン支持棒が中央に配置されるように仕切壁 を設けると共に該仕切壁の上面に上糸の番号を表示すると、その番号によって、 色だけでなく糸の材料も簡単に選び出すことが出来るものとなる。
【0006】
図1,図2は本考案の実施形態を示す図であり、これに基づき説明する。(1 )はボビン(6)を収納するための合成樹脂製或いは木製の箱本体であり、その 深さはボビン(6)の直径よりも深くする。又、前記箱本体(1)内部に設けた 後述する中間壁(2)と対面する内壁(11)には、後述するボビン支持棒(4) を架設するための溝(12)が多数本刻設され、その深さは箱本体(1)の深さの 約半分より若干深くする。更に前記溝(12)が刻設される所定間隔は、前記ボビ ン支持棒(4)にボビン(6)が差し込まれてそれを架設した際に、ボビン(6 )同志がぶつからず、且つボビン支持棒(4)の端が指で掴める間隔を確保させ ている。(2)は箱本体(1)の内部に設けて2等分以上に区分する中間壁であ り、該中間壁(2)は箱本体(1)の大きさによって1枚以上設ける。この中間 壁(2)によって区分される間隔は、ボビン支持棒(4)にボビン(6)を5個 差し込み、且つ指でそのボビン支持棒(4)の端を掴める長さとすると良い。又 、前記中間壁(2)の両面(21)には、溝(12)と対向させて同幅で且つ同一深 さの支持用溝(22)が所定数刻設されている。(3)は内壁(11)と中間壁(2 )との間、或いは中間壁(2)同志の間に於いて、ボビン(6)をまとめて収納 する空間を仕切るための仕切壁であり、該仕切壁(3)の中央には後述するボビ ン支持棒(4)が配置される。又、前記仕切壁(3)の上面には、1〜50番まで の連番が表示されており、この連番と、ボビン支持棒(4)に差し込まれた5個 のボビン(6)に巻回した糸の番号、つまり上糸の番号が対比された対照表を作 成し、後述する蓋体(5)裏面に貼着させると良い。尚、上糸の番号を仕切壁( 3)の上面に直接表示しても良い。(4)は溝(12)と支持用溝(22)との間に 架設するボビン支持棒(4)であり、丸棒を多数本備える。尚、中間壁(2)を 2枚以上用いる場合には、前記ボビン支持棒(4)は支持用溝(22)同志の間に も架設する。(5)は箱本体(1)に冠着させるための合成樹脂製或いは木製の 蓋体である。
【0007】 図3,図4は本考案の別実施形態を示す図であり、これは前記実施形態と比 べ、内壁(11)に設けられる溝(12)の代りに穴(13)を穿設し、且つ中間壁( 2)の両面(21)に刻設される支持用溝(22)の代りにコの字状の支持用突部( 23)を突設させ、更に仕切壁(3)を使用しないものであり、他は同一である。 尚、前記支持用突部(23)はコの字状の開口部が上方に向けられて突設されてい る。
【0008】 次に本考案の使用方法について説明する。予め箱本体(1)内部には、5個の ボビン(6)が差し込まれたボビン支持棒(4)を、各溝(12)と支持用溝(22 )との間に架設させておく。先ず蓋体(5)を取ると、箱本体(1)の内部には 図2,図4に示すよう各ボビン(6)には各種の色の糸が巻回され、上方から一 目で色が確認できるので、布地の色に合うボビン(6)を見つける[図5(a) 参照]。尚、この時、予め布地に合わせた上糸が決められているので、仕切板( 3)の上面に表示した連番と、対照表を比べて上糸と同一の番号のものを見つけ ておく。次にそのボビン支持棒(4)の端に指を入れ、ボビン(6)を片側に寄 せてから掴む[図5(b)参照]。それを持ち上げて箱本体(1)から取り出し [図5(c)参照]、必要な色の糸が巻回されたボビン(6)を取り出す[図5 (d)参照]。尚、前記番号が表示されている場合には、必要な番号のものを確 認して取り出す。取り出した後、残りの4個のボビン(6)をボビン支持棒(4 )に差し込み、それを前記箱本体(1)内部の位置上方へ持っていく。そしてボ ビン支持棒(4)の一端を箱本体(1)の溝(12)に嵌めると共に他端を中間壁 (2)の支持用溝(22)に嵌め込む[図5(e)参照]。尚、この時、図4の場 合には、ボビン支持棒(4)の一端を箱本体(1)の内壁(11)に設けた穴(13 )に挿入すると共に他端を中間壁(2)に突設した支持用突部(23)に嵌め込む 。
【0009】 上記状態でミシン掛けを行い、縫製作業が完了した後は、使用したボビン(6 )を元に戻しておく。4個のボビン(6)が支持されたボビン支持棒(4)を上 記の要領で、箱本体(1)内部から再度取り出し、そのボビン(6)をボビン支 持棒(4)に差し込んで5個が支持された状態に戻し、それを箱本体(1)内部 に入れ[図5(a)参照]、その上部を蓋体(5)で冠着させて片付ければ良い 。尚、この時、各ボビン(6)の糸の端の長さが長いものは、箱本体(1)上部 からそのボビン(6)を回転させるだけで簡単にその端が巻回でき、従来のよう な糸の端の長さがバラバラにならず、見た目が良くなり、且つ、取り出す時に絡 まる恐れがなくなる。更にボビン支持棒(4)に多数のボビン(6)を挿入し、 その端だけに指が容易に入る空間を設けるだけで良く、従来に比べで前記空間は 極めて少なくなり、多数のボビン(6)の保管が可能となる。
【0010】
本考案はこのように構成させたことにより、下記の効果を有する。
【0011】 請求項1に示すように箱本体(1)の内部に中間壁(2)を設けて所定数量の ボビン(6)が収納できる空間に区分し、その中間壁(2)と箱本体(1)の内 壁(11)間にボビン支持棒(4)を架設することにより、多数のボビン(6)が 効率良く収納できるため、ボビン(6)の糸の色を選択する際には上方から一目 で色が分かるので、従来のように一つずつ取り出して色を確認する必要がなくな る。又、多数のボビン(6)が1つの箱本体(1)に収納でき、糸の色を多く揃 えることにより、欲しい色が即座に見つかり、且つ糸の端の長さが簡単に揃える ことが出来るので、見た目が良くなり、更に絡まることもなくなる。しかもボビ ン(6)の出し入れは、ボビン支持棒(4)を架設するだけの簡単な作業であり 、従来のような挾持部材(7)が割れたり欠けたりすることがなく、維持管理が 簡単となる。
【0012】 請求項2に示すように内壁(11)と中間壁(2)との間で、且つ各ボビン支持 棒(4)が中央に配置されるように仕切壁(3)を設けることにより、箱本体( 1)内部にボビン(6)が整然と並べられた状態で管理できるため、より一層見 易くなり、欲しい色の選択が容易となるのである。又、仕切壁(3)の上面に、 上糸の番号を表示させることにより、一目で布地と同じ色及び糸の材料、例えば 木綿,絹,ナイロン,テトロンなどの材料が間違えることなく確実に、且つ素早 く取り出すことが出来る。
【0013】 請求項3のように内壁(11)に穴(13)を穿設し、中間壁(2)の両面(21) に支持用突部(23)を突設させることにより、上面から見ると、溝が見えなくな り、箱本体(1)の見栄えが良くなり、ホコリ等の除去が極めて簡単となる。
【0014】 請求項4のようにボビン支持棒(4)の一端に、小径部(41)を形成すること により、ボビン支持棒(4)の取り出しが簡単になる。
【0015】 請求項5に示すように箱本体(1)に冠着する蓋体(5)を備えることにより 、ホコリが付かずに綺麗に保管でき、且つ糸の色あせが防止できる。
【図1】本考案の実施形態の要部を示す斜視図である。
【図2】実施形態の使用状態を示す拡大平面図である。
【図3】本考案の別実施形態の要部を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】別実施形態の使用状態を示す拡大平面図であ
る。
る。
【図5】本考案の作用を示す説明図である。
【図6】従来品を示す斜視図である。
1 箱本体 11 内壁 12 溝 13 穴 2 中間壁 21 両面 22 支持用溝 23 支持用突部 3 仕切壁 4 ボビン支持棒 41 小径部 5 蓋体
Claims (5)
- 【請求項1】 箱本体(1)の内部には2等分以上に区
分する中間壁(2)を設け、該中間壁(2)の両面(2
1)に支持用溝(22)を所定数刻設させ、前記中間壁
(2)と対面する前記箱本体(1)の内壁(11)には、
前記支持用溝(22)と対向する溝(12)をそれぞれ刻設
し、且つその溝(12)と前記支持用溝(22)との間に架
設するボビン支持棒(4)を多数本備えて少なくとも構
成したことを特徴とするミシン用ボビン収納箱。 - 【請求項2】 前記内壁(11)と中間壁(2)との間
で、且つ各ボビン支持棒(4)が中央に配置されるよう
に仕切壁(3)を設け、該仕切壁(3)の上面に、上糸
の番号を表示して成る請求項1記載のミシン用ボビン収
納箱。 - 【請求項3】 前記内壁(11)に設けられる溝(12)の
代りに穴(13)を穿設し、且つ前記中間壁(2)の両面
(21)に穿設される支持用溝(22)の代りにコの字状の
支持用突部(23)を突設させて成る請求項1記載のミシ
ン用ボビン収納箱。 - 【請求項4】 前記ボビン支持棒(4)の一端に、小径
部(41)を形成して成る請求項1記載のミシン用ボビン
収納箱。 - 【請求項5】 前記箱本体(1)が冠着されるための蓋
体(5)を備えて成る請求項1記載のミシン用ボビン収
納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009953U JP3022126U (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ミシン用ボビン収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009953U JP3022126U (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ミシン用ボビン収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3022126U true JP3022126U (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=43157447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995009953U Expired - Lifetime JP3022126U (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ミシン用ボビン収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022126U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07310751A (ja) * | 1994-05-17 | 1995-11-28 | Shonan Eng:Kk | 伝導カップリング装置及び該装置に用いる軸部材 |
JP2013014356A (ja) * | 2011-07-02 | 2013-01-24 | Denso Corp | 通い箱 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP1995009953U patent/JP3022126U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07310751A (ja) * | 1994-05-17 | 1995-11-28 | Shonan Eng:Kk | 伝導カップリング装置及び該装置に用いる軸部材 |
JP2013014356A (ja) * | 2011-07-02 | 2013-01-24 | Denso Corp | 通い箱 |
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